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| 旧樺太庁拓殖学校は、正面玄関上の梯子窓(主に階段部にある縦長の窓)と小さな塔屋が特徴的であるが、現状を見ると2階から3階部分に増築がされており、階段状の外観が大きく変わっているのがわかる。しかし、写真のように増築部分がはっきりと判別できる。現在も農業専門学校が利用しているが、校舎ではなく学生寮となっている。 |
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| 拓殖学校が教育目標として質実剛健を体現するかのような正面玄関はシンプルであり、低い階段と単純なカンティレバーの庇がついている程度である。 |
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| 校舎は正面を短辺とするL字型の平面構成である。写真手前側の一階部分も窓の構成が異なるが、増築部分はこれに合わせて窓をとりつけている。また増築部分にのみ非常階段?が設置されているのも面白い。 |
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| 背面部分。オリジナルと増築部分の材質の違いがはっきりと出ている。 |
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校舎のそばには、粗雑なロシア風の物置に囲まれて、一間社の社殿風建築が残されている。現在は物置として利用されており、奉安殿か社祠かは確認できなかったが、外観意匠の保存状態も比較的良好で、旧校舎とともに興味深い遺産である。
また、近くには旧校長・副校長官舎が現存するが、これに関しては次のページで紹介したい。 |