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Oranje 徒然草
つれづれなるままに、日ぐらしPCにむかひて、こころにうつりゆくよしなしごとを、 そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。 
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2004年5月27日(木)
【第30段】 ビッグイヤー

まさに「マウリーニョ・ナイト」であった。しかし、彼はマンU戦2nd Legでのコスティーニャのゴールシーンで見せた程の歓喜の表情を見せることはなかった。青と白の紙吹雪が舞う中、そそくさと立ち去り控え室に消えていった欧州王者ポルトの指揮官・・・。「主役は選手たちだよ」と言わんばかりの、マウリーニョ流の心憎い”演出”だったのであろうか。名だたる名監督を高笑いできるシチュエーションに立てる絶好の場面をも、勝利の美酒に酔いしれる最高の時間をわずか数秒でシャットアウトしたマウリーニョ、図らずも、CL優勝に手が届かず、ピッチを去ることが出来ず・・・相手の歓喜の舞台座り込みうなだれていたモナコMFロテンの姿と対照的であった。ジュリの負傷、J.ロドリゲスのクリアミス・・・「たら」、「れば」無くとも、ポルトの鉄壁の布陣を崩すことは難しかっただろう。「策は幾通りもある。」・・・まさに「マウリーニョ・ナイト」。彼の最終目標は一体何処にあるのだろうか。札束よりも一冊のノートで、”お金では買えないもの”をポルトガルリーグ覇者、昨季UEFAカップ覇者は手に入れたのである。

ジュリの負傷、ロテンの完封・・・モナコの両サイドを封じ込めたポルトの圧勝であった。3-0のスコアがそれを物語っているが、試合前の両指揮官のコメントから・・・それをにおわせるものも感じていた。「リスクを冒さず慎重に・・・」臨んだデシャンと、「スコアレスでPKや後半終了間際で1ゴール・・・なんて試合はしない。攻めにいく」と公言したマウリーニョ。そして公言どおりに前半に1ゴールを奪い取ったFCポルト。モナコはゲルセンキルヘンに来て初めて”舞い上がってしまった”ような・・・浮き足立ったプレイが目立った。しかしモナコも・・・胸を張ってフランスに帰れるだろう。これがモナコでのラストゲームになるFWプルソ。3点差で後半ロスタイムになっても最後までボールを追いかける姿に、今季のデシャン・モナコの真髄を感じた。ベンゲル・モナコもティガナ・モナコも届かなかったCL準優勝・・・。アレナ・アウフシャルケの半分を埋めた赤色のサポーター。モナコに・・・あんなにサポーターが居たんだという、かつてプロ野球で横浜が優勝したときに「横浜ファンってこんなに居たんだ!?」と思わせるような現象。UEFAカップにもう一歩届かなかったオリンピック・マルセイユと、CL優勝にもう一歩届かなかったASモナコ・・・しかし、これからが「フランスリーグの夜明け」だ。来季も3連覇を果たしたリヨンをはじめPSG、モナコ、オセール、ソショー・・・リーガ・アン勢大暴れの兆しは見えている。

FCポルト、「ビッグイヤー」獲得おめでとう。17年ぶり2回目。思わずマウリーニョ監督が「マギー審司」に見えた。今年末、トヨタカップで来日する際は、東急ハンズに行って写真のグッズを購入することをお勧めする(笑) そしてポルトガル語、スペイン語、英語を話せる彼にはもう1つ、「耳が・・・でっかくなっちゃった!」という日本語をマスターすることをお勧めする。円楽さんがこのネタを理解すれば座布団1枚くらいはゲットできるだろう。歌丸さんが影でほくそ笑むくらいのネタと言われてはそれまでだが・・・耳が大きくなったマウリーニョは想像つかないな。もっとも、マウリーニョが秋以降もポルトガルに残っていればの話であるが・・・イングランドに渡ってしまうので。残念!アブラモビッチ斬り!・・・果たしてこの優勝メンバーのうち何人が、耳が大きくなって来日するのやら・・・?切腹!(爆)

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