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今夜の番組チェック




 釣行日:平成15年5月17日(土) 大潮 天候/曇り 

<釣り物> マダイ
<釣 果>
 ハタ1尾、ホウボウ1尾
<船 宿> 外房大原 長福丸
<釣り場> 外房 大原沖
<タックル> 道糸/船宿貸し道具ビシマ糸、仕掛け/船宿オリジナル カブラ針12号
<エ サ> 冷凍エビ

<釣り座> 右舷ミヨシ3番目
<同行者> あねご氏
<どう食ったか> ―

<日 記>

 とりあえずお詫び

 愛する息子よ、すまない。
 昨日がおまえの9回目の誕生日だってことは知っていたんだよ。
 でもね、父ちゃんはその日、夜に出発して千葉の大原っていう港まで行かなければならなかったんだ。そう、もちろん釣りでね…。

 そんなわけで昨日はおまえにハッピーバースデーを歌ってあげられなくてゴメン…。
 ところで、
ハッピーなバースデーは過ごせたかな?

 お母さんはおまえの誕生日だからと夕飯は焼肉を予定していたそうだ。
 だけど父ちゃんがいないからフツーのご飯になったらしいね…。

 しかも、おまえの名前入りのバースデーケーキまで用意して
ひとつひとつがみんなキミの人生だねって伊勢正三みたいなこと言いながら9本のローソクを立て、いざ点火しようとしたら我家で唯一ライターを持っている父ちゃんが不在なので火がつけられずに一時は大騒ぎになったそうじゃないか…。許しておくれ…。

私もチョコレートケーキが好きです。
<不二家謹製誕生日ケーキ>

 でも、生きるってことは裏切りと失望の連続だってことを知り、いい勉強になっただろう?
 まあ今までにも運動会をバックレて釣りに行ったりしているから期待してなかったかもしれないけど…。

 父ちゃんは忘れもしないよ、おまえがまだ幼稚園に通っているとき、父の日のために似顔絵を描こうとしたらいつの間にかお母さんの顔を描いていた事件を…。

 おまえが将来、結婚して子供に恵まれたとき、父ちゃんみたいにならないことを信じているよ。
 釣りなんか趣味にしちゃダメだ、ロクなことにならないからね…。

 遅くなったけど、ハッピーバースデー・トゥ・ユー。

でも、私と同じで脳天気だからあまり気にしてません…。
<ほとんど母子家庭です…>


 続お詫び

 昔愛していたカミサン、きみに黙っていたことがあるんだ。
 それは決して隠していたわけじゃないんだよ。話していなかっただけなんだ。

 今日の釣り、実は独身の女性と二人っきりで行ったんだ。
 これは過去、150回以上の釣行でも初めてのことさ。

 でも、そのことを伝えなかったのはそのほうがお互いのためだと判断したから。ヘンな誤解を生みたくなかったからね…。
 だってホレ、
一泊二日の釣り、でも竿は持っていかない、しかも相手は女性。この三拍子が揃えばどう考えても別の竿を使うことを連想するだろ…。突込みどころ満載だもんね…。なにを釣るんだよって思うだろう?

 だけど私のことを信じてくれ。
 今日のクーラーに入っていた魚は国道沿いにある鮮魚店で買った物ではないからね。
 大原に行くとか言ってホントはサンライズ九十九里とかにシケこんでオリジナルコマセを撒いていたわけじゃないんだかんね。わはは。



 シラフの終電

 同僚の中村が千葉の栄町へ出掛けるのに便乗して会社を出たのが昼の12時45分。

 「俺は明日のためにこれから家に帰って寝るからな!携帯の電源も切っておくからなんかあったら頼むぞ!」と厳命して中村と品川駅で別れ、私は一路自宅を目指す。

 午後1時半には家に到着。
 コンビニで買ってきた昼食兼夕食の弁当をおかずにビール・日本酒を呑む。

 アルコールの力を借りて昼寝しようとしていたら今日は偶然にも長男の担任の先生が家庭訪問に訪れる日とか…。
 予定では先生が来るのは2時頃らしい…。
 家内によるとその先生は若くて可愛いらしい…。
 親として、そして一人の男として会ってみたい気もする…。

