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Oranje 徒然草
つれづれなるままに、日ぐらしPCにむかひて、こころにうつりゆくよしなしごとを、 そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。 
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2005年7月1日(金)
【第73段】 My Favorite City

「アロエロア」森永アロエヨーグルトのCMをすっかり見かけないと嘆いていたら最近は、明治の「ぷぷるん・・・果汁グミ」のCMにピクンと反応している今日この頃でございます(笑) ファン・ニステルローイ、クライフェルト両氏、お誕生日おめでとうございます。そして明石家さんま師匠も「半世紀ちゃん」おめでとうございます。そしてやっぱり・・・「30minutes鬼」待望の第1回は期待通りの出来でした!

突然ですが地図帳を見るのが好きです。その中でも巻末のデータと世界中の都市とを照合することが好きだと行ったほうが正しいかもしれません。それは日本国内の、そして世界各国の都市を眺めて・・・その都市がどんな位置に存在しているのか、その都市がどのように成り立っていったのか、そしてその都市がどのくらいの人口を抱えているのか・・・を考えることが実に楽しいからです。なのであまり地図帳を読み更けるという人は居ないかと思いますが、おそらく自分はその数少ない中の1人だと思います。そのせいか、今でも世界各国の(大体の)国の首都はソラで言える自信があります。フットボールを知ってからはさらに都市名を覚えましたので・・・まあアフリカや中南米諸国、それに太平洋上のポリネシア、ミクロネシア辺りはかなり苦しいけど(笑)

それが派生して第47段にも書いてますが道フェチ、そして都市および市町村の人口フェチにハマっていく過程となってしまったり、第57段に書きましたがなぜか千葉県の存在感がたまらなくいとおしくなってしまったり・・・千葉県以外に世界各国にもなんだか気になる、興味をそそる都市「My Favorite City」がたくさんありますので、今回はそれを列挙してみようと思います。細かく書くと枚挙にいとまがないのでとりあえず各大陸から「コンフェデ」的に抜粋してみます。行ってない街が多いし必ずしも「Favorite」とは断言出来ませんが・・・あんまりメジャーな都市じゃないかもしれませんが(爆)


[アジア]
・ムンバイ(インド)・・・面積:603万平方km、人口:約993万人(東京23区を超える人口)

1995年にボンベイから現地読みのムンバイに改名された、インド最大の都市。アラビア海に面したインド西側に存在する天然の良港を持つ「港町」でもあり、これを世界の貿易港として生かしてインド第一の商工業都市として発展。同じ港湾都市としてムンバイと横浜は姉妹都市。昔は一介の漁村に過ぎなかった村を大航海時代にポルトガルが占領。後にポルトガル王妃が英国君主との結婚の際に嫁入り道具?としてこの都市は英国へ寄贈され、その際に英国統治下の都市名「ボンベイ(良い入り江)」と名づけられた。また改名後の都市名「ムンバイ」とはヒンズー教女神の化身「ムンバデヴィ」に由来するものである。

[東ヨーロッパ]
・プラハ(チェコ共和国)・・・人口:約120万人(ほぼ川崎市くらい)

「おもちゃ箱をひっくり返した街」と称される”宝石箱”のようなチェコ共和国の首都。1100年の長い歴史を誇り、世界大戦においてもその景観が破壊される事がほとんどなかった「欧州の京都」?街の中心部は中庭と小さな通りと教会が密集する複雑な迷路と化し、その街の成り立ちからかチェコフットボールの代名詞「小路を通すパス」もこのプラハの街並みに由来するものかもしれない。100万都市でありながらも中世の雰囲気をそこかしこに残しており、「世界遺産の街」プラハには欧州中から観光客が常時絶えることなく、深夜でも眠る事を知らぬ街である。

スラブ民族によって6世紀後半に最初の集落が出来て、9世紀〜10世紀間にはモルダウ川西岸のプラハ城、東岸にヴィシェフラト城が建てられその中間に挟まれた「城下町」として街が発展した。そしてこの街にキリスト教の司教座が置かれ、ユダヤ人の入植も始まったのがプラハの起源。14世紀には神聖ローマ帝国の首都として”黄金のプラハ”と呼ばれる時代が到来。大国の帝都として栄華・隆盛を極める。しかしその後、欧州各地で起こった宗教改革によりプラハはカトリック化とゲルマン化がすすみ・・・これ以降は常にドイツに支配され続ける歴史を積み重ねる事となる。長き期間のドイツからの圧政からようやく解放されたかと思えた第2次大戦後、今度はソ連による共産化の波を受けて・・・大国の思惑に揺れながら1968年「プラハの春」、1988年「ビロード革命」の2度の民主化運動を経てようやく民主化を実現。1993年には隣国スロヴァキアと「協議離婚的」な分離独立を果たし、プラハはチェコ共和国の首都となり現在に至る。


