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Oranje 徒然草
つれづれなるままに、日ぐらしPCにむかひて、こころにうつりゆくよしなしごとを、 そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。 
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2005年5月31日(火)
【第64段】 さよならラフィー・・・うどんです。
今クールはドラマが面白いです。これまでリタイヤせずに見ているのが月9の「エンジン」と水10の「anego」と木10の「恋におちたら」と金10の「タイガー&ドラゴン」と土9の「瑠璃の島」と・・・リタイアせずにこれだけ多くドラマを見ているのも・・・ここ数年で自分の中では「異例」の事です。どうしても「再放送がある時に見ればいいや・・・」と本放送を早々に諦める事が多かっただけに。このまま「ドラマ5本完走」だなんてクールは果たして何年ぶりの事になるでしょうか?

「エンジン」は・・・OLの監督ポール・ル・グエンとウィリアムズF1監督のフランク・ウィリアムズって似てるなぁ・・・と思った矢先に泉谷さんがフランク・ウィリアムズ!?って第1話を見てそこに反応してしまいました。あと小市慢太郎さん!!「エンジン」Lap 7で警察の前のシーンで・・・「立番の巡査」役で出ていたのは一発で分かりましたよ!前クールの「救命病棟24時・3rdシリーズ」の日比谷先生がヒゲを剃って・・・今クールはフジのドラマで脇役に引っ張りダコですね。「恋におちたら」第3話では「和菓子屋『清川堂』ご主人」役をエンディングのロールで・・・「小市慢太郎」のクレジットを見るまで気付かなかっただけに今回は嬉しかったです!チョイ役なのに小雪さんとの絡みもあるし台詞もあるし、どこかクールな警官だったし・・・

ちなみに「恋におちたら」はなるべく【第8段】「IWGP」に書いている「お金がない!」と比較しないようにしてます。ええ、鈴木島雄と萩原健太郎なんて、高柳徹と氷室浩介なんて・・・、清掃会社と警備会社なんて、フロンティアとユニバーサル・インシュアランスなんて(笑) しかしつくづく堤真一氏はいまさらながら名優ですね。「やまとなでしこ」で貧困にあえぐ元数学者の魚屋さん・中原欧介を演じたかと思ったら、この「恋におちたら」では金で企業を動かす、最近までフジテレビと何かと縁があった某IT社長を思わせるような高柳徹まで・・・単に「success」のCMでヒゲ剃り跡ばかり気にする人では無かったんですね(古) 

日テレの「anego」と「瑠璃の島」は・・・決して前クールの「ごくせん」繋がりで見ている訳ではないです。現に「ごくせん」は土9の方は最終回をチラッと見ただけだし。「anego」はまずCMでテーマ曲のサビが頭について・・・見てみたら何かとテンポが良く、それもそのはず制作に「オフィスクレッシェンド」がカンでいるとなればなるほど。このオフィスクレッシェンドは後述の堤幸彦さんを擁する”映像作家集団”で・・・ドラマ界の「味の素」?ココが関わるとドラマに”うまみ調味料”を加える事が出来るようです。余談ですが7月に金曜深夜で再開するテレビ東京のバナナマン&おぎやはぎ&荒川良々の「30minutes」もどうも面白いな〜!と思ったらなるほど「オフィスクレッシェンド」がらみ!「瑠璃の島」は・・・いつか小学校の校長、岸辺一徳が関根勤師匠に「おまえの話はつまらん!」と一喝されるのを期待しているのでしょうか?(笑)

”豊作”な今クールの中でも・・・TBSのクドカン脚本ドラマ「タイガー&ドラゴン」はピカイチの出来で、クドカンドラマ特有の小ネタが特にてんこ盛りでたまりません。かつて「IWGP」第4話「しいたけの回」の冒頭のシーンでマコトに弟子入り志願する少年が登場しますが、そこで「お願いします。弟子にして下さい!」、「落語家じゃねェんだからよ」という台詞がありました。今を思えば、まさか後に小虎で落語をする事になろうとは長瀬くんも思っていなかった事でしょう。しかし、クドカンは「IWGP」脚本執筆のこの時点ですでに「タイガー&ドラゴン」の構想が出来ていたのでしょうか?・・・と勘ぐってしまいたくなります。さらに言えば同じ「しいたけの回」でヘルス店員(後述しますが半海一晃さん)と見張りのヤクザが揉めるシーンでも「オレの話を聞け!」って台詞があるし・・・これって、まんま「タイガー&ドラゴン」ですよね?松井加奈(小雪)が初登場する「ゴリラの回」で登場する”オナベ”の翔も・・・「哀川翔の”翔”だ!サチコって名前は豚に食われろだな!」って、これは後に「木更津キャッツアイ」で哀川翔が本人役で登場するのに繋がっているし!

