|
4/11(月)にフジ系で放送されたスペシャル番組「いいとも春の祭典」で、「いいとも!」の月曜のレギュラーコーナーでもある「個性爆発!バラバラチョイス」の最初のお題で「都道府県」というのがありました。この番組に出ていた、この春ドラマに出演する俳優陣ならびに「いいとも!」のレギュラー陣総勢30名余りのパネラー全員が他の人と答えがカブらないように全国47都道府県の中から1つをチョイスするというものなのですが、それゆえ(案の定、現在話題の「愛知」は計3人がカブっていましたが)「東京」、「大阪」などベタな答えは他のパネラーとカブってしまう可能性が高いのです。しかし空気を読んであえて”逆に”他の人がベタな答えを敬遠してる?と「東京」や「大阪」をチョイスして捨て牌が”通る”かどうかチャレンジしてみるという”駆け引き”もあるコーナーです。という事で”玉ちゃん”玉山さんとぐっさんが「滋賀県」でカブってしまったりキムタクさんが「山梨県」で捨て牌が通っちゃったりしてました。
その中で司会をしていたタモさんと中居くんが解答を出すパネラーをいぢって「なんで○○県なの?○○県が好きなの?」とコメントを振っていたのです。普通だとそういう風に振られたら「いや別に・・・好きな訳でもないですけど・・・」と戸惑ってしまうでしょう。まあカブり覚悟で「佐賀県」をチョイスした堤真一さんがはっきりと「別に好きでも無いっスよ!」と吐き捨てたのが妙にツボだったのですが(笑)
そこでもし自分がチョイスするなら、ゲーム的には「岐阜県」辺りがカブらないかな?とチョイスしただろうと思いますが、もし「好きな県なの?」と言われる事を想定すればあえて、カブる事を覚悟してでも思い入れのある「千葉県」を挙げざるを得なかったでしょう。そしてタモさんや中居くんに「千葉県が好きなの?」と聞かれたら「はい!」と即答したはずです!そういった訳で、千葉県ファンな自分にとってこの1コーナーは非常に興味深いものとなりました。「へぇ、あの人はあの都道府県を選ぶんだ?」という新たな発見で・・・。
前の段のラストでもちらっと触れましたが、先ごろリリースされたジャガーの「ファイト!ファイト!ちば!」を単なる変わり者ソングでは片付けられなかったのは、自分はなにをかくそう「千葉県」という自治体のファンだからに他なりません。野球の拓大紅陵やサッカーの市立船橋など、高校レベルでもFavoriteなチームが多く・・・人口100万未満ながら全国で唯一(今では人口70万以上となり正当な資格を取得、この改正後は静岡市が初の適用となる。)政令指定都市の恩恵を受けている千葉市。日本の空の玄関口・成田空港。日本を代表するアミューズメントスペース・東京ディズニーリゾート・・・永遠のライバル・埼玉県と比べると個々の”コンテンツ”は確かに・・・全国に名だたるものを持っています。
「千葉」・・・メガロシティな東京よりもむしろ自分はなぜかこの地に、幼少の頃より憧憬の思いを馳せておりました。しかし千葉には別に親族がいるわけでもなく、いまだに住んだ事もなく、特別な知り合いがいるわけでもなく・・・個人的に何のゆかりもありません。「千葉」の名の由来がアイヌ語であろうが万葉集からなのかも知ったこっちゃありません(爆) いまだに特産物はらっかせいくらいしか思いつかないような「千葉」になぜやられてしまう自分がいるのか・・・。それはどことなくフットボールの世界でオランダに目を向けたのと事情が似ているような気がします。
例えば高校サッカー・・・日本でサッカーといえば静岡というのが(以前は)王道でした。そして静岡の「対抗馬」として10年前ほどに台頭し始めていたのが「千葉」。野球も同様で大阪、兵庫ら近畿勢が地元甲子園でハバを効かせる中で、新興スポーツ王国として毎回殴りこんでくるのが「千葉」。それはF1界で王者セナをオーバーテイクせんと激しくテール・トゥ・ノーズで、攻めのドライビングを見せるミハエル・シューマッハ!そしてワールドフットボールにおいてもサッカー王国ブラジル、強豪ドイツに対して牙を剥くオランダ代表!「二番手の美学」?その立場にいる者に心躍らせたように・・・その世界の頂点にのさばる既成勢力を打ち砕かんとする”反骨精神”に魅力を感じたようです。大都市・東京に準ずる位置にありながら時には日本の中心を脅かす存在と成り得るポテンシャルを有する地域・・・「千葉」に自分はそういう魅力を見出したのでしょう。でも実際、東京が”委員長”に君臨するものであるとすれば”副委員長”のポストは日本第二の都市・横浜を県都に有する神奈川県で誰もが納得せざるえを得ないものであり、埼玉と千葉が小競り合いするものはせいぜい”書記”のポジションなのかもしれませんが(爆)
