-ポンコツクルマと送る市井の生活-



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2004年6月23日 またまた出張で仙台に向かう。先週のトラブル地獄を無事に乗り切り、エンジンは絶好調。高速でも交換したばかりのステアリングギアボックスの効果か、直進安定性はバツグン。こりゃあ気分いいぜ、ってな感じで東北道を快調にぶっ飛ばしていたボクとポンコツなのでした。そんなに時間がなかった訳でもなかったんだけど、調子がいいもんでついついアクセルを踏み込んでしまう。天候は晴れ、外気温は30℃。かなり蒸し暑い日にもかかわらず巡行速度はメーター読みで140km/h。油温は90℃前後。いいね〜いいね〜とばかりに気分よくトバしてた矢先、突然エンジンがストール!ガス欠のような症状で、サービスエリアの出口の安全地帯でエンコしてしまったのでした。ガソリンは入っている筈だし、焦る頭で色々原因を考える。と、ふと目に停まったのが先週トラブルシュートの為に交換した年代物のBOSCHのブルーコイル。触れない程熱を持っている。多分、原因これだわ、って事で冷やしてはセルを回し、冷やしてはセルを回し、を繰り返していたら、いつものセルが回らなくなる症状が発生。ここは高速道路の本線上。押し掛けを手伝ってくれる通行人が歩いている訳もなく、地力での修理はアウト。急いでロードサービスの手配をするも、一時間くらいかかるという話。この時点で大事な会議に穴を空ける事も確定。うげー。超ブルーな気分でロードサービスの到着を待つと、30分後くらいにやってきたのが覆面パトと道路公団のサービスカー。事情を話すと「ここ、邪魔だからSAに移そうか」という話になり、交機のポリさんに押してもらいつつ移動する。押してもらいながら「ん?もしかしてコイルもう冷えてんじゃねえ?」とか思い付き、何気を装い、ギアをバックに入れ、クラッチを繋ぐと「ブロ、ブロロローン」。エンジンかかっちゃいました。ポリさんに礼を言い、再び走り出し、一時間遅れで会議に到着したボクなのでした。#しこたま怒られたよ〜(悲)
 。。。しかし、今回の一件は凹んだね。好きでポンコツ転がしているんだから暑い寒いは我慢するさ、しかしね、一応、曲がりなりにも社会人の端くれとしてはですね、クルマが原因で大事な会議に穴をあけるなんてのはもってのほかなんですよ。他人に迷惑をかけてはいけない、「たかが」趣味ごときで。30年以上前のポンコツをカローラのように使い倒す(それにはそれ相応の我慢や努力、気合が必要だった)のは、今までこの場に書いた事はなかったけど、ボクのちっぽけなプライドだった。日本一、とは言わないが、年間20.000km以上走る空冷ワーゲンはそうないだろうという自負もあった。しかもメインテナンスの殆どをショップに依頼せずに。でもね、今回の一件で決心しました。アシグルマ買います。そしてワーゲンとの付き合い方も少し変えます。今までは距離を走らざるを得ない関係上、信頼性に欠けるモディファイは極力控えてきたんだけど、今後はガンガン行きます。時間と金の許す限り、ね。E/Gチューニング、足周りの大幅なモディファイetc...。ま、そんな感じでカンベンしていただけますでしょうか。あ、ちなみに東北道(宮城県警管轄)で見かけた交機の覆面パト、白の2dr.のR34スカイラインでした。トバし屋の方々、トロトロ走ってるR34見かけたらそれはきっと覆面パトです、御注意あれ。


