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 -ポンコツクルマと送る市井の生活-



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2001年6月27日 今日の午後2時過ぎ,我が子が誕生しました。男の子です。ボクの人生もすっかり中盤ですが,ようやく「ヒトノオヤ」になる事が出来ました。素直に嬉しいです。
 名前は,「横田 零」と名付けました。「れい」と読みます。由来は,読んでの通り,数字の「ゼロ」からです。座標軸で言えば原点。何かをかけても,何かで割っても変わらない数字。価値観なんて時代と共に変わるけど,そんな中で何か「タシカナモノ」を掴んで欲しい,という,数少ない親の希望を込めた名前です。#ちょっと普通よりチビッコで産まれたのでまだ保育器の中ですが,これから大きくなっていくのでしょう,保育器の中で元気に暴れておりました。
 人の親,としては言うまでもなく新米もいいところですが,ボクなりに精一杯やろうって思っています。子供って,自分の親をはじめとして,大人の背中見て育つもんだからね,その辺はココロして。ステロタイプな「良き父親」なんかにはとてもなれそうにないので(なる気もないけど),まああくまでボクなりの,って事になるんでしょうが,まー全部結局そういうことなのかな,取りあえず,産まれて間もない我が子の顔を見ながら,「最近の若いもんは」などという,親として,大人としての責任を丸投げしたような発言/態度だけは決して取るまいと心に誓ったのでした。
 親として,子供には色んな事を教えなくちゃならないのだろうけど,多分今の世の中,一番大事なのは,しっかりとした「幸せの価値観」を提示してあげる事だと思う。で,それって提示すべき親が実践してなきゃならないことだから,結局自分に帰ってくるんだね。。。なんてったってこのページのタイトルは「Joyride」なわけだし,そういう意味からも今後もできる限り乗り続けよう,などとちょっぴり都合良く決心したボクなのでした。


2001年6月23日 先日書いた,安定したアクセサリ電源を取るためにリレーを介して新規に引いた配線の不具合の原因はボクの勘違いでした。。。リレーに,バッテリーから直接引いた常時ONの12Vと,イグニッションのon/offに合わせて電流が流れる,所謂アクセサリ回路の12Vを配線したんだけど,アクセサリだと思っていた配線が常時だったという。いままでCDデッキに配線していた箇所から取ったんだけど,アゼストのデッキって,赤いワイヤーがアクセサリで,黄色がバックアップなんだね,フツー逆じゃない?まあ,テスターを当てて調べなかったワタシのミスでしょう。むう。
 で,元々ガスタンク下に電磁ポンプを設置するために引いたこの配線なんだけど,キャブのセッティングその他に使いたい,という事で,今まで'65年に付けていたタコメーターを先に取り付けた。AutometerのSport-Comp 3780。所謂「モンスター」よりふた周りくらい小さいモデル。Autometerのバアイ,本体から配線が4本出ているので,それぞれ赤=アクセサリ,白=イルミネーション,緑=イグニッションコイルのマイナス端子,黒=アース,の要領で結線する。1600のエンジンに付けてみて分かったのだけど,ストックのカムとバルブ周りでは5000rpm位がいいところなんすね,頑張ればもうちょっといきそうだけど,5000超えた辺りでバルブがサージング起こしそうな気配だったんでやめときました。その辺の回転域では,ストックのキャブや点火系では当然パワーもついてこないしね。リスクを犯す意味もないし。そんなわけだから,実際走っている時はタコメーターって殆ど見る必要がないんだね,ストックのE/Gでは。上は回るところまで回しちゃって,あとはカラダで一番チカラあるところ選んでギア決めればいいわけだから。パワーバンドが厳密にあるエンジンでもないし。ところで,画像でメーターのスパイ針が6500rpm指しているのはタダの見栄です,はい。ボクのE/Gはとてもじゃないけどそんなところまでは回りませんです。


