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2004年のオランダ代表スケジュール

2/18 親善試合
vsアメリカ(H)
1-0
3/31 親善試合
vsフランス(H)
0-0
4/28 親善試合
vsギリシャ(H)
4-0
5/29 親善試合
vsベルギー(H)
× 0-1
6/ 1 親善試合(ローザンヌ)
vsフェロー諸島(A)
3-0
6/ 5 親善試合
vsアイルランド(H)
× 0-1
6/15 EURO2004 GROUPD
vsドイツ
1-1
6/19 EURO2004 GROUPD
vsチェコ
× 2-3
6/23 EURO2004 GROUPD
vsラトビア
3-0
6/26 EURO2004 クォーターファイナル
vsスウェーデン
0-0
(PK5-4)
6/30 EURO2004 セミファイナル
vsポルトガル
× 1-2
8/18 親善試合
vsスウェーデン(A)
2-2
9/ 3 親善試合
vsリヒテンシュタイン(H)
3-0
9/ 8 2006年W杯予選 グループ1
vsチェコ(H)
2-0
10/ 9 2006年W杯予選 グループ1
vsマケドニア(A)
2-2
10/13 2006年W杯予選 グループ1
vsフィンランド(H)
3-1
11/17 2006年W杯予選 グループ1
vsアンドラ(A)
3-0

2004/2/18(Wed) アムステルダム・アレナ(親善試合)

Netherlands

1 (0−0)
(1−0)

0

   U.S.A     


スタメンはほぼ”希望通り”でした。
GK:ファン・デル・サール
DF:ハイティンハ、スタム、ボウマ(→80' F.デ・ブール)、コクー(→72' ゼンデン)
MF:ダーヴィッツ(→46' ファン・ボメル)、ファン・デル・ファールト、スネイデル(→'46 セードルフ)
FW:ファン・デル・メイデ(→'46 マカーイ)、ファン・ニステルローイ(80' ファン・ホーイドンク)、ロッベン


年を追うごとに衰退していくのはチーム力だけでなく、ユニフォームデザインも・・・。
あのユニの丸数字って・・・なんか恥ずかすぃ。
この試合はアメリカも同じNIKEだったのでカモフラできたけど、EUROで「このユニかよ!」

EURO2004以降も監督契約をして、ようやく結果に固執する必要から解放されたアドフォカート監督。
EURO本大会までは心置きなく”実験”を行う猶予を与えられました。
試合内容としてはニステル様が”神の手”まがいでイエロー食らっちゃってるし・・・。
ロッベンの個人技による突破が唯一の得点シーン。
終始攻め続ける姿勢を崩さなかったオランダですが、アメリカの組織的な守備に手を焼いたみたいで。
ただ、いろんな選手を試せる環境を生み出したことで、「自分たちもEUROの大舞台に立てるかもしれない!」と
このアドフォカートの方針転換は・・・これからの若手にとっては喜ばしいことでしょう。

ちなみに同日フランス、チェコはともにアウェイでベルギー、チェコとそれぞれ親善試合を消化し、
ベルギー0-2フランス、イタリア2-2チェコという結果。
土壇場でロシツキがビューティフルゴールを決めて同点に持ち込んだチェコは約2年余り・・・
2001年末にブルックナー監督が就任して以来の”意味のある”無敗記録を「20」に伸ばしました。
同じ”実験”を行ったにしても、成果は・・・まだまだフランスやチェコに軍配が上がっていたようです。

次はフランス・・・今後も”実験”は継続して、結果はどうでもいい。あ、でも来月もアレナなんだ。
まあいいや、むしろ・・・たまにはホームで派手に叩きのめされるのもいいかも。



2004/3/31(Wed) アムステルダム・アレナ(親善試合)

Netherlands

0 (0−0)
(0−0)

0

   France     


スタメンは以下。ニステル様はケガで欠場でした。

GK:ファン・デル・サール
DF:ハイティンハ、スタム、ボウマ(→80' F.デ・ブール)、コクー(→72' ゼンデン)
MF:ダーヴィッツ(→46' ファン・ボメル)、ファン・デル・ファールト、スネイデル(→'46 セードルフ)
FW:ファン・デル・メイデ(→'46 マカーイ)、ファン・ニステルローイ(80' ファン・ホーイドンク)、ロッベン


内容もそこそこだったらしく。フランスに豪快に負けることを期待していたものの・・・
スコアレスドローで引き分けという、ある意味”最悪”の結果に終わった。
この試合でフランスの国際試合連勝記録がストップしたらしいけど。
フランスはどうもオランダが相手だと手の内を見せずにベストメンバーを組まないようで。


同じ日にチェコはアウェイでアイルランドと親善試合。
ロスタイムにロビー・キーンのゴールに沈み、チェコの連続無敗記録が止まった。
この記録を止めるのはオランダであって欲しかったな(爆)



2004/4/28(Wed) フィリップ・スタディオン(親善試合)

Netherlands

4 (0−0)
(4−0)

0

   Greece     


スタメンは以下。これまでの4-3-3システムを変えると公言して臨んだアドフォカート監督。
ASモナコらが敷く中盤のダイヤモンド化をこの試合で実験。内容は文句無しではないかな?

GK:@ファン・デル・サール
DF:Aハイティンハ、Bスタム(→46' Lライツィハー)、Cボウマ、Dファン・ブロンクホルスト
MF:Fセードルフ、Eファン・ボメル(→45' Nスネイデル)、Gファン・デル・ファールト(→65' Pファン・ホーイドンク)、Jゼンデン
FW:Hマカーイ、Iクライフェルト(→74' Qボスフェルト)


点は取れなかったものの前半から優雅にボールを回し、ポゼッションで圧倒したオランダ。
そして4ゴールという新システムの”成果”も後半に・・・一気に現れた。
またもスネイデルの途中投入後にオランダのシステムは回り始める。

先制点は49分マカーイ、その9分後にゼンデンが2点目。
3点目は61分、ファン・デル・ファールトのFKからハイティンハがゴール。アヤックス勢活躍!
ダメ押しの4点目は89分、ゼンデンから”偉大なるサブストライカー”ファン・ホーイドンクのゴール!

