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Van Helsing オーディオコメンタリー(俳優編)より、RRのコメントを中心に・・・
(もとにしたのはオーストラリア版です←英語字幕つきでメンバーはRR,シュラー・ヘンズリー、ウィル・ケンプ。日本版DVDはもうすぐ出ますが、訳し方はその字幕とは違うかもしれません。

面白かった部分のうち、ほんの少ししかとりあげておらず(それも重要度でトピックを決めたのではないし)例の如く偏向しております。ちょっと懐かしネタ多しです。

ヴァン・ヘルシングオーストラリア版DVD(二枚組み)――デイヴィッドのカールがカワイイやら、コメディーセンスに感心するやらRRドラキュラきれい〜(でなんだか普通じゃなくて)ヒューのヘルシングも確かにカッコイイ!残念ながら監督と私のツボはあまり合ってないようですが、オーストラリアでこのDVDが出て大喜びで買いました。

オーディオコメンタリーにRR参加!ということで、2時間もRRのおしゃべりが聞ける点で、ファンには涙ものですよね。・・・これでデイヴィッドとヒューも参加していたらなあ〜・・・という気持ちはあるものの。日本版のコレクターズ・エディションDVDも、オーディオコメンタリーつきだそうですね!(でも監督たちと俳優たち、2種類あるのか、日本版も買って確認します。←コレクターズ・エディションにはちゃんとRR・ウィル・シュラーのコメンタリーがついていました。12月21日追記)

「うわ〜こんなこと、あんなこと、しゃべってるんだ〜」と思ったわりに記事にしていなかったので、いまさらですが、面白かったことをいくつかピックアップしてみたいと思います。

画像はしばらくするとなくなります。

*ポニー・テイル・・・

RRの伯爵様といえば、黒髪のポニーテイル!

登場シーンでは自分で そんな自分を"The captain of the girls' netball team″なんて言っていました。女子ネットボールって、見たこと無いけどバスケットボールに似た競技みたいです。(「いくわよ、デイジー!」と漆黒のポニーテールをなびかせた美少女キャプテンに、「まかせて、ロクシー!」と答えるデイジー選手は外巻きヘアーがチャーミング・・・というのはRRの言葉を聞いた私の妄想)。
そしてそのあとも、「愉快なロックス」は延々と続く・・・

*気の毒なシュラー

開巻まもなく、フランケンシュタイン博士と、実験台上のモンスター(シュラー・ヘンズリー)が登場しますね。



厚い特殊メークに埋もれたシュラーが、台に縛り付けられた状態のまま撮影が長引いたので、RR、自分がNG出すと「気がとがめたよ・・・でもそのあと、それが楽しくなってしまってね。I did feel guilty, and then I started to just enjoy it.」(←こういう、わざと「この人の人格は一体?」と思わせるような発言が好きな模様。)

*えっちなジョーク・・・・・・ここだけ、若年のお客様は読んだり言葉の意味をしらべちゃダメですからね〜!!

モンスターへの特殊メークについて、シュラーが"Four-and-a-half-hour makeup job"とコメントすると、RRがわざわざ「頭部だけで、ね(Just the head alone
シュラーがYeahと答えると、RRってば「四時間半のhead jobだな」とえっちなジョークを。(これが言いたかったわけだ・・・)
見かねた(?)ウィルに「PG−13の映画だぞ」とたしなめられるRR。一番年長なのにぃ・・・。ちょっとケンケンっぽい笑い方をしていたのは誰だ。

(注:head jobの意味を調べる方がいらっしゃいましたら、ふつうに検索でこの言葉を調べると妙なサイトに行ってしまうかもしれないので、それはお止めくださいませ〜(老婆心)。英和大辞典、またはちゃんとしたオンライン スラング辞典でひくことをお薦めします。)


      年が分かる・・・

RRはクラシック音楽もよく聞くようですが、ロックとかポップスのアーティストなんかの名前がでると、「ああ、やっぱりそういう年齢だよね・・・」という感じです。

シュラーの、背を高く見せるための足の装具の話になると、「特別な厚底靴platform heelsをはいていたんだろう?エルトン・ジョンからもらったの?噂だけど」( You wore special platform heels, didn't you? Did they come from Elton John? It's a rumour.)エルトンの名前が「厚底」とすぐに結びつくのはそれ相応の年齢の人間だ・・・

←ド派手だった頃のエルトン・・・そして彼のplatform heels。

あとでドラキュラのリチャードはロック・スター風でカッコイイというようなコメントをシュラーがすると、自分のドラキュラを見たRRから「ほんのちょっとアダム・アントの雰囲気があるね」なんて言ってました。

↓ う〜ん、そういえばこのあたりちょっぴり似てるかも?

