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前段【第11段】で書いたOutkastが、グラミー主要4部門の1つ[Album Of The Year](最優秀アルバム賞)をついに受賞!グラミーをひっくり返したOutkast!沈着冷静でCOOLなBig
Boiと、半裸の奇人Andre3000・・・お互いの音楽性を尊重したソロワークでの2枚組アルバム「Speakerboxxx/The Love Below」で、常にグラミーで冷遇されてきたHip-Hopのアーティストが・・・ついにこの部門を獲りました!!受賞スピーチでBig
Boiも感無量。所属レーベルAristaの元社長で、Outkastの”恩人”とも言えるL.A.リードを壇上に引っ張り上げての感謝の辞「デビューしてから俺たちに自由にレコーディングさせてくれた。最高の理解者だ」「高校生だった俺たちにチャンスを与えてくれてありがとう。違いのわかる男だよ」・・・最優秀ラップアルバム賞受賞時のスピーチではたった一言「サンキュー」だったのと対照的に、最優秀アルバム賞の受賞スピーチでは「俺たちの1st
Albumは『SOUTHERNPLAYALISTICADILLACMUZIK』なんだ!『STANKONIA』じゃ無いことを解ってくれ!スタンキュー、スタンキュー、スタンキュー ベリーマッチ!」 文字通りHip-Hopに”変化”をもたらし、未来に向け新たなHip-Hop-ICONとなるべく音楽史に偉大な足跡を残したグラミー賞2004・・・思わず涙が出てしまいました。Black
Eyed Peas ft. Justin Timberlakeの「♪Where Is the Love」のパフォーマンスもよかったなぁ。欲を言えばSean
Paulは単独で「♪Get Busy」のパフォーマンスをやって欲しかったけど・・・。Beyonceの5部門制覇よりも気になるのは50
Centの”無冠”であるが・・・最優秀新人賞の発表でエヴァが選ばれたにも関わらず壇上に登った、怒り余ってのグラミーへの「無言の抗議」はごもっとも。Jay-Zも結局獲れなかったし・・・今後もHip-Hopアーティストの方々がグラミーをディスる構図は変わらなさそうだけど、まあ、グラミーに”一矢”は報いたということで、おめでとうBig
Boi!おめでとうAndre3000!おめでとうOutkast!!
2004年2月8日(日)はエールディヴィジの首位攻防戦、いわゆる”天王山”「アヤックスvsPSV」が行われた。オランダ代表監督ディック・アドフォカートやアヤックス前監督ルイス・ファン・ハールも駆けつけたこの試合でアヤックス、首位を死守する逆転勝利!ケガから復帰した闘将ファン・ボメルをはじめとするPSV、ここ数年アヤックスはPSVに勝てていない・・・相性も悪い「大きな壁」をついに破った。アレナ落成以来、アヤックスがホームスタジアムをアムステルダム・アレナに移してからはアレナで1回も勝てなかったPSV。この試合の勝利がアレナでのアヤックス100勝目のメモリアル、リーグ戦でアヤックスのPSV戦勝利も95年1月以来・・・単なる勝ち点3では語りきれないものとなった。
勝ったアヤックスのイレブンはピッチ上で抱き合い、まるで優勝したかのように勝利の美酒に酔いしれるアレナのサポーター席”F-SIDE”に一目散に駆け寄る。脱いだユニフォームを客席に投げて大きな喜びを表す選手たち。そして、選手たちも優勝したかのような大騒ぎでピッチ上をグルリとウイニングラン。サポーターの大喝采のスタンディングオベーションに手を振って応える選手たち。ズラタン、ソンク、スータールス、トラベルシ、リトマネン、ピーナールらケガ人続出のチームコンディション、さらに序盤から厳しいボディコンタクト、マークの不備・セットプレイで許した先制ゴール、逆転するものの、この日サイドでキレを見せたシコラがケガ、終盤はGKヴァーテルースも加わるPSVの総攻撃・・・常に苦しい状態からようやく解放たれたアヤックス。激戦のトッパーを制した!