[西ヨーロッパ]
アムステルダム(オランダ)・・・面積:220万平方km、人口:約73万人(ほぼ静岡市くらい)

アヤックスのホームタウンでもあるオランダの首都。「北のヴェニス」と呼ばれ街の中に165本の運河と1292の橋を持つ「水の都」。13世紀にアムステル川河口にダムを造り人々が住み始めたのが街の起源であり、海運で発展したオランダを象徴する貿易港として、世界各国からあらゆる人種、民族を受け入れる街となった。現在でも総人口の1割は外国人で街を歩けば同じ肌の色の人と10人連続ですれ違う事は皆無なほど、多種多様な人々を抱え人間個々の「自由な精神」を尊ぶ街となった。かつてはアムステルダム港、現在はスキポール空港と今も昔も「ヨーロッパの玄関」として君臨しており、観光面においてもビジネス面においてもオランダ国内で常に中心的な役割を担っている。

[オセアニア]
・パース(オーストラリア)・・・人口:約130万人(ほぼ福岡市くらい)

日本の国土面積の約8倍もある広大な西オーストアリア州の州都。生活費や住宅費が低く都市インフラも発達していることから移住してくる人が多く、それが「世界で最も住みやすい都市」と呼ばれる所以でもある。しかしオーストラリアの東部に位置する大都市シドニーとはなんと4100kmも離れている、絶海の孤島ならぬ世界で最も「孤立」した都市でもあり、直線距離にするとパースは同じオーストラリア国内のシドニーよりもシンガポールの方が近い。地元の「パースっ子」と移住者の人口比はほぼ1:1の五分。心地好い地中海性気候に包まれて、人口と街並みとの空間バランスがとれた「ほどほどの大都市」、それがオーストラリア人のみならず世界全体においてもパースが「憧れの街」として羨望を集めるものでもある。しかし一方で「ハエの街」との異名をとるほど、うっかり口を開ければハエが入ってくるくらいにハエが多い街でもある。

[南北アメリカ]
・メキシコシティー(メキシコ合衆国)・・・人口:約800万人(ほぼ東京23区くらい)

標高2240mの高地にある、かつてのアステカ帝国の首都:テノチティトランの湖上都市を埋め立てて建設されたメキシコの首都。都市周辺部を含めると約2000万人、都市圏で数えると約3000万人を抱える世界的にも最大級の「メガロポリス」で、一国の政治経済の中心、そして工業化によるスモッグ発生に悩む都市としても東京との共通点が多い都市である。急激な人口増加に都市の機能が追いつかず慢性的に麻痺状態を繰り返す、近代的なビルの建設の傍らで古い教会、そしてスラム街が入り混じった奇妙な都市構造を有する街。「シティー」と名についているもののこれは日本で言う「市」に相当するものではなく、東京で言う23区、すなわち「行政特別区」という意味の方がこの「シティー」の持つ意味合いに近い。そのためメキシコ国内で「メキシコシティー」の都市名は定着しておらず、地元のメキシコ人は自分の街を「Mexico(メヒコ)」か「D.F.(デーエフェ: Distrito Federalの略)」という呼び名を使う。また「メキシコは生水が危険」と言うのは有名であるが、意に介せず胃腸の強い人は飲み水として利用する事もしばしばだとか?

[アフリカ]
・ケープタウン(南アフリカ)・・・人口:約300万人(大阪市を超える人口)

「喜望峰」(グッドホープ)の名でも知られる、ヨハネスブルグと並ぶ南アフリカの代表的な都市。南アフリカの立法上の首都であり(行政上の首都は人工的に造られた計画都市プレトリア)、平らなテーブルマウンテンを背景に開けた街は、世界有数の美港としても有名。テーブルマウンテン頂上からの夜景は「世界三大夜景」の一つとしても数えられるほど。さながら「アフリカのナポリ」?(「世界三大夜景」といえばナポリ、香港、函館でしょうとツッコミが入ると思いますが、これには諸説があってリオ・デ・ジャネイロ、サンフランシスコ、そしてこのケープタウンの3つを「世界三大夜景」と称する説もあるそうです。これには「ナポリや香港、函館なんて足元にも及ばないよ」と”海外旅行通”を気取りたがる目の肥えた旅行客が独断で決めたへそ曲がりな意見だと言われていますが・・・ともかくケープタウンの夜景が美しいのは間違いないでしょう。)1652年、リーベック船長が東インド会社の補給基地として建設した南アフリカ発祥の地で、南アフリカ国内では「マザーシティ」とも呼ばれる。またアヤックスがアフリカに向けて才能発掘の”ネットワーク”を広げる「アヤックス・ケープタウン」のホームタウンでもある。バラエティ番組「電波少年」でチューヤンが挑戦(させられた)アフリカ横断ヒッチハイクの起点になった場所でもある。

