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世の中にはなんでこんなに美味しいの?というものがあるものでして・・・前に【第50段】「rice」や【第51段】「サブリナ・ニコリッチ」で「好きなもの」について述べましたが、「主食」として好きなのが「ご飯」ならば、今回に挙げたものは「副菜」としてサイドディッシュ的に好きなものです。特にこの2つは買い置きがないとやたら不安になってしまうものでありまして、家に切らした事のない自分にとってのマストアイテムなのです。
”夜食の友”カップヌードルにもカレー、シーフードを始めいろんな種類がありますが一番のお気に入りはオリジナルのノーマルです。また写真はポテトチップスでありまして、これもまたコンソメやのりしお、フレンチサラダにはたまた九州とんこつなどいろいろな味がありますが、こちらも一番好きなのはスタンダードな「うすしお」です。なぜかというと自分とじゃがいもとの出会い、それに由来しているものと考えられます。それはあまりにも突然の事で・・・。
[ポテトとの出会い]
子供の時にバスの待ち時間で時間が空いてたので付近を物色していたら、あるハンバーガーショップを見つけました。夕食時だったのでそこでハンバーガーを食べてお腹を満たしてしまうのも愚かな行為、そこでスナックとして腹を落ち着かせる「フライドポテト」をSサイズで購入しました。実はそれまで自分はいも類が全くダメで、この時のじゃがいもとの出会いが無ければ・・・ゆくゆくは食わず嫌い王で「肉じゃが」等じゃがいも料理を挙げる事になっていたでしょう(爆) その時はなぜかこのフライドポテトがいもを使った料理とはかけ離れたものだと思い込んで買ってしまったのです。
不思議なもので嫌いな食べ物のはずのいもの華麗に変身した姿・・・きれいな油でこんがりとしたキツネ色、スティック状のポテトを一口つまんでいると、なんとポテトの美味しいものか!?ホクホクとした中のじゃがいもと外皮となるキツネ色の衣、そして一様にまぶされた白いお塩が口の中で劇的に混ざり合うその食感!いも類をかたくなに敬遠してきた自分がたった一口で降伏!あっさりとじゃがいもの軍門に下ってしまったのです。そのうえフライドポテトにハマってしまった自分はそのハンバーガーショップに通い詰めてポテトのSサイズを買いまくる日々、フライドポテトをかじる瞬間がとてつもなく贅沢なものに感じてしまいました。この出会いのおかげで、ポテトに会えない日は手軽に買えるポテトチップスに購入し絶えず部屋の中にストック・・・それも「うすしお」に限ったもの!じゃがいもに依存する日々がいまだに続いています。
[スイートポテトの悲劇]
こんな事もありました。もう10数年前で「時効」と許して頂ければ・・・ドライブで某ファミレスに立ち寄った時のこと、店内でテーブルに着きメニューを見て、たしかその時に”照焼ハンバーグセット”をオーダーしたと思います。なぜオーダーの記憶があやふやなのかというと、ハンバーグの種類はどうでも良くて、付け合わせにあった皮付きのフライドポテト!これが自分の中の「モチベーション」を高めた要因だった為です。ワクワクして料理を、むしろフライドポテトの登場を待つ事しばしの間、ウェイトレスさんの「照り焼きハンバーグセットでございます。」の一言。ようやく料理にありつけると思いポテトにかぶりついた瞬間に・・・愕然!一瞬にして天国から地獄?どん底に叩き落されたかのような絶望感に陥りました。
なんとハンバーグの横に添えられた付け合わせが期待のフライドポテトではなく・・・スイートポテトだったのです!まあ大方の人ならば特に気にせずそのまま食につくことと思いますが、自分はここで「だまし討ち」に遭った気分で、ワクワクしたランチが一転、悲しいものとなりました。実はフライドポテトを食べて以来じゃがいもは食べれるようになったものの、さつまいもは依然として守備範囲外、食わず嫌いのままだったのです。それゆえ裏切られたような感覚に加えて口の中に広がった異様な甘さに襲われ気分が悪くなってしまい、思わずトイレにかけこんでしまいました。悔し涙とまではいきませんでしたがその後もショックでご飯がノドを通らず、失礼ながらその料理をほとんど残してそのファミレスを去ってしまったのです。今となってはなんとも大人気ない行為と振り返りましたが・・・。この前の「ガキの使い」で松っちゃんが、少年時代に”ジュリー”沢田研二さんの過去の名曲が一同に揃ったカセットを買って、家に帰って聴いてみたら・・・「片手にィ〜、ピストルぅ〜」と誰かもわからんオッサンの声だった・・・というネタをフリートークでしていましたがまさしくその通り。フライドポテトだと思ったらスイートポテトだった・・・この事件もいまだに自分の「トラウマ」になってしまっています(爆)