さらに懐かしモノといえば、リアルな僧の髪型にすることを免れたカールの髪型について(確かにトンスラで数ヶ月間、オフの時にロサンジェルスを歩き回るのはつらいだろう)、「結局ちょっと「いたずら天使」のシスター・バートリルみたいな髪型に落ち着いた (Sister Bertrille in Flying Nun)」と言っていて、RRと同世代の人は「おお〜○十年ぶりに思い出したぞ、あの番組」と思ったかも。

「いたずら天使=Flying Nun」はサリー・フィールド主演のファンタジー・コメディー(60年代中期以降には「奥様は魔女」とか、「可愛い魔女ジニー」とかいろいろありましたね)で、帽子に風を受けると空を飛んでしまう見習い修道女シスター・バートリルの活躍&騒動を描いたドラマシリーズでした。(よこみち:私も子どもの頃再放送で数話見たことがあるだけなのですが、「そういえば彼女の声、太田淑子さん(←なつかしアニメではレオ、サファイア、初代アッコちゃん)だったんじゃないかな〜」と検索で確かめてみたらやっぱりそうでした。)

・・それでシスター・バートリルが本当にカールみたいな髪型だったのか?と思って(私が憶えているのはあのアルバトロスの翼のような帽子をかぶった姿だけだったので)検索してみたけれど、帽子を脱いだ写真は見つからないな〜・・・なにせあれがトレードマークだから。いつか確認してみたいです。

      デイジー・・・いいのか、いわれっぱなしで?!

このコメンタリーでデイヴィッドが「デイジー」と言われまくっているのは、速攻ご覧になった方の書かれていた通り♪――本人がいないのをいい事に、ほんとに好き勝手に〜。デイヴィッドは 「You Monsters!!」と言いたかったかも・・・

シュラー:(「デイジー」というニックネームについて)花のデイジーのことをさしてるのかな?Girlie−manってことか?(Is it a flower reference? A girlie-man reference?・・・girlie-manはたいてい「女々しい男」と訳される事ようですが、もとはサタデイ・ナイト・ライブでマッチョな男たちが、自分たちみたいに筋肉志向じゃない男たちのことを貶めていうところから広まった言葉だったようです)

このシュラーの疑問に対してRRは・・・
学校でそう呼ばれてたんじゃないかと言ったり、
RR: たぶん彼のgirlie-manだった時期のことを言っているんじゃないか。(I think its probably a reference to his girlie-man period.)
<一同 笑>(デイヴィッドの家で「David→Daze→Daisy」になったという真相を本当に知らないで言っているのか、それともわかっているくせにわざと言っているのか?:スピカ)
ウィル: (そんなこと言って、)嫌われるぞ〜(Hes gonna love you←反語のはずなので意訳)
シュラー:彼の感じやすい面からだろうな。(His sensitive side.いいひとだ、シュラー)
RR:感じやすいやつだからね。(Hes sensitive.)

同じくコメンタリーで、撮影の初日、バチカンの地下兵器工房シーンではデイヴィッドがかなり緊張していたのか「He was absolutely terrified. すごくビビってた。」などとRRが言っていました。
なにせ兵器工房でのカール、膨大な台詞の量ですものね。またこのシーン、素人の私が想像してみるだけでも、考えてみたらカールの出来次第で巨大なスタジオでたくさんのエキストラを使ったシーンが左右されるわけで・・・

このRRのコメントで’99年のデイヴィッドのインタビューを思い出したのですが・・・数年前の言葉ではありますが、デイヴィッドが新しい役を演じる時は、演じきれるかどうか、なかなか確信がもてなくてかなり精神的にきつい状態になることについて語っていました。(あれだけの俳優でありながら・・・!

(上記のインタビュー該当箇所:Creating a character from scratch, it is such a challenge. And each time I wonder if I can do it. I go through stuff that makes me feel like a nervous wreck every time I approach another job.
"I suppose it's a confidence thing because, until it is actually done, I don't believe I can do it. I don't know if I am going to be able to pull it off." (>interview " Art Throb")

「ゼロからキャラクターを作り上げるのは大変なチャレンジ(=「乗り越えるべき難問」)だ。そして毎回自分に出来るのか、疑問に思う。新しい仕事にかかる時にはそのたびに神経がまいってしまうような経験をする。実際にこなすまでは自分にそれが出来ると確信できないから、それは自信の問題だと思うんだけれどね。やり遂げられそうなのか、自分でわからないんだ。

好き勝手いっているRRですが、デイヴィッドの事を "He's sensitive " と言ったのは冗談めかしたシチュエーションながら実は本音なような気もしますし、このシーンにはドラキュラの出番が無いのに、ナーヴァスになったデイヴィッドをRRが傍からみていたというのも・・・

