釣行日:平成14年2月2日(土) 中潮 天候/晴れ 

<釣り物> ヤリイカ
<釣 果> ヤリイカ5杯(1杯紛失)
<船 宿> 長井 栃木丸

<釣り場> 東京湾口部 洲ノ崎沖
<タックル> 竿/RYOBI 海征ヤリイカ240、リール/Daiwa SEABORG300(道糸:PE5号)、仕掛け/栃木丸特製イカサビキ(イカヅノ11cm・幹糸4号・ハリス3号・5本針)、オモリ/120号
<エ サ> 
<釣り座> 右舷トモ3番目
<同行者> TAKE氏
<どう食ったか> 刺身

<日 記> 先週は天候が優れず結局、釣行が出来ずじまいだった。
 たった1週飛ばしただけでもずいぶんと長く感じたこの2週間であります。

 さて本日、わはは爆釣隊メンバー、TAKEさんが長井からヤリイカ釣りに行くというので遠慮なくその企画に便乗し、さらには行き帰りの車にも同乗しちゃおうというチャッカリ釣行となった次第です。

 ところでそのTAKEさん、今回が初めてのイカ釣り。イカと無縁だった釣り人生に終止符を打つべく自ら意を決したヤリイカ対決なのであります。
 それに引き替えこの私、イカとは何度も対戦したことのある、いわゆるキャリア組。本日はその豊富な経験とみすぼらしい実績を活かしてTAKEさんのアシスタント役をさせて頂こうと思っておりました。

 いつもの待ち合わせ場所に約束どおりの午前5時15分、TAKEさんが無事到着。
 本日の船宿である栃木丸さんに着いたのがそれから約1時間後。

 イカ釣り初挑戦であるTAKEさんは万全を期して、栃木丸さんが行っている「イカ釣り教室」に予約を入れてあります。
 これはイカ釣り20数年のキャリアを持つベテラン船長が自ら手取り足取りで直接指導をしてくれるありがたいサービス。

 まずは料金を払い、船宿特製仕掛けを一組購入し、船長の目が行き届く右舷胴の間に私たちは案内される。
 船上にはすでにたくさんのイカおやじたちが座っており、やる気と熱気がムンムンしている(こう書くとなんか臭そう…)。

 早速、タックルの準備をする私たち。
 ふとその目の前にカメラを構えて船長と会話をしているオジサンがいるのを発見。
 むむむっ、どこかで見た服装、どこかで見た笑顔、どこかで聞いた話し声…。
 
 おおっ分かったぞ、もしやあなたは魚聖さん(※1)!?
 TAKEさんもほぼ同時に気付き二人して口を半開きにし呆然としてしまう。
 そしてそのオジサンと目が合う…。

「あの…、魚聖さんですよね!?」
魚聖 「ははははは…」
「うわぁ〜!!いつもお世話になってます!!(いつ世話になった?)」
魚聖 「今日は皆さん頑張って釣って下さいネ。釣れたら写真撮りますから」
TAKE 「よ、よろしくお願いします!!」
魚聖 「でも、その時はその帽子だけ取って下さいね、掲載できないから…」

 と、TAKEさんのDawa印の帽子を指すSHIMANOな魚聖さん。
 テレビや雑誌で拝見するとおりの柔和な笑顔と優しい物腰の人である。
 そして一通り話しも済み、しばらくして気付いた。魚聖さんが私の右隣りのオオドモにいることに…。

「私たちのすぐ近くに座るんですね、魚聖さん」
TAKE 「なんか嬉しいっすね!!」
「今日、魚聖さんとオマツリしたらそれだけで自慢になりますよ。『俺、魚聖さんとマツったことあるんだぜ』と!!(っていうか自慢するなよ、そんなこと…)」
TAKE 「タカギーさんの今日のレポート読んだらきっとKOBUさん、超羨ましがりますよ!!」

 ミ、ミーハーである…。

 船は予定通りの午前7時に出船した。
 向かうポイントは東京湾口部の洲ノ崎沖。
 風もなく、海は大変穏や、空も晴れわたり絶好の釣り日和な本日。
 私たちは相変わらずポイントまでの間、船中で缶ビールを飲みながらバカ話に花を咲かせる。

 航程ちょうど1時間で洲ノ崎沖に到着。
 それから20分近く掛けて船長がイカの魚影を丹念に調べ、スタートの合図が出た。

 水深は130m前後、潮はまずまず流れております。
 オモリが着底したら糸フケを取り、ゆっくりめに大きくシャクリ、乗りがなければ巻き取りながら竿先を海面まで下ろす。その繰り返しで底から10mまで探る。
 TAKEさんも初チャレンジながら問題なく投入に成功。

