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<日 記> 「わはは爆釣隊の顔」とも言っても過言ではない、TAKEさん。
ルックスは失礼ながらその筋の人っぽいですが(ってどの筋だよ?)、実際のご本人はこまやかな心遣いを欠かさない至って真面目な方なのです。
弊隊が発足した当初からの古参メンバーであるTAKEさんと私は、かれこれ4年以上のお付き合いになります。
そのTAKEさん、以前は埼玉県の川口市に住んでいたこともあり、「チーム埼玉の人」というイメージが定着しておりますが、昨年、奥様の実家のある横浜市泉区に引越しをされ、ついにめでたく我々チーム横浜の一員になることが出来ました。
しかし、チーム横浜に入ったことがTAKEさんにとって本当に良かったのかどうかと問われた場合、私は首をひねらざるを得ません。
何故なら、同チームの現在の構成員は「TAKEさん・KOBUさん・まっちゃん・私」の4人ぽっちだからです。
正直、がんばれベアーズも顔負けな弱小ジリ貧チームなのであります…。
釣り好きな人がたくさん住んでいるであろう港町ヨコハマを本拠地としている私たち。
それなのに新規メンバーが一切増えないというキビシイ現実が目の前に立ちはだかっております。
そして一番私が危惧しているのが「女子メンバーがゼロ人」というとてもイタイ現状。
「チーム城南」さんなんて女子がうじゃうじゃいますよ…。
「チーム千葉」さんは、おなご釣り師の総帥あねごさんがチームリーダーですよ…。
「チーム埼玉」さんだってキレイどころが揃ってますよ…。
それなのに「チーム横浜」だけは女子の在籍率が0パーセント。
これでは男子校と同じです。
なんとなく、工業高校の柔道部とかを連想しちゃいます。
まるでもう、魁!!男塾(※注意、クリックすると音が出ます!)の世界ですよ。
その原因は、僕たちのコンデンスミルクなみにドロっとしたキャラクターにあるのでしょうか?
それとも、僕たちが意気地無しのチキン野郎だからでしょうか?
いや、僕たちといると釣れそうもないからでしょうか?
ということで、チーム横浜は新規メンバーを随時募集しています。
私たちと一緒に元町でショッピングを楽しんだり、中華街で飲茶をしたり、ハマボールでいい汗を流して素敵な休日をエンジョイしませんか?(おい、釣りはどうした…)
少しの勇気であなたの人生を大きく変えます!まずはスターターコースから!
さあ、希望と夢に溢れた明日を信じてココをクリッククリック!!わはは。
 スグリ選手への想い
「どうです!?パトカーや消防車と同じくらいなかなか乗れない車ですよ!」
と、言いながらTAKEさんは、満面の笑顔で車を発進させた。
今日はTAKEさんと私の1年半振りとなる釣行。
そして、いつもの国道沿いの待ち合わせ場所まで迎えに来てくれたTAKEさんの車は赤と白のツートーン。そう、仕事で乗っている赤帽車なのだ。
しかし、実際のその車は「軽」とはいえさすがはプロ仕様、荷台のスペースは驚くほどに広く、ワンピースのロッドも余裕で置けそうなのだ。
「トランク大将だっていくらでも積めますよ!」と、誇らしげな顔のTAKEさん。
助手席も広々としており、まったく窮屈さを感じない。
あいにく、自家用車は奥様が使うということなので、今日は仕事用の車になったそうだ。
赤帽は荷物だけではなく、釣り人まで運んでくれるのだ。
さて、そんな私たちが向かうのは、金沢八景にある小柴丸さん。
そして本日の釣り物は、季節感たっぷりのクロメバル。
当初は、それの他にもイシモチやアジも候補に挙がっていたのだが、釣れている様子が皆無なのでエビメバルに決定した次第。
船宿に向かうまでの間、車内で交わされた会話はもっぱらトリノオリンピックのフィギュアスケートに関して。
「荒川静香のあのワザ、なんでしたっけ?ジャックバウアー?」と、TAKEさん。
「いや、それは24(TWENTY FOUR)の主人公ですよ…」とりあえずツッコミを入れる私。
「でもさ、俺はどっちかと言えば荒川静香よりも村主章枝の方が美人だと思うな…」
「そうそう、オレも!特に滑っているときなんてキレイだよねぇーっ!!」
「彼女って滑っている時も荒川と違ってあまり笑わないじゃないですか」
「ナニか困った顔をして、しかも微妙に口が開いていて、そこが妙に色っぽい…」
「もっと笑っていれば点数がイイトコいったかも知れないのに。なんだか幸薄そうで…」
「やっぱり美人は薄幸じゃないと!!」
「いくら頑張っても一位になれずいつも誰かの影に隠れている、そんな感じ」
「奥ゆかしい!!」
私たちは、惜しくもメダルに手が届かなかった村主章枝に日本女性が忘れかけている謙虚さ・健気さ・意地らしさを見出し、愛おしさを感じたのだった。
そう、男は薄幸そうな女性に不思議とココロ惹かれるのである(しかし、村主選手としてもこんな釣りサイトで「幸薄そう」とか「口が開いている」とか「頑張っても一位になれない」などと勝手なことを言われているとは夢にも思っていないでしょうね。ごめんなさい…)。
そんな生産性のまったくない会話をしている私たちを尻目に、TAKEさんのカーナビはピンポイントで船宿まで導いてくれ、7時には店に到着。
