穴の開いたガソリンタンクの応急修理




今回の使用工具:
13mmが回せるメガネかソケットレンチ、ガソリン漏れ止めのバイスグリップ、固形石鹸、シンナー、ブレーキクリーナー等の脱脂剤、ドライバー類、以上。

 始めに断っておきますが、これから紹介する作業は完全な自己流です。マニュアルその他、一切参考にしていません。なので、ひょっとしたらプロの方が見たら「そりゃマズいだろう」というやり方なのかもしれません(御意見アドバイス随時募集中です)。特に今回は非常に引火性の強いガソリンに関わる修理です。万が一の事があった場合、自分のクルマや体だけでなく他人に被害をおよぼす場合もあります。そういう意味を含めて参考にされる際は御注意ください。


 今回のように、クルマのガソリンタンクにピンホールがあく、ということはそうそうある事じゃないと思うけど、例えば単車のタンクなんか、山バイクで林道を走っていて転倒して、という状況は良くある事のように思う。今回はそういった状況で穴の開いたガソリンタンクの応急修理の方法を紹介したいと思う。
 。。。御存じのようにガソリンという液体は揮発性が非常に高く、引火性も非常に強い。なので開いた穴を塞ぐ方法として火力を使ったり(ロウ付けや酸素溶接等)高温にさらしたり(アーク溶接やハンダ付け)するのは大変な危険を伴う。#聞く話ではプロでもなかなか引き受けてくれないとか。どうしても溶接等しなければならない時はタンクに水を満たして爆発を防ぎつつ作業を行う様です。なのでボクも今回は自慢の(笑)MIG溶接機は使わず、代替品に交換する事にし、それが手許に来るまでの間応急修理で急場を凌ぐことにしたわけです。



 まずはタンクを取り外し、開いた穴の周りをブレーキクリーナーやシンナー等でしっかりと脱脂する。どうやらこのタンク、以前にロウ付けもしくはハンダ付けで修理している様ですね、今回はその修理痕から漏ってきた様子です。



 脱脂した穴の周囲に、固形石鹸を擦り込むように塗る(矢印の部分)。そして。。。



 その上から布テープをしっかりと圧着する。このテープの張り付き具合が今回の処置のキモなので気合いを入れて張り付ける。布テープは100円とかの安物じゃなく、500円位する高級品(笑)のほうが、伸縮性があって付きがイイ様です。#今回に限らずですが、テープ等を張り付ける時は接着面、テープ共にある程度の温度に暖めた方が付きがイイです。ドライヤーとかで軽く暖めて張り付けます。そうでなくともガソリンに触れる部分は気化熱で冷えますから。後は外した逆の手順でタンクを組んで作業終了。



 。。。以上が応急修理の方法です。今の所修理箇所からのガソリン漏れはない様です、この際なので2週間くらいこのままで通勤に使用して耐久性を検証したいと思っています。#お分かりかと思いますが、この方法はあくまで応急修理です、この方法を試される場合、何ヶ月もこのまま乗り続ける、といった暴挙は厳に慎んで下さいね。また釈迦に説法ならスミマセンが、この手の作業中は火気厳禁です。なおこの方法はガソリンタンクのみならず、例えば出先での転倒でヒビを入れてしまったバイクのクラッチカバー、なんかにも使えるみたいですよ(圧がかかるクランクケースはムリっぽいですが)。山バイクで林道を走るのが好きな人なんかは工具セットの中に石鹸とガムテープを入れておくのもイイかも知れませんね。





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