 そして開始早々いきなり私の竿先に押さえ込まれるようなアタリがきた。
 中速で電動を巻き上げ、プラヅノを回収すると真ん中のツノ(ブルー)に20cm程の本命が乗っていた。右舷では最初に型を見たのだ。よしよし、幸先がいいぞ!!(魚聖さんを先んじた♪)

 回収したプラヅノを投入器に戻し、さて獲物をバケツに入れようかと思ったら、あれま、どこに行ったのヤリイカ君は!?姿カタチもありませぬ…。
 私のすぐ隣りにいる魚聖さんの相棒が心配してくれ、「どこかに隠れているんじゃないの?」と探してくれる。
 船長も、「あれ〜っ、どこ行ったんだろ!?もしかしてそこから逃げちゃったのかな!?」と足元の微妙に開いてる排水口を指す。
 どこを探しても全くイカの姿が見えない私は、「あらら、そうみたいですね…」。
 そんな会話を聞いていた魚聖さん思わず、「ぐふっ」と笑う(ああ、情けない…)。

 そのとき、TAKEさんと直前にしていた会話を思い出す。

TAKE 「あれ、イカを入れるバケツがありませんね…」
「ホントだ。でも、どこかにあるでしょ。そんなことは釣れてから心配すればいいことですよ」
TAKE 「そりゃそうですね!!」

 備えあれば憂いなしであった…。痛い、痛い、痛すぎる!!

 それからはすっかりイカから見放され、全然乗らなくなった私。
 船長もポイント移動を繰り返し、なんとか釣らせようと頑張ってくれる。

 そして迎えた9時40分、TAKEさんに待望の乗りが訪れた!!
 バレないように慎重に巻き上げる。
 そして上がってきたのは待ちに待った本命。TAKEさん、とても嬉しそう!!
 それからしばらくしてまたTAKEさんが追釣。いきなり2杯を釣り、満足そうな笑顔が憎いぜコンチクショウ!!

 それから船中、パタっと乗りが止まり、休憩タイムに突入した。
 魚聖さんは取材がてらみんなの様子を見て回る。

魚聖 「どう、あれから釣れた!?」
「いや、すっかりイカから見放されました…」
魚聖 「私はさっきダブルで釣れたけど型が小さいね。アタリも分かりづらいよね」
「そうですか。私はどうもイカとは相性良くなくて…」
魚聖 「頑張って!!だけどそのリール、巻き上げ速いねぇ!」

 と、私のDawaのリールに感心するSHIMANOな魚聖さん。ちょっと気まずい…。

 その応援が効いたのか10時20分、ようやく私にアタリが訪れ、30cmクラスのヤリイカを取り込むことが出来た。これでこのレポートの写真が撮れる!!


 話は変わるが、今回の釣行でTAKEさんは自分の釣り人生において大きなターニングポイントを迎えた。
 今まで彼は大塚貴汪氏を崇拝していた。当然、タックルはDaiwaで揃えている。
 しかし、本日から目標とする人を藤井魚聖氏に変えたのだ。
 それは何故か!?

魚聖さんに、
手前マツリを解いてもらったからだ!!


 見事な手練の技でグチャグチャになったプラヅノとハリスを解いてもらったTAKEさん。
 「カンナは指で少し閉じておいた方がイカが乗ったときにバレなくて済むよ。ちょっと痛いけど我慢してやればそれが釣果に結びつくんだよ」と…、

まるで人生の訓示みたいな
アドバイスもしてもらったからだ!!


 沖揚がりまで残すところあと30分となった。
 私のクーラーにはまだイカが2杯しか入っていない。
 しかし、それから私の巻き返しが始まった。
 ラスト30分でバタバタと3杯の本命を手に入れた。

 午後2時過ぎ、終了のアナウンス。
 結局TAKEさんは3杯。竿頭でも15杯というやや厳しい結果となった本日。
 でも、船長は優しく丁寧に指導してくれ、どこかでオマツリすればすぐに飛んで行き、直してくれる気遣いもあってとても感じのいい人だったし、魚聖さんと念願のオマツリも体験出来たし(結局しました…)で楽しく愉快なヤリイカ釣行でありました。

 ただ、私としてはやっぱり児島玲子ちゃんとオマツリしたかったのは事実ですけど…。

Daiwaの帽子よ、さようなら…。 写真の掲載、魚聖さんの承諾済みです。
<まずまずの良型釣れました <緊張するTAKEさん&笑う魚聖さん>

※1【魚聖さん】藤井魚聖。SHIMANOのインストラクターを始め、TV番組「釣りロマンを求めて」や「隔週刊つり情報」などのレポーターを務める。「魚聖スマイル」とその人柄に私はすっかり惚れました。

逃した1杯は大きい(型は小さかったけど…)。
<私としては上出来ですぅ>