[フライドポテト-フリット-フレンチフライ-チップス]
さて、このフライドポテトは日本のみならず欧州でもアメリカでもどこに居ても手軽に食べられるグローバル・スタンダードな料理のひとつと言えるでしょう。フライドポテトを考え付いた人には文化勲章でもノーベル賞でもなく、なにか英国の「Sir(サー)」の称号を与えられるものなら与えたいものです。
フライドポテトの起源としてはその昔・・・軽く揚げるジャガイモの料理が既にフランスにあり(そもそも俗に言う「フランス料理」のルーツはロシアの宮廷料理だったりしますが)、そのジャガイモ料理をパーティーに出そうとしたけれども諸事情によりパーティーの開始時間が遅れてしまったもので・・・シェフがもう一度揚げなおしたそうです。そしたらカラッと揚がり、そのジャガイモ料理がより美味しくなったという話です。そしてこの料理はフランス、そしてベルギーといったフランス語圏の地域に「Frites(フリット)」と呼ばれ広がっていったようです。後にこの料理がアメリカや英国といった英語圏の地域に広がったのは第一次世界大戦のときだったそうで、ベルギー南部に出兵した米英の兵士が「Frites」に出会いおそらく自分と同様、その味と食感に感動したのでしょう。なので英語圏ではフライドポテトのことを「フレンチフライ」と呼んだとか(英国では「Chips(チップス)」と呼ばれます) しかしフライドポテトの起源にはまだまだ諸説があるようでして、フライドポテト発祥の地はアメリカや英国、またフランスやベルギーでも無く・・・意外にもブルガリアという説もあるようです。ヨーグルトのみならず(ヨーグルトはトルコ語の「yogurt(ヨールト)」を語源としており、また起源としてはトルコ系(中東)の遊牧民が牛乳を保存するために生み出されたものという説があるそうです。むろんトルコも素晴らしい国でありますが!)フライドポテトまで世に広めるとは、ストイチコフからS・ペトロフ、M・ペトロフ、ベルバトフ、ボジノフ、マンチェフと・・・まあ素晴らしい国だこと!(笑)
フライドポテトが何処にでも存在しているからでしょう。【第6段】「CHELSKI」で述べた「料理がまずい」イングランドでも、「フィッシュ&チップス」があったために食生活にも不自由しませんでした。だって腹が減るたびに一番安くて一番美味しい「フィッシュ&チップス」を食べればいいだけだし!また【第7段】「ケバブ」でも述べましたがフランスでは「ケバブ&フリット」でピタパンの中に熱々のフリットをドカドカと、たくさん入れてもらうのがたまらない贅沢でありまして。そしてオランダでは第7段の写真のスナックの自動販売機が街の至る所にあるのでついついフリットに手が伸びてしってまさに「やめられない、止まらない」状態。これまでにどれだけの油分を摂取してしまったのだろうと人生を振り返ると、若干背筋がゾクッとしてしまうものですが・・・(笑)
[ポタージュ]
そして表題にもあるとおり、ポテトと同じくもう一つ欠かせないものがポタージュです。ポタージュと言えば日本では野菜のピューレをベースにして生クリームを加えてとろみを出すスープを指しますが、語源となるフランス語の「Potage(ポタージュ)」はスープ全体を指す物だそうで、コンソメスープのような透明なスープは「ポタージュ・クレール(透明なポタージュ)」、前述の日本で言うポタージュは「ポタージュ・リエ」(とろみのついたポタージュ)と大別されるようで両方ともひっくるめてポタージュです。ですが、ここで自分があげるポタージュとはコーンを使った「コーンポタージュ(コンポタ)」のこと。
無精なもので小麦粉や牛乳、バターなどを使って自分で作ってみればまた違った発見もあるのかもしれないけど、主に粉末状のカップスープで頂戴しております。フライドポテトとは違ってポタージュとの出会いははっきりと覚えておらず、こちらは物心ついた時からそういうDNA情報が自分の中にすでにあったのでしょうか・・・まあコンポタが嫌いな人というのはなかなか出会った事がないので当たり前といえば当たり前なのかもしれません。