2004年6月19日 車検に備えて整備もバッチリ、だったはずの我がSolid M/C号。しかし古いクルマをあたかもカローラのように使う、という事はそんなにたやすい事じゃなかったのでした。この週に我がポンコツを襲った怒濤のトラブルの嵐を時系列にそってお伝えします。
 6月15日、出張の為仙台に向かう道すがら、アクセルを踏み込んだ時に「ポン、ポン」という具合に失火する症状が発生。典型的なプラグコードNG、の症状。年代物のモノマグ・プラグコードが逝ってしまった御様子。うーやばい、予備のプラグコード積んでなかったよ〜、なんとか帰りまで持つかな〜、などと思いつつ大胆にそのまま高速に乗る。高速では常にエンジンは高負荷なので、「ポン、ポン」という症状は時たま出続ける、という状態ながら、なんとか小一時間走り続け、仙台宮城インターを降りる。ほっとしたのも束の間、片側3車線の道路の右折車線で「スポン!」という音と共にエンスト。あわてて再始動。ん?再始動?あん?セルが回らない!こんな時、こんな状況で例の症状が再発したのだ。夕暮れ時の混雑した交差点のまん中で何も、と思いつつ、クラクションの嵐の中、後ろにいたタクシーの運ちゃんをつかまえ、押し掛けを敢行しとりあえず難を逃れる。が、何やら不吉な予感が頭を過る。
 6月16日、出張先で仕事を終え、帰路につく。ポンポンと失火する症状はだんだん酷くなっていき、高速をおりる頃には結構な頻度で出るようになっていた。おまけにアイドリングまで怪しい。料金所、コンビニの駐車場、信号待ち等で次々にエンスト、その度にセルが回らないので、料金所のおっちゃん、コンビニの店員、通行人等に押してもらう。家に辿り着くまで4〜5回はエンストやらかしたので、図らずも「押し掛けを見ず知らずの人に頼むコツ」を会得する。ほうほうの体で家にたどり着き、速攻でプラグコード交換、症状完治。
 6月17日、出勤途中、あともう少しで職場に着くという所で、タコメーターの異常動作と共にエンジン停止。タコメーターが異常動作した事から付けていたコンピュ・ファイヤーの故障と判断、路上でポイントに戻し、症状完治。しかし仕事に30分遅刻。あ〜あ。
 同日、帰り道。30分くらい走った所でエンジンが急に吹けなくなる。進角してない感じ?だがアイドリングも怪しいので原因究明がし辛い。交差点ではエンストの嵐、その上再始動も困難なのでまたセルが回らなくなる。で、その度見知らぬ人に押し掛けを依頼。「押し掛けを見ず知らずの人に頼むコツ」、スキルアップ。取りあえず、朝早く起きて各部をチェックし直す事にする。
 6月18日、早朝に起き、各部をチェックする。ポイント交換、症状変わらず。コイル交換、症状変わらず。うーむ、原因は何だ?困り果ててエンジンを眺めていると、キャブのアイドルカットオフバルブが緩んで、そこからガソリンが滴っているのを発見。これだこれ。これが原因だ。締め直して症状完治。
 しかし出勤途中、
またしても30分走った所でエンジン吹けなくなる。はぁ?どうなってんだコラ。しかし、交換していない部品はもはやディスビだけ。吹けない=進角していない、と考えると、症状との整合性も取れる。こりゃディスビだな、ということで馴染みのショップに部品をオーダー。
 6月19日、届いたばかりの新品の009ディスビを取り付ける。症状完治。1時間以上走ってもエンジン吹けまくり〜。トラブルの原因は恐らくガバナーウェイトの動作不良(熱を持つと動きが悪くなる?)という結論。おまけに我がポンコツの持病だった始動直後のエンジンの低回転でのグズ付きまで完治。トップノンスナッチは1200rpm。おぉ。スバラシイ。実は前まで付けていたディスビ、ローターの当たりが悪かったんだよね、一番シリンダーに行く所だけ。それが原因だったのか。かくして我がポンコツワーゲンはトラブルの嵐の末、かつて無い調子良さまで手に入れてしまったのでした。めでたしめでたし。
 あ〜しかし疲れたよ。。。淡々とした文章で書いたけど、通勤に使わなきゃならないクルマで、しかも間近に車検が控えているという状況、精神的な圧迫は相当なものがあった。一時は本気で海に沈めてやろうと思ったもんね。でもまあ治ってしまえば結果オーライ、気分も上々ってなもんです。後は車検まで何も起きてくれない事を祈るのみ、です、ハイ。


