・書は「芸術」「実用」・・・それぞれ意見があると思います。(あって当然なんです)
・子供の頃、書道教室で習うのは「習字」です。小学校3年から中学生にかけて学校で習うのも「書写」と言って
文字を「正しく、美しく」書く、を目標にした「習字」です。
・高校からは「芸術科書道」となり「芸術」として位置づけられますが、この過程になると選択性となり限られた者
が対象となってきます。
・一般社会ではどうなるでしょうか。 「書写」から始まる「習字」は、冠婚葬祭の表書き、賞状、行事の案内状や
イベントの書き物等、実用に役立てられます。 一方、「芸術科」として位置づけられ学んだ者は、書道展での賞を
一つの目安とし、「書家」として、また「書道教室」や「書道会」等の指導者として後進の指導に当たり、その傍ら
「個展」を開催する等、作品の宣伝を行いながら「掛け軸」「額装」等の作品を販売して生計を立てることになり
ますが、現実にはこういう方は稀です。
「書」は、「読み、書き、ソロバン」と言う言葉からも解るように、「書」は「習うもの」「書いてもらうもの」として定着
してきました。ここが他の芸術と違うところで、一般に「書作品を買う」という社会通念にはなっていないようです。
・・・・何れにしても遠い道程です。
・近年の機械化、IT化によって文字を書くことが少なくなり、自分の住所氏名も「他人には見せられない・・・」という
人が増えていますが、その反面「きれいに書けるようになりたい・・」、と言う願望は多くの人が持っています。
・「実用」「芸術」両面から通用するようになりたい・・・・と思いませんか。