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Oranje 徒然草
つれづれなるままに、日ぐらしPCにむかひて、こころにうつりゆくよしなしごとを、 そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。 
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2005年11月1日(火)
【第106段】 巣立ち
先週の「タモリ倶楽部」は「マッパーの聖地 日本地図センターに潜入!!」というタイトルで、目黒区にある「日本地図センター」からのロケでした。「マッパー」(地図ファン)である番組MCのタモさんは、いつになく番組オープニングから気合十分!そんなモチヴェーションの高いタモさんを、引きつつも見守るゲストの堀部圭亮さん、「おぎやはぎ」の小木さん、矢作さん(笑) こういうテーマが地上波でありながら「まかり通る」ところが・・・いかにも「タモリ倶楽部」!今回は最初引き気味な小木さん(番組途中でこの出演が「今年で最もやる気の無い仕事?」とまで疑われてました!)が・・・番組を通じてタモさんや日本地図センターの”エキスパート”の方々に「マッパー」の才能を見出されて、エンディングではすっかりタモさんと”地図好き芸能人の会”を結成するような”ノリ”になったその「変貌」ぶりが可笑しかったんです。それにしても、目黒区にそんな夢のような施設があったとわ・・・まさに「マッパーの聖地」じゃないですか!!地図好きの”はしくれ”として、なぜ足を踏み入れなかったのかを後悔してます。このセンターでいい「道路地図」を探したいのに(爆)

ホントに「地図」や「電車」ネタの時などのタモさんは・・・とてもフジ「笑っていいとも!」やテレ朝「ミュージックステーション」でのタモさんと”同一人物”とは思えないほど、尋常ではない”熱意”がみなぎってますよね!”目的次第”でここまで人間は変われるのか・・・というくらいの変わりよう。しかし、自ら「やる気のある芸人はキライなんだよ!」と公言するタモさんでさえも、”大好物”を目の前にするとご自身が忌み嫌う「やる気のある芸人」の姿になるタモさん・・・この「パラドックス」を見ているのも、実に滑稽なもので楽しいものです。そんなタモさんを見ながら・・・これはサッカークラブにも同じ「真理」があるのでは?とふと思い、こんな事を書いてみたりもします。

【Attention】 11/2(水)の「笑っていいとも!」テレフォンショッキングに”20世紀西海岸で最もモテた男”国際弁護士・湯浅卓さん登場。お昼のお茶の間に君臨し、ウソだかホントだか分かりにくい深夜のノリで突っ走る湯浅さん。彼の話にどう対応すればいいか分からず「さざ波」のように静まり返るアルタの客席、その狭間でタジタジになるタモさん・・・という構図が妙な雰囲気を醸しだしてました(笑)


アヤックスはご存知の方も多いと思いますが、才能豊かな選手を若いうちからどんどんビッグクラブに放出して・・・クラブの”生計”を立ててきたクラブです。アヤックスに限らずフェイエノールトPSV(※)も・・・オランダのサッカークラブは総じてこの事があてはまると思います。それでいて、PSVはロッベン、ケジュマン、ロンメダールといったクラスの選手を放出しながら昨シーズンはCLセミファイナルまで進出しました!なおかつ、ファン・ニステルローイ(PSV→マンチェスター・U)や「オランダ国内移籍?」で話題のスタム(PSV→マンチェスター・U→ラツィオ→ACミラン)・・・ビッグクラブで活躍する彼らのようなPSVの”OB”はほぼ口を揃えて「キャリアの終わりは国内で・・・PSVで終わりたい」とコメントを残すのです。”宣言通り”に、コクー(バルセロナ→PSV)のようにPSVに戻ってきた選手も居ます。

結果的にコクーと”入れ替わり”となったファン・ボメル(PSV→バルセロナ)もおそらく、海外での挑戦を終えた後はPSVにまた戻ってくるでしょう。ゼンデン(PSV→バルセロナ→チェルシー→ミドルスブラ→リヴァプール)やロッベン(PSV→チェルシー)もそう思っているのではないでしょうか?古巣に戻る意志のあるこんなコメントを聞いていると、PSVというクラブは選手やクラブの将来を見据えた・・・また、選手間やチームスタッフとの関係において実に「アットホーム」なクラブなんだろうなぁと思います。パク・チソン(PSV→マンチェスター・U)やイ・ヨンピョ(PSV→トットナム)のようなアジアの選手がPSVで力を発揮できたのも、単にヒディング監督が韓国代表の監督であったからではなく・・・PSVのチーム内の雰囲気によるものも大きかったのでは?と察します。ファン・ボメルは当初パク・チソンの実力を”疑問視”していたものの、後に彼の実力を素直に認めていたみたいで・・・国外の選手もすぐに馴染みますよね。PSVって。それでいてACミランに昨シーズン・セミファイナルの「リヴェンジ」を果たしたんだから大したチームですわ!「ヒディング采配」大当り!しかもアイサティなんて「ワンダーボーイ」も飛び出す始末(爆)