なのでファミレスでもセットメニューに「フライドポテト」と「コンポタ」が付け合わせにあるかどうかというのは自分にとっては死活問題であり、主菜がステーキであろうがハンバーグであろうがチキンソテーであろうが・・・この副菜の「2トップ」が存在しているかいないかというので自分の中ではそのファミレスのランクが決まってしまうと言っても過言ではありません。コンポタの無いファミレスは言語道断!フライドポテトの無いファミレスは問題外!なんとも馬鹿げた価値観ですが、そのこだわりを捨てることは出来なさそうです。ゆえに何処かのファミレスで万が一、前述のような「スイートポテトの悲劇」が起こったならば自分はそこで星一徹になりテーブルをひっくり返したい衝動に駆られる事でしょう(爆)
[ビシソワーズ]
ここでポテトとポタージュが好きなら「ビシソワーズ」(じゃがいもの冷製スープ)もいかが?と思われる諸兄がいらっしゃるかもしれませんが、まだこの「ビシソワーズ」は食べたことの無い未知の世界なものでありまして・・・。まさにポテトとポタージュの「夢の競演」、考えられる中で最高の組み合わせと言えるでしょう。しかしそれを食してみれば・・・自分の中に膨らみすぎた期待を満たす味に、「ビシソワーズ」は応えてくれるのとは限りません。「こんなの食べたことない、美味しい!」と思うか、「なんだこんな味か」と思うか・・・どっちに転ぶかはまだ分からない所です。実際に”冷製”という部分にどうもひっかかりを憶えるものなのですが。
かつて1976年7月1日の「ゴール・ツインズ」、プレミアリーグやCL得点を量産するファン・ニステルローイとEURO2000得点王のクライフェルト・・・彼ら2人がオランダ代表の2トップに座ることを多くのオランダ代表ファンが夢見ていました。しかし結局彼らは相性が合わず「夢の2トップ」はなかなか機能しないまま消滅してしまい、現在は断絶状態に置かれてしまいました。これは「2人が組んだらどれだけゴールが生まれるのだろう!?」とファンの頭の中に思い描く理想が高すぎた所以かもしれませんが、必ずしも「1+1=2」とはならないフットボールの世界・・・組み合わせに拠れば「1+1>2」になる事もあれば、「1+1<2」になってしまう事もあるのです。「ビシソワーズ」もフジ系の月9ドラマ「ランチの女王」再放送で何度も映像で見ていますが、本当に食べて美味しいのかどうかというのはまだ分からず・・・食べてみたい反面、食べてみるのが怖い気持ちも否めません。
[Sheva&ニステル様]
よってACミランがCL制覇を逃してパルマのジラルディーノが高額で手が出せず、”Sheva”シェフチェンコの相方探しに・・・FWの補強ポイントにマンチェスター・Uで「オーウェン&ルーニー」のイングランド2トップ実現のために放出されるかもしれないファン・ニステルローイの名が”候補として”挙がっているみたいです。このHPでも「せる殿堂」のコンテンツ、またその中に設けている「Sergei's BEST11」に挙げているように・・・この2人のストライカーは自分にとって最も好きなストライカーであり、オランダ代表が「ご飯」ならば彼らは自分の中での「フライドポテト」であり「コーンポタージュ」であります。もちろんこの2人が同一クラブで2人並んでピッチに立つ事をかつては夢見てきました。数シーズン前にShevaが不調でミラン放出か?と言われたときは、ひょっとしてマンUで実現するかも?とも思っていまものですが、逆にニステル様が不調に終わった今シーズンでは立場が逆転して移籍市場を騒がせているようです。しかし自分としてはもし万が一ACミランでこの2トップが実現しても果たして機能するのかどうか”疑心暗鬼”も生まれてしまう・・・まさに「ビシソワーズ」です。Shevaとニステル様が期待通りに「1+1≧2」となる事ももちろん考えられますが、前述のファン・ニステルローイ&クライフェルトのように結果的に「1+1<2」となってしまう不安も隠せません。なのでポテトはポテトのままで、ポタージュはポタージュのままで・・・Shevaとニステル様は来シーズンのCLファイナルの地、フランスのサンドゥニで2人並んでピッチに立つよりも、お互いに向かい合って、対峙して・・・共にチームのエースストライカーとして君臨しピッチに立つ事を期待したいものです。いくら好きでも「フライドポテト」と「ポタージュ」だけでは「ご飯」はすすみませんから・・・(謎)
しかし、大活躍したと思ったら、事件を起こして逮捕される・・・ファン・ペルシーのような「スイートポテト」なストライカーもオランダには居るみたいで。クインシーも先輩の悪い面は見習わぬよう、お後がよろしくないようで・・・(爆)
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