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旧樺太庁豊原医院 
現:ユジノ-サハリンスク陸軍病院
チェーホフ通41番地
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 旧豊原医院は、今も病院として健在。車寄せや正面の庭木も当時の面影を色濃く残している。正面頂部の時計だけが現存していない。
 とにかく保存状態が良好なことが嬉しいが、現用途が陸軍病院(国境警備隊所属)らしく、調査への制約が大変に厳しい。この時も玄関部分のみの写真撮影が許された。内部には患者搬送用のリフトもあり、未使用ながらも稼動はするらしい。また、当時の医療機器のいくつかはいまだ現役であるとのこと。
 玄関欄間のステンドグラス。近代的なフォルムをとりながらも、細部には手の込んだ装飾が各所に見られる。ステンドグラスは中央試験所でも各所に使われている。
 外壁端の頂部にはセラミックらしき細部装飾も残っている。こうした細部へのこだわりがこの建築のグレードの高さを如実に物語っている。
 南翼棟側面の階段室部分。僅瑕として1階部分の安直な半円窓のデザインが惜しまれる。なお、数年前に火災があったとのことで、若干煤で汚れているが、建物は損なわれていない。