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大型で勢力の強い「AZ台風」がオランダに上陸しております。
この台風は9月中旬にアヤックスを直撃する恐れがあるので”警戒”が必要です(爆)
さっそくuefa.comが今シーズンのAZの”ハンパねぇ”「強さ」を嗅ぎつけたようで、昨シーズンはベスト4止まりだったUEFAカップも今シーズンはAZの手中に収めるのでは・・・?と予感させるものであります。「赤鬼」ファン・ハールの復活、「点取り屋」グルジア代表FWショタ・アルヴェラーゼのエールディヴィジ復帰、それに昨シーズンの主力がリンベンデルフ(→アヤックス)、クロムカンプ(→ヴィジャレアル)、ネリッセ(→ユトレヒト)以外はほとんど残留したのもAZの強み。
早くも先週末のクラシケルでフェイエ相手に初黒星を付けられたアヤックスですが、9/18(日)にはこのAZとのアウェイ戦が予定されています。特に”元アヤ”なファン・ハールやアルヴェラーゼ、それにランザート辺りも燃えるでしょうねぇ・・・。シーズン終盤に失速してしまった昨シーズンの「二の舞」にならないよう、AZはペース配分もしっかり計算するでしょうし・・・ファン・ハールもリーグとUEFAカップの「2冠」達成に十分手応えを感じていることでしょう。
でもアヤックスとしても相性の悪いPSVやヘーレンフェーンとの対戦を前に、早くも「エールディヴィジ2敗目」を喫するわけには行きません。いくら今シーズンからエールディヴィジのレギュレーションが代わって、CL出場権が1位のチームに無条件で1枠、そして2〜5位のチームでのプレーオフ(プロ野球のパ・リーグみたいな制度(爆))で残り1枠を争うとはいえ・・・「5位までに滑り込めばなんとかなる」というビジョンではかなりの”リスク”(6位なんてなっちゃったらアヤックスのチームワーストですし!)が伴うでしょう。CLだって昨シーズンはこのAZを押しのけてせっかく出場権を勝ち取ったわけですから、ここ2シーズンのような戦いぶりだと・・・UEFAカップに”回ってくれた”AZにも合わせる顔がありません。「AZがCLに出れば良かったのに」なんて言われた日にゃ・・・(爆) 9/18(日)はアウェイ戦ですが、このAZには勝たなければならないのです。
さて、この「〜しなければならない」という表現ですが・・・「must」と「have to」が英語にはありますよね。日本ではこの2つは同義語と扱って差し支えはない(あえて言うなら「must」は「have
to」よりも強制力が強いと習ったような?)と思いますが、ネイティヴの方はこの2つを若干のニュアンスの違いで使い分けるそうです。簡潔に言えば
| must : |
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内部からの圧力による「〜しなければならない」 |
| have to : |
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外部からの圧力による「〜しなければならない」 |
| (NHKテレビ 3ヶ月トピック英会話 「助動詞のDNA」より) |
「must」が自分の内側にある心情的な要因による表現なのに対して、「have to」は自分の外側にある抑圧的な要因による表現という位置づけとなります。前に【第3段】で「なおざり」と「おざなり」の違いを紹介しましたが(そういえば「なおざり」なファン・ハール・・・次のAZの仕事は「なおざり」にはしそうもないなぁ・・・(爆)) 「must」は主観的な判断を含むとき、そして「have
to」は客観的な判断を含むときの表現と見なしてもいいでしょうか。英語にもこのような微妙なニュアンスがあるものなのですね。これについては具体的な例を挙げればさらにお分かり頂けるかもしれません。
【1】 「奈々」の場合
奈々は友達のシン、そしてレイラの「合同誕生日パーティー」に誘われましたが、奈々のフィアンセであるタクミは奈々の存在をマスコミから隠すため「パーティには行くな!」と足止めします。それに、そのパーティにはタクミの他にも奈々の「元カレ」であるノブが出席するために・・・奈々はパーティに行くことを躊躇してしまいます。この場合・・・下の文章で( )に入るのは「must」と「have to」のどちらになるでしょうか?
Nana ( ) stop going to the birthday party.
[奈々はお誕生日パーティーに行くのを止めなければならない。]
【2】 「恵」の場合
音大生の恵はヨーロッパに留学する憧れの千秋先輩を見て、自分も上を目指そうとピアノの才能を磨く決心をします。この場合・・・下の文章で( )に入るのは「must」と「have to」のどちらになるでしょうか?
Megumi ( ) improve a piano skill.
[恵はピアノの腕を磨かなければならない。]
【3】 「将介」の場合
将介は師匠の御神のツテで将棋会館の門を叩き、将棋の世界へ入りました。しかしそこには滝川が名人という最高位に君臨しており、加えて滝川は御神の永年のライバル・村木の弟子。ゆえに将介は滝川に並々ならぬライバル心を燃やします。この場合・・・下の文章で( )に入るのは「must」と「have to」のどちらになるでしょうか?
Shouske ( ) knock down Takigawa.