早速、受付けを済ませ、氷をもらって船着場に向かう。
「左側に二人分の席を作ってありますからね!」若くて感じのいい船長がそう言って私たちを送り出してくれた。
乗船して左舷に立つと、トモ寄りに座布団とバケツが二人分置いてあった。あれが私たちの釣り座に違いない。そこで私がトモ3番、TAKEさんが4番目に座り、タックルのセッティングに取りかかる。
今朝は時折射し込む日差しが暖かく、やや汗ばんでくるほど。
風も穏やかで凪の予感。
これでメバルがたくさん釣れたら申し分の無い一日になるのだろうな、そう強く確信をした。
 クーラー満タン呑む気満々
7時30分、多くの釣り人を乗せた船は港を離れ、ポイントを目指す。
その間、私はTAKEさんから貰った芋焼酎をチビチビと飲った。これがヤケに美味い。
自分の横に転がっている12リットルクーラーの中は、氷と酒関係で満たされていた。魚の入るスペースなど一切ないのだ。どーだ、まいったか。わはは。
航程30分弱でポイントに到着。周りは八景の船が数隻流しており、同じメバルを狙っている様子だ。
私はモエビの尻尾をハサミで切って3本針の内の一番下と真ん中の針に刺した(上針にエサを付けなかったのはメンド臭かったから。このヤル気のなさはすでに酔っている証拠か!?)。
船長からの合図と共に仕掛けを沈めると、約30mで着底。
私は1mほど底を切ってアタリを待つ。
去年の春は、メバル釣りをしなかったので、今握っているサクラのメバル竿を使うのは2年振りとなる。
竿にしてみれば「長過ぎた冬」だったことだろう…。
しばらくすると私の竿先がバタバタと暴れだした。
自分のつたない経験から言って、メバルは焦って巻き上げるとバレる可能性が非常に高い。
それに、この機会だからで追い食いもさせたい。
そこで、しばらくメバルのバタバタ感を楽しんでから巻き上げてみる。
メバル釣りはこの巻上げているときが楽しい。
ペナペナの竿がグニュっと曲がり、バタバタブルブルと突っ込む引きが嬉しい。
ところが、その曲がり加減とバタブル感のわりに予想よりも魚が小さかったりするところが悲しい。
しかし、実際に手にしたメバルは20cmほどの東京湾にしてはグッドサイズ。
もしかして左舷では私が第一号か!?
「おっ、いい型じゃないですか!!」
それを見た仲乗りのおにいさんも喜んでくれた。
この、幸先のいいスタートにすっかり気を良くした私は、おつまみの定番ジャッキーカルパスを口に放り、キリンチューハイ氷結レモンをゴクゴクと呑む。
ジャッキーカルパスのスパイシーで濃厚な味とその脂で満たされた口中を、キリン氷結のシュワシュワが洗い流してくれ、サイコーに美味い。
凪の海、暖かい陽気、のんびりムードの船上。
今日の東京湾は、地元に住む私たちにとても優しくしてくれた。
ああ、こんなに幸せを感じさせてくれる江戸前の小物釣りに心から感謝。
 昼下がりの置き竿
午後1時45分、私はようやく目を覚ました。
我ながらずいぶんと寝ていたようが気がする。
ふと、TAKEさんのバケツに目をやると寝る前は1尾だったメバルが倍になっていた。
「あっ、釣れたんだ…」
「タカギさん、結構寝てたね」
今日の東京湾は優し過ぎた。
船をゆりかごのように揺らせ、私を夢の世界に誘ったのだ。
「安心しなよ、寝ている間もほとんど釣れてなかったから…」TAKEさんがポツリとつぶやいた。
「そのようだね…」私はまたTAKEさんのバケツに目をやった。
私は、気分を新たにするため、仕掛けを新しいモノに替えて釣りを再開。
だが、どうも軽く酔っ払っているらしい自分の釣りに対するモチベーションを維持するのは困難であった。私はそのうち竿を置いた。
ところが、その置き竿に魚信が到来。
「ったく、釣ったのは全部置き竿じゃん!」
「いや、最初の一尾だけは手持ちでしたよ」あまり自慢にもならない…。
午後2時30分、船長から納竿のお知らせ。
竿頭で13尾と予想に反して厳しい釣果だった。
今日の東京湾は海況的には優しかったが、釣果的には厳しかった(というよりも私の場合は呑み過ぎた自分に負けた気がします…)。
 今日の写真
チーム横浜に所属する私とTAKEさん。
一日、東京湾と魚に遊んでもらったにも関わらず、二人とも片手にも満たない釣果。
私は、なんとなく新規メンバーが増えない理由が分かってきたような気がした…。
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| <まいどーっ!メバル2尾お持ちしましたーっ!> |
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| <愛と真心を運ぶ「ブルーランナー急送」をどうぞよろしく!> |
魚を手にした写真ではなく、こんな写真を撮って喜んでいる私たち…。
濃密で芳醇な負のオーラに包まれた我々と貴重な休日を共にしたくないと誰もが思うはずである…。
そして、本当に幸が薄くて一位になれないのは私たちの方なのかも知れないと思い始めた…。
嗚呼、チーム横浜の明日はどっちだ!?
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