先月、フランスの国際試合連勝記録をストップさせたオランダ、今度はギリシャの無敗記録もストップさせた。
親善試合に限って言えばここ3年H/Aとも負け知らず。
昨年でもホームでの失点はチェコ、ポルトガル、オーストリアにそれぞれ1失点のわずか3失点。
今年3試合はいずれも完封でいまだホーム無失点。
ただ、親善試合で1回でも負けておくほうが”ガス抜き”になるとも思うのだが・・・EUROが始まる前に。

同じ日にホームで日本に0-1で敗れたチェコはここ2連敗中。
ただチェコ自慢のプレッシングもナリを潜め、手の内を隠していたようにも見えた。
同組となるドイツもアウェイでルーマニアに5-1で大敗。ラトヴィアはアイスランドとホームで0-0。
チェコやドイツは”逆に”、EURO2004直前に小休止、”ガス抜き”が出来たように思える。

中盤をダイヤモンドにする新戦術、15戦無敗のギリシャを完封・・・成果を出したとも言えるオランダではあるが
逆に・・・親善試合で完敗して、EURO前に”ガス抜き”をこなしたチェコ、ドイツに「不気味さ」すら感じる。
本番前に手の内を見せたチームと見せていないチーム・・・。

奇しくもラトヴィアの将スタルコフス監督が真意を突いたコメントを残した。
「・・・運が足りなかったのかもしれないが、それはポルトガルでの本大会に取っておければいい。」(from uefa.com)

慢心は禁物だ。快勝はしたが、この結果は必ずしもEUROには直結しない。
むしろ・・・脅威である。爆発する”ピーク”が本番に来れば言う事は無い。
まあ、オランダにはまだロッベンもいるしダーヴィッツやニステル様も・・・手の内を見せ尽くしたワケでは無いが。



2004/5/29(Sat) フィリップ・スタディオン(親善試合)

Netherlands

0 (0−0)
(0−1)

1

   Belgium     


W杯の時とは立場が逆転した恒例の隣国対決。これから大舞台へ挑むオランダと、惜しくも大舞台を逃したベルギー。
スタメンは以下。ファン・ボメル、ラファエルを欠いた布陣。

GK:ファン・デル・サール
DF:ハイティンハ、スタム、ボウマ、ファン・ブロンクホルスト(→61' オーフェルマルス)
MF:セードルフ(→79' マカーイ)、スネイデル、コクー、ゼンデン
FW:ファン・ホーイドンク(→69' ファン・ニステルローイ)、クライフェルト(→46' ファン・デル・メイデ)


前半から攻め続ける毎度の展開だったものの、前回のギリシャ戦(H)のように好転せず空回り続き。
ハイティンハがムペンザに犯したファウル・・・これによるPKで決着が着きました。
因縁の相手ドイツ、チェコと連戦が続くEURO2004本大会に向けては・・・
長年のライバル・ベルギー戦での敗北というのは気にかかるところであるが・・・。

中盤のスネイデルはミドルシュートも冴え、クロスバーを叩くシュートもあったり今回さらに代表への存在感を示した。
不安視させるDF陣も、今回はハイティンハのミスはあったものの・・・
ここ数試合ではスタム&ボウマのCBコンビを中心にハイティンハ、”ジオ”ファン・ブロンクホルスト、コクーら安定している。

EURO本大会への「宿題」はむしろ前線のほうか?
サイドとFWの選択肢が多すぎるが故の難題・・・これを解くには難しい。
個人的に最も見たいのはサイドにファン・デル・メイデとロッベン、ファン・デル・ファールトをトップ下に置いて
ファン・ニステルローイ、マカーイを前線に並べる、かなり前がかりな形。
この試合では終盤になってこれに近い形が見えたものの・・・未だバランスの悪い状態になっているようだ。

ともかく、↑でも示唆したが”ガス抜き”は出来たのでは?(爆)
今季初失点。ホームでは昨年9月のEURO予選・オーストリア戦以来の失点。親善試合での敗北は実に久しぶり。

真価が問われるのはEURO2004直前の最後の強化試合・・・6/5のアイルランド戦だと思う。
そのアイルランドが、同じ日にホームでマルティンス初見参のナイジェリアに0-3の大敗しているのは
ナイジェリアに似たスタイルのオランダにとっては朗報かもしれない・・・。



2004/6/1(Tue) スイス・ローザンヌ(親善試合)

Netherlands

3 (1−0)
(2−0)

0

Faroe Island


スイスキャンプ中でのテストマッチ。
スタメンは前半と後半でガラリと変わったようです。
ヴェスターフェルト以外の登録メンバー総登場の巻。

(スタメン)
GK:ファン・デル・サール
DF:ライツィハー、スタム、ボウマ、ファン・ブロンクホルスト
MF:コクー、スネイデル、ダーヴィッツ、ファン・デル・ファールト
FW:クライフェルト、ファン・ニステルローイ


前半は昨年11月のEURO2004プレーオフ、スコットランド戦(A)以来の
クライフェルト&ニステル様の2トップ起用。
先制点は30分、ファン・デル・ファールトのミドルショット。

後半はライツィハーを残して、親善試合で最近流行りの「総とっかえ」(笑)

(後半メンバー)
GK:ヴァーテルース
DF:ライツィハー(→61' ロッベン)、ハイティンハ、F.デ・ブール、ゼンデン
MF:ファン・デル・メイデ、セードルフ、ボスフェルト、オーフェルマルス
FW:ファン・ホーイドンク、マカーイ

50分を過ぎて2点を追加。
2点目は51分にマカーイ、3点目は59分にオーフェルマルスのゴール。
しかし、ファン・デル・メイデ、セードルフ、オーフェルマルスと
サイド3人が共存したこの布陣、どういうポジションに入ったのだろうか?

↑でも書いたが、本当のテストマッチはこの後のEURO2004直前の最後の強化試合
4日後にアイルランド戦を行うオランダ代表。
負けても後に引きずるが、あまり大勝しすぎるのも考え物。
接戦でタイトな展開になれば・・・最もEUROへの準備になるのでは?


