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<日 記> この、毎週釣り日記も今月で早くも第4四半期に突入しました。
それも皆様方の応援と励ましの賜物だと感謝致します。
ってことで今までの自分の釣り物をフト振り返る。
どうも、なにかが足りないような気がする。
なんだろうか…。
おお、そうだそうだ、そうなんだ!!いわゆる高級魚と呼ばれる魚が少ないのだ!!確かにマダイとか釣りに行ってるけど結局はボウズだったから手には入れてないのだ!!
「高級魚」、釣り人としては非常に憧れる名前です。
下世話な人間の私は自分が釣った魚に対する世間での評価額がヤケに気になります。
例えば近所のスーパーや魚屋さんで以前釣ったことのある魚が並んでいるとどうしてもその値段が知りたくなって仕方ないんです。
「シロギス2尾 特価560円」(よしよしこの前なんか30尾釣ったから5,000円以上の儲けだな…)
「タチウオ1尾(全長1m) お買い得価格1,800円!!」(7本釣ったから1万円以上だ!!)
「アジ1パック 閉店割引500円」(ってオイオイ、そんなに安く投げ売りするなよ…)
って具合なんですよ。
でも、「明石産天然真鯛」とかには興味ないんですね、釣ったことないから…。
しかし、これではいけません。やっぱり釣りをしている限りは「高級魚」を釣りたいじゃありませんか!!出来ればあたまに「超」が付くくらいのお魚を!!
そこでいろいろ考えた挙句、今月から始まった南房総のヒラメを狙うことにしたんです。
この釣行が成功すれば私のキャリアにも箔が付きます!!
で、早速いつものように師匠へメールを入れ、その旨を伝える。
「ヒラメ釣りたいです。やっぱり千葉に行かなきゃダメですか?私は車がないので外房まで行けません。ああ、今度の3連休はやることないな、シクシク…」と。
すると私のわがままをすんなりと受け入れてくれた師匠が設定した日程が、
| 10月6日(土) |
前泊して、旅館で温泉に入り夜宴会 |
| 10月7日(日) |
明け方出船してお昼までヒラメ釣り |
ってスケジュールでした。
素晴らしい計画です。オッサン二人っきりってのがやや寂しい気もしますがこれ以上贅沢は言えません。
しかし、先週末も仕事がらみとは言え、箱根で一泊→翌朝メジ釣りというお泊り釣行をした手前、家内にその旨を打診しておかなければなりません。
| 私 |
「あのさ、今度の週末、師匠と勝浦に行ってくるよ。泊まりで…」 |
| 家内 |
「えっ、なに釣るの!?」 |
| 私 |
「ヒラメなんだけど…」 |
| 家内 |
「あら、高級なお魚じゃない!!だけどだんだんと釣りバカ日誌のハマちゃんみたいになってきたわね」 |
う〜ん、そうじゃなくて、私が言いたかったのは2週連続の泊まりで釣り行くけどいいかなってことなんだよね…。私がハマちゃん化してきたとかじゃなくてさ(さすが私の家内。お気楽さは似てます…)。
と、家内のオーケーをもらい、昨日の午前中、品川で待ち合わせをした私たち。
師匠の車に便乗し、「東京湾アクアライン」〜「国道297号線」と経由していざ、勝浦に。
今回、お世話になる旅館、「臨海荘」に行くにはまだ早いとのことで寄り道をして「千葉県立海の博物館」と「勝浦海中展望塔」へ行く。
特に面白かったのが勝浦海中展望塔で、ここは勝浦海中公園内の海の様子を見ることが出来るのです。
水深約8メートルの海底の中は自然の水族館。ウツボだのフグなどが目の前を泳いでいる姿に見入る私(ああ、相手が若い女性だったらもっと楽しかったのに…)。
海水も濁ってなかったし、波もそれほど高くないので明日の釣りは期待できそう!!
