釣行日:平成15年5月11日(日) 若潮 天候/曇りのち晴れ 

<釣り物> フラッシャーサビキ五目・イサキ
<釣 果>
 クロムツ5尾、アジ1尾、サバ1尾、イサキ16尾
<船 宿> 南房太海 聡丸
<釣り場> 外房 太海沖〜江見沖
<タックル> 竿/【Fサビキ】RYOBI 海征ヤリイカ 240【イサキ】Daiwa リーディングXネライ195、リール/【Fサビキ】Daiwa SEABORG500e(道糸:PE6号)【イサキ】Daiwa ミリオネアCV-Z250F(道糸:PE4号)、仕掛け/【Fサビキ】船宿オリジナル(フラッシャーサビキ7本針)【イサキ】ヤマシタ イサキフカセ釣(チヌ2号・ハリス1.5号・幹糸1.5号・枝25cm・間1.2m・全長3m)&ミサキ 万能ウイリー(シャクリ3号・幹糸3号・枝糸3号・全長3.2m)、テンビン/【イサキ】夢の天秤(アジ・イサキ用)、オモリ/【Fサビキ】150号【イサキ】サニービシFL60号、クッションゴム/【イサキ】1.5mm・50cm
<エ サ> 【イサキ】アミコマセ(コマセ)、オキアミ・イカタン(付けエサ)

<釣り座> 右舷ミヨシ
<同行者> KOBU氏、おかした氏
<どう食ったか> 全部を刺身、クロムツ&イサキの塩焼き

<日 記>

「天城越え」
石川さゆり

入りきれない 大漁で (隠しきれない 移り香が)
あなたに自慢を したくなる 
(いつしかあなたに 浸みついた)
誰かに釣られる くらいなら 
(誰かに盗られる くらいなら)
私が 釣ってもいいですか 
(あなたを 殺していいですか)
外房の 親子宿 
(寝乱れて 隠れ宿)
聡丸 常連の船 (九十九折り 浄蓮の滝)
ムツ上がり オニ釣れる サミングしてね (舞い上がり 揺れ堕ちる 肩の向こうに)
仕掛け…他とマツる (あなた…山が燃える)
イサキFL 60号 (何があっても もういいの)
ダメダメ倶楽部 目を通し (くらくら燃える 火をくぐり)
マルゴも常連 土産買え (あなたと越えたい 天城越え)


 何故か近頃、替え歌に凝っている管理人です…。
 下らなくてすみません…。

 あと、最新の流行歌(ってフツー言わないか)とか知らないのでとりあえず演歌一筋です…。
 あ〜、紛れもないオヤジです…。

 ちなみに私、ドラマも見ません。
 自分の中でトレンディドラマ(これも死語か?)は東京ラブストーリーで終わってます…。
 あと、「ドラマ」と言うときの語調がどうしても気になります。カツオやワラサと同じどこにもアクセントをつけない平坦な発音。あれって流行なんでしょうか?アナウンサーのくせに同様の言い方する人を見ると首絞めてやりたくなります(フジとTBSの人、特にね…)。

 さらに、なんでもかんでも略して言うのにも抵抗を感じます。
 「ショッポ」は分かりますが、「マイセン(マイルドセブンの略なんだと…)」と聞くとトンカツ屋を想像しちゃうし、「セッタ」はどう考えてもジャパニーズトラディショナルサンダルの雪駄です…。ですからハリーポッターを「ハリポタ」と軽率に口にするヤツらには無条件で腕ひしぎ逆十字とか決めたくなるキモチも分かって下さい。

 今の若い人たちの会話は「ありえない」と「うざい」で成り立っているそうですね。
 先日、我が長男が家内の注意したことに対して「ウゼー」と返事をしたので私は彼の頭をスリッパで数回ブン殴り、親に対する言葉遣いの重要性スリッパの硬さを叩き込んでやりました。
 「ゆとり教育」もいいですが、正しい日本語教えましょうね、ガッコのセンセー。わはは。

 さて、このまま親父の小言ばかり書いていると若者批判テーマで終わってしまいそうなので先を急ぎます。

 本日の釣行は外房は聡丸さんでのFサビキ五目&イサキ。
 本来なら相模湾のまさみ丸さんにてアコウリベンジのはずでしたが今月の9日をもって終了しちゃったのです…。
 一体、いつになったらアコウが食べられるのでしょうか…。

 まあしかし、Fサビキで釣れるクロムツだって極上の旨さ。
 それにあのガクガクする強い引き。
 釣味・食味どちらも最高のクロムツの他に後半で狙うイサキもまた魅力的。