 しかし、平日の昼下がりに家でゴロゴロしながら酔っ払っている父親っていうのもどうかと思い、自室にこもり気配を消す…。
 寝るにも寝れず、ウダウダしていたら午後の4時半…。

 先生もいなくなり、家内は買い物に出掛けたようなので布団に入る。
 ところが、すっかりアルコールは抜け、外は明るいしで眠れない…。

 結局、浅い睡眠を2時間とっただけで出発。
 「まあいいや、津田沼まで行く車内で寝れるだろう…」と甘い考えをする私。

 地元の駅から品川行きの最終電車に乗る。
 ドアをくぐると車内がアルコールの臭いと酔客の喧騒で充満していた。
 口を大きく開けて寝ているサラリーマン、友達に電話して今日泊めてとお願いしているOL、お互いの指を絡めて濃密な眼差しで見詰め合っているバカップル…。

 自分がシラフで酔っ払いの観察をするのはかなり面白い。
 まったく眠気など襲ってこない…。

 品川駅から山手線の池袋行き最終電車に乗り換える。
 こちらの車内もまた先ほどと同じような状態。

 クーラーとバッグをドアの横に積み、外を眺めている私はどうも車内の雰囲気にマッチしてない気がした。
 格好からすると釣りに行くようにも見えるが、肝心の竿を持っていないのだから周りの方々は困惑したことだろう…。

 秋葉原で降り、今度は総武線の津田沼行きに乗り換える。
 ところがそのホームは今までと違い激混みだった…。
 かさばる荷物を両手に抱え、私はホームの一番端までどうにか進む…。
 程なくして到着した電車に乗るとドア横と座席の端で形成されている黄金の三角地帯が空いていた。ラッキー。
 すかさずそこに荷物を重ね、皆様の邪魔にならないように身を小さくして立ちすくむ。

 車掌のアナウンスでは京浜東北線の最終電車が到着するまで出発を待っているとのこと。
 10分以上遅れてようやく発車。

 最後部の車輌なのにもかかわらず、非常に混んでいる津田沼行きの最終電車。
 後にいる大学生風の3人組が寮の風呂について関西弁で文句を言い合っている…。
 私の横に立つ明らかに酩酊しているおじさんが甘酸っぱい息を吐きかける…。
 その奥にいる私よりも年上風なOLは何故か怒った顔をして携帯をいじっている…。
 酔っ払いの巣窟みたいな車内…。

 結局、今回ご一緒していただくあねごさんの待つ津田沼駅まで座れず、眠れずに到着。
 「ああ、絶対に俺、船の上で寝るんだろうな…」と確信する。とほほ…。


 いざ、大原へ!

 JR津田沼駅の改札口にあねごさんが待っていてくれた。

 あねごさんとは以前に八重洲で開かれたわはは爆釣隊陸OLMで一度お会いしていた。
 気さくでとても楽しい方なのだ。

 早速、駅前に停めてあるあねごさんの車に乗り込み、大原を目指す。
 お話しによると津田沼から大原までは高速を使って約1時間で着くそう。案外近いのだ。

 港の手前にあるコンビニで買い物を済ませ、大原港に到着。
 今日お世話になる長福丸さんは以前にあねごさんがフグで乗られたことがあるそうで迷わず発見。
 しかし、まだ時間が早かったのか宿は真っ暗。

 しかたなく車内で時間を潰しているとようやく宿に明かりが灯る。
 女将さんに挨拶をして船代と仕掛け代(カブラ2個入り)700円を支払う。

 「このカブラにでっかいマダイが食ってくるんですよ…」と無謀にも釣った気になってる私。
 「でもだんだんと緊張してきたわ…。私、こう見えても小心者なんです…」とあねごさん。
 「大丈夫ですよ、私たちにはビギナーズラックという強い味方が付いてます!」と運頼みの私。

