知って得する?中国の故事〜現代に伝わる故事の由来〜


現在、日本でも用いられている中国の故事の多くは古代中国に起源があり、史記に記されているその由来には興味深いエピソードがある。古代中国の人々は故事を引用して戦略を立てたり君主を諌めたりする場面も多々見られる

時代故事
春秋時代
(前770〜前403)
管鮑の交わり
倉廩実ちて礼節を知り、
衣食足りて栄辱を知る
風馬牛
怨み骨髄に入る
歯牙禍をなす
宋襄の仁
未亡人
唇滅びて歯寒し
鳴かず飛ばず
鼎の軽重を問う
羊斟の怨み
食指が動く
死屍に鞭打つ
日暮れて道遠し
ひそみに倣う
臥薪嘗胆
佳人薄命
陶朱猗頓の富
千金の子は市に死せず
戦国時代
(前403〜前221)
徳に在りて険に在らず
吮疽の仁
道に遺ちたるを拾わず
移木の信
鶏口と為るも、牛後と為るなかれ
禍転じて福と為す
石牛糞金
舌尚お在りや
合従連衡
鶏鳴狗盗
狡兎三窟
嚢中の錐
三寸の舌
まさに断ずべくして断ぜずんば、
反ってその乱を受く
一飯の徳も必ず償う
遠交近攻
善く作こす者は必ずしも善く成さず
完璧〜前編〜
完璧〜後編〜
刎頚の交わり
火牛の計
先ず隗より始めよ
秦王朝
(前221〜前206)
烏頭白く、馬角を生ず
傍若無人
士は己を知る者の為に死す
奇貨居くべし
一字千金
寇に兵を貸し、盗に糧を齎す
焚書坑儒
同文同軌
鹿を指して馬と為す
燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや
王候将相いずくんぞ種あらんや
楚漢時代
(前206〜前202)
剣は一人の敵のみ
豎子ともに謀るに足らず
繍を衣て夜道を歩く
楚人、沐猴にして冠す
四面楚歌
法は三章のみ
骸骨を乞う
韓信の股くぐり
敗軍の将、兵を語らず
国士無双
智者も千慮に一失あり
背水の陣
左遷
狡兎死して走狗にらる