 ところが、私とKOBUさんのとほほコンビは最近、聡丸では(「でも」か…)今イチ釣果がパッとしない…。
 いい加減にしないとマジで私ら出禁を食いそうです…。
 そこで登場したのが「幼少の頃からアジをビシマで釣る男」ことミスターおかした。
 とほほスソ隊が聡丸を訪れると聞いて駆けつけてくれました。

 振り返ればおかしたさんにはいろいろとお世話になりっぱなしの私たち。
 激渋だったにも関わらず、私やKOBUさんにアジやサバを恵んでくれたり、たくさんのオニカサゴのヒレをプレゼントしてくれたりとその恩恵に浴したことは数知れない…。
 たまには私のが釣果が上で、
「これ、あんまりデカくないけど持ってきなよクロムツ…」とか言って恩返ししたい…。

 そんな思いで臨んだ今回の釣行、今日こそは涙見せずに過ごせるのかな?わはは。



 祝、開通君津IC!

 日の出の時間とリンクして早くなっている出船時間。現在の聡丸では午前4時。
 そこで出船の1時間前に到着するよう、KOBUさんがお迎えに来てくれた時間は午前1時半。

 私を拾ってアクアラインを目指す。
 嬉しいことに、先月の29日に館山自動車道の木更津南JCTから君津IC間が開通してますます鴨川が近くなった。今でも鶴見から太海までの所要時間は約1時間半だが、さらに短縮されるのである。

 そのおかげで出発してから1時間後にはすでに私ら御用達の鴨川市内のローソンに到着。
 そこで、深夜勤務担当のローソンの上っ張りがパッツンパッツンのガタイと愛想のいいお兄ちゃんと久し振りの再会を果たす。元気そうでなによりだ…。

 予定どおりの午前3時には聡丸の駐車場に着く。
 いつもの場所にはおかしたさんの車が駐車しており、他にも数台の車が停まっていた。

 30分後、そろそろ準備をしようと車外に出るとちょうど、おかしたさんも起きだした。
 挨拶かたがた先週の悲しい釣果のお悔やみを申し上げ、今日の健闘をたたえあう…。

 女将さんがみえ、1階の倉庫にある名簿に記入するよう言い渡される。
 そうでした、4月から出船前に記名して料金は前払いになったのでした。
 私の個人的な考えではこの前払い制度は賛成。
 後払いは豊漁ならいいのでしょうが、もしも貧果だった際に船宿としてもお金をもらいづらいもんね。

 その名簿の横には本日の釣り座が書かれた紙が置いてあった。
 私たち2人が右舷ミヨシ1、2番目、おかしたさんはその隣りの胴の間になっていた。聡丸の寛大なご配慮に感謝!

 早速、3人揃って船へと向かう。
 大船長と聡船長はすでにスタンバイオッケー。
 いつものように大きな氷塊をクーラーに突っ込み、船へと乗り込む。この氷が本来の役目である魚を冷す働きをすることにほのかな期待を寄せる。

 KOBUさん曰く、
「ミヨシに座ると吐くんで…」と私が先頭に座ることに。
 でも本日、風はないし、海も穏やかそうだしでまずまずの釣り日和となりそう。


 いきなりガクガク

 すでに全員が揃っているので定刻の4時よりも10分早めの午前3時50分出船。
 ポイント到着までのあいだ、私は缶チューハイを開け、おかしたさんと談笑。
 最近のクロムツは水深の浅い場所を攻めているそうだ。

 船は普段のスピードよりも若干速めで走り、航程25分でポイントに到着。
 その後しばらくして、船長から投入オッケーの合図。
 おかしたさんの言うとおりオモリはいつもの半分くらいの約80mで着底。
 船長からのタナの指示は底から15mまで。

 私はとりあえず2mタナを切ってから探りを入れる。
 しかし、20mほど誘ったがアタリ無し。
 そこで2mずつリールのスプールを止めながらオモリを落としていく。

 すると65m付近で一瞬オモリが軽くなった気がし、間髪入れずに「ガクガクガク!」とクロムツ独特の凶暴なアタリが到来。
 追い食いを狙いたいところだが、これが最初で最後かもしれない貴重な1尾かと思い、そのまま中速で巻き上げた。
 その引きはかなり強烈で、パワーが自慢のシーボーグの回転が時おり止められそうになるほど。

 竿をチビラークにセットし、仕掛けを手繰ると一番上のハリにクロムツが付いていた。
 「ウッシッシ…。今日は幸先がいいもんネ…」
 と喜んでいたのも束の間、ヤブから棒にそのクロムツが海面を漂い出した…。