2001年6月19日 あらら,またまた古いクルマに対する風当たりが強くなってきた様で。。。乗用車は今回の法改正の対象外だと言う事で,今乗っているワーゲンに関しては今の所心配しなくていいようだけれども,こういう思考/行動パターンのオッサン達が法律を作っているという現実がある以上,いつボク達の「生き甲斐」が奪われてしまうか分からない。うかうかしていられませんね。
 NOx法で泣きを見たクルマ趣味人は,ちょっと古い(って言っても大して古くないけど)4WD乗りとトラック乗り達をはじめとする商用車好き。ランクル好きかつDATSUN620好きだったりするボクには数年前の施行時,かなり心が痛んだ法律だったけど,それがいっそう厳しくなるとはね。。。まあ,このサイトからもリンクを貼らせてもらっている「屋根つきガレージ」さんが,非常に論理的かつ理に適った文面で今回のNOx法改正の矛盾点をまとめて下さっているのでボクはここではくどくど書かないが,例えば漁船のディーゼルエンジンの排気ガスによる環境汚染が深刻な北欧では,エンジンそのものを規制するのではなく,よりクリーンな排出ガスになるような燃料を開発する,という方向で問題の解決を計ったと聞いているし,クルマ趣味王国アメリカでは,世界一厳しいガス検を,製造後一定年度経過した古いクルマについては免除する(軽減する,だったかな?)という措置を取っているらしい。前者は,なにかしらの問題を解決する手段としては,日本の行政が取った方法の100倍マトモな方法だと思うし(この方法で,日本における排気ガス環境汚染の元凶であり且つ件のNOx法の規制を実質的に受けていない法人所有の大型トラックについての対策も出来るんだよね),後者については「盆栽趣味」としてのクルマ趣味が,オッサン達世代にもしっかり根付いているアメリカという国のクルマ文化の根深さを感じる。まあ,アメリカの場合,日本よりも国民の所得の格差が大きい,という事も関係してるのかもしれないが。
 「排気ガス自殺」なんて死に方があるくらいだから(^^::: ,クルマって奴は「毒」撒いて走ってるようなもんなんだよね,そういう事実はクルマ好きならば常に意識の片隅に置いておくべきだと思うが,法律作ってるオッサンたち,もう少し理に適った考え/行動をお願いします!


2001年6月9日 梅雨の直前の,良く晴れた暖かい一日。わざわざクルマで30分くらいの,家から遠い中華料理屋に昼食を食べに行きがてらキャブのセッティングをする。出発前にポイントのギャップを調整した事もあるのか,暖気後ちょっぴり真剣に調整したところ,なんとかほぼ絶好調,と言えるレベルまで調子を出す事が出来た。エンジンが完全に暖まってしまうと以前のような息付きの症状は一切でない。始動直後や極低速では若干のギクシャク感があるけれど,これ以上の調整は経験の少ないシロートにはタコメーターやタイミングライトを使わないと煮詰められないかな,って感じがしたので,まあこんなもんでいいだろ。#今回調整してみて実感したけど,キャブレーションにつき,大体アイドリングから2500回転(おおよそ)くらいまでの領域は,アジャスター/バイパス/ボリュームの各調整スクリューの影響下にあるんですね。マニュアルに従って何度か調整を繰り返したら上記の回転領域で若干残っていたボコ付きが綺麗さっぱり無くなりました。不安無く踏めるアクセルの気持ちいい事といったら。。。


2001年6月3日 この'74年式に乗り初めて約11ヶ月,ずうっと悩まされてきた件の息付きの症状がようやく直った。結論から言うと原因はインテークマニホールドのブーツの破れ,だった。一応インマニに付いている状態では点検はして,でかい破れはないな,と思っていたのだけど,友人の助けを借りてエンジンを降ろしてインマニから外してみたところ,折り返し?の部分が結構な大きさで裂けてました。過去に書いた自分の文章を読むと去年の8月6日の時点で「インマニのブーツがやばいんじゃないか」と既に判断してたみたい。その時に面倒くさがらずエンジン降ろしちゃえば良かったのかな。。。でもまあ今さらそんな事言っても始まらない。ちょっと時間はかかったけど自分で直したわけだし,長い間悩まされてきた不調がようやく直ったのは素直に嬉しいし。とは言え,実はまだ完調ではなかったりするので手放しでは喜べてない。11時過ぎから準備を始め,途中昼飯休憩を挟んで作業が終わったのは5時半くらい。エンジンを暖めてキャブの調整をする時間がなく,スローの調整は「こんなもんかな」でテキトーに合わせただけなのでまだ少しギクシャクする。エンジン脱着の際に確認したイグニッションのポイントギャップの狂いと,燃料漏れを起こしている燃料ポンプの対策なんかと合わせて近いうちに調整したいと思っている。