ロイ・キーンとL.ミラーという「かつてのマンU主将」と「未来のマンU主将」、
そしてS.リードという切り札を擁する厚い中盤のアイルランドは
「仮想チェコ」として絶好の相手になりそう。



2004/6/5(Sat) アムステルダム・アレナ(親善試合)

Netherlands

0 (0−1)
(0−0)

1

   Ireland     


ベルギー戦に続き、またもW杯の時とは立場が逆転した対決。
これから大舞台へ挑むオランダと、惜しくも大舞台を逃したアイルランド。
EURO2004開幕直前、最後のテストマッチとなったこの試合。
当初予定の南アフリカとのマッチメイクがならず、この試合の対戦相手はアイルランドとなった。
W杯予選、雨のダブリン、あれから2年半・・・。場所はアムステルダム。スタメンは以下。

GK:ファン・デル・サール
DF:レイツィハー(→46' ハイティンハ)、ボウマ(→83' ファン・ホーイドンク)、スタム、ファン・ブロンクホルスト
MF:コクー、スネイデル(→46' セードルフ)(→63' ボスフェルト)、ダーヴィッツ(→66' ロッベン)、ファン・デル・ファールト
FW:クライフェルト(→46' ファン・デル・メイデ)、ファン・ニステルローイ(→66' マカーイ)

この試合のスタメンがそのままEURO2004本大会のスタメンになるのだろうか。
偵察に来ていたルディ・フェラーも、この試合のパフォーマンスを見る限り・・・
あまりアテにならない試合と感じたことだろう。いや、そうあってほしい・・・。

前半・・・立ち上がりにオーバーヘッドを見せたりバイシクル連発!
アイルランドFWロビー・キーンのはしゃぎっぷりが目立っていた。
対するニステル様も動きは良さそうだが、クライフェルトが目立たない。
スネイデルの攻撃参加も相手GKギヴンを脅かすまでには至らない。
コクーも2列目からミドルを狙うもクロスバーを越える・・・。
クライフェルトのヘッドもラファエルのFKもゴールには結びつかずに前半終了か・・・

と思いきや、前半ロスタイムにロビー・キーンのゴール。
あの時・・・「雨のダブリン」と同じく先制点を決められたオランダ。
しかも今度は前半に。イヤ〜な感じでハーフタイムへ・・・。

後半・・・。相手MFモリソンのシュートで幕開け。
レイツィハー、クライフェルトを前半で下げ、
ハイティンハ、ファン・デル・メイデ、そして渦中のセードルフを投入したものの・・・
いまいちリズムを掴めないオランダ。またしてもケルトの壁に跳ね返されるのか。
セードルフは足を負傷した模様。神に見放されたか・・・途中出場もケガで、わずか15分のプレイで途中交代。
クライフェルト、F.デ・ブールのように、舌禍事件を起こすと「天誅」が下るのだろうか!?呪われたベテラン組・・・。

相変わらずロビー・キーンは精力的。S.リードとともにオランダゴールを脅かす。
オランダも後半攻勢に出るが、ファン・デル・メイデの突破も、ラファエルの逆襲もギヴンに防がれる
残り10分・・・になってもオランダのエンジンは冷え切ったまま??
アイルランドはモリソンが決定機を作るも何とかファン・デル・サールがセーブ。相変わらず主導権を握るアイリッシュ。
アドフォカートはDFのボウマを下げてホーイドンク投入。
FWをつぎ込むのこの光景はまさしく、ハッセルバインクを右サイドに入れて4トップにした
泣きっ面ファン・ハールのあの悪夢の・・・あの雨のダブリンのようだ・・・。
時が刻一刻と過ぎていく。試合終了。

ベルギー戦に続き、ホームで0-1で負けたオランダ。この試合も「攻勢ながら点が入らず」。
親善試合だから結果に固執はしないが、試合内容が良くない。
この試合の位置づけを考えると一抹の不安が残る。
特に攻撃陣。オランダ最大の「持ち味」が風味を損ねることになるかもしれない。
単なる相性か、はたまた親善試合すら勝てなくなってしまったのか・・・。
”ガス抜き”はベルギー戦1試合で十分だったはずだが。

爆発は本大会に、とっておきにしてあることを信じたい・・・。これで本番を迎えるのも複雑だけど。
前回のEURO2000のライカールト政権時も、開幕前は・・・「ドン底」だったしね。ははは・・・はぁ(汗)
幸いな事は、ニステル様やラファエルが大きなケガをせず、
彼らの姿をEURO2004本大会のピッチで・・・見られそうな事。これが収穫だったのかも(笑)

数日前にナイジェリアにホームで大敗したアイルランドが、チェコ、ルーマニア、オランダに3連勝総ナメ!
このチームが2006年W杯予選グループ1(チェコ、ルーマニア、オランダ、フィンランド・・・)に居なくて良かった(爆)



2004/6/16(Tue) EURO2004 グループD ポルト・ドラゴンスタジアム

Netherlands

1 (0-1)
(1-0)

1

Germany

EURO2004、ここまでの6試合・・・スウェーデン以外はFW登録選手のゴールがなかった。
フランスの大逆転も、ギリシャの開幕戦勝利もスペインも・・・MFのゴールによるもの。
こうなるときっちりボールをゴールに繋げて、しかも出場したFW全員がゴールを決めた
スウェーデンFW陣の決定力は出色の出来といえる。
そして昼間の試合ながら、チェコもラトビアもFWがゴールを決めた。

決定力・・・そういえば、オランダは大舞台と縁が無かったあのストライカーが
ついに・・・EUROのピッチに立つのだ。待ちわびた瞬間が訪れる。
ニンジン色のユニフォームで(爆)

ルート・ファン・ニステルローイ

(スタメン)
GK:ファン・デル・サール
DF:ハイティンハ(→75' ファン・ホーイドンク)、ボウマ、
スタム、ファン・ブロンクホルスト
MF:ファン・デル・ファールト、ダーヴィッツ(→46' スネイデル)、
コクー、ゼンデン(→46' オーフェルマルス)
FW:ファン・デル・メイデ、ファン・ニステルローイ

前半はオランダ代表史上最悪の出来といっても過言ではない。
足どりも重いし、パスもバラバラ、チグハグすぎるプレイぶり。
後半に・・・ある意味フランスのような「奇跡」を信じるしかないのかも。
果てしなく悲観的にならざるを得ない・・・。

後半、スネイデルとオーフェルマルスを入れてテコ入れするも成果はなかなか出ず。
アドフォカートは3枚目のカードにファン・ホーイドンクを切った。
救いの手をロングボール放り込みにすがってしまったオランダ。
これが皮肉にもニステル様のEURO初ゴールを産み出す・・・。

正直お恥ずかしい・・・。エクセレント!なんて、とても言えない。
結果オーライ・・・なんて口が裂けても言えません。
こんなオランダになるとは・・・。はっきり言って低迷してます。

同点に追いついても、そこから勝つチェコと勝ちきれないオランダ。
前半なんて悪夢を見てるよう・・・2戦目、3戦目でどこまで調子を上げられるのか。
今日の試合がベストパフォーマンスでは無いことを、
この試合が「ズンドコ」だったことを・・・信じたい。「火種」は増えそうだなぁ。



2004/6/19(Sat) EURO2004 グループD アヴェイロ

Netherlands

2 (2-1)
(0-2)