「タイガー&ドラゴン」でのふんだんな小ネタの中でも・・・一番のお気に入りなのが「どん太、どん吉、どんつく、どんぶり・・・、えっとお前、名前何だっけ?」「うどんです。」 と落語家の林屋亭どん兵衛師匠がなかなか自分の弟子の名前を覚えられない、小ネタ「うどんです。」ネタです。先日の第7話「猫の皿の回」でも林家亭ファミリー食事のシーンでどん兵衛師匠が「おいうな丼、美味いか?」と聞き、すかさずうどんが「うどんです。」とつっこむ声だけのシーンも思わず笑ってしまいました。ちなみにこの林屋亭うどん役の浅利陽介くん、彼は「新撰組!」、「HR」で三谷ドラマ御用達の俳優・・・と思いきや「マンラブ」にも出てるし「IWGP・スープの回」でもキレる中学生役で出てるしクドカンドラマにも多数登板。かと思えば「キッズウォー」シリーズにも出ているのが有名らしく劇団東俳でもかなりの売れっ子俳優さんのようです。この前は「タイガー&ドラゴン」の後番組の「ハニカミ」まで出ちゃってるし!

話を戻して・・・「タイガー&ドラゴン」もともかく小ネタの宝庫であり、ここでこれまでの小ネタベスト5を挙げてみると・・・

第1位!前述のどん兵衛師匠が弟子のうどんの名前を覚えられない「うどんです。」ネタ(一番のお気に入り)
第2位!借金返済のシーンでの小虎の「封筒くらいちゃんとしたの用意しとけよ!」ネタ。
第3位!高田亭馬場彦師匠の、一番弟子ジャンプ亭ジャンプをヨイショする「今からウチのエースが説明しますから!うまい!」ネタ。
第4位!メグミが竜二の名前を覚えられない「えっと、名前何だっけ?」「竜二だよ!」ネタ(今では残念ながらもう覚えてしまいました)
第5位!竜二の兄、どん太(竜平)の芸が荒れた「逆ナンパーマン」ネタ。(「ドーン!ドーン!ドーン!シャラポワ!」も捨て難い!)


「小百合ちゃんが泣いてます」ネタはあまりにも有名であえて外しました。”お母さん”小百合ちゃん役の銀粉蝶さんは「IWGP」第6話「TBSの回」でのヒロキの母、豊島開発・多田夫人を演じ、さらに奇しくもフジの再放送「カバチタレ」第1話の置屋旅館の悪女将の役もしていた・・・というのであれが同一人物!?と思うとまたビックリ。どん太ネタで言うと一発ギャグの”キレ”が本家ピン芸人をを凌駕するほどのもので、冗談抜きで「R-1」に挑戦してもらいたいくらいの・・・実に愛すべきキャラです。本名が「竜平」というのもリアクションの神・上島竜兵への”オマージュ”なのでしょうか?第7話の「ドラゴン!ドラゴン!せぃしょうなっご〜ん」もいいし、その後の「ウラハラ!ウラハラ!エジンバラ!!」に行く流れは出色の出来でした。ついでに言えば第2話だったかな?どん太と小虎とのシーンで「ゼロポイーンッ!そんなリアクションじゃ内村さんは拾ってくれないぞ!」、「内村さんって誰だよ!?」の”内Pネタ”もTBSとテレ朝の局を超えて笑ってしまいました。あれも全部クドカンが考えて「クドカン発信」なのでしょうか?クドカンは「笑う犬」の構成作家もしてたし、ウッチャンも映画「ゼブラーマン」や「木更津キャッツアイ・日本シリーズ」でクドカン繋がりがあるし・・・あと第2話でどん太が某雑誌で出川、江頭を抑え抱かれたくない男ランキング第1位に輝いていたのもツボ!どん太のモチーフはアフロ頭と「はやしや」から最初は短絡的に林家ペーさんかな?と思ってましたが若き日の笑福亭鶴瓶師匠だという説もあり彼のルーツにも興味があります。

