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<日 記> おとといの九十九里でのボウズ覚悟のハナダイ釣行の成功に気を良くした私。ハナダイに関して言えば船中丸ボウズの人ばかりだったのに私は幸運にも型を見ることができ、大満足でありました。
しかし、前々回のシロギス釣行で受けた心のダメージはいまだ回復したわけではありません。自分でもまだ気持ちの整理がつかないのです(大袈裟です…)。
そんな経緯から今回の3連休の最終日、地元の船宿釣清さんからシロギス狙いの自分探しの釣りを行うことを決意したのであります。
今回のポイント。
1)シロギスは今、本当に停滞しているのか確認する
2)キャストの練習
3)誘い方の模索
4)自分の力量の再確認
で、あります。ああ、なんと壮大で深遠なテーマを含んだ釣行なのでしょう…。そんなことを知らない人が私を見るとただ闇雲にビールを飲んでボケっと糸を垂らしているだけに見えるでしょうが、それは大いなる勘違いであるのです。
さて、本日の朝、船宿に出船の確認の電話を入れたらいつもお世話になっている船長が出た。
私「今日はキスの船、出ますか?」
船長「はい〜、出ますよ〜。一緒にアジも釣れちゃいますからね」
私「アジってキスの仕掛けに掛かるんですか?」
船長「そう。両方釣れる場所に行きますからね!!」
ふむ…。
シロギス狙いでアジも釣れる…。
ちょっと面白そうです。しかし、今日の私は自分探しのシロギス狙い。アジなど釣ってる場合じゃありません。
でも、色気を出してサビキアジ(※1)の仕掛けをそれとなくバッグに忍ばせてしまった私…。竿もちょっと硬めのなんか用意しちゃった私…。私の座右の銘は備えあれば憂いなしです。
3連休の最終日だというのに10名近いお客さんを乗せて8時に出船。
ポイント到着までの間、私の左右にいる人たちを観察するとどうもタックルがアジ用らしいことに気付く。
「もしかして、キスよりもアジの方が釣れるのかな!?」と一瞬、心が揺らぐ…。
しかし、アジはおととい釣ったのが自宅の冷凍庫に腐るほど眠っている。
しかも、サビキで釣れるような小アジなんかじゃない。外房沖で育った気合の入った中アジだ。「相手にすまい…」、と心に誓う。
20分少々でポイントに到着。
予想通りに他の釣り客はサビキ仕掛けでスタートする。
もちろん私はシロギス仕掛け。まずは船下を狙ってみる。
しばらくすると、「おおっ、来た来たーっ!!」と声が聞こえる。左舷オオドモのおじさんが小アジを一荷で釣り上げた。
それを見た他のオジサン、「いい型だねーーっ!!」と感心する。
「ふん、それの1.5倍くらいのがウチにゴロゴロしてるわ。キッ!」と何故か敵愾心を持つ私。
その後、ようやく私の竿にキスが掛かる。20cmくらいのまずまずの型だ。
「自分は間違ってなかった」と安心する。
「俺はキス一本やりでいくぞ」と決意を新たにする。
「小アジは他のオヤジにくれてやる」とさえ思う。
ところが、キスを2、3尾釣った頃、今までと違う強いアタリがきた。竿先がグングン海面に向かって曲がっていく。抜き上げると思ったとおりに例の小アジ。「ふん!!」と思いながらもしっかりとクーラーに収める。
その後迎えたお昼過ぎ。停滞気味だったキスがいきなり釣れだした。ピンギスも混じるがそこそこのが上がる。
フト周りを見ると皆さん、サビキ仕掛けを外して、キスを狙っていることに気付く。小アジのアタリは朝方だけであったのだ。「ザマミロめ」と思う…。
ところが、午後1時を回った頃からキスのアタリまでもが遠のく。
船長は何度も潮周りをするが、一向に良くなる兆しが見えない。やはりキスの魚影は濃くないのか!?
そして午後2時半。
船中、また小アジが釣れだした。
私のシロギス仕掛けにも掛かってきた。
当然、サビキ仕掛けだとダブル、トリプルの連続だ。
突然訪れた入れ食いタイムにみんなはウハウハだ。
しかし、シロギスはまったく釣れない。キスの型を見なくなって2時間近くなる。
「やったー、またダブルだ!!」
「コマセまくとすぐに食ってくるぞ!!」
「こりゃスゴイぞ!!」
みんな笑顔だ…。楽しそうだ…。嬉しそうだ…。喜んでいる…。
それからのことはよく覚えていない…。
気付いたら私はビシにコマセを詰めてサビキ仕掛けで小アジを釣っていた…。
軽いオモリで底までが20m前後と浅いので小アジの引きも強く、面白い…。
釣れたら釣れたでたとえ小アジと言えども嬉しい…。
そして小アジの群れは過ぎ去った。
午後の3時半、納竿となった。
自分探しの釣りはまだまだ続く気がした…。
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