3

Czech.Rep

グループDがどうのこうの・・・と言う前に、グループCのパフォーマンスに怯えてます。
もし・・・万が一(爆)、決勝Tに勝ち上がっても、グループCのチーム相手に勝てるのか!?って話。
「ズラタン・イブラヒモビッチを育てた国」として、オランダは誇りを持ちましょう。

予選のときとは違う。それはチェコにも言える。チェコのDFラインは絶対的では無いようだ。
かと言って、起用されるのであれば・・・ダーヴィッツも”フルタイム出場”でお願いします。
やはり試合を左右するのは、大巨人FWコラーと再三マッチアップするこのDF。

ヤープ・スタム

最悪ドローで。(ホンネ) 苦しいときこそサポートを。応援を。

(スタメン)
GK:ファン・デル・サール
DF:ハイティンハ、ボウマ、スタム、ファン・ブロンクホルスト
MF:コクー、ダーヴィッツ、セードルフ(→86' ファン・デル・ファールト)
FW:ファン・デル・メイデ(→79' レイツィハー)、ファン・ニステルローイ、ロッベン(→59' ボスフェルト)

底知れぬスペクタクル。とても楽しく、とても心臓に悪い・・・長かった90分でした。
ポルトガル・・・2002年W杯予選ポルトガル戦(A)、
あのときも2点先行してロスタイムに追いつかれて・・・。あの試合を思い出してしまいました。

アドフォカートは必要以上にネドヴェドを意識・・・しちゃったのかな。
前述のポルトガル戦(A)、ファン・ハールは3点目を取りに行って墓穴を掘りました。
今日のアドフォカートは・・・1点を守りに来たんだけど、なんとチェコにひっくり返されて(爆)
「カウンターサッカーはしたくない」・・・何気にカウンターに入った時間帯が悔しいけど。

脱力感と・・・なぜか爽快感も残っちゃいました。チェコ相手に予想以上の健闘ぶり。
今大会、ドイツ戦を見る限りこんなオランダを見られるとは思えなかったので・・・。

遠く日本からこの試合を観戦された皆様、どうもありがとうございました。
スタンドの声援で、オランダは本能を呼び起こされたんだと思います。
守りに入れば痛い目にあう・・・これも改めて教えてもらいました。
最後のラトビア戦、この試合もパーッとハデにやりましょう!ゴールポストをバンバン叩いて。

P.S. いい試合をありがとう。両チームには拍手しか送れません。
だから好きなんです。オランダ代表!・・・バカですね(笑)



2004/6/23(Wed) EURO2004 グループD ブラガ

Netherlands

3 (2-0)
(1-0)

0

Latvia

浦沢直樹先生著「MONSTER」を読み、”願”をかける。
チェコもオランダと似た”国民的感情”を持っているはずだ。
控え選手中心で臨むらしいが、チェコの活躍も祈りたい。

共にプレーオフから勝ち上がった、いわば「敗者復活組」の両チーム。
ロシア、スペイン、クロアチア・・・いずれも決勝Tに進めなかった「敗者復活組」。
この両チームも・・・EURO2004決勝T進出は極めて厳しい状況だ。

昨年のプレーオフ、大詰めで驚きの結果をはじき出した両チーム。
ラトビアはトルコを退け、オランダはスコットランドに圧勝。
国民の称賛を浴びるラトビア、国民の批判を受けるオランダ・・・。
チームを取り巻く状況は雲泥の差。今回、土壇場で底力を見せるのは・・・。

この日はともかく神頼み。それしか術が有りませんでした(爆)

(スタメン)
GK:ファン・デル・サール
DF:ライツィハー、スタム、F.デ・ブール、ファン・ブロンクホルスト
MF:コクー、ダーヴィッツ(→77' スネイデル)、セードルフ
FW:ファン・デル・メイデ(→63' オーフェルマルス)、ファン・ニステルローイ(→70' マカーイ)、
ロッベン(→59' ボスフェルト)

オランダが「敗者復活組」で唯一、決勝T進出を果たしました。
これもチェコのおかげです。しかもグループD2位で!
ダーヴィッツがペナルティエリア内でファウルを受け、まず27分にPKをニステル様が決め先制。
その8分後、2点目もFKからコクーがゴール前で落としてニステル様のヘディングゴール!
後半ダメ押しは・・・待望のセットプレイ以外でのインプレイのゴール、84分マカーイ!

2点先行で、今度は当然「守り」に入らずに貪欲に3点目を狙う・・・これこそオランダ!
3点取っても最後まで4点目を狙いに行くオランダに、”らしさ”を取り戻した姿を見ました。
28本のシュートの雨をラトビアGKコリンコに浴びせました。ポゼッションもオランダ69%でした。

3点差での圧勝も、ウラの「ドイツ-チェコ」戦次第でしたが、チェコが控えメンバー中心で2-1、
3試合連続の逆転勝利で3連勝、堂々のグループD1位突破です。
チェコのおかげで、オランダが”瀕死の状態”から救われました。
ラトビア戦の前はチーム”空中分解”の懸念がありましたが、その心配も稀有なものに・・・。

すぐ3日後にはクォーターファイナル、スウェーデン戦があります。
これにもし勝ったとしても、これまたオランダの”天敵”開催国ポルトガルもいるし・・・。
奇跡的にファイナルに行っても、欧州王者フランスか、”宿命のライバル”チェコか・・・。

ロッベンもスネイデルもファン・デル・メイデも、かなりグループDで消耗したかも。
ここまで出番が少なかったファン・デル・ファールト・・・これから決勝Tで暴れてくれるかな??

プレーオフに続いて、またも地獄の淵から生き返ったオランダ。
ともかく今は、短期間でもグループD突破の歓喜に、幸運に浸るのみ・・・です。
こんなに「安堵感」に包まれた夜は何日ぶりだろう・・・。



2004/6/26(Sat) EURO2004 クォーターファイナル ファロ/ローレ

Netherlands

0 (0-0)
(0-0)
(ex1st 0-0)
(ex2nd 0-0)
(PK 5-4)

0

Sweden

決勝トーナメント、もうチェコやラトビアの手助けも借りられない。

ルーニーの骨折も決して他人事には見えないのだ。
ファン・ニステルローイにとっても、ロッベンにとっても。
そして、ファン・デル・ファールトにとっても・・・。

楽観出来ない、”超個人技サッカー”を後押し出来るのは・・・
メディアを味方に付けることでは無く
スタンドをオレンジ色に染める、サポーターの大声援。

過去の対戦成績:オランダの8勝7敗。

指令系統がほぼ壊滅状態、「無政府状態」のオランダ代表。
開催国ポルトガルへの挑戦権を得るチャンス。
この座に即けたことだけでも・・・ラッキーです。

(スタメン)
GK:ファン・デル・サール
DF:ライツィハー、スタム、F.デ・ブール(→35' バウマ)、ファン・ブロンクホルスト
MF:コクー、ダーヴィッツ(→61' ハイティンハ)、セードルフ
FW:ファン・デル・メイデ(→87' マカーイ)、ファン・ニステルローイ、ロッベン

