
| ◆ 釣行日:平成14年11月16日(土) 中潮 天候/曇り(俺のハートは小春日和) ◆ | ||||||||||
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| <釣り物> アイナメ <釣 果> アイナメ5本、キュウセン3尾、ショウサイフグ2尾、カレイ1枚、ギンポ1本 <船 宿> 金沢八景 進丸 <釣り場> 東京湾 平潟湾内〜第二海堡周り〜横須賀沖 <タックル> 竿/KT関東 先攻キス150、リール/シマノ BIOMASTER2000(道糸:PE1号)、仕掛け/OWNER 段差ブラクリ4号(赤)、先糸/ナイロン3号3m <エ サ> イワイソメ <釣り座> 左舷ミヨシ2番目 <同行者> TAKE氏、KOBU氏、まっちゃん、ひろさん、ひろさんのご主人、ペペ氏 <どう食ったか> 刺身 |
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<日 記> |
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転職したTAKEさんの生活も次第に落ち着きを取り戻し、ようやく釣行の余裕が出てきたみたいだ。 そんなTAKEさんのリクエストは東京湾でのアイナメ。 失意のどん底からの復活を誓った私にはハイリスクな釣り物である気もする。 しかし、過去2回の釣行ではボウズなしの実績を誇るターゲットなのだ。しかも一番最近の釣果は良型を含み6本。相性は決して悪くない。 さて、アイナメといったらもちろん金沢八景にある進丸さん。 大船長と息子の正船長の二人三脚に加え、女将さんの輝く笑顔が魅力のアットホームな宿である。それ故に春から始まる半日シロギスには毎年多くのカップルが訪れ、船上で愛を育み、陸で愛を営む…。 別名「東京湾の縁結び船」「恋人たちの親子船」「横浜ウォーカーイチオシ宿」「恋する釣船」と呼ばれ、乗船時に彼氏が船床を踏み抜くと永遠の幸せが約束されると噂されているのだ(ウソです…)。 今回のアイナメ釣行には大勢のわははメンバーが参加表明をしてくれた。 常連メンバーであるまっちゃんやKOBUさんを始め、ぺぺさん、女性隊員のひろさんがご主人を伴って参戦され、総勢7名。こんなにたくさんの人たちが集う釣行は初めてなのだ。 今朝の4時52分、まだ自宅でテレビを観ていた私にまっちゃんからメールが入る。
と…。 まっちゃんは常に誰よりも先に着いてないと気が済まない性分なのだろう…。 そんなまっちゃんを尻目に私はTAKEさんと5時半に待ち合わせ。 私が師匠から教わったアイナメ釣りのポイントは「死んでもミヨシをキープせよ」。ミヨシに座った者が勝者となる確率が高いらしい(時期によってはトモも有利になるそうですが…)。 本日はまっちゃんのおかげでミヨシから人数分確保してあるので私は気持ちに余裕がある。いざとなったら管理人特権を行使してムリムリミヨシに入ることも可能であろう(「まっちゃん、アンタのあることないことを俺のサイトで暴露するぞ!」と言えば葵マークの印籠なみに効果テキメンのはず)。 そんな腹黒い作戦を胸に抱いた私を乗せたTAKEさんの車は順調に進み、午前6時には進丸さんに到着。 宿の駐車場にはKOBUさんの車も停まっているのを発見。相変わらずこの2名は早い…。 お店に入ると正船長が母親譲りの輝く笑顔で迎えてくれた。 カップラーメンを眠そうな顔ですすっているまっちゃんと朝からイヤに元気なKOBUさんに挨拶をして私たちは談笑する。 しばらくするとペペさんが到着し、ひろさんからは近くまで来ており、コンビニで買い物してから行くとのメールが入る。 私は今日の目標を5本としていた。 それほど無謀な数字ではなくマジメにやれば手の届きそうな目標だと思えた。肩の力を抜き、心穏やかに魚と対峙すれば叶う数だと信じていた。 そしてひろさんカップルが到着。 ご主人とは初めてお会いするが、優しそうな笑顔が素敵な方である。 これで全員が揃った。 早速船へと乗り込むことにする。 釣り座は左舷ミヨシからまっちゃん・私・TAKEさん・ぺぺさん。右舷はミヨシからKOBUさん・ひろさん・ひろさんのご主人となった。我がわはは爆釣隊が進丸の船首の部分を独占する半仕立状態。美味しいとこ取りなのだ。わはは。 その後、女将さんに船代を支払い、エサのイワイソメを余分に1パック購入し、缶ビールを飲んで、タックルの準備をして、キャストの練習を行い、正船長と久し振りの会話を楽しむ。出船前のこんな時間がとても楽しい。 他のお客さんも全員揃い、定刻より5分早めに出船。 正船長が舵を握る船はゆっくりと平潟湾内を進み、数分後には岸寄りのポイントで停まった。そう、前回来たときもここら辺からスタートしたのだ。 「はい、どうぞ」の合図とともに私はイワイソメを3cmくらいにカットして段差ブラクリのハリに刺し通す。 そしてアンダーキャストして遠くへ投げる。 ブラクリが着底し、糸がフケたらリールを巻いて手前へシャクり、道糸があまりピンと張らないように注意をしてアタリを待つ。