ディストリビューターの交換




今回の使用工具:
10mm/13mmのソケット、整備用ハンマー、プラスチックハンマー、叩き棒、マイナスドライバー、ポイントギャップを調整するのであればプラスドライバー、以上。


始めに断っておきますが、これから紹介する作業は完全な自己流です。マニュアルその他、一切参考にしていません。なので、ひょっとしたらプロの方が見たら「そりゃマズいだろう」というやり方なのかもしれません(御意見アドバイス随時募集中です)。私のクルマは極めて快調に(そうでもねえな)動いていますが、そういう意味を含めて参考にされる際は御注意ください。


 組む時の事を考えて、どこかのシリンダを上死点に合わせ(一番シリンダが分かりやすいでしょう)、デスキャップを外し、ローターの向きを確認してから、ディストリビューター(以下、デスビ)を固定しているクランプをカシメている10mmナット(すぐ下の画像参照)と、クランプを固定している13mmナット(さらに下の画像を参照)をソケットレンチを用いて緩め、デスビを引っこ抜く。といっても、ただ引っ張って「ズボッ」と抜けてくる事はそうない(と思う)ので、回したり、ハンマーで下から軽く叩いたりしながら外す。このE/Gの場合、ハメあわせがかなりきつく、固定クランプを完全に緩めても手ではとても回らないほどだったので、整備用ハンマーで下から「コンコン」と叩いて地道に外した。僕はずぼらこいてプラグコードは最後迄デスキャップから外さなかったが、これを外してからデスビを取り外す人はどのコードがどの位置にくるかをしっかり覚えておく事。



 外れたら今度は逆の手順で組み付ける。組む時もこのE/Gは噛み合わせが固く、デスビの縁やら何やらを、叩き棒やプラハンで軽く叩きながら組み付けた。デスビのボディはけっこう柔らかいアルミ合金みたいな素材で作られているので、ちょっとでも強く叩くと歪んだりして泣きを見るので注意。左がデスビを外した状態。横に切り欠きがあるのが分かるだろうか。ここに右の画像の、デスビの下部の突起が噛み合わされる。組みはじめてしまうと当然これらの凹凸は見えなくなってしまうので、噛み合う付近での組み付けは慎重に。



 ストックのデスビは、点火時期の進角に吸気の負圧を利用するバキューム式を取っている。一つ上の画像の、UFOみたいな丸いパーツから出ている黒いホースがその負圧をデスビに引っ張っているホースで、キャブレター下のインテークマニホールドに繋がっている。009は遠心進角方式なので、このホースは不要だ。かといって外しっぱなしにすると混合気に多量の空気が混ざってしまう事になりうまくない。なので、このホースは短く切って先に適当な太さのボルトでも突っ込んで、インマニの負圧取り出し穴をメクラにしてやる。



 正常な位置にマウントされたら、大まかな点火時期を目視で出し(クランクプーリーの点火時期調整用のマーキングがケースの矢印の位置に来る時にポイントが開き始めるように調整すれば大体合う)、クランプ廻りのナットを締め、作業終了。タイミングライトを持っている人は、暖気後に正確なタイミングを出せば完璧ですね。新品の009デスビは、ポイントギャップも大体いい感じになっていたので今回は調整しなかったが、そのうちポイントの調整方法もアップします。それにしても、キタネーE/Gルームに新品のデスビの似合わない事。。。





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