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| <ついつい捺します記念スタンプ> |
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| <臨海荘近影> |
夕方、チェックインした私たち。早速近所のコンビニで明日のビールやおつまみを購入して温泉に入る。
この旅館は師匠が勝浦近辺で釣りをするときによく利用するところらしく、部屋から外房の海を一望できる絶景のオーシャンビューがウリ。
しかし今回の旅はあくまでも釣りがメイン。「窓からの景色なんてどうだっていい!!」と師匠が予約してくれた部屋からは海がこれっぽっちも見えず、どちらかといえばヨソんちの裏庭ビュー(その分、値段も一番安い)。
オッサン二人旅にはお似合いです…。
さあ、当日のメインイベント、晩餐です。
部屋に運ばれてきた夕食、海が近いということもあり、海の幸テンコ盛り。
ビールと日本酒を飲みながら明日のヒラメ釣りの話しで盛り上がる。
師匠のアドバイスでは、
| 1) |
タナは底スレスレか底から1メートルまで |
| 2) |
食い込みから飲み込むまで時間がかかる。一気に竿を持っていかないところがすれたキャバレーのホステスみたい |
| 3) |
「ヒラメ40」と言われ、前アタリの次に本アタリがあり、さらに待っていると本々アタリがある。そこでようやく竿を立てアワセをいれる。その間が約40秒なのだとか |
| 4) |
イワシの泳がせ釣りだから多彩な外道も掛かり、楽しい |
だそうだ。ふふふ、明日への期待がますます高まる。
ホロ酔い気分のまま、夜の9時半消灯。
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| <とりあえず全部食べました> |
<巨根なクジラ…> |
しかし、今気付きましたが次第にこのレポートも釣行記というよりも旅行記になってますね。
大丈夫なのでしょうか!?(ってなにが!?)
そして本日、3時15分にセットした師匠持参の目覚まし時計が驚愕の大音響を奏で、私たちを叩き起こした。
簡単に朝食を食べ、顔を洗い、歯を磨いて支度をする。
先週と違い、二日酔いになってないので朝から絶好調!!
車を飛ばし20分強で船宿の小沢丸さんに到着。
早朝の4時代だというのに店の前にはたくさんの車と人で賑わっている。そのほとんどが「アジ・マダイ・青物」狙いのお客さんだ。
私たちヒラメ釣りは合計9名。
釣り座を船長が握るクジで決める。
私は「4」。1番の人から右舷のオオドモよりスタートするので、私の釣り座は右舷ミヨシから2番目に決定。師匠は私の斜め後ろの左舷胴の間。
船に乗り込み、道具をセットしている私に右隣りのオジサンが声を掛けてきた。
「あら、その竿って新しいでしょ!?俺のと同じ竿だよ!!」
「あ〜、ホントだ。これ、このまえ買ったんですよ、この釣りのために」と私。
「いい竿なんだよ。ヒラメが乗ったら食い込み抜群なんだ!!だけどね、軟らかすぎて底ダチとりにくいよ、それ…」と、誉めながらもしっかり落とすオジサン…(涙)。
午前5時15分、河岸払い。
本日が今期初めてのヒラメ釣りということでアチコチのポイントを探るとの船長のアナウンスが聞こえる。
早速、航程10分弱で最初のポイントに到着。
生きたイワシをイケスから3尾すくい、オケに入れる。
親バリをイワシの口から鼻に通し、孫バリは腹の横に刺す。そしてゆっくりとサミングしながらオモリを海底に沈める。
心配していた底ダチも取れ、一安心。潮はそれほど流れていない。
しばらくしても船内にアタリがないのを見た船長はすぐに移動を告げる。
そんな何度かの潮回りをしていたところで「おお、アタリが出たよ!!」とアナウンスが流れた。
周りを見渡したら師匠の竿が海面に突き刺さっている。さすが我が教育担当者!!
取り込まれたのはカンパチ。外道といえども立派な高級魚だ。
肝心な私にはアタリがないまま1時間が過ぎようとしたそのとき、
「もそもそもそ…」
「おお、これはもしやヒラメの前アタリ!?」
「くんくんくん…」
「よっしゃ、もう少しの辛抱だ…」
「ぐぐぐっ、ぐぐぐっ、ぐぐぐっ!!」
「来た〜!!」
竿を立て、アワセを入れた私。
軟調な竿だけに竿先が大きく曲がり、海面に刺さる。リールを巻くのも重くて苦労する。どうやら良型らしい!!