私の頭の中では、RR実は自分もデイヴィッドが気がかりなのと、彼ならどんな役の解釈を見せてくれるのかというわくわく感もいりまじりながら見守っていたのかも・・・なんてつい空想してしまいます。
そしてテイクが終わったら、背中を叩いて「ビビってた割にはそこそこだったじゃないか(←実はさすがだな、こいつはと思っている)。さ、プラハのビール飲みに行こ。耳はそのままでいいぞ。」なんて軽口をたたいていたり(ヒューも誘ってあげるけど、彼は翌朝早いので一緒に行けないから淋しそう)
・・・というのはくどいようですが単なる妄想。・


*ウソだといって、デイジー・・・でもいろいろな悪戯合戦の話を聞くと、以下のRRのコメント自体も悪戯ではないという保障はないと思うのですが・・・

・・・ドラキュラの舞踏会シーンのコメンタリーではデイヴィッドがダンサーのエキストラたちに仕掛けたちょっとお下劣なプラクティカル・ジョークをRRがばらしてたりするんですけど・・・

真に迫った音が出るfart machine(オ○ラの音を出す機械・・・イヤ〜〜!!本当だとしたら、sensitiveなデイヴィッドはどこへ?)をあの道化師パンツの中に隠し、エキストラの人たちの傍に立ってその機械で『音』を出すといういたずらをしたそうです。そしてしれっとした顔でおもむろに立ち去った(と、RRは語っているのですが・・・)
だから後の方、筏で連れ去られるフランケンシュタインのモンスターをなすすべもなく見送るヴァン・ヘルシングやカールのシーンで、「デイジーのところだけ泡が・・・」というシュラーのコメントか。

また、道化師コスチュームのデイヴィッドについて・・・RR:「(これから見られる舞踏会シーンでは)あいつ厚かましくもこっちにやって来て、僕の衣裳を笑ったんだ。で、(笑った当の)彼の衣裳ときたら・・・」
(He had the audacity to come up to me in the ball sequence you're about to see...Laughing at what I was wearing ! And he's wearing.......)

いくらこれでも→ 
←これに笑われたくはない気持ちはわかる・・・


手裏剣しゅっしゅっ

まだまだ面白かったところはどっさりあるのですが、あまりにいちいち書くと長くなるので・・・でもこれだけは書きたい。
調べているうちに浮かび上がった仮説なんですが。
『RRは、60年代初期の日本の剣豪冒険ドラマ「隠密剣士」を見たことがあるかもしれない・・・』(笑)
(可能性がないわけではないんですが、根拠が薄弱ゆえトンデモなのは承知しておりますのでほとんど冗談として読んでくださいね〜。)

ドラキュラ城に潜入したヴァン・ヘルシングが、逃げるイゴールをTOJO ブレードで壁に釘付けにするとき、RRがコメンタリーで" Japanese throwing star?" って言っていました。
日本人なら、まずあれを見れば「手裏剣」思い浮かべるのはあたりまえですが、オーストラリア人の彼に言われたのはちょっと意外でした。
80年代にショー・コスギがアメリカで忍者ものアクション映画で活躍したから、そういう忍者アクションものがオーストラリアにも輸入されるか、またはアメリカなどに行った時に偶然見たか・・・という線も考えられるのですが、いっそトンデモなほうが面白いかもしれないと思ってもうちょっと調べてみました。

まずなぜ『隠密剣士』が出てきたかというと、(実は私自身はこのシリーズ再放送でも見たことがない)ちょっと長くなるんですが・・・

むか〜しベストヒットUSAという番組で、オーストラリアのバンドMEN AT WORKのミニ特集がかかった事がありました。(その回、見てた人、・・・いないかなあ・・・くすん。)
当時Down UnderやOverkillなどのヒットがあったMEN AT WORKですが、そのミニ特集なかの一曲で、“Shintaro”という曲があり、それが「隠密剣士」を題材にした曲だと言うことです。間奏部分ではあるメンバーが、吹いてたフルートでチャンバラみたいなことをしたり・・・歌詞はこんなですhttp://www.socorronet.com.br/theworks/site/letras/shintaro.htm

今回調べてみると、これが剣豪 秋草新太郎という主人公と、甲賀忍者たちの戦いが繰り広げられるというお話だったそうで、思い出したのがRRがバスカヴィルのコメンタリー(ちが〜〜う!インタビューですね)で、ホームズはsamuraiみたいなんだ、とコメントしていたこと・・・
「samurai shintaro」で検索してみると――なんと『隠密剣士』は英語題"The Samurai″としてオーストラリアで60年代〜70年代にTV放映・再放映され、かなりの人気だったというのです。その後もなつかし番組で取り上げられたり・・・
(↓この記事、なかなか面白いです。 I don’t know anyone who grew up in the 60’s who hasn’t heard of it. とまで書いていて、60年代にオーストラリアで育った人間には非常によく知られた、かなり懐かしい番組なようです。http://www.alphalink.com.au/~roglen/samurai.htm
↓DVDボックスまで出ている・・・(単に資料としてです・一切販売促進等はしておりません・・・しかしcultものとしてあつかわれているのか)http://www.shock.com.au/releases/info.asp?release_ID=116485