そこを行くと、アヤックスはどうなのかなぁ?と思います。もちろん、アヤックスを”巣立った”選手の中で・・・ライカールトやヴィチュヘ、リトマネンのように戻ってきた選手も居ます。でもシーズンオフでライツィハーはPSVへ、ダーヴィッツはトットナムへ、クライフェルトはヴァレンシアへ、ファン・デル・サールはマンチェスター・Uへ、ファン・デル・メイデはエヴァートンへ・・・移籍のウワサがあった「元アヤ」の選手は誰一人アヤックスを移籍先の”選択肢”に選んでくれませんでした。「国内に戻るにはまだ早い!」という自らの選手生命における意志の表れもあると思いますが、たいていアヤックスを出て行った選手は移籍交渉に関してアヤックスのフロントとモメるケースが多いので(汗) それが尾を引いて戻ってこないのかな・・・と心配してしまう事もあるのです。選手個々の「我」も強いですし(爆)

最近に関しても例外では無く、ミド(アヤックス→セルタ→マルセイユ→ASローマ→トットナム)は”追放”される形でクラブを去り、キヴもASローマとの契約後に移籍金の未払い問題でゴタゴタがあったし、ズラタンも移籍間際にファン・デル・ファールトとの”確執”が生まれてしまうわ、そのラファエルも奥さんの「身の安全」を確保するためにハンブルクへ去ってしまい・・・見渡すとどうも「円満移籍」と言える選手が少ないように思います。クラブの締めくくりの印象が悪くなれば、やはり「アヤックスに戻りたい」的な思いも薄くなるんでしょうか・・・どうなんでしょう?キャリアアップを果たした彼らはもはや「アヤックスに在籍していた」経歴すらも”無いもの”としてしまう・・・ズラタンなんてアヤックスに居た頃を自身ではどう思っているのでしょうか?いまだにビアンコネロ姿のズラタンのプレーをまともに見た事が無く、またキヴ(9月のデン・ハーグ戦(H)ではアレナに駆けつけてくれておりましたが)やラファエルがアヤックスを去った後のプレーをほとんど見ていない自分が決して偉そうな事は言えないのですが・・・もし彼らが「キャリアの終わりはアヤックスで締めたい」なんて心の片隅にでも思ってくれていれば、これほど嬉しい事はないんですけども!(爆)


北の国から 92' 巣立ち」のラストシーンは雪の中で生き埋めになり九死に一生を得て、ベッドに伏す五郎さんの傍らで五郎さんを見守る純くん・・・というシーンだったと思います。現在のアヤックスは五郎さんの状況までとは行かずとも・・・エールディヴィジの優勝もしくはCL出場権までも”雪の中”に埋もれてしまいそうな勢いです。お金云々ではない「誠意って、何かね?」的な、選手とクラブ間の「見えない糸」・・・クラブから遠ざかっても切れないPSVと、切れてしまうアヤックス?苦境に立たされた古巣の状態に・・・アヤックスを”巣立ち”したスタープレイヤーの中に、五郎さんの病状を心配して駆けつけるであろう”純くん”は果たして何人いるのやら?(苦笑)今さらベルカンプに「SOS」を発しても彼は「引退」しますし、何より「アヤックスなら選手を育てろ!」と言われるのも”ごもっとも”です。

でも0人では無い、「キレてないですよ!キレさせたら大したモンだよ!」(長州小力さんではなく、くりぃむしちゅー・有田さんによる「長州力」さんのモノマネで)・・・きっとアヤックスにも「見えない糸」は残っているハズ!ですよね?ズラタン・イブラヒモビッチさん?(爆)

(※)PSVについてはPSVファンサイトの「Blue Cross」さんが、デザインも鮮やかな”Philips Blue”で配色されてオススメでございます。なお、PSVの”水泳部”にはあの名前の長い・・・ピーター・ファンデン・ホーヘンバンド選手が所属している事も付記しておきます(笑)
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