試合内容は120分間、完全にスウェーデンの方が上回ってました。
統率の取れたDFライン、連携の速い攻撃、攻守に苦しんだオランダ。
その中でPK戦まで持ちこたえたオランダ・・・。
正直、オランダのサッカー哲学からすればこの試合は「負け試合」
PK戦を宣告された時点で、オランダの「負け試合」は明確になるはずでした。

しかし、ポルトガルの地は欧州サッカーの歴史を塗り替えるのが好きなようで
オランダは事前にPK練習をしているかのように開き直って勝っちゃいました。
「試合にも勝負にも勝つ」を理想としているだけに、今日の勝利は複雑・・・。
格上と見ていたグループC1位のスウェーデンを、こんな形で破るなんて・・・。

このPK戦も例外にもれず、メルベリ、コクーの両主将、そしてズラタンが外しました。
途中交代でハイティンハやマカーイを入れたことが、PK戦で吉と出て・・・。
これは「アドフォカート・マジック」と言えるのでしょうか??

ベスト4進出・・・目標のフランスはもういない。
同じような試合内容でフランスは消え、オランダは残った??
いい試合内容のチームがベスト4に結びつかなかった・・・例を作ってしまいました。
「フランス-オランダ」のファイナル実現は今回もお預け。
セミファイナルの相手はチェコをも超えるオランダ最大の天敵・ポルトガルです。
ポルトガル、ギリシャと比較すると、胸を張れる勝利とは言えませんが・・・
「ボーナスステージ」決勝Tでよくここまで勝ち上がったよ・・・ホント。

心臓に悪い・・・。あと、ポルトガル戦まで隠しておいてたのか知らんが
ファン・デル・ファールト出してくれよ、監督・・・(爆)



2004/6/30(Wed) EURO2004 セミファイナル リスボン/ジョゼ・アルバラーデ

Portugal

2 (1-0)
(1-1)

1

Netherlands

なぜスペインには相性良いのに、ポルトガルには相性が悪いのか・・・?
セミファイナルのピッチに立つ以上、ポルトガルに勝つ可能性はゼロではない。
だが、ゼロに近い。しかし、今大会はゼロに近づくほど波乱が起こる・・・。

今大会を最後に引退を表明しているF.デ・ブールが靭帯損傷により出場が絶望になった。
若手の台頭の裏で、ベテラン選手のバックアップもあってここまでやって来た。
彼らはこれまでファイナル進出に幾度となく挑戦し敗れ去った歴史がある。
試合に出られなくてもチームに貢献できる術を知る、彼らを悲願のファイナルへ・・・。

火種は消え、オランダはかつてないほどの「チーム」にまとまっていく。

(スタメン)
GK:ファン・デル・サール
DF:ライツィハー、スタム、バウマ(→56' ファン・デル・ファールト)、ファン・ブロンクホルスト
MF:コクー、ダーヴィッツ、セードルフ
FW:オーフェルマルス(→46' マカーイ)、ファン・ニステルローイ、ロッベン(→81' ファン・ホーイドンク)

W杯予選、「雨のダブリン」でアウェイでアイルランド戦に敗れてから はや3年弱・・・
終盤はFWを並べてパワープレイ、あの時と同じくやみくもにロングボールを放り込み
試合終了のホイッスルとともに闇の中に消えてしまいました。
唯一のゴールシーンも相手DFアンドラーデのオウンゴール。
あれをファン・ニステルローイがもし触っていれば、EURO得点王の可能性もあったんだけど・・・(爆)

結果的には1点差だったものの、GKファン・デル・サールのナイスセーブがなければ
試合早々に決着が着いていた完敗の試合でした。
改めてポルトガルの強さ、攻守の切り替えの早さを実感。ファイナル進出にふさわしいチーム。

今大会のオランダは、今を思えばセミファイナルでも出来すぎのチーム。
しかし名のあるタレントを揃えながら試合運びのマズさ、監督采配など・・・、
今大会のオランダって、どっかの”史上最強打線”とイコールで結ばれても仕方がないような・・・。
もし今大会でオランダを知ったならば、このチームのファンには・・・なりにくいように思えた。

内容はともかく、結果は残した・・・。今までとは一味違ったオランダを見たような気がした。
運に恵まれたり、PK戦に勝ったり・・・ある意味印象的なチームとして。
今大会を最後に去る者も多く・・・今大会後はまた新たなスタートを切るでしょう。
さようなら、EURO2004。さようなら、ポルトガル。
選手のみなさま、お疲れ様でした。サポーターのみなさま、お疲れ様でした。
そしてアドフォカート監督・・・今までお疲れ様でした。ゆっくりお休み下さい。

もとい、選手は休む間もなく、9月にはもう2006年W杯欧州予選グループ1が始まります。
初戦の相手は・・・いきなりチェコ。いきなりEURO2004優勝国!?
チェコの「全勝優勝」、オランダの分まで・・・せひ達成して頂きたい。

・・・と言ったそばからチェコも・・・。オランダはまたしてもW杯予選で
EUROベスト4チームとともに予選グループと戦わねばならない。
前回はポルトガル、今回はチェコ・・・。そして実力国ルーマニアもしっかりと顔を覗かせている。

ライカールトはバルサだし、グーリットはフェイエ、クーマンはアヤックス・・・となると?
もうファン・バステンは”ライセンス”取ってるはずなんだけど・・・??(謎)



2004/8/18(Wed) スウェーデン・ソルナ(親善試合)

Sweden

2 (1−2)
(1−0)

2

Netherlands


スタメンは以下。ファン・バステン新監督の采配デビュー戦。

GK:ファン・デル・サール
DF:デ・ヨング(→70' クロムカンプ)、ハイティンハ、ホフラント、ファン・ブロンクホルスト
MF:ダーヴィッツ、カステレン(→'76 ヨン)、ファン・ボメル
FW:マカーイ、ファン・デル・ファールト(→7' スネイデル)、ファン・デル・ベルフ


見てないので内容は分かりません。
開始4分で相手ヨンソンにゴールを決められる辺り・・・浮き足立っていたのやら?
開始わずか7分でラファエルがスネイデルと途中交代しているのも・・・ケガ!?
そのスネイデルとファン・ボメル・・・EURO2004で顔を見せなかった2人がゴール。
スネイデルがロングシュートで、ファン・ボメルはヘディングみたいで。
後半ズラタンに決められて、結局ドローに終わりました。
ズラタンのゴール後すぐにデ・ヨングが交代しているのは・・・ミスでもしたのかな?