それを何度か行い、手前まできたら再度キャストを繰り返す。正船長も小刻みに移動して様々なポイントを攻めてくれる。 何度かの移動後、緩んだ糸を伝わって私の竿にごく小さなアタリを感じた。すかさずリールから道糸を送り出し、数秒待つ。頃合を見計らってリールを巻くと力強いアタリが到来。キス竿の竿先が左右に振れているのが分かる。そう、本命の証拠、首振りダンス。その引きの強さは明らかな良型を思わせたので隣りにいたTAKEさんにタモ取りをお願いする。 取り込まれたのは35cmのメスのアイナメ。船中第1本目である。 それを手に持ち喜んでいると操舵室にいる正船長と目が合う。 船長は「やったッスね!!」と目で私を祝福してくれる。 そしてこのとき私は「今日はイケる!」と確信した。その根拠などなにも無いが、私の第六感がそうささやくのだから仕方ない…。 次に私の後ろにいたひろさんのご主人に小型ではあるが本命が食い、抜き上げた。ご主人はとても嬉しそうである。もう、メチャクチャ喜んでいた。私はその姿に釣り人の本当の姿を見た気がする。 型や数にこだわらず「魚を釣る」という行為を心から楽しみ、そして喜ぶ。 私も釣りを始めた当初はそんな純粋な楽しみ方をしていたと思う。 それがいつの間にか数に、そして型にこだわるようになり、本来の釣りの面白さ、楽しさを見失っていたようだ。「けっ、負けるもんか!」との闘争心、「なんだよ自分だけ釣りやがって!」との嫉妬心、「ホレ、見れこの良型!」との虚栄心等が邪魔をして「釣る喜び」を忘れていたことに気付く。 それをひろさんのご主人は私に思い出させてくれたのだ。ありがとう…。 その後、しばらく走って第二海堡に転戦。 過去にここでもいい思いをさせてもらったことがあり、数が出るポイントなのだ。 そして他のメンバーも続々とアイナメをヒットさせる。
KOBUさんは実際に「糸フケでアタリを取る」ことの意味を理解し、非常に楽しそうだ。 まっちゃんもベテランならではのテクニックで数を順調に伸ばす。 いつものように果敢に攻めるひろさんも本命をゲット。 ペペさんは以前、私とまっちゃんとのスルメイカ釣行のときに注意された「酒が少な過ぎる。まさか真剣に釣りするつもりじゃないでしょうね!?」のアドバイスを生かし、燗番娘などのアルコール類を持参し、ホロ酔いながらもしっかりとアイナメを仕留めた。 その後は横須賀沖まで戻り、岸寄りのポイントをメインに攻める。 朝方から吹いていた北風も次第に強まり11月中旬にしてはかなり寒い。 私はこの時点で合計4本のアイナメを手中に収めていた。目標まであと1本。しかし、体内のアルコールも薄れ、貼っていたホカロンの体力も底をついており、寒さでモチベーションが下がり始めていた。 そんな午後2時50分、突然魚信が訪れる。 それは突然「ブルブル!」と竿先を震わせ、いきなり針掛かりしたのだ。 またしてもTAKEさんにタモ取りをお願いし、すくわれたのはこの日船中最大38cmのオスのアイナメ。見事な婚姻色が目に眩しい。 私はそれをシメてクーラーに仕舞い、竿を畳んだ。 それは目標の数を得たからであるが、他の人にも釣ってもらいたかったのもある。 わはは爆釣隊のムードメイカーTAKEさん。 今日の釣りを企画し、誰よりも楽しみにしていたであろうTAKEさん。 めずらしく今日の日記にその様子が記載されていないことにお気付きの方もいるだろう…。 そうである、記されないのは釣れていないからなのだ…。 彼は根掛かりで持参した小物竿の穂先を折った。 しかし、替え穂があったのでそれに付け替え事なきを得たかに思えたが、再度根掛かり、その穂先まで失った。 TAKEさんにとっては自らが釣れていないのに私の良型アイナメをタモ取りするのはかなり屈辱的であったに違いない。 八景からの帰り道、ホクホク顔の私を隣りに乗せ、生麦まで送り届けることが釈然としなかったに違いない。 だがTAKEさんは 途中から竿を出していた正船長が釣ったアイナメをTAKEさんに1本進呈してくれ、お土産を確保。 午後3時15分、納竿。 最終釣果。まっちゃん4本、KOBUさん(アカメも1尾ゲット!)とひろさんのご主人各3本、ペペさん2本、ひろさん惜しくも1本、TAKEさん無念の0本…。 正船長はTAKEさんが型を見れなかったことが残念でならないようだ。相変わらず優しい人だ…。 家族と復活を約束した私は無欲の勝利で久し振りに目標を達成出来た。 初心に返って釣りを楽しもうとしたのが好釣果につながったのかもしれない。 繰り返そう、釣りは勝負ではない。大きさや数を自慢するのではなく純粋な気持ちでその一日を楽しめればそれでいいではないか…。 ただ、一言だけ言わせて下さい…。
へへへ…。 |
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| <まあ、本来の実力が発揮されたって感じですか…> | ||||||||||
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