というわけで、RRとSamurai「隠密剣士」、忍者、TOJOブレード、手裏剣、MEN AT WORK・・・と私の頭の中ではぐるぐる渦を巻いてしまい、上記のようなぶっとんだ仮説になってしまいました。

*ヒュー
ちょっぴり(実は結構)不満だったのは、「なぜもっとヒューの事を語らないのだ?!」ということです。あれほど(時には訊かれてもいないのに)RRの事を嬉しそうに語るヒュー。彼の事を特にRRが何と言っているのか楽しみにしていたのですが、全体にコメントかなり少ないですね。しどい人たち。

その中で、ヴェルカンが死ぬシーンの彼らのコメンタリーです。
ウィルもRRも「妙だね。(It's wierd.)」と言っていましたが、ウィルとヒューが同じ場所で演技したのは実はそのシーンだけだそうです。(werewolfは中にウィルが入っているわけじゃないから、確かにそうだ。)
そこでシュラーが「ヒューがリクエストしたんじゃないか」(なぜか一同笑。)
ウィルがそのあと「僕結構脱いでるね(I am pretty naked.)と言ったりして・・・
なんなんだよ〜。


でも、最後のシーン、ヘルシングがアナの面影を雲間に見るところでは、
ウィル:ヒュー、すばらしいよね。まさにこの顔、っていう感じだ。(Hugh looks amazing, doesn't he? That's the face, isn't it?)
すると素直にRRも
That's the face. It's God's blessing.(まさにこの顔。神からの賜り物だね。)
と応えていました。

このヒューに関するコメントと、デイヴィッドに関するHe's sensitive.発言・・・これを大事に胸にしまおうと思います。


*どうかRRが誤解されませんように・・・(祈)

コメンタリーもかなり後の方で、シュラーが退席してしまい(「シュラーは散髪に行きました」なんて云われてる)、RRとウィルのふたりがさらに好き勝手なコメントを続けます。
今度は「シュラー、いなくなってよかったよね〜」みたいな「席を外した人の悪口を言う嫌な奴ごっこ」。(もうやめて〜〜冗談だとわかってるけど)
自分が途中まで参加したコメンタリーを、シュラーが聴かないわけがないですから、ぜ〜〜んぶ彼が後で聞くのをわかっていてのお遊びなわけですが、心配だ・・・すごくマジメな人が聞いたら、なんて嫌なやつらなんだ、なんて思われないだろうか。ああ〜そのへん本当に心配です。

そういえば、LotRのSEE(FotRだったと思いますが、はっきり思い出せません)ビリー、ドミニク、イライジャが仲良くおしゃべりして、一人が席を立つととたんにのこりのふたりがその悪口をいう、という・・・ちょっとコントめいた映像があったと思います。あのタイプのふざけなんでしょうか。いなくなった相手というより、「ワルワル」を演じる事で自分たち自身を笑ってもらう、みたいな。

前後しますがデイヴィッドのことをいろいろ喋ったあとでも、RRとウィルが We love you Daisy !! と言って、ウィルは「君がいなくて淋しいよ」なんて言っているのに、RRったら「君がいなくて良かったよ。滅茶苦茶言えるもんな。絶好の機会だ(It's great to not have you here, so we can pour the shi_t (コラ)on you....Tremendous opportunity !」とか言っていました。悪童ロックス。ああ、コメンタリーの別のところで言っていた、ヘンな帽子をかぶったデイヴィッドのポラロイド写真の使いみちが気になるぅ。
きっとデイヴィッドには「絶対コメンタリーだけは聞き逃すなよ♪」と声をかけているのでは〜という気がする私の頭の中です・・・

Van Helsing2が作られて、デイヴィッドもRRも再登場だとしたら・・・今回これだけ好き勝手に言われていたら、今度はデイヴィッドもコメンタリーに参加するのでは?(またはRR抜きでデイヴィッドが好き勝手にリベンジコメンタリーをするかも・そしてVan Helsing 3では(←先走りすぎだ)全員集合で丁々発止のバトルに!それでは収拾がつかないか・・・。

面白かったけれど、ちょっとRRとデイヴィッドのイメージに新たな次元が加わってしまって・・・いえ、真面目に語っている所もいろいろあるんですが。
つくづくオーストラリア俳優は、深い・・・と思ってくらくらした2時間ちょっとでした。*はぁ・・・*



2004年12月20日アップ