 聞くとあねごさんはビシマはおろか、手釣りも今回が初挑戦とか…。
 「まあ、なにかは釣れるでしょ。底ダチさえ取れれば!」と、バカなのか無神経なのか私はいたって呑気。

 その後、着替えを済ませ、船着場へと向かう。
 船の近くにいたお兄さんから冷凍エビ2パックと氷をもらい、船に乗り込む。

 「席はやっぱり胴の間がいいですよね。私たち初心者だから…」とあねごさん。
 「どうせ船長に教えてもらうことになるんですからね…」と私。
 釣り座は右舷ミヨシ2番目にあねごさん、3番目に私となった。

意外と糸は細いです。
<こ、これで底ダチって取れるのか!?>
 普通なら乗船後はなにかと忙しいのだが、今日に限ってはラークをセットすることもなければ、ガイドに糸を通す必要もないし、ドラグの調整をすることもままならない…。なんとなく手持ち無沙汰な私たち。

 そのうちに仲乗りのお兄さんが木枠に巻かれたビシマを手渡してくれた。
 私は念のため、先糸としてフロロカーボンの5〜6号を用意してきたがビシマの先には6ヒロほどのそれが結んである。

 で、船上で行った準備といえばその先糸にカブラを結び、冷凍エビを解凍するくらい。まあ、ここまでは非常に順調なのだ。

 お互いに今日の行く末を案じながら談笑をしていると次第に他のお客さんたちが乗り込んできた。

 結局、私たちのいる右舷は5名、左舷は4名を乗せ、4時10分に船は港を離れた。


 ソコってドコですか?

 「波をかぶると思うのでキャビンに入っていて下さい」と船長からのアナウンス。
 そこで私たちは後部キャビンへ逃げ込んだ。

 そのキャビンは甲板よりも数段低くなっており、座席は無くただノッペリとした床のみ。
 先に入っていたお客さんが私たちに救命胴衣を放り投げた。

 「ホレ、こいつを着けておきな!いつ沈むか分かんないからな…」という意味ではもちろんなく、それを座布団代わりにしなさいとのことだった。

 ありがたくその厚意に甘えて尻に敷き、短時間の睡眠を貪る。
 私とあねごさんはすぐに熟睡。

 ところが、沖に出てから船の揺れは激しさを増し、体操座りをしているとひっくり返りそうになる。
 モーローとした頭で私は
「今日は風がないと思っていたけど結構荒れてるんだな…」とボンヤリと考える…。

 出船してから40分後、船はなんの前触れもなくスローダウンした。
 ようやくポイントに着いたらしい。

 キャビンから這い上がり、座席の上に立つと船が激しくローリングして、コケそうになる…。
 空は厚い雲がビッシリと覆い、沈鬱な外房の景色となっていた。

 唐突に船は停まった。
 パラシュートアンカーが下ろされ、エンジンが切られる。いきなりの静寂…。
 そして投入の合図。

 「タナは35ヒロです!」と船長からの指示。

 しかし私らは成す術がない。なにからなにまで初心者だからだ…。
 そこへ仲乗りのお兄さんが登場。

 まずはエサの付け方から教えてもらう。
 エビの尻尾を切り、2本のカブラ針にそれぞれ尻尾から腹に向けて刺すだけ。ただし、注意するのは刺したあとにエビが真っ直ぐになるようにすること。エビの3節目あたりから抜けば良さそう。

 次は投入と底ダチの取り方
 私はいちいち35ヒロ分測って降ろしていたが、それよりも目算でドドドッと糸を出し、ある程度のところまできたら指先に乗せた糸を「チョ〜ン」と弾いてカブラの重さが無くなるところまで降ろしていくのが良いそうだ。
 カブラが着底したら弾いても重さが伝わらなくなり、今度は少し糸を手繰り、また重さを感じた場所が底ギリギリ。

 最後はアワセ方
 アタリはモゾモゾとかグググッなど様々だそうだが、怪しかったら即大アワセ。で、掛かったら二手三手と大きく糸を引き寄せる。これは以前に竹岡の豊国丸でシャクリマダイをやったときに教えられたものと同じ。魚が油断している隙にしっかりとハリ掛かりさせるのが眼目なのだろう。