試合が動いたのは前半41分のセットプレイ。主将ファン・ボメルのフリーキックを練習通り?にヘッドですらせたPSVのFWフェネホール・オブ・ヘッセリンク。マークに付ききれなかったアヤックス守備陣を振り切ってヘディングシュート。4試合連続となるゴールを決め豪快なガッツポーズ。その直後、逆に左サイドからのシコラの突破、そしてシュート、しかしこれはGKヴァーテルースの正面・・・またまたアヤックスの前にPSVが立ちはだかるのか・・・と暗雲立ち込めたハーフタイム。しかし後半になって流れが変わる。ケガで戦列を離れていたアヤックス主将ラファエル・ファン・デル・ファールトがアップを開始、これでラファエル復活を待ちわびた観客が沸く。PSVは”自滅”するかのようにアレナの魔力に包まれていく・・・。
・「ヘッセリンク幻の2点目のゴール」
完全にアヤックスDF陣を崩しお膳立てバッチリで、「ど」フリーでゴール正面でボールを受けたヘッセリンク。「やられた!」と思った瞬間、99%ゴール確実の場面がなぜかポストを叩く・・・軽くあわせる”ごっつぁん”場面を逆に狙ってポストに・・・後半始めに起こったこのシーンが、結果的にはそのわずか1分後に起こるシコラの捨て身のリターンからのスネイデルのミドルシュート、そして途中出場のラファエルのポストプレイから、これまたシコラに代わり途中出場したミテアが押し込む。ゴール前に曙ばりに前のめりに倒れたラファエルの頭上をミテアの逆転ゴールが通り抜ける・・・スタンドは歓喜のアイーダ大合唱♪「あわや2点差」から一気に「押せ押せ」、わずか1分でこの試合の”流れ”が変わった。
・「ケジュマンはなぜ青いスパイク(前半)からハーフタイム後にシルバーのスパイク(後半)に変えたのか?」
シーズン終了後のバルサ移籍が報じられている”岡村”ケジュマン。後半、フォーゲルが一気にピッチを駆け抜けてお膳立てするも決められず、さらに後半終了直前にゴール正面「ど」フリーでボールを受ける場面もヘディングを外してゴールを決められず”大ブレーキ”に陥った。PSVの絶対的な得点源を封じ込めたアヤックス・・・いや、得点源が機能しなかったPSVか?「スパイク交換」が墓穴を掘ったか?これがアヤックス勝利の1つの要因だったのかも?
・「ヒディングがクーマンにヒザ蹴り」
アヤックス逆転でPSVの猛攻が始まり試合がさらにヒートアップ。1つのプレイが反則スレスレのプレイになっていくうち、双方の監督もヒートアップしていく。後半35分過ぎのケジュマンが途中出場グリゲラへのタックルでイエローカードをもらったシーンで、イライラが募ったのか思わずコーチャーズボックスから飛び出してしまったヒディング、ボックスに戻る際にクーマンにヒザ蹴りを食らわしました。この「ヒザ蹴り」にはカードが出なかったようで。思いっきりTVカメラに抜かれてたこの場面、ヒディングのヒザ蹴りは”フライングダッチマン”レミー・ボンヤスキーのように大技では無かったけど(笑) この後スネイデルのコーナーキックからデ・ヨングの、前半ヘッセリンクの先制ヘディングをなぞらえたような練習通り?のヘディング。ゴールポストに当たったが「アヤックスあわや3点目!?」のシーンだった。
アヤックス、この試合で03-04シーズンの優勝、2年ぶりのリーグ制覇に大きく近づいた!1月ギリギリでローダJCから獲得したギリシャ人FWアナスタシウもこれからチームにフィットしてほしいし、ケガ人続出が逆に若手へのチャンスを産み出しているアヤックス。フェイエノールトとのクラシケル・同僚ファン・ペルシーのシュートが味方の小野くんを直撃・・・という事件もあったあの試合である。直撃を予想するかのように、ピッチ裏では救急車が駆けつける一幕もあったけど・・・(写真で・・・ゴール裏で見えるかな?) ファン・デル・ファールトの漫画でしか見られないような、あのバックヒールでのスーパーゴール「スコーピオン」を生で見ることが出来たあの試合。あの試合もフェイエノールト勝利後に大騒ぎになったけど、今シーズンはホームゲームでフェイエノールト、PSVを連破しクラシケルとトッパーで2勝!オランダリーグ優勝の1つの条件をクリアしたともいえる。おめでとうアヤックス!
アヤックス勝利に近づく試合終了に向けて、選手、監督、観客、スタジアム全体のボルテージがどんどん上り詰めていく・・・勝てば優勝が決まったかのような大騒ぎ。”伝統の一戦”トッパーの雰囲気というのはやはり他の試合とは一線を介したものだ。右サイドのデ・リッデルなんて1月21日のローダ戦でデビューしたばかりなのに、もうトッパーだもんね。こういう雰囲気でロッベンvsデ・ヨング、シコラvsホフラント、バウマvsデ・リッデルといった激しいマッチアップなどが見られるのは嬉しいもの。強豪クラブと下位クラブと差が激しいオランダリーグではこういう場面に出くわすことが少ない・・・このことがオランダから若手が飛び出しにくい要因になるのかもしれないが。今度の親善試合”アメリカ戦(H)では、PSVからファン・ボメル、ヴァーテルース、バウマ、ロッベン、そしてアヤックスからハイティンハ、デ・ヨング、ファン・デル・ファールト、スネイデルと国内組も多く召集されるらしいので、ポルトガルまでは間が無いものの特に若い選手には1試合でも、1分でも多く試合に出て”試して”もらいたいものである。ファン・ボメルもケガで戦列を離れていたけど、トッパーでは攻守に精力的に”舵取り”で動き回り試合をコントロールしてたしなぁ。ホフラントは逆に冷静さを欠いていた。代表監督アドフォカートの天覧試合で”焦り”を出したのかもしれないけど・・・。
P.S. ニステル様がエヴァートン戦で2ゴール。この日のゴールでマンU移籍後通算100ゴール達成。プレミア131試合での100ゴールはプレミア最速記録!フランス代表候補FWサハの加入で新たな刺激を受けたファン・ニステルローイ、おめでとうニステル様!
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