2001年6月2日 久しぶりの我がポンコツ'74年の近況報告です。ガソリンが滲むようになったストックのフューエルポンプを電磁ポンプに変更しよう,という計画があるので,先週アクセサリー電源の新規配線を行ったのだけど(タンク下に設置する予定の電磁ポンプに安定した電力を供給するため,バッテリーから直で12Vをトランクに引き,リレーを介しイグニッションをオンにした時にポンプに電流が送られるよう配線),何かがおかしいらしく今日エンジンを掛けようとしたらバッテリーが上がっていた。回路に間違いはない筈だし,今の所電磁ポンプは未装着で,リレーを介した電流はCDデッキにしか供給していない状態。イグニッションをオフにするとちゃんとCDデッキは仕事を止めるので,デンキが余り得意じゃないボクにはちょっと原因が特定できない。取りあえず停車時はリレーへの常時電源の配線を外して様子を見ているが,停車時(つまりイグニッションはOFF)でもリレーは若干熱を持っているようなので,リレー自体の不良か,リレー本体のボディアースがちゃんと落ちていないかのどちらかが原因なんじゃないかと今は考えている。いちいち配線を外すのもかったるいので近日中に対策はするつもりだ。アース,と言えば今月号の"Street VWs"の「アースィングシステム」の記事は面白かったなあ。今度是非真似してみよう。
 エンジンの息付きの症状は相変わらずだったが,友人がオーバーホール済みのストックキャブを貸してくれると言うので今日交換してみた。結果からいうとこの不調の原因はキャブじゃないみたい。キャブを交換し,セッティングを友人とあれこれ変えてみたが,息付きの症状は若干出方は変わったが相変わらず。「デンキ系が原因じゃないの?」と友人は言うが,ボク的には「インテークマニホールドの2次エア吸い」に原因を絞った。今日あれこれキャブをいじっていて分かったのだけど,随分エアを絞って混合気を濃いめにしないとアイドリングしないのだ。どこかから2次エア吸ってる感じ。。。このクルマに乗りはじめてもうすぐ一年,いくらのんびり屋のボクもそろそろ決着をつけたい。近日中にエンジンを降ろしてインマニを組み直そう。
 この他にも,何だか音が出始めたような気がするボールジョイントやステアリングギアボックスの交換も近いうちに手を付けたいし,ステアリングダンパーやシフトロッドブッシュも部品の手配はしてあるが作業待ちの状態。休日の暇つぶしのネタは山のようにある。「なーんだ,金ばっかり掛かって大変じゃん」等と言うなかれ,「About〜」でも書いたが,これらの部品は大抵何千円単位,高くても1〜2万円で買えるし,入手の手段も,電話やメールで国内外の数多のVWショップに注文すればカード決済や代金引換の宅急便で自宅まで届くので超ラクチン。オーナーはさ程懐の痛みを気にせず,「満足に走らないポンコツを徐々に仕上げていく」という楽しい過程に没頭できるのだ。時たま出くわす,変わったクルマに対する偏見の目(住んでいるのが田舎だったり,カタい職場だったりするとたま〜にありますねえ,寂しい事です)は少々鬱陶しいが,そんなモノは何の問題にならない位,この過程は楽しい。やめられないデス。。。


2001年5月12日 友人から「気仙沼からぼろワーゲンを引っ張って来て解体するから,どう?」というお誘いを受けたのでほいほいと付いていく。獲物はAS型1600エンジンを積んだビッグテールで,骨董品屋の看板カーとして余生を過ごしていたもの。朝イチで出発し,10:00前に件の店に到着。店主のオヤジの爆笑マシンガントークを聞きつつ(骨董品屋のオヤジって何故かみんなよく喋る。。。)積載車への積み込みと支払いを済ませ早々に帰路につく。
 見たところボディの程度はまあそんなもんかな,って感じで,取れるものは何もない状態だったけど,エンジンはAS1600だし,ホイールはリビエラ,シフターはホンモノのハースト,ステアリングはフォーミュリングフランスの3スポーク黒。部品取り車としては上等の部類に入るだろう。当時モノの部品がいくつか付いてたのも面白かった。マフラーは今出来の「等長風」の,手前側の配管がクロスしてる奴じゃなく,あっさり集合している奴(Tad Sleeperか?)だったし,バックミラーはウインクミラー,フロントのトーションチューブに付くアジャスターは「なんでそんなに」って思うくらい馬鹿デカイ奴だったし。これらの部品も,間もなく来るであろう'80年代リバイバルブームの為にストックしておくのも悪くない。いい買い物だったねー>トモダチ
 で,気仙沼から持ち帰り,昼飯を食って早速バラシ開始。外装/内装のめぼしい部品を外しまくり,人手があるうちに,とエンジンを下ろす。二人がかりだったのと,エンジンがオイルまみれだったのが良かったのか(固着して回らないボルト/ナットが一つも無かった)1時間もかからずに降ろし終了。50cm位持ち上がるジャッキ一つとウマ一組,あとはそれなりのハンドツールがあれば一人でもエンジンは下ろせます。これだからワーゲンって好きです。次はミッション,と思ったら案の定ブレーキドラムの36mmが回らずアウト。別にここはばらさなくてもミッションは降りるけど,タダでさえきつい所なのにミッション降ろしてからじゃ絶対に回らないだろうからやっぱ外してから降ろそうね,って事でフロント/リアの足周りは次回に持ち越す事にした。缶ビールで乾杯して今日の作業は終了。
 。。。ちなみにこのクルマの置き場所兼作業場所は友人宅の玄関の前なんだけど,どうやらこの場所はいつもは彼の奥方のクルマを停めていた場所だったらしく。作業中に外出から帰って来て,ポンコツクルマと錆だらけの部品で埋め尽くされたマイホームの惨状を目にした彼女は開口一番,少し(かなりか?)トゲのある言い方で「あら,私のクルマ,何処に置けば良いわけ〜?」。今日は天気も良かったし,上記の通りなかなか面白い一日だったんだけど,この場面での,友人の,奥方と目を合わさず「いや,あのさ,いつまでも置いておく訳じゃ無いからさ」とぼそぼそと小声で言い訳する姿が一番面白かった。っていうか,少し安心したのかな,「ウチだけじゃない,何処も同じなんだな」って。。。


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