オランダに行ったこともなければ、オランダ人の知り合いも居ない、ましてやオランダに何の思い出もない・・・それなのになぜオランダ代表がMy Favoriteに入ったのか・・・それは前述の理由で自分がなぜか「千葉」を偏愛するものと通じていたものがあったようです。野球で言えば他にも・・・これらも何のゆかりもありませんが福井や岡山の高校などになぜか肩入れしてしまう傾向がありましたが一番なのはやはり「千葉」。逆に言えばもし千葉に身近な知り合いがいたり、千葉に住んでいた経験があれば・・・これが冷める要因となってそれほど「千葉」に対する思い入れはなかったと思います。
何のゆかりもない、何の縁もないから全く何の先入観もなく「千葉」や「オランダ」に思いを馳せる事が出来る・・・深読みすれば神様が自分とこれらを結びつけるために、運命的にあえて自分とそれらの距離を引き離してくれたのかもしれません。それだけに実際に「千葉」や「オランダ」現地に行けば・・・頭の中に巨大に膨らんだ”妄想”の世界には当然勝てずに、他の地域とそう変化も無い現実世界に引き戻されるのです。
房総半島や銚子方面、またアムステルダム郊外ののどかな田園風景を見ても・・・せいぜい錦糸町までしか遊びに来れなくても「大戸屋」に入り浸ってても、強烈な臭いのドロップがあっても怪しい「coffee
shop」が点在してようとも・・・しかしそれでも「千葉」や「オランダ」に対して憧憬の念が覚めるわけでもなく、むしろ以前より増して「千葉」や「オランダ」に愛着を持ってしまったのは・・・もはや自分でも解析出来ません。紅陵の影響で木更津という一地方都市に並々ならぬ関心を抱き続けた自分にとってドラマ「木更津キャッツアイ」の放送も一つのエポックだったのです!単に「千葉」も「オランダ」も海抜の低い低地な国であるとか、無理やりその共通項を探しても愛着を深める理由とはなりません。もはやそこには、自分はなぜラーメンが好きなのか、カレーが好きなのか、焼肉が好きなのか・・・自分の舌に埋め込まれた、自分の脳にインプットされているDNAレベルの解明が必要となるでしょう。第50段や第51段でも述べましたがそのものをなぜ好きであるか適切な言葉が見つからない、好きな理由が言い表せなくなった・・・そういう時に既に自分の中に完全なるFavorite Areaが削除される事の無い一つのフォルダとして構築されるのだと思います。
そんな訳で紅陵や市船がいくら活躍しようが、PSVがCLで、またAZがUEFAカップでセミファイナルに進出しようが・・・そこで無性に「千葉」や「オランダ」に衝動的に足を向けたくなるわけでは無く・・・本当に好きであるなら「千葉」や「オランダ」に対して何らかのお金を落とし、その地域に貢献べきかもしれませんが・・・そこまで責任を負う覚悟もありません。こうなりゃ無責任で都合のよい「好き」なのかもしれませんが、それでも好きなのです。
こういったハイパーリンクの構造を念頭に置いて・・・ココのトップページにもリンクさせて頂いているさらさんのコラム「フットボールとナショナリズム」を拝読すると・・・より共感が深まる事と思います。「子供の頃から愛着があるから・・・」や「そこに住んでて近くのクラブで自然と・・・」、「○○人だから」といった地元意識やナショナリズムで結び付けた生粋のファンの方には・・・当然とてもかないません。しかし逆に何の接点も無いところからハイパーリンクで結びつけた・・・そんなファンも少なくないと思います(爆)
|