[将介は滝川を倒さなければならない。]
英語は苦手なもので・・・不備なところはご容赦ください(爆) そしてお察しの通り、”元ネタ”になっているのは以下の3作品です。
【1】は矢沢あい先生「NANA」
【2】は二ノ宮知子先生「のだめカンタービレ」(※)
【3】は能條純一先生「月下の棋士」
自分ははっきり言って、バンドもクラシックも将棋の世界も・・・まったく無縁のものでした。そんな奴さえも読者にしてハマっちゃって引き込まれてしまう・・・いまさらながらこの3作品は本当にすごいです。前に【第16段】でマンガについて書きましたが、「NANA」、「のだめカンタービレ」、「月下の棋士」のこれら3作品と出会ったことで自分の「ベスト5」に”地殻変動”が起きそうです。なるほど、”夜のセンターライン”谷原章介さんが少女マンガにハマるのも納得!(笑) 日本のマンガ文化は本当に素晴らしいものがあります。「ドラゴン桜」で国語の芥山先生が授業にマンガを使うのも納得です。絶対にその方が理解度が進む・・・はず。”のだめ”こと野田恵(【2】の恵)だって、「プリごろ太」のフランス版アニメでフランス語を瞬時にマスター(憑依!?)しましたしね(笑)
さて上の設問ですが、個人的な見解を言えば【1】は「行きたいけど、私(奈々)がパーティに行くとタクミにもノブにも迷惑をかけるのでは?」という客観的な判断をふまえて「have to」、【2】、【3】は恵、そして将介の「自分が上に行かなければならない!」という主観的な意志をふまえて「must」を入れるのが適当かな?と思います。うっかりしてましたが、【2】、【3】とも主語が3人称単数現在なので・・・正確に言えば「has
to」ですね(汗)
まあ、【1】では・・・ハチ子(奈々)は「お母さん代わりに」可愛がるシンのためにパーティに行く決心をしましたからその後に心情が揺れ動く「内部要因」もありましたし、【2】では・・・あれほど強制的(抑圧的)にピアノを教えられるのを嫌った”のだめ”がコンテスト出場を目指して”ハリセン”江藤先生の家で「合宿」までして(後に千秋(真一)先輩がそれを目撃!)、江藤先生(&奥さん)の「外部要因」猛レッスンを受けましたし、【3】では・・・名人戦「氷室将介vs滝川幸次」が、滝川が言い続けたように彼らの初めての出会いにおいてすでに「宿命」づけられている「外部要因」が働いていたものだとしたら・・・う〜ん、深く考えると採点が難しくなりますね。確かに微妙なニュアンスです(笑) そんなわけで最後の設問を。
【4】 オランダ代表の場合
オランダ代表は2002年のワールドカップ出場を逃しており、2大会続けて出場権を逃すことはオランダ国民もファンも許しません!この場合・・・下の文章で( )に入るのは「must」と「have to」のどちらになるでしょうか?
Netherlands national team ( ) go to the World Cup 2006.
[オランダ代表は2006年ワールドカップに行かなければならない。]
いかがでしょうか?個人的な見解は「must」も「have to(この場合はhas
to)」も両方とも当てはまると思います。ファンも国民も「外部要因」もそうだし、きっとファン・バステン監督も選手も「内部要因」も・・・全員がこの気持ちを持っているはずと思ってますから!でもしいて挙げるならば、「must」が正解であって欲しいかな?「may」も避けたいし、くれぐれも「cannot」はご勘弁を(爆)
(※)「のだめカンタービレ」については、ファンサイト「Capriccioso Cantabile」さん(http://cc.vis.ne.jp/)をご参照ください。
のだめと千秋先輩は「芸術家」だからいまはパリの”左岸”に住んでるんだろうなぁ〜?サンジェルマン・デ・プレかカルチェ・ラタン辺りかなぁ〜?のだめはパリにもこたつを持ってきてたけど、電源は変圧コネクタをかませてるのかなぁ〜?のだめはパリにも「甲子園の土」を持ってきてるのかなぁ〜?なんて思い巡らすのもご一興。「NANA」もそうだけど「のだめ」もあまりに評判がいいので、天邪鬼にケチでも付けてやろうと思いきや・・・ムキャー!見事に”返り討ち”です(汗)
特にのだめが千秋先輩の部屋にこたつを持込む第2巻「Lesson9」なんて最高!何度読んでも面白いデス・・・中華「裏軒」の”クラブハウスサンド”も食べたいヨ!のだめと千秋先輩は「ツルモク独身寮」の白鳥沢レイ子と杉本京介(実は杉作J太郎さんの本名も”杉恭介”だったりする・・・ぎゃぼーっ!)を彷彿させる名コンビだし!「のだめ」の話のテンポ、そして”こたつ”、”酔っぱらい”など・・・コマの隅っこで繰り広げられる小ネタの応酬を見ていると、まさに「ツルモク」の再来と思える秀逸さですヨ・・・もっとも、「ツルモク」の”ギャクタマリーノ”杉本は「のだめ」の菊地くんに負けず劣らずの女グセですけど。はうぅ〜。本当に笑えるクラシック漫画だし(笑)
なおこのマンガにはプラティニ、マラドーナ、ヴィエラ、ブッフォン、ウィルトール、インザーギetc...。作品の中にはサッカー選手名もよく出てくるし、欧州サッカーファンの方々にもぜひフィットしやすのでは・・・?「カンタービレ」、まさに”歌うように”一気に読めちゃって・・・でも、「プリごろ太」の魅力とともにあっという間に引き込まれますからご注意を!(爆)
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