 ヤリトリに関してはそのときになったらアドバイスしてもらおう…。

 そんなわけで私たちは教わったとおりに人さし指の腹にビシマ糸を乗せ、「チョ〜ン」と弾きながら糸を出していく。先糸に結ばれているカブラが上に跳ね上がり、また落下していくイメージを描く。

 「おっ、今カブラが跳ねなくなったぞ…。ってことはここら辺が底だな…。ではもう少し上げてみるか…」と自分の中では一発で底ダチが取れたと認識。
 50数メートル下にあるオモリの微妙な変化を感じ取る
俺のゴールドフィンガーに感謝!

 「底、分かりました?」と先般の仲乗りさん。
 「多分、ここですよね?」と糸を手渡す私。
 「いや、もっと下ですよ…」
 「あれ〜っ、重さを感じなくなったんですけど…」
 「それは波とのタイミングでそう感じただけなんです。ほら、これが着底している状態。で、これが底から離れている状態…」
とわざわざ「着底前」「着底後」を実地でレクチャーしてくれる。

 するといきなり、「あ〜っ、潮が速すぎてダメだ!」と船長。
 第一投目はオマツリが頻発してすぐに移動となる。

 しばらく走って第二投目。
 今度のタナは40メートル弱とやや浅くなった。
 エサを付け直し、ビシマ糸を送る。

のり巻きとビール、ごちそうさまでした!!
<苦悩するあねごさんのバックショット>
 開始早々、自分の人さし指に対しての信頼感が見事に崩壊した私はすっかり半信半疑…。

 目の前のあねごさんもしきりに首をひねっている…。

 そろそろ底のはずだが、着底したようにも思うし、してないようにも思う…。
 カブラが落下したときの手応えがあるようにも感じるし、無いようにも感じる…。

 「そういえば師匠にビシマやるって伝えたら10年早い!と言われたっけ…。竿でも釣らせてもらえるはずだからタックルも持参しろとも言ってたな…」と自らの無謀さを反省しだす私…。
 「でも俺、『ほんのわずかでも可能性があるのならそれに賭けるのが男です!』と強気なこと言っちゃったんだよな…」と数日前のことを振り返る…。
 「海はウネってるし、なんか寒いし、底は分からないし、下の子は来年小学生だし、カミサンもうすぐ38歳だし…」と思いは千々に乱れた…。

 そんなとき、私の右隣りにいる方が慎重なヤリトリを始めた。
 「おっ、これはいい型のタイだよ!」と船長が色めき立つ。
 
「腕を竿のようにしてクッション効かせて!」とタモを構えながら仲乗りさん。

 他の人に食ったら自分もチャンスだということを忘れて、私はそのヤリトリを羨望の眼差しで見つめた。
 無事にタモに収まったのは2kg近くあるマダイ。やっぱりタイはいるのだ!

 そしてそのすぐにあねごさんが
 「なんか掛かっているかも…」とビシマ糸を手繰りだす。

 海面に姿を現した魚の色はまさにマダイカラー。だが、抜き上げたそれは
エラが赤かった…。
 「なぁ〜んだ、ハナダイだ…」とイヤに残念そうなあねごさん。
 しかしそのハナダイはなかなかの良型。それにしっかりとアタリを取り、アワセも決まっている証拠。私とのキャリアの違いを見せつけてくれた。

 そして今度はホウボウをゲット。
 それを見ていた船長が頭上から
「先越されちゃってるね〜っ!」とひやかす。
 「なに言ってるんですか!この人は私よりも釣り歴が長いんですよ!ベテランなんですよ!大原の常連なんですよ!」と反論しようとしたが大人げないのでやめておいた…。

 しかし、私もこのまま黙っているわけにはいかないのだ。
 会社をトンズラして子供の誕生日パーティをすっぽかし大原まで来てボウズでは帰れない。もしもそんなことになったら同僚・家族・爆釣隊メンバーから「ヘタ」だの「ボケ」だの「釣りやめれ」だの「あっちいけシッシ!」だの言われかねない…。