守備陣はW杯予選チェコ戦もこの布陣でいくのでしょう。
FWが決めていないのは、まだ中盤と前線の”繋ぎ役”が見つからないのか・・・。
しかし、ダーヴィッツとファン・ボメルが揃ってフルタイム出場しているのを見ると・・・。
ファン・バステン監督の「カリスマ性」もすごいものだな〜・・・と察します(笑)



2004/9/3(Fri) ユトレヒト(親善試合)

Netherlands

3 (1−0)
(2−0)

0

Liechtenstein


スタメンは以下。W杯予選チェコ戦に向けての調整試合。

GK:ファン・デル・サール(→46' ステケレンブルグ)
DF:ブラールズ、バウマ、オーイエル、ゼンデン
MF:ダーヴィッツ(→46' ファン・デル・ファールト)、スネイデル、ファン・ボメル(→46' ランドザート)
FW:マカーイ(→46' ファン・ホーイドンク)、デネボーム(→46' カイト)、ファン・デル・ベルフ(→46' ヨン)


これも見てないので内容は分かりません。
特筆すべきは途中出場のFWカイトらしく。後半2ゴールに絡む活躍だったそうで。
彼がシュートして、そのリバウンドをオーイエルが決め、さらにランドザートのゴールもアシスト。


しかし、カイトの活躍もありながらこの試合もFWはノーゴール。
FW大国と見なされながらも・・・ゴールを決めているのは中盤の選手。
これが新システム・「4-1-2-3」を敷くファン・バステン監督のフットボールと言われればそれまでですが。

意外にチェコに合うのはこういう戦い方かも。
相手の2トップをダーヴィッツとスネイデルで食い止め、余らせたファン・ボメルが攻守の切り替え役に。
奇しくも相手が欠くキープレーヤー・ガラセクを・・・ファン・ボメルに投影してオランダに作る。
チェコが最も嫌がるチームはチェコ自身??・・・なのかもしれません。



2004/9/8(Wed) アムステルダム・アレナ(アムステルダム)

Netherlands

2 (1−0)
(1−0)

0

  Czech Rep.


いよいよW杯予選が開幕。双方ともEUROの”傷”が癒えぬままの初戦・・・。
EURO2004でチェコGKツェフから2ゴール以上奪ったのはオランダだけ、今回も彼が守るゴールマウスから2点をもぎ取った。
”試運転段階”に終始しパフォーマンス的には芳しくなかったものの、
一貫して表情を崩さず静観に徹した、マルク・ファン・バステン新監督にとって記念すべき公式戦初勝利!
アレナをオレンジ色に染めたオランダサポはチェコの怖さをイヤというほど・・・身に染めて知っていたのだ。
後半ファン・ホーイドンクが2点差に突き放すゴールが生まれても、
試合終了のホイッスルが鳴るまで・・・いつもの”バカ騒ぎ”を控えて固唾をのんで見守っていた。

チェコはこの試合の布陣以下の「底」はないだろう。
次戦でルーマニアと当たるチェコは早くも正念場であるが、おそらく彼らはヘコたれることはない。
しかし、ルーマニアもオランダ、チェコに勝るほどの潜在能力を有している。

EURO2004でベスト8以上の国で、初戦で勝ち点3を取れたのはポルトガル、スウェーデンと今日のオランダ。
ベスト4に残ったギリシャやチェコが初戦を落とすなど、やはり欧州の勢力地図は変化に富んでいる。
激戦区グループ1で好スタートを切れたものの、隣国ドイツへはまだまだ険しい「近くて遠い国」である。

ちなみに両ストライカー、ファン・ホーイドンクとバロシュに・・・他人とは思えない、何らかの共通項を感じた。
モノマネ芸人・原口あきまさ氏にはぜひとも彼ら2人をレパートリーに入れて頂きたい(爆)

スタメンは以下。いよいよW杯予選が開幕。
双方ともEUROの”傷”が癒えぬままの初戦・・・。”試運転段階”に終始しパフォーマンス的には芳しくなかったものの、
一貫して表情を崩さず静観に徹した、マルク・ファン・バステン新監督にとって記念すべき公式戦初勝利!
アレナをオレンジ色に染めたオランダサポはチェコの怖さをイヤというほど・・・身に染めて知っていたのだ。
後半ファン・ホーイドンクが2点差に突き放すゴールが生まれても、
試合終了のホイッスルが鳴るまで・・・いつもの”バカ騒ぎ”を控えて固唾をのんで見守っていた。

チェコはこの試合の布陣以下の「底」はないだろう。
次戦でルーマニアと当たるチェコは早くも正念場であるが、おそらく彼らはヘコたれることはない。
しかし、ルーマニアもオランダ、チェコに勝るほどの潜在能力を有している。

EURO2004でベスト8以上の国で、初戦で勝ち点3を取れたのはポルトガル、スウェーデンと今日のオランダ。
ベスト4に残ったギリシャやチェコが初戦を落とすなど、やはり欧州の勢力地図は変化に富んでいる。
激戦区グループ1で好スタートを切れたものの、隣国ドイツへはまだまだ険しい「近くて遠い国」である。

ちなみに両ストライカー、ファン・ホーイドンクとバロシュに・・・他人とは思えない、何らかの共通項を感じた。
モノマネ芸人・原口あきまさ氏にはぜひとも彼ら2人をレパートリーに入れて頂きたい(爆)

スタメンは以下。実際、攻撃はファン・ホーイドンクのポスト頼り。
試合を重ねて、ロッベンやファン・ニステルローイが戻ってくれば・・・来年を通じて動的にまとまってくるだろう。

GK:ファン・デル・サール
DF:ハイティンハ、オーイエル、デ・ヨング
MF:ダーヴィッツ、スネイデル、ファン・ボメル、ファン・デル・ファールト(→64' ブラールズ)
FW:カイト、ファン・ホーイドンク(→86' ファン・ブロンクホルスト)、カステレン(→74' マカーイ)