”浜口巡査”、”猫田”もクセのあるキャラでしたが今回のどん太はそれにも増して・・・西村雅彦、温水洋一、酒井敏也の系譜を受け継ぐ怪優・阿部サダヲにハマリ役だと思ってます。そういえば最近フジで再放送が始まった「ウエディングプランナー」も、脚本は救命シリーズの福田さんで普通のドラマかと思いきや、フタを開ければキャストに温水&酒井が揃って名を連ねているではありませんか!?「2大怪優の競演」があったという事でいまさらながらビックリしました(けれども、見てはいませんが・・・)

ゆくゆくはこの怪優の系譜が・・・「IWGP」でも第9話「九州の回」で博多から上京した”原宿”の黄色のTシャツを着て「ウエストパークは、どこタイね?」と聞くカップルの彼氏役、また「タイガー&ドラゴン」でも近鉄の帽子が”シュール”な「淡島ゆきお」役の荒川良々に引き継がれていきそうな予感もありますが。いや、それよりも前におでん屋の「半蔵」役の半海一晃へ行っちゃいますか?「IWGP」第4話「しいたけの回」の千秋が働くヘルス「ラストチャンス」の受付役や、「ハンドク」の財前先生役ほどのインパクトは無いですが。俳優界ならぬ怪優界も・・・生存競争が激しくなってきそうです。

あっ、忘れてた・・・「タイガー!タイガー!じれっタイガー!」・・・「しょ〜がないねェ!」っと。

普通のドラマは第1話でそのままテンションが下がりがちに感じるのですが、この「タイガー&ドラゴン」は近年のドラマには珍しく第1話よりも第2話、第2話よりも第3話・・・と話が進むたびにますますテンションが上がってしまうドラマです!登場人物も個性的なキャラが多く、さらにゲスト出演陣もクドカンドラマにはおなじみの面々で第4話の"リツコ"、"ローズ"森下愛子、第5話の"ヘビーE"、"オジー"古田新太、第6話の"美礼先生"薬師丸ひろ子、第7話の"公助"小日向文世とたまらない顔ぶれです。

このドラマは「今後のゲストには誰が出るのか?」というのが焦点でもありまして、ゲスト候補に挙がるのはクドカンドラマご用達の面々なら"マサ"、"マスター"の佐藤隆太、"サル"、"リトル山田"の妻夫木聡、"リカ"、"モー子"の酒井若菜、"吉岡"、"中年男"のきたろうといった辺りでしょう。また「IWGP」繋がりではさらに渡辺謙、前原一輝(俳優復帰希望!)、遠藤憲一、坂口憲二、山下智久、加藤あい、矢沢心、小雪、高橋一生、小栗旬、白竜・・・あと窪塚洋介!また「木更津キャッツアイ」繋がりでは中村獅童、成宮寛貴、渡辺いっけい、ケーシー高峰・・・あと実名系だと「IWGP」の川崎麻世、「木更津キャッツアイ」の哀川翔、加藤鷹、氣志團・・・といったメンツがまだまだ「タイガー&ドラゴン」未出演ゲストとしてリストに残っており、今後の話で誰がゲストに出てくるのかも目が離せない所です。

見逃せないドラマは今クールのドラマのみならず、再放送ドラマも充実そのもの。前述「タイガー&ドラゴン」が始まるのに伴ってTBSは今年に入ってから現在に至るまで深夜に「池袋ウエストゲートパーク」(IWGP)、「木更津キャッツアイ」、「STAND UP」、そしてまだ放送中の「ハンドク」と・・・堤幸彦演出、宮藤官九郎脚本絡みの磯山Pドラマのオンパレード。惜しむらくは「マンハッタンラブストーリー」(マンラブ)ももう一度見てみたかったものですが・・・。なので再放送ドラマまでもここ数日は目が離せない期間となってしまいました。

そういえば最近・・・【第62段】で書いて以来、森永アロエヨーグルトの「アロエロアロアロ・アロエロア♪」のCMをめっきり見なくなったなぁ〜・・・巡り合わせが悪いのか?気のせいでしょうか?

