| ◆ 釣行日:平成14年12月7日(土) 中潮 天候/雨ときどき曇り ◆ | |||||
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| <釣り物> アイナメ <釣 果> アイナメ2本、アカメフグ1尾 <船 宿> 金沢八景 進丸 <釣り場> 東京湾 横須賀沖 <タックル> 竿/KT関東 先攻キス150、リール/シマノ BIOMASTER2000(道糸:PE1号)、仕掛け/OWNER 段差ブラクリ4号(赤)、先糸/フロロカーボン3号10m <エ サ> イワイソメ <釣り座> 左舷ミヨシ3番目 <同行者> TAKE氏 <どう食ったか> 刺身、煮付け |
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<日 記> 今まで数々のドラマを生み出してきたわはは爆釣隊の名物男TAKEさん。
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翌日の木曜日夕方、TAKEさんが五反田の釣具屋に用事があるというので私も付き合う。 そのあと昨日師匠と飲んだ同じ店で軽く飲むことに。 話題はもちろん今週の土曜日に予定されているTAKEさんのアイナメリベンジ戦について。 TAKEさんの目標は一尾でもいいから型を見ること。 私が目指すのは師匠が残した47.5cmの記録を超える良型を釣ること。 前日に師匠から教示されたアドバイス。別にTAKEさんに伝えなくてもよかったのだが、私はスポーツマンシップ旺盛な人間。同じ条件でフェアな闘いをしなくては気が済まない。 そこですべてをオープンにしてお互いの健闘をたたえあう。 「サクっと飲みましょう」と言っていたのに結局店を出たのは夜の11時であった…。 |
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そして本日。 私たちが闘う相手はアイナメだけではないことを痛感する結果となる…。 宿に行く途中から車のフロントガラスを叩き始めた雨。 冷たい雨は終始私たちの体温を奪った。 そして一日中強く吹いていた北風。 雨と波で濡れている手や顔、そして全身をも鋭く刺し貫き、これでもかとモチベーションを下げる。 寒さで凍えた手の指は主の言うことを聞かず思うように動かない。 振り返ると身体、釣果ともに寒い一日であった、そう、ある人を除いては…。 TAKEさんと私はミヨシを押さえるために出船時間の2時間以上前に宿に到着した。 しかし、既に両舷のミヨシはキープされており、悩んだ挙句、左舷のミヨシ2、3番目をキープ。TAKEさんがミヨシ2番目、私が3番目となる。 その後、宿にお邪魔し正船長と雑談をしながら出船までの時間を過ごす。 ふと、宿のカウンターの上部に飾ってある額縁入りの大きな写真が目に入った。 それは数日前にビッグサイズのアイナメを釣り、勝ち誇った極上の笑顔で獲物を持つ師匠がプリントされた物であった…。 「デカイっすね〜ッ!!」とTAKEさん。 「ふん、許せませんね、あの笑顔…」と私。 「額に入ってますよ!!」 「まあ、私たちが額に納まることがあるとすれば自分の葬式のときくらいでしょうが…」 相変わらず発想がネガティブである…。 ぐずつき気味の予報であったにも関わらず、多くの釣り人が乗船し、定刻よりも10分早めの7時50分に船出。 いつもであれば最初に八景島を過ぎた小柴崎のフチぎりぎりを攻めるのだが、あまり模様が良くないのかそのまま通過。20分少々走って横須賀沖の岸寄りのポイントからスタート。 今回の私はPEの先にフロロカーボンの3号を10m結んである。普段なら3mくらいなのだが、今回はなんせ大型狙い。口切れと食い込みの良さを考慮した結果である。 数回の移動後、かすかなアタリが到来。 道糸を少し送り、数秒待ったあとリールを巻いてみる。 確かに首を振っているのだが如何せん引きが弱い。取り込んだのは小型のサイズ。 だが、そのあとまたアタリが訪れた。 今度のは先ほどのよりも数段強く引くがそれでもお馴染みの強さ。「エイッ」と抜き上げればジャスト30cm。まずまずなのだ。 操船している正船長にそのアイナメを見せると「おっ、今回も好調ッスね!!」と目で応えてくれた。 しかし、それだけでは終わらなかった。 気付くと横にいるTAKEさんが慎重にリールを巻いているではないか…。 TAKEさんが手にしているバスロッドの先が激しく震える。それはハリに食い付いた魚の断末魔の抵抗を伝えているのかそれとも持ち主の動揺と興奮が伝わったものなのか…。
空模様と同じく寒々とした海水を通して見えた魚は良型のアイナメ! ヒョイとすくってTAKEさんに渡す。 「やったぁぁぁぁぁ〜ッ!!」興奮した歓喜の雄叫びが船中に響く。 「ついにやりましたね!!」 「うわ〜ッ、嬉しい〜〜〜ッ!!」ホントに嬉しそうだ。 そのアイナメは38cmのビッグサイズ。刺身にバッチリな型。私たちはガッチリと握手をした。 あの時間が今から思えば時合であった。下げ潮が効いてきた一瞬の天使の微笑みタイム…。 私はそれからはアタリすら無くなってしまった…。 TAKEさんはその後も唐揚げサイズを2尾追釣した。 以降、私が釣ったのは程よい大きさのアカメフグ1尾。 その前に右舷オオドモにいた常連さんが釣った良型のアカメを頂いている私は自分が釣ったそれをTAKEさんに差し上げる(もちろん私がさばきました。今、生きてますかTAKEさん!?)。 正船長はときおり私たちのもとを訪れ励ましてくれた。 「だけど慣れってスゴイですね!大きいの釣ったときの笑顔、今イチ切れが無かったですよ!」と正船長。ははは、分かってましたか…。なんせ今日は師匠超えが目標なんです…。 船長に訊くと最近は第二海堡も調子がパッとせず、今日は行かないとのこと。この天候も考慮しての気遣いだったのかもしれない。 午後3時5分前、親父船長から納竿を告げるアナウンスが流れた。 最終釣果。TAKEさんアイナメ3本にベラ。今回は彼に数型ともに負けてしまったが私は満足なのだ。何故ならベテランの常連さんですらもなんとか型を見れた程度の激渋の一日だったから。 年内はもうお邪魔することはないと思うのでこの場を借りて御礼を申し上げます。 進丸の大船長、女将さん、そして正船長。今年もいろいろとお世話になりました。おかげさまで楽しく素敵な釣りがたくさん出来ました。また来年もこのわはは連中がお世話になることでしょう。船上の風紀と調和を乱すことに関しては右に出る者がいないとヘンな自負をしておりますが、どうぞ乗船拒否だけはしないで下さい。 また、これは私からのつまらない贈り物です。宜しければご笑納下さい…。 アイナメを心から愛するイチ釣り人の姿です。 こんな人がいる限りいつまでもアイナメ釣りを続けてもらえれば私たちにとってそれは無上の喜びです。わはは。
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| <やっぱり師匠は偉大です!> | |||||
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