勝敗のカギは以下の3つのポイントか。
1)審判のジャッジ
正直・・・審判のホーム寄りのジャッジに救われてました。この主審が「影のMVP」と評されても仕方のない所か。
EURO2000のときもそうであったが、どうもオランダがチェコに勝つ場合には・・・審判のアシストが必要なようだ(爆)
オランダの1点目のゴールは、カイトとラファエルのワンツーパス。
チェコDF陣を全て置き去りにし、フィニッシュはフリーの”人格者”ファン・ホーイドンクへ渡してゲット。
その反面、70分にチェコにも決定的シーンがあった。
ネドヴェド、ガラセク、スミチェル、ポボルスキーらレギュラー陣が相次いでリタイアし、
瀕死のチェコMF陣において唯一の”生き残り”であったチェコの10番・ロシツキー。
彼がセンターライン後方からEURO得点王のFWバロシュへ鮮やかなスルーパスが通る!
ペナルティエリア付近でハイティンハともつれたバロシュに「PKか!?」と肝を冷やしたが、主審はなぜかフエを吹かない!?
スパイクが脱げただけでバロシュにイエロー出してるし??
EURO2004予選のダーヴィッツやEUROグループDでのハイティンハのように・・・退場者が出なくて助かった。
この試合はファン・ボメルあたりがやっちまうかな・・・と心配してたけど、自滅パターンは消えてました。

奇しくもこの試合出場停止のファン・ニステルローイが舌禍した「主審がポルトガル寄りにフエを吹いた」・・・
この言葉が今回はオランダにあてはまったよう。
おそらくこの試合後にバロシュやコラーにコメントを求めると・・・ニステル様と似通った言葉が得られるだろう。

2)守護神ファン・デル・サールの活躍
前半にロシツキのシュートなど相手と1vs1でシュートを撃たれる場面が多かった中、
さすがの読みでGKファン・デル・サールがことごとく防ぐ。
ハイティンハ、オーイエル、デ・ヨング、そして後半から出場のブラールズと、
彩りを変えたオランダDFラインと連携をミスる場面も少なくなかった中、
彼のファインセーブで・・・相手のチェコも万全では無かったにしろ攻撃のキレは相変わらず。
W杯予選も代表に君臨するであろうファン・デル・サールの活躍が目立った。

3)ファン・バステン采配
オランダ1人目の交代は64分、ラファエル・ファン・デル・ファールトに代えてDFのブラールズを投入。
先の親善試合スウェーデン戦でアヤックスの僚友(であった)ズラタンに足を踏まれ、
リーグ戦はスタンドでズラタンを睨みつけるしかなかった、リーグ戦出場すらままならなかった
ラファエルが貴重な先取点を演出した。
それもあって、1人目の交代を見たとき・・・一瞬EURO2004の悪夢が襲ったのも否めない。
ロッベンを下げたあのアドフォカート采配が頭をよぎったのである。
監督が変わっても・・・守勢に回るのかとため息が出る。

しかし、ファン・バステンはその10分後に2人目の選手交代、
左サイドで頑張っていた左サイドのカステレンに変えてマカーイを投入。
ブラールズを入れてマカーイを入れるまでに1)に記したチェコの決定的シーンを挟んだわけだが、
「1点リード」を保ったままでエースストライカーを投入する・・・
これが、EURO2004でどことなく漂う”不快感”を拭い去れなかったアドフォカート采配との違いか。
「後手」に回るのを止めて「先手」を打つことが出来た。
その後もオランダは自陣を何度と無くチェコ攻撃陣に脅かされるものの、
残り10分を切って2点目のカイトからDFボルフの追撃をかわしファン・ホーイドンクに渡るゴールシーンを作ることが出来た。
今日の試合、ファン・バステン監督は左カステレン&右カイト、CFにファン・ホーイドンクと
アムステルダム・アレナの試合にも関わらず前線をフェイエ勢で固めた。
右のカイトは、親善試合でファン・バステンが重用していたユトレヒトのファン・デン・ベルフにスイッチするのかな?
・・・と見ていたが、カイトを使い続けたのが効いたのかも。
フェイエ勢の活躍にアレナの観客が沸く、途中交代のときに代表戦とはいえ
アレナがフェイエ勢の選手に大喝采の拍手を送るという「珍事」も見ることが出来た。

中盤以下はラファエル、スネイデル、ハイティンハ、デ・ヨングらアヤックス勢と、ファン・ボメル、オーイエルらPSV勢を中心に構成。
EUROのときズラタンが「なぜオランダはラファエルやスネイデルを使わないの?」と疑問を呈したが、その答えはようやく、EURO終了後に出た。
もっともラファエルは「見たかズラタン!」がホンネかもしれないが(爆) 国内クラブ3強の選手を中心に構成したのも吉と出たか。
海外組の選手が中心だった従来、ネットやメディアにどっぷり浸された選手を使わず国内組で。
「年棒をいくらもらってるのか」とか「どういうキャリアを歩んできたか」が分かりきった選手よりも、
試合で見て「この選手って給料どのくらいもらってるの?」とか「この選手、どこのクラブでプレーしてるの?」とか・・・
そういう”発見”を触発する選手が出てくることが今後のオランダの躍進に繋がるのかもしれない。

あと主将ダーヴィッツとボランチのファン・ボメル、彼らの共存もこの試合のキーポイントであったことは言うまでもない。



2004/10/9(Sat) スコピエ(マケドニア)

Macedonia

2 (1−1)
(1−1)

2

Netherlands


同日に行われたグループ1の重要な一戦「チェコ - ルーマニア」は
チェコがコラーのPKで先制してそのまま逃げ切り1-0で終わる。ルーマニア初黒星。
来週の水曜に対戦するフィンランドはアルメニアに3-1で快勝。

スタメンは以下。コクーが復帰。
しかし依然としてケガ人は絶えない。ニステル様はこの試合も出場停止中・・・。
不調のファン・デル・ファールトと、体調面に不安があるハイティンハ、
そして、いまいち監督の信頼を勝ち得ないマカーイもベンチスタート。

GK:ファン・デル・サール
DF:ブラールズ、ボウマ、デ・ヨング
MF:ダーヴィッツ、コクー(→60' ファン・デル・ファールト)、スネイデル、ファン・ボメル(→81' ランドザート)
FW:カイト、ファン・ホーイドンク(→60' マカーイ)、カステレン


前半静かな立ち上がり・・・43分に生まれたボウマのゴールで先制。
しかしその2分後、前半ロスタイムにすぐさま追いつかれてしまう。これが2006年W杯予選で初の失点。
後味の良くないハーフタイム・・・。

