日本肝臓病患者団体協議会
第13回 全国交流のつどい・代表者会議
11月1、2日の両日、千葉県船橋市で日本肝臓病患者団体協議会の第13回全国交流のつどい・代表者会議が、42の患者会から150人余りの患者家族が参加して開催されました。
1日目は、代表者会議が開催され、数百万人の患者・キャリアとその数を上回る家族の目線にあった活動を旺盛に行い、国の肝炎対策の前進と療養環境の改善をめざす新しい活動方針を決めました。また、役員改選では、東京・長野・大阪の会の3人の代表者を日肝協の代表幹事に選出しました。
開会式での千葉肝臓友の会鈴木代表の挨拶(船橋市)
○ 千葉アピール
11月1、2日、ここ千葉県船橋市で日肝協第13回全国交流のつどい・代表者会議が、全国から150名を超える患者・家族が集まり開催されました。例年にましてたくさんの仲間が集まったことは、何より「治りたい、治したい」という患者・家族の共通の願いの現れでしょう。 私たち肝臓病患者をめぐる情勢は急速に変化しつつあり、それぞれの地域で患者や家族の社会的権利を守る運動が精力的に進められているのは、心強い限りです。このつどいの盛況の陰には、開催地である千葉県の仲間たちの奮闘を感謝します。 肝炎の治療方法は熱心な医療関係者の努力で大きく前進しつつあります。B型肝炎の治療でラミブジンなど抗ウイルス剤の登場、C型肝炎でもリバビリンとの併用などで治癒率が向上するなどの状況が生まれています。肝硬変、肝がんの治療も大きく前進しています。予防の面では、全国的にウイルス検査が実施され、私たちが強く求めてきた早期発見・早期治療の必要性と正当性が明確にされました。 一昨年の厚生労働省包囲の行動など、私たちの粘り強い活動が、国の肝炎対策前進の大きな力となったことは明白です。また、薬害肝炎・予防接種による肝炎や劇症肝炎、そして就職差別の訴訟当事者などが私たちの運動に合流しつつあります。 ただ、私たちが求めている肝臓がんに対するラジオ波治療など多くの治療薬・治療法の健康保険適用は、まだ実現していません。国の医療・福祉対策のあり方をさらに変えていく必要があります。特に、保険の自己負担分の増加など、医療費の負担は患者にとって重くのしかかっています。治療期間中の生活費にも困る患者も出てきており、福祉面での配慮も求められます。国や自治体に抜本的な患者支援制度実現にむけた働きかけも欠かせません。 それぞれの患者会が講演会や交流会などを開催するなど、日常的な広報活動は、大きな力を注がねばならない課題です。患者と家族の「要求」や「願い」に基づく活動が今まで以上に求められています。 肝臓病患者・家族の皆さん、「治りたい、治したい」という願いを実現させるために、すべての肝炎患者・家族が協力しあって療養環境改善のための活動を、日肝協とともに積極的に進めて行きましょう。 私たちは、この2日間の貴重な討議と豊かな交流が、1年後に大きな成果となって次回の大阪で確認できるよう、努力することをここに誓います。 2003年11月2日 日本肝臓病患者団体協議会 第13回全国交流のつどい・代表者会議
★ 第12回 全国交流のつどい・代表者会議 報告
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