マコトの「バカ野郎!麻世さんは歌って踊れんだよ!」、「麻世さん、『ケツがある』って何スか!?」、「焼きそば!そこを何とか!」とかタカシの「何コレ!?でんぷん!?」や「よ〜い、うどん。」とかヒカルの「うわ〜、パフェばっかり頼んで食べてる、糖尿になっちゃうよ?」とか・・・刑事コンビ・吉岡&桜井の「吉岡家に伝わる十手なんだ〜。家は代々、警察官の家系でね〜、ご先祖様もきっとこの十手で、江戸にはびこる”悪”をこらしめていたんだろうな〜」、「だって先輩、宮古島出身だっぺよ」の第10話「十手の回」冒頭の下りなんて「IWGP」の中でも最も大好きなシーンです!あとタカシの彼女、ジェシーがブラック・エンジェルスに身ぐるみ剥がされて柔道着になって慟哭するシーンも笑ったし・・・後にジェシーの代わりにタカシが連れて来たキャシーの紹介シーンで「富士そばでナンパしました〜」もいい!ブラックエンジェルスの挑戦状を受けるシーンで「京ちゃん、この戦い乗る事にした、もうノリノリになっちゃって、そういう訳で今晩オジャマしていいかな〜?」「いいとも〜!」に行っての・・・場面が切り替わりファミレス「デニサン」でカルボナーラをオーダーしたマコトが中濃ソースとマヨネーズをまるごと1本かけて無理やり”焼きそば”にするシーンの珠玉・・・十手の回はシュンの死の直後の回なのに小ネタの嵐でまさに堤マジック炸裂!な感じで好きな回です。あとは横山がタカシの家であるサウナを訪れる前述「しいたけの回」のワンシーン、タカシの父・テツの「お父さんは外してて下さい」、「はい」、(ベルトを外し始めるテツ)、横山「・・・」、テツ「・・・ツッコめよ!」のあのシーンも双璧ですね!

余談ですが、日テレ「ガキの使い」でおなじみの「腰フリおばちゃん」も「IWGP」第7話「洋七の回」の・・・ネズミ講団体「ドリームコネクション」の集会のシーンでエキストラとして出演。エキストラなのにあの”大仏パーマ”が思いっきり目立ってます。また腰フリおばちゃんと「ガキの使い」でコンビを組む「おばちゃん2号」(どっちが1号か2号かよく分かりませんが(爆))もまた「IWGP」第2話「ニンジンの回」で・・・マコトの母・リツコが岩淵さんをドリコネに勧誘する冒頭のシーンで出演しています!

【第57段】で自分が「千葉県好き」である事をカミングアウトしましたが、「木更津キャッツアイ」でもウッチー&ぶっさんの「ぶっさん、薬飲んだ?」、「さすがウッチー!」やアニ&ぶっさんの「出た〜!Vシネスマイル!」、「負ける気がしねェぜ!」や・・・さすがにこのラインを見続けると「小ネタギャラリー」のように、公共の電波であれだけ遊んで大丈夫なのか?と心配してしまうほど堤さんやクドカンはドラマで遊んでいるように見えます。それでいてジャニーズ系と曲者の舞台役者を同じ土俵に立たせてしまうのだからスゴイなぁ・・・だからぁ、あそこまで小ネタで責められるからDVDに手が出ちゃうんだよ・・・(汗)

なんで「さよならラフィー」なの?・・・というのは、長くなったので次回へ、続き・・・ますん。

※「タイガー&ドラゴン」についてはファンサイト「T & D タイガー&ドラゴン ファンサイト」さん(http://venus.fem.jp/td/)をご覧下さい。一話完結形式なのでこれから見始めても乗り遅れる事はないと思います。ただ小ネタをより楽しむには過去の回を”復習”する事をオススメします。
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