
-ポンコツクルマと送る市井の生活-
2000年のJoyride7/8月 9/10月 11/12月
2001年のJoyride1/2月 3/4月 5/6月 7/8月 9/10月 11/12月
2002年のJoyride1/2月 3/4月 5/6月 7/8月 9/10月 11/12月
2003年のJoyride1/2月 3/4月 5/6月 7/8月 9/10月 11/12月
2004年のJoyride1/2月 3/4月 5/6月 7/8月 9/10月 11/12月
2005年のJoyride1/2月 3/4月 5/6月 7/8月 9/10月 11/12月
2006年のJoyride1/2月 3/4月
2001年2月27日 週末、出張やなんやで留守にしていたので、平日仕事から帰ってきてからしこしことJB-WELDを使ってのキャブの修理をする。今住んでいる家はぼろい借家だけれども、玄関と縁側が広いので寒い時期のちまちまとした作業はやりやすい。とはいえ、キャブレターなんぞをばらそうものなら閉め切った家の中じゅうガソリンのにおいが充満する。気付くと嫁さんの視線がガソリンの気化熱で冷えた指先よりも冷たい。あらら。。。
説明書によると、JB-WELDは接着面に油分が残っていると極端に接着力が低下するらしいので、キャブクリーナーでスタッドボルトとキャブのボディを念入りに脱脂した後、主剤と硬化剤を1:1の割合で良く混ぜ、接着面に塗布する。こいつは気温が低いと固くなるようで、ガソリンとキャブクリーナーの気化熱でキンキンに冷えたスタッドに塗ろうとしたらハナクソみたくもろもろになってうまく塗る事が出来なかった。この時期に使う時は塗布する面をドライヤー等で暖めてやる必要がありそうだ。
。。。そんなこんなでスタッドを組み付け、昼間は暖かくなる縁側で丸一日硬化させ(実用強度に達するのは12-13時間後らしい)、エンジンに組んでみる。うん、なんとか必要なトルクは掛けられるようだ。エアクリーナーケースなんかをさくさくと組み付け、わくわくしながら早速試運転に出かける。キャブはしっかりOHしたし、組み付けもOKなはず。今度はばっちりだろう、と思いきや、チョークが戻るとまたがくがくと息付きが。。。おいコラ、なんでやねん(怒)。またダメじゃん。一体何処が悪いのよ?・・・おまけに広い直線で全開にしても4速でメーター読み110kmしか出ないぞ、エンジンの回転はそこそこ上がってるのに。あれれ、これってクラッチ滑ってるんじゃ(悲)。。。何故なんだというやりきれない気持ちと、間もなく僕の財布から出て行くのだろう何枚かの諭吉サンの画像が頭の中をぐるぐると回る。あーでもなんでこうなんだ、原因をハッキリ突き止めようとしてちまちまいじるのが良くないのか。まあなんにせよ近々クラッチを交換しなければならないので、エンジン下ろす準備始めないとなあ、砂利の上で作業できるかなあ。
2001年2月19日 詰まっていたキャブの通路は、週末洗浄液に40時間ぐらい浸けておいたらなんとか貫通させる事ができた。良かった−。#ここの所毎週キャブを脱着しているおかげで、エンジンからキャブを外し単体にするのに3分もかからなくなっちまいました。スキルの向上、と素直には喜べないですけど(^^;; #デスビのキャップを外すとサクサク外せるみたい。
さて、どういう方法で修理しようかと悩んでいたキャブのスタッドだけれども、結局、前々から試してみたかった金属用の超強力接着剤を使ってみる事にした。本当はタップを切るか、ヘリサートでも入れるのがちゃんとした直し方なんだろうけど、もうすぐ交換する予定の部品ではあるし、ストックのキャブレターは$100とちょっと出せば新品も買えるという事を考えると、あまり手間と金をかけるのは利口じゃないなと判断したのが大きな理由。噂ではこの手の接着剤は本当に強力らしいし、どれほどのモノかをちょっと検証してみたいという個人的な興味もあったし。
今回購入した接着剤はアメリカ製の「JB-WELD」というやつで、うたい文句によると耐油制、耐熱性は申し分無し、硬化後はタップも切れるらしい。一応購入前にキャブのスタッドの補修に使えるかどうか販売元(Old Timerなんかの広告で有名な「ビルダーズハウス」さん)にメールで確認してみた所、「確かに強力な接着剤ではあるが、場所が場所だけに保証は出来ない」、という要旨の丁寧な返事が返ってきた。あらら、とちょっと出鼻をくじかれた感じはあったが、まだキャブのボディに切られたネジ山は完全になめずに残っているし、何となくいけそうな感じがするので購入する事にした。ダメならダメで経験にもなるし、他の事にも使えるし。しかし、注文のメールを木曜日就寝前に出し、翌々日の午前中にはもうモノが代金引換便で手許に届くんですからねえ、便利な世の中になりました。