なんだか「アド街ック天国」かよ?みたいな展開でございますが・・・世界一周は無理だとしても、個人的には上記の街を線でつないで「巡礼」でもする事が出来れば「世界一周」相当の旅が出来ると思います。まあ地図帳には載らない「身の危険」もふんだんにあるのが現実かとは思いますが(笑)

振り返ると人口が多ければ多いほどその都市への興味が地図帳上で強まる傾向があったのは事実でして・・・アジアは前から興味があった上海シンガポールには実際に行ってみた事だし、その反動で改めて行った事のないムンバイには神秘的なイメージを強めています。第48段に書いた中国・上海の人口は東京23区を超える約1614万人で、中国最大かつ世界最大の人口を抱える都市・重慶(人口:約3097万人、カナダの総人口に匹敵)に次ぐ中国第2位(世界第2位)の人口を抱えています。シンガポールは東京23区とほぼ同面積の682.7万平方kmで、その中に東京23区の約半数の約418万人が暮らす貿易都市であり、中華料理とカレー料理が共存する中国・インドというアジア2大陸の「英知の結晶」とも言えると思います。

シンガポールは人口密度で言うとモナコ公国に次ぐ世界第2位(人口密度:6400人/平方キロ)なのです。20世紀中は中国返還前のマカオが世界第1位(人口密度:18000人/平方キロ)で香港が世界第3位(人口密度:6700人/平方キロ)だった時代もありました。第47段にも書きましたが現在、市町村別で言えば全国第1位の人口密度は埼玉県蕨市の13500人/平方キロ(ちなみに2位が東京23区の13100人/平方キロ)であり、モナコは蕨市や東京23区をはるかに超える人口密度、シンガポールは全国第14位の名古屋市(人口密度:6500人/平方キロ)、全国第15位のさいたま市(人口密度:6200人/平方キロ)辺りにランクされる人口密度なのであります(ちなみに人口密度全国上位10都市中で、東京都の都市が武蔵野市、狛江市、西東京市、三鷹市、そして東京23区を含む5都市、埼玉県が蕨市の1都市、残りは大阪府の都市が守口市、大阪市、門真市、豊中市の4都市となっています。)政令指定都市の行政区レベルで調べると、東京都中野区(人口密度:19000人/平方キロ)、大阪市城東区(人口密度:19000人/平方キロ)、東京都豊島区(人口密度:18200人/平方キロ)、東京都荒川区(人口密度:17200人/平方キロ)、大阪府阿倍野区(人口密度:17000人/平方キロ)、東京都目黒区(人口密度:16700人/平方キロ)、大阪府住吉区(人口密度:16700人/平方キロ)、大阪府西成区(人口密度:16600人/平方キロ)の8区がモナコの人口密度を上回っています。さらに脱線しますが、かつて「人口密度世界一の島」であった炭鉱の島・長崎県端島・・・通称”軍艦島”はわずか6.3haの広さの人工の島に最盛期で約5300人が住んでいたという事で・・・換算するとなんと84100人/平方キロ(当時の東京23区のなんと10倍近く!)という途方も無い人口密度を記録していた事がありました。この島は閉山されて現在は無人島、その廃墟跡は世界遺産として保存しようという運動も起きているようです。

東欧は、前に函館の夜景を函館山から見る直前に「函館よりも(夜景が)きれい」と話に聞いたのを覚えているハンガリーの首都ブタペスト(人口:約200万人、札幌市よりもちょっと多い)の夜景は一度見てみたいなとは思っているのですが・・・。あとプラハは第16段にも書いたように浦沢先生の「MONSTER」のせいでコワい印象がこびりついてしまったし、最近はすっかり「アウェイの地」として代表戦で”定着”してしまって、オランダサイドからすればここ数年はなかなか足を運びづらい都市になってしまいましたが(爆)