 「うげっ、海面で外れた…」
 とビビリ、速攻でタモを持ち、浮かんでいる高級魚の回収作業にあたる…。
 それを見た船長も船を回してくれ、離れつつあるお互いの距離がかなり縮まってきた。

 「よしよし、こっちゃ来い…。そうだ、その調子だぞ…
 とタモの網を近づけたらあらなんと、船下に入ってしまった…。

 
「あああっ…、俺ってホント下手くそ!なにやってんだ…」
 と悲観にくれていたら聡船長がタモを持ち、反対の舷に駆けつけてくれた。
 おかげさまで無事に回収に成功!私はホッと一安心。
 「こっちはいいから早く仕掛け降ろしてたくさん釣って」と励ましてくれる。ああ、さとちゃんてなんていい人…。

 このとき上がったのは食べ頃サイズのクロムツ。
 よく見るとハリが外れたのではなく、鋭い歯でハリスが切られたのだった。船長の話だと今日の仕掛けはハリスを細くしているらしい。

 それはKOBUさんも同様でせっかく食ったクロムツが巻き上げる途中でハリスを切り、バレる…。
 しかし、流し替えのたびにどこかで本命が食っている状態が続き、今日はなかなかいい調子。

クロムツを焼くために備長炭を購入しました。
<まさに100萬ドルの笑顔です!>
 しかもKOBUさんは大好物のサバの多点掛けまで達成し、ウッハウハ。極上の笑顔を見せてくれた。

 5時50分、次第に食いが渋くなってきたので船長からイサキ釣りへ行くとのお知らせ。

 結局、前半戦でおかしたさんが7尾、私が5尾、KOBUさんは4尾のクロムツを上げた。

 だが、惜しまれるのはKOBUさんがバラした数尾…。
 それを入れたらかなりの数をゲット出来たことだろう…。

 しかし、今日のKOBUさんはサバも豊漁で上機嫌。大満足の様子だった。


 いざ、楽園へ

 6時30分、江見沖のポイントに到着。
 今度のタナは40m。

 3本バリの先には全部オキアミを付けて投入。
 42mまでビシを沈め、コマセを振りながらきっちりと40mでストップ。
 するとすぐに来ました来ました嬉しいアタリが。
 私は、持ち前の強欲さを発揮して仕掛けの間分巻き上げて追い食いを狙う。

 頃合をみて仕掛けを回収、ダブルのイサキが船内で暴れる。

 こりゃ、入れ食いモードに突入かと浮かれていたらあとが続かない…。
 このポイントは当たれば良型だが、数は期待出来ないのだろうか…。
 船中も思い出したようにときどきイサキが上がるくらい…。

 そこで船長大英断。
 この場所に見切りをつけ、太海沖に大移動。

 ようやく着いたポイントで仕掛けを降ろすとあれまあれま、小振りながらも本命が鈴なり。
 私はエサをオキアミとおかした氏謹製ヤリイカのイカタンの併用で勝負に出た。
 アタリがあってもすぐ巻かず、じっと我慢の60秒。

 「どりどり…」と仕掛けを回収すればなんと3尾掛けのパーフェクト。
 KOBUさんやおかしたさんにもアタリが頻発。
 KOBUさんはイサキの自己新記録の2尾を一投で楽々クリア。

 しかも、タナが8〜20mとかなり浅くなっているので手返しも早い。
 会話を忘れて私ら久々の
「前後不覚モード」に突入中。

 このポイントを聡船長はHPで
「楽園」と表現。
 まさに楽園、この世のパラダイス。
 ああ、豊饒なる外房の海に感謝感謝で秀樹も感激。

 午前10時15分、ついに納竿のお知らせ。
 イサキの最終釣果。KOBUさん24尾、おかしたさんも同じくらいと文句なし。私は後半で多点掛けが思うように成功せず、20尾に届かずじまい。

 港に着いたとき、聡船長が言った。
 「今日はなんとか釣れて良かったですね」と。
 その笑顔に私は
「これで少しは聡船長にも恩返しが出来たな…」とホッと胸を撫で下ろしたのであります。

 皆様、ますます近くなった外房は私たちに多くの釣果と素敵な思い出を与えてくれる楽園なのかもしれませんよ(最後は何故か
「ぶらり途中下車の旅」風…)。わはは。


聡丸サイコー!! 外房サイコー!!
<クロムツがこんなに釣れて私、幸せです…> <ああ、外房の海に感謝!>