2001年2月12日 キャブのオーバーホールの続きをする。まるまる一日位洗浄液に浸けておいたにもかかわらず、キャブクリーナーのスプレーの力では詰まりを取り除く事が出来なかった。パソコン等の掃除に使うエアスプレーでもダメ。ならばとエアコンプレッサーを持っている友人宅にお邪魔し、クソ寒い中2人でエアガンで吹いてみる。が、かなりの高圧で吹いたにもかかわらず通路は開かない。。。うーん、一体何が詰まってるんだ???錆の固まりなんかがうまい具合にはまってしまっているのだろうか。フロート室の中はそんなに汚れてなかったんだけどなあ。。。そういやフューエルストレーナーは何だか得体の知れない金属のボディの奴がついているしなあ、役に立ってなかったのかなあ。
何はともあれ、明日はこいつで通勤しなければならない。かなり強力らしい「花咲かGシリーズ」のパーツクリーナーで再挑戦してみるか、等と考えながらキャブを組んでたら、キャブのボディに圧入してある、キャブとマニフォールドを繋ぐためのスタッドボルトが「にゅる」という嫌な感触と共に抜けてきた・・・ぎゃー。なんとか走れるから良かったけど、こんな状態じゃ恐くて遠出は出来ない。どうにかしなければ。あーあ、今日は厄日だ。直すつもりが逆に仕事を増やしてしまったじゃないか。
2001年2月10日 今日から3連休だけど、取りあえず何の予定も入っていないのでキャブレターをばらしてみる。以前からの不調に最近の寒さも加わり、最近は街乗りはちょっとしんどい状態だった。もういいかげん片を付けなくては。。。外せるジェット類を全て外し、空気やガソリンの各通路にキャブクリーナーを吹いて様子をチェックすると、スロー系統にガソリンを送る通路が詰まっている事が判明。んー、結局これが原因だったか。去年の8月にばらした時は確かここはなんとも無かったんだけどなー。キャブクリーナーのスプレーの力では詰まりを取る事が出来ず、取りあえずキャブのボディごと洗浄液にどぶ漬けして一晩置いてみる事にした。エアガンを持っていないので詰まりを開通させる事ができるかどうか分からないが、なんとかチャレンジしてみよう。
という事で今回の不調を巡る僕の試行錯誤をまとめてみる。そもそも、このクルマを僕が手に入れた時、エンジンはかからなかった。その時の直接の原因はキャブのアイドルカットオフバルブとポイントの不良で、それらを加工/交換することでエンジンはかかった。その後一年程寝かせた後、車検を取る時にプラグとプラグコードを新品に交換、車検を取得。陸運事務所までの道中で、アクセル開け始めにかくんと息付きする症状を確認。その後、キャブをオーバーホールするが症状は変わらず(この時は前述の通路は詰まっていなかった)、点火時期の調整で一度は調子が良くなったのだ。2月くらいするとまた息付きの症状が出始めるのだが、当初の原因は点火時期の狂いで、2回目の不調の原因はキャブの詰まりだった、という事なのだろうか。似たような症状だったので不調の原因の切り分けに戸惑ったのがこんなにも不調を長引かせてしまった理由だろう(まだ直ってないけどさ)。これだけの事にこんなに時間かけてたらプロなら失業だけど、嬉しい事に僕は今はお気楽シロート、まあ勉強になったって事でオッケイ、としよう。・・・でも、これで直るのかなあ。。。
2001年1月28日 南の方に住んでいる人はもしかしたら想像できないのかも知れないが、北国では雪の季節はそれ用のタイヤを履かなくてはならない。岩手県の湘南と呼ばれる(笑)、割と冬でも過ごしやすいこのあたりでも流石にここしばらくは寒く、漸くスタッドレスタイヤに履き替える。フロントは純正4.5J/4穴のリムにBSブリザックMZ-03の165-65(こんな感じになります)、リアは'65年ビートルの頃から使っているミシュランの165。5.5Jのメッキ356クロームのリム(5穴)にアダプターを噛ませて装着。
フロントは夏タイヤのミシュラン135に比べて、ハイトは殆ど変わらないものの、3サイズ程太くなったせいか、路面のギャップや強めのブレーキングでフェンダーの耳に当たってしまう。不意の急ブレーキではステアリングを取られかねない当たり方なので、何らかの対策を施さなくてはならないようだ。キャンバー角をネガティブに振ってやるか、フェンダーの耳を折ってしまうか。。。リアは夏タイヤの185-65に比べて大分外径が大きくなり、結果相対的にファイナルが高くなったせいか、乗り味もその分マイルドになった、というか、要は加速が悪くなった。乗り心地が良くなったせいもあるのだろうが、こんなんでもけっこうドライブ中の雰囲気や気分は変わるもので、いろいろな局面で以前よりのんびりした気分でアクセルペダルやシフタ−を操作している自分に気付く。うん、こういうのも悪くないなあ。