西欧はアムステルダムをはじめ魅力的で有名な街はたくさんあると思います。歴史は古いし・・・。アヤックスに出会う前からオランダというかアムステルダムには学校で勉強しながら何となく「ひいき感」を覚えていたので、第1段に書いたように後にアムステルダムに行ってみるまでに至るのは自分でもびっくりであります(別にオランダにゆかりのある人間では無いもので) 食い物は第7段に書いたようにファーストフードオンリーかな・・・と思いきや第15段に書いたように「美味い料理」もあるのです! 逆にロンドン(特別行政区グレーター・ロンドン(大ロンドン)の人口は737万人で愛知県の人口を超える)は行く前はさしたる興味も無い街だったのですが、第6段にも書いたように行ってみて魅力を感じる街でありました。前述第16段で「グラン・プラス」の写真を載せた”小パリ”ベルギーの首都ブリュッセル(人口:約95万人、ほぼ北九州市くらい)もワッフルやムール貝が美味しくて実はアムス以上にお気に入りだったりするかも・・・。

アメリカと言えば第10段に書きましたがウルトラクイズでも有名な・・・「世界の首都」ニューヨーク(人口:約740万人、愛知県、埼玉県の人口を超える) でもNYはどうしても「ニューヨークに行きたいか〜!」の印象を拭い去れずに、ニューヨークに行くにはクイズで!といまだに思いつつ足が向かないものです(汗) 南米だとブラジル第2の都市・リオ・デ・ジャネイロ(人口:約560万人、ほぼ千葉県くらい)や、ブラジルおよび南半球最大の都市・サンパウロ(人口:約1100万人、ほぼ東京都くらい)、それにアルゼンチンの首都でもある「南米のパリ」ブエノスアイレス(人口:約280万人、ほぼ大阪市くらい・・・首都圏人口は約1100万人でほぼ東京都くらい)辺りを周ってみたいものですが、特にフットボールがどうこうという訳ではなく、ウルトラクイズ「史上最高の回」と誉れ高い・・・南北アメリカ大陸を縦断した第12回アメリカ横断ウルトラクイズのルートにリオとブエノスアイレスは入っていたし、サンパウロは「南半球最大の都市」というのに何となく惹かれる訳で・・・(爆) 位置的に興味があるのはアマゾン川中流にあるマナウス(人口:約180万人、ほぼ札幌市くらい)の方です。アマゾンのジャングルの真ん中にありながら100万都市が存在するというのは・・・ある意味都市的に何か「奇跡的」なものを持っているものとも思いますが・・・。

アフリカは2010年(本当は来年にでもW杯開催になっていたはず?)のW杯開催地・南アに以前から興味がありましたが、その他にも北アフリカのアラブ方面でアフリカ最大の都市でもあるエジプトの首都・カイロ(中心部の人口:約700万人、カイロ首都圏の人口は約1600万人で東京都を超える)やモロッコ最大の都市カサブランカ(人口367万人、日本第2の都市・横浜市を超える人口)の方に行ってみたいなという気もあります。別にモロッコに性転換・・・とかいうそちら方面の興味は無いので念のため(爆)

自分の中における都市、街への興味は「なぜこの位置にあってこんなに人口が多いのか?」とか「なぜこの地に都市が発達したのか?」、それにフットボールを見始めてからは「なぜこの都市にフットボールのクラブが根付いて行ったのか?」といった部分に惹かれてしまいます。地図帳好きな自分が世界のフットボールに目を向けてしまったのもある種必然的な事だったのかもしれません。受験生とかだったらフットボールを通して世界の都市を勉強できる・・・フットボールは世界地理の「教科書」にうってつけだと思いますけどね(笑)


でも「My Favorite City」の「ベスト3」はまだ書いていません。今回はその「ベスト3」を除いて書きました。なのでその「三都物語」については・・・後日に書く予定でございます。いや、実を言うと「前置き」の部分がまた長くなってしまったもので・・・本題に入れずという結果です(爆) その3つのヒントは、いずれもフットボールのクラブを持っているヨーロッパの都市・・・でございます(笑)

※文中にある人口データ(国内)はHP「NL Portal Site」さん(http://neo-luna.cside.tv/index.html)の中のコンテンツ「都市人口ランキング」を参照させて頂きました。つくばエキスプレス開通で八潮市、三郷市、流山市、そして守谷市と沿線各都市がどのくらい人口増加するかが注目のトピックですが・・・自分と同じく国内都市の人口動向が気になる「人口フェチ」な方はぜひどうぞ(爆)

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