 その思いが通じたのか突然指先に「ぐぐぐっ…」としたアタリが訪れた。
 最初のアワセをバシッと決めて、二手三手と手繰り上げる。

 間違いなくハリ掛かりした感触。
 明らかに感じる生体反応。
 確かに伝わる重量感。

 「ふふふっ、あねごさん、来ましたよ私にも…」とニンマリしながら糸を取り込む。
 「さあ、どんどん上げて!」といつの間にやら私の横でタモを持ち、身構える船長。

 ビシマ糸が回収され、先糸を掴んだ。
 外房の澄んだ海水を通して次第にその魚体が見えてきた。
 なかなかの大きさのようだ…。
 しかし、どう見てもピンク色をしていない…。
 気のせいか縞模様があったような気がした…。
 ハタだった…。

 「なんだよ、ハタかぁ!」と私は思いっきり落胆した態度。
 しかし、難攻不落のビシマで魚が釣れたことはナニゲにうれしい。しかも、今まで釣ったことのないハタであるならなおさら…。

 「ハタなんて高級魚じゃないですか!でも本当はうれしいんでしょ!?」とあねごさん。やばい、完璧に見抜かれている…。

 仲乗りのお兄さん曰く
「エサのチェックはマメにしてね」とのことだったので、その教えを守り、アタリがなくてもときどき仕掛けを回収する。
 するとエビが半分以上かじられていることが多くなってきた。

 私はエサを付け替え、カブラを放り、タナ付近で我が不感症気味人さし指でチョンチョンと着底確認作業をしていると、突然なにかがハリ掛かりした感触が伝わる。
 とりあえずアワセを入れて糸を手繰り上げる。
 しかし、先ほどのハタと比べると明らかにライト級…。

 ハナダイかと思ったら実際にはホウボウだった。でも、これもありがたいお土産なのだ。

 船長は何度も流し替えをしてくれ、仲乗りのお兄さんも頻繁に私たちのことを気にしてくれる。
 朝から吹いていた風はなんとなく弱まり、船体を大きく揺さぶっていた波もやや穏やかになったような気がする。

 パラシュートアンカーを下ろし、エンジンを切っての流し釣りはのんびりとした風情がある。
 その影響か、他の方々もギラギラした雰囲気がまったく無い。

 同じタイ釣りでも海面から頭上まで竿をあおったり、コマセの残量を気にしたり、小さなオキアミをチマチマ刺したりしない、一本の糸だけを介し、人と魚の真剣勝負。
 エサを取られたりハリスを切られたら魚の勝ち。
 船長が差し出すタモに収まったら人間の勝ち。
 シンプルな道具だけにハリ掛かりさせたら、よりハッキリとした「人間対魚」の図式が成り立つのだろう。

 後半は次第に食いが落ち、ついに11時35分、終了のお知らせ。
 最終釣果。あねごさん、ハナダイ2枚にホウボウ1尾。
 結局、船中本命のマダイは朝イチで上がった1枚のみ。

 船を降りる間際、お世話になりっぱなしだった仲乗りさんが自分で釣った良型のハナダイとホウボウを差し出した。
 あねごさんは
「私、2枚もあるから」とハナダイを譲ってくれる。

 宿に戻り、着替えを済ませ、港から宿まで運んでもらったクーラーを開けると旨そうなイサキが2尾増えていた。イサキ船に乗っていた誰かからのプレゼントなのだろう。

 その後、宿であねごさんが淹れてくれたコーヒーを飲む。
 船長が
「本当は秋に始める方が底ダチが分かりやすくていいんだけどネ」とニヤッと笑う。
 「底ダチが分からなければアタリも分からないからね!」と幾度となく仲乗り氏が言っていた。

 う〜ん、またリベンジする釣りが増えた…。
 やっぱりこれだから釣りは止められませんねぇ。わはは。


両方とも刺身で食べたら激ウマでした! 魚を貰うことにかけては天下一品です…。
<本日の全釣果> <本日のプレゼント品>