2004年6月12日 今日の作業は内容盛り沢山。ステアリングギアボックスの交換と、ドレンプラグの山がナメ気味でオイルが少々漏ってくるドレンプレートの交換、そして車検前に車体をチェックしていて気付いたヘッドライトの交換。#レンズにヒビが入ってたんだよね、厳しい検査官に当たるとダメ出しの対象になるので新品に交換することにしたんです。ステアリングギアボックスの交換は、ガスタンクを外して行う。外さなくても出来るのかな?良く分からないけど、外した方が作業しやすい部品は手間を惜しまずに外した方が結果的に作業時間の短縮になる、というのがワタシの整備哲学(笑)ですので、ここは迷わず外して作業する。まあ外さなきゃならないネジが全部簡単に緩んでくれれば半日もかからない作業ですな。お次はドレンプレート。前に予備にと思って買っておいたブツがどうしようもないインチキパーツで、見るからにオイルが漏ってきそうな感じだったので速攻ゴミ箱行きにして、ヘッドライトユニットと一緒にVW純正品をF-4から取ったんだけど、こいつもボルトがなんだか具合悪そう、おまけにパッキンも入ってなかったのでホームセンターで国産車用のでネジのピッチが合う奴を買ってきて組み付ける。ばっちり合いましたよ。オイルは一滴も漏れてきません。よしよし、最後にヘッドライトユニットの交換だ。ボクの'74のヘッドライトはリム一体式のタイプ(リムに光軸調整用のネジ穴がある)で、F-4のカタログでこのタイプに合い、なおかつ通常のH4ハロゲンバルブ(ラウンドマウントじゃない奴ね)が使える物をチョイス、オーダーしたんだけど、んー微妙だね、この部品。純正では、リムにレンズがマウントされる格好なんだけど、新しく買った奴はマウントはフェンダーから生えているステーを利用する。光軸調整用のビスが入る穴が余っちゃう格好になるんですな。穴が空きっぱなし。おまけにスモールランプの取り付け方法が合わない。文章で説明するのは長くなるのでアレなんだけど(知りたい方はメール下さい)、とにかくポン付けは出来ない。仕方ないから解体屋に走り、合いそうなソケットを調達して来たけど、この部品(F-4のカタログのパーツナンバーがB-168E)を使おうと思っている人はその辺も考慮に入れておいた方がいいですよ。まあ、何とか付くし、バルブも今流行りのHIDっぽい色の奴が入れられるのでそれなりにメリットもあるんだけどね。
 。。。とまあ、そんな感じで車検前の整備はほぼ終了。よっしゃあ、後は受けに行くだけだぜ!待ってろよ陸運事務所の検査官!今回はブレーキの事もあるし、気合入りまくり。絶対無事に通してやるぜ〜!!


2004年6月5日 燈かなくなった右テールランプの修理をする。燈かなくなった事に気付いてすぐ、バルブを交換してみたのだがバルブ切れが原因ではなかったのだ。ま〜振動とかで端子が外れたりしてんだろ、とかタカをくくってテールランプをアッセンブリーで外してみるが線はちゃんと繋がっている。ううむ、こりゃどこかで配線が断線しているようだ。という訳でテスター片手に順に回路の導通を追っていく。が、テールランプからエンジンルーム右側のコネクタまで導通があり、そこまで電気が来ていない事が判明。う〜む、ここから先は良く分からない地帯、というか、配線が車体のどこを通っているのか分からないので修理しようがないじゃん。困った。一番良いのはこの際ハーネスを全て新品に引き直す事なんだろうが、生憎もうじき車検が迫っているし、御存じの通りこのクルマはボクの下駄代わりなので何日も不動のまま置いておく事が出来ない。大体来月アタマの車検までにやらなければならない事は山積しているのだ。というわけで、生きている左のテールランプから配線をジャンプすることにした。ううん、出たぞお得意のインチキリペア。まあ燈くようになったから良しとしましょう。
 という訳でテスター出したついでにずっと前から燈いたり燈かなかったりしたバンパーの右ウィンカーも様子を見る。車検のラインで付かなくなったら最悪だからね。こいつはちゃんと電気は来ていて、アース不良が原因でした。さて、後はステアリングギアボックスの交換と各部のオイル漏れ対策か、車検前にやらなきゃならない事は。


2004年5月29日 先々週修理したクワイエットマフラーのその後。テールパイプがモゲました。やっぱり2年以上も雨ざらしにしていたので溶接が弱っていたんでしょうね。またまた爆音復活したのはトモカクとして、来月通さなきゃならない車検もあるので、適当な代替品を物色する。といっても、最近の流行りで各ショップさんで扱っているのはDYNOMAXタイプ、っていうか、まあでっかいタイコの奴が多い。それでもいいんだけど、結構高いのよね。。。最近金欠なので、3万とかはおいそれとは出せない金額なんですよ、かといって普通のクワイエットはEMPI製の物が多い。前述の通り、ボクが使っているスネークにはEMPI製のクワイエットは合わないのでこれもNG。ん〜どうしよう。というわけで消去法、というか、まあそんな感じで「グラスパック」マフラーを付ける事にしました。安いし。
 。。。で、Webで扱っているショップさんを探し、購入。早速付けてみたのですが、う〜ん、うるさいね、これ。まあそういう話は前から聞いていたので驚く程ではなかったんですが。アイドリングの時はまあさほどでもないんですが、加速している時等、排圧がかかった時の排気音はなかなか迫力(?)があります。モノを見てみると分かるんだけど、普通のクワイエットとかと違って、構造がストレートパイプなんだね、所謂直管。まあボクはクルマもバイクも排気音は大きめが好きなのでオッケーなんですが。Loud Pipes Save Lives。ってなわけで、久々の、文字どおりのクワイエットなクルマ生活はわずか2週間で幕を閉じたのでした。


