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旧王子製紙知取工場
(現在未使用)
マカロフ市

 知取工場は、1926年の開業である。写真左手は製薬高塔で、右手は木釜室。いずれも操業当初の施設である。写真中央にあるタンクはソ連時代に増設されたものであると見られる。
 木釜室。巨大な木釜を収納するためにこうした高層建築になる。
 製薬高塔。当時の製紙工場のシンボル的な存在であり、町のランドマークでもあった。
 酒精工場。工場廃液からアルコールを産出するための施設で、戦時中の資材難の中で建設されたため、コンクリート造の部分と煉瓦造の部分が混在している。
 抄紙室。知取工場も1995年ころまでは操業を続けていたようだが、現在では見る影もない。
 抄紙室の内部。一説によると、知取工場では、当時の東京朝日新聞と専属契約を結んでおり、ここでそのための新聞紙が製造されていた。写真の奥が壊れてしまった抄紙機である。
 工場に付属する鉄工室。窓ガラスや扉の他、中の機械類はのきなみ盗難に遭ってほとんど残っていない。
 かつて、東洋一と称されたロックフォール(川を流れてくる原木を巻き上げて貯木場まで運搬する装置)。コンクリート製の骨格部分のみが現存している。