2001年1月21日 最近嫁さんのクルマを乗り回す機会が多くなったせいか、ドライブに似合う、というかハマる音楽って、乗るクルマによってかなり変わってくることに気付いた。思い起こしてみれば、'65年がメインのクルマだった頃はドライブのBGMはアメリカンなロックが多かったような気がする。Neil Young, Gram Persons, Little Feat, The Band。。。D型1200ccののんびりとしたエンジンの雰囲気や白くて細いステアリングにはそういう曲が良く似合った。頑丈なアタッシュケースみたいな実家のGolfには、作りこんである感じのブレイクビートものがハマるし、アクティには断然パンク!!だった。でっかい音でうるさくて速い奴を聴きながら、今にも壊れそうなポンコツでかっ飛ぶのは気分よかった。
今の'74年はというと、固い乗り心地のせいなのかE/Gのフィーリングのせいなのか分からないけど、'65の時よりもうるさい奴の方が似合うようで、町中を走る時はカーステレオのデッキには、相変わらず年甲斐もなく代わる代わるパンクのCDが出たり入ったりしている。パンクロック特有の「ひたむきな感じ」が今の「気分」なのかな、ということもあるのだろうが、嫁さんのインプレッサ(オートマ)のヌルい乗り味では同じCDを聴いてもあまり気分が出ないことを考えると、どうもそれだけではないみたいだ。##良くも悪くも主張のない国産車には、これまた毒にも薬にもならない歌謡曲が一番似合う様ですね。
しかし、「And I Love Car」ってのには笑った笑った。久々のヒット(ギャグ的に)。これはドライブミュージックとしてもGoodでした。
2001年1月7日 今日は三連休の中日。つわりがひどい嫁さんは実家に里帰り、おまけに天気は快晴、風もない。こりゃあ絶好の整備日和だって事で久しぶりに工具を握る事にする。本日のメニューはずうっと前から懸案事項だったスイングアクスルシャフトブーツの交換と、それに伴うミッションオイルの交換。このブーツについては車検整備している時に少し裂けている事に気付いて以来、やらなきゃやらなきゃと思ってはいたのだけど、どうも僕はミッションオイルの匂いが人一倍苦手で、そのひどい匂いのオイルまみれになる事必至のリフトもない環境での交換作業をする勇気がなく、部品の手配だけはしておいたもののなんだかんだ理由つけて先延ばしにしていたのだ。本格的な冬になり、ミッションの入り具合の渋さも少し気になってきたので今回重い腰を上げたという訳。
作業内容は別項に詳しいが、久々に嗅ぐミッションオイルの匂いといったらなんとまあ。。。あまりに凄い悪臭のお陰で、作業しながら「なんで俺は寒空の下こんな辛い思いをしなきゃならねえんだ」という気分に何度なったことか。先人曰く「遊びとは苦行に他ならない」とは言うけどさあ。。。クルマ馬鹿やってるのも楽じゃありません。苦労の甲斐あってシフトのフィーリングは(特に冷間時)随分と良くなったけど。
2001年1月6日 謹賀新世紀。旧世紀中は何かとお世話になりました。今世紀もよろしくお願いいたします。
・・・さて、忙しいようなそうじゃないような変な年末年始だったが(正月休みはつわりで具合悪い嫁さんに付き合ってごろごろ寝てたら終っちまった)、暇をみて、遂に20世紀中に決着が付かなかった件のアクセル開け始めの息付きのトラブルシューティングは地道に行った。プラグを交換し、症状に変化無い事を確認してから、今'74年に付いているプラグコードを、生きている事が分かっているモノに一本ずつ変えていき様子を見る。結果はプラグコードもシロ。点火系は一通り交換/対策は済ませたことになるので、この症状の原因は燃料系統に絞られた。#まだ手を付けていない所では点火コイルへの電力供給の不具合(配線の地味な断線/ショート等)も疑わしくはあるが、症状の出方が一定なので感覚的にこれはシロと判断、原因から除外する。
もう一度初心に戻って原因を探ってみると、ある程度アクセルを開けてしまえば調子は良いので燃料のデリバリー系統(ホース/ストレーナーの詰まりやフューエルポンプの不良)には問題ないだろうと判断。「アクセルの開け始め」の不調である事、またチョークが効いている時(混合気が濃い時)には不具合が出ない事から、夏に一度オーバーホールしているキャブレターのスロー系統か、インテークマニホールドの不具合(継ぎ目のブーツ/ガスケットの不良か、インマニ自体のヒビ/ピンホール)あたりが原因なのだろう。#症状からいって一番疑わしいのはキャブだろう。OHキットを発注して再度キャブのオーバーホール、それでもダメならエンジン降ろしてインマニ関係の組み直し、という順番で行く事にする。#実はこの辺の原因を一気に全部解消し、なおかつ性能の向上も見込めるという秘密兵器も既に手配してあるんだけど、それやっちゃうと今までの苦労が全然自分の身にならないので、この不調の原因を究明してから取り付けることにした。僕はのんびりやるんです。
Homeへ