後半、ファン・バステン監督が動く。
60分にファン・ホーイドンク、コクーをそれぞれマカーイ、ファン・デル・ファールトに代えて打開策を試みる。
これが実を結んだのか・・・?その6分後、66分にカイトがゴール!
しかし再度、マケドニアはさらにその2分後に同点に・・・。守りきれないオランダ(爆)
残り10分、ファン・バステン監督は3枚目のカードにランドザートを切る。ファン・ボメルと交代。

リヒテンシュタインに追いつかれたポルトガル・・・同じ日のこの試合は他人事ではなかった。
聞けばマケドニアはちょうど2年前のEURO2004予選、ホームでイングランドと2-2のドローを演じている。
ファン・バステン監督就任後初のアウェイ戦、なんだか”洗礼”を受けたような形。
ゴールを決めた直後に2度追いつかれるというのは、口惜しいのが正直な所だが・・・
オランダに戻ってフィンランド戦で建て直しですね。ファン・ニステルローイも帰ってくるし(爆)
もともと第1節のチェコ戦(H)も勝てるかどうか微妙だったし
チェコ戦にドローでマケドニア戦を勝っても同じ勝ち点4になるんだから・・・。これからこれから。


2004/10/13(Wed) アムステルダム・アレナ(アムステルダム)

Netherlands

3 (2−1)
(1−0)

1

  Finland


スタメンは以下。この日はマケドニア戦(A)出場だったブラールズが累積で出場停止。
ダーヴィッツが受け持つ左サイド、フィンランドは彼が攻撃に飛び出すウラのスペースを狙っていた。

GK:ファン・デル・サール
DF:ハイティンハ、コクー、デ・ヨング
MF:ダーヴィッツ、ファン・デル・ファールト(→72' ファン・ブロンクホルスト)、
ランドザート、スネイデル(→83' ファン・ボメル)
FW:カステレン(→76' マカーイ)、ファン・ニステルローイ、カイト

先週末のマケドニア戦の結果もなるほど・・・うなずけるほどの守備の出来。
特に序盤はハチャメチャで3バックが浮き足立っていた。
案の定前半14分にループシュートの跳ね返りをタイニオに決められ先制点を許す。
ホームといえど重苦しい雰囲気となったアレナを”変える”きっかけを作ったのはスネイデル。
FKやインプレイで鋭いシュートを放つ。
これが実を結んだのが前半39分、コクーの新体操選手のような逆方向の切り返しに、
迷わず走りこんだスネイデルがゴールをゲット。
同点に追いつくや否や、その2分後には・・・今度はカイトがループを狙い跳ね返ったところをカステレン、
そしてこぼれ球をファン・ニステルローイが「ストライカーらしく」ねじ込んでゲット。鮮やかな逆転で前半を締める。

フィンランドの統率の取れた攻守が後半になって蔭りを見せる。
特にバックパスなどミスが目立ったのが元アヤのパサネン。
慣れ親しんだはずのアレナの芝が彼の足を取り、3点目のゴールが生まれたのが63分。
これをカステレンが中央に折り返し、ニステル様がこの日2点目のゴール。
出場停止明けで、改めてオランダ代表の正ストライカーとしての存在をアピールした。
その後はマカーイが途中出場し、オランダ国民も待ち望む強力アタッカーのデュオが実現。
相変わらず豊富な運動量のダーヴィッツ主将、そして地味ながら相手の攻撃の芽を摘むランドザート、
この日最も光る活躍を見せたスネイデル、FWの座を改めて確約されたファン・ニステルローイと、
ファン・バステン監督にとって明るい材料が揃った後半となった。

スコアも快勝。ただ、アラ探しをすればやっぱり不安定な3バックのDFラインと、
この日も精彩を欠いたファン・デル・ファールト。
結婚を決めたラファエルも、試合を任せられる存在まではまだ手に入れていない。
これからルーマニアとの試合、チェコ戦(A)、そしてフィンランドとのアウェイ戦などナーバスな試合が続くだけに、
試合を重ねながら修正を加えなければならないだろう。

まあ、この日のオランダに、いまはケガで戦列を離れているサイドアタッカーのロッベンが戻ってきて
破壊力満点の攻撃陣が形成されれば・・・オランダ代表の「光」の部分が「影」の部分を覆い隠す??
カウンターアタックの切れ味豊かな国が顔を揃えるグループ1、
多少の失点は目をつぶるのが「オランダ代表らしい」スタイルなのかもしれないけど(爆)



2004/11/17(Sun) バルセロナ(スペイン)

Andorra

0 (0−2)
(0−1)

3

Netherlands


スタメンは以下。ロッベンが復帰。
バルセロナでの開催・・・やはりスペインの空気はオランダ代表と相性が良いようだ(爆)

GK:ファン・デル・サール
DF:メルヒオット、オーイエル、コクー(→82' マタイセン)、ファン・ブロンクホルスト
MF:ファン・ハーレン(→67' ファン・ホーイドンク)、ランドザート、スネイデル
FW:カイト、ファン・ニステルローイ(→36' マカーイ)、ロッベン


試合は見てないので内容は???である。
スコア的に見てアウェイで0-3と快勝のように見られる。
復帰したロッベンが早速ゴール。
この人、クラブや代表に限らず出た試合は必ずゴールを決めているような・・・驚異的である。
ただ、ファン・ニステルローイの前半での途中交代は気になるところ。
マカーイはまたも結果を残せなかったようだ。
67分のファン・ハーレンからファン・ホーイドンクへの交代を見ると、
ロッベンが決めた2点目からスネイデルが決めた3点目への道のりがやや”険しかった”ように思われる。
AZ勢はフル出場。もし、この試合が内容的にも改善された試合だとしたら・・・
単純には言えないと思うけど、代表の”ガン”はこの日代表から離脱していた
ファン・デル・ファールト、ハイティンハ、デ・ヨングのアヤックス勢ではないか?
という視点も生まれそうで複雑なところ(爆)


後日、映像を見ました。終始ボールをコントロール出来て良い内容だったように感じた。
でもファン・バステン監督は「グッドパフォーマンスをお見せすることが出来なかった」とコメント。
そうかなぁ・・・。彼はライカールト、グーリット以上に理想が高そう??
ことロッベンのパフォーマンスに関してはまさしく神がかり。この時期にウィンターブレイクを挟むのは惜しい。
欲を言えば彼のトップフォームでルーマニアやチェコを迎え撃ちたかったところ・・・。
ウィンターブレイクを挟んで予選試合を消化出来ないのは・・・もったいないかも。

2003年のオランダ代表結果

 


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