しかし、途中でフト竿に掛かるテンションが消えた。痛恨のバレである…。
両隣のオジサンや船長まで惜しがる。私も惜しいとハンカチ噛みしめ悔しがる(うそです)。
しばらくして船長から、「あ、また同じ人に魚が掛かったよ。他の人も頑張ってね!!」と檄が飛ぶ。
またもや師匠が魚を掛けたらしい。すごいぞ!!
今度のは本命のヒラメ。やや小ぶりではあるがヒラメには違いない。
そして10時過ぎ、船内が騒がしくなった。
左舷のお客さんたちがヒラメやカンパチ・マトウダイ・ハタなどを上げだした。
右舷で元気なのは先般の私と同じ竿を持っているおじさんくらい。でも、その頃にはナニゲに別の硬調子の竿に変えてやがる。それでカンパチやマトウダイ・ウマヅラをコンスタントにヒットさせる。
そして右舷トモから2番目のお客さんがこの日最大2kg強のヒラメをゲット。
さあ、そろそろ本番か!?
しかし、気付くと午前11時。
沖揚がりまであと1時間…。どうした俺!?いまだに何も釣ってない!!ヤバイぞ、このままいったら久し振りの完全ボウズだ、完全試合達成だ!!わざわざ外房まで来て丸ボウズで帰った日には家族からなに言われるか分からない!!
そのとき…、
「もそもそ…」
「おお、今度こそ…」
「くんくんくん…」
「なんかアタリ小さいけど慎重にいこう…」
「ぐぐぐ〜っ」
「よぉ〜し!!エイッ!!」
「どしたどした!!来たか!?」と周りのお客さん。
「でもこの竿、曲がり方大袈裟だからなぁ〜」と例のおじさん。
そのおじさんがタモを持って待っていてくれたけど、上がってきた魚を見て思わず一言。
「あ″ぁぁ、マトウだよ!!」
私の悪い予感は的中。弱い引き込みはやっぱりマトウダイ(※1)。
しかし、本日初めての釣った魚。バカにしてはいけません。ハリスを持って抜き上げようとした瞬間…。
「あ、外れた…」と私。
そうなんです。せっかく釣ったマトウダイがハリから外れて海面にポッカリ浮いているのです。
なんたる不運、なんたる悲劇。俺の明日はどっちだ…。
「ホレ…」と再度タモを持った隣りのおじさんが無事すくってくれてなんとか魚を1尾、手中に。
そしてそれからは何事もなく時間は過ぎ、午後12時に納竿。
一番ミヨシ側にいた左隣のおじさんが片付けをしている私に話し掛けてきた。
「よかったらこのカンパチ持って行きませんか?」
「でも、もらっていいんですか、それ!?」
「出来ればもらって欲しいんですよ」とニッコリ。
この人もヒラメの型を見ないで、結局は最初の頃に釣ったこのカンパチのみの釣果。それなのにソイツを私にくれるとはなんて優しい人なんでしょう!!ありがとう、見ず知らずのおじさんよ!!
思わず名前と住所を訊いて感謝状でも進呈しようかと思ったけど書く物ないからやめました(ちょっとウソです…)。
結局、私たち右舷側でヒラメを釣ったのは1名のみ。あとは全部左舷の人たちばっかり。
師匠の釣果。ヒラメ・カンパチ・マトウダイ・ショウサイフグを各1尾。完璧な五目釣り状態。
やっぱりそう簡単に釣れないからこそ高級魚。
いつしかリベンジを誓い、釣り人の優しさに触れ、勝浦ののどかな自然を満喫し、心身ともにリフレッシュした今回の「突撃高級魚捕獲大作戦」有意義だったと日記には書いておきましょう。
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| <頂き物の高級魚> |
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