2004年5月16日 我がポンコツワーゲンは、7月のアタマに車検の時期が来る。2年間、まるでカローラを使うように年齢30歳のポンコツをコキ使ってきたので、色々手を入れてやらなければとても車検は通せない。取りあえず、今日は大穴が空いたままのクワイエットの修理をする事にした。
 。。。修理といっても、今付けているEMPI製の奴は、もはや修理不可能なくらい大きな穴が空いているし、錆も酷い。おまけに今のスネークとフランジの相性が悪いらしく、エキパイが車体の外に大きくハミ出す。これでは車検は通らない。なので、昔使っていて、やはり穴が空いて外してしまった奴を付ける事にした。穴も修復できそうなくらいの大きさだし、錆びてはいるが、車体にあてがってみるとエキパイが車体の外に出る事も無さそうだ。というわけで、MIG溶接機を引っ張り出してきて早速修理。
 まだ溶接機をさほど使い慣れていない事もあり、錆びた薄板に溶接を施すのはなかなか難しい。電圧を弱めるとアークが飛ばないし、強めると穴が空いてしまう。また、我が家のブレーカーは30アンペアなんだけど、家の電化製品のスイッチを殆どOffにしていたにもかかわらず、頻繁にブレーカーが落ちる。連続して溶接のビードを繋げようとするとテキメンだ。点付けの連続で仕上げていくしかなかった。ま、でもそんなこんなで1時間程で何とか修理を終え、黒の耐熱塗料を塗ってやり、作業終了。耐熱塗料は塗布後熱を加える事によって耐熱性を発揮するので、試運転がてら近所を走り回る。う〜ん、ワーゲンってこんなに静かだったんだ。思えばここ1年以上マトモなエグゾーストを聞いてなかった。排気漏れがあったり、スネークの交換で排気漏れを直した後もタイコ本体が破れてて排気音は相変わらず爆音だった。という訳で、久しぶりに静かになった我がポンコツ。さて、来週は最近燈かなくなった右テールランプの修理でもするかな。


2004年5月8日 ついに念願のCSP製フロントディスクブレーキを取り付けた。パチンコで大勝ちした資金を元にFLAT-4から購入したのが約一年前、ブレーキ周りの大仕事なので、作業に取りかかるのが何となく億劫で、取り付け作業が延び延びになっていたのだが、天気も良くなってきたので、今になってようやく重い腰を上げた格好。
 購入は前述の通りFLAT-4から。個人輸入も考えたのだが、メーカーである独CSP本社、アメリカでのディストリビューターであるRockymountain Motorworksでの値段を見ると送料とか考慮するとF-4で買うのと大して変わらない値段だという事で購入元を決定した。ただ一つ気になった事は、CSPのブレーキキットは、ストックスピンドル用と共にCB-Performance製のスピンドル用も用意されているという事。ボクのクルマにはCBのスピンドルが付けてあるが、FLAT-4ではストックスピンドル用しか扱っていない。特別に用意されているからには何か事情があるのだろうと推測したが、一応注文する時にFLAT-4のスタッフの方に確認してみた所、「付くんじゃないか」という事だったのであまり深く考えずに「何とかなるか」で注文しちゃった訳です。
 取り付けは、商品添付のパーツリストを元にすれば、ブレーキ周りの重整備が出来る人なら別段特別な技術が必要な訳でもなくすんなりいきます。しかーし、CSPから「ストックスピンドル用と共にCB-Performance製のスピンドル用も用意されている」のにはやはり理由があったんですね、
キャリパーがスピンドルに当たるんですよ、うげーとか思ったが後の祭り。しょうがないので当たる部分をサンダーでオトしちゃいました。そんなに派手に削った訳じゃないので強度的には問題ないと思うんだけど、車検でどう判断されるか不安ではあります。そもそもディスクブレーキにした時点で車検はかなり不安なんだけど、その上の事だから。なんて、イキオイで削ってしまってから不安になったんですが。最近雑誌とかでエアサスだチャネリングだCノッチだ、とハードなカスタムを目にする機会が多いので感覚が麻痺してるのかな。。。ま、なんとかなるでしょう。多分。恐らく。願わくば。という訳で、ドロップスピンドルを付けている人、CSPのキットを組む際は専用の物を使いましょう。
 で、肝心のブレーキの効きはといいますと、やっぱり効きますね、ドラムに比べると。効く、というか踏力がいらない。フロントタイヤが135のミシュランなので、その気になれば簡単にロックさせる事が出来ます、というかロックしちゃいます。後ろはドラムブレーキのままなので雨の日なんかは少し恐いです。こりゃPバルブでも組まないと安心してトバせないですな。という訳で次のプロジェクトは「Pバルブを組む」に決定です。しかしこんな田舎にそんな加工してくれるショップあるんかいな???





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