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ATX電源でDELLM/Bを意地でも使う
2001 01/08
DELLマザーボードだ!

今日の秋葉めぐりでは、ジャンクマザーボード3枚で \980-というのを見つけたので、適当に選んで購入してきました。 ほとんどが、DELL(消してあったような、消す意味も ないほどDELL製にしか見えないような…)でしたが、1つだけ SoltekATX・440EX のマザーボードがありました。
  「440EXってLXの廉価版だったっけ?」
と思いつつ、よく観察すると、リテンションがSEPP用だったので、先日購入した Celeron(Mendocino)で使用可能と判断して購入してきました。

3枚で\980-なので、あと2枚選ばなくてはなりません。選択肢の ほとんどがノート用のマザーボードだったので、面白くありません。こちらはこちらでPLCCの フラッシュROM(29系2Mbit)が手に入るので、全く価値がないわけでは ないのですが、PLCC用のBIOS ROMはFW82802ABしか使っていないので、 特に必要ありません。

ここで選んだのは、430TX440LXDELL製のマザーボードです。ここでこんなのを選んだ理由は、Intel製のマザーボード ならIntelのBIOSは書き込めるのか?ということと、電源が特殊だと言うのは、本当なのか? ということを確かめるためです。

Soltekのマザーボードの報告は他に譲るとして、 ここではDELLの方を扱います。DELLのジャンクは、デッドストックを除いては、 どこかの壊れているジャンク品です。但し、親切にどこが壊れているか書いてある (丁寧に矢印のシールが貼ってあります)今回は、 430TXのほうが、基板パターン切断とIC(SuperI/O)の足の曲がり440LXのほうが、電源周りのチップコンデンサ (恐らくタンタル電解コンデンサ:685つまり6.8μF)の破損でした。とりあえず、タンタル電解 コンデンサは手持ちがないので、430TXのほうを直します。

基板のパターン切断は、一箇所のみ切れていたので、スルーホール部分を被覆線により半田付けしてつ なげました。ICの足は、カッターナイフで丁寧に戻して、各足が接触していないことを確認しました。

恐らくこれで、うまくいったはずなので、CPUとメモリを載せて、電源を接続して動作チェックしようと 思いました。しかし、実際には起動しません。それどころか、 電源のファンすら回りませんでした。DELLの電源はATX用の電源のコネクタと AT電源用の電源コネクタが1つずつあります。ATXの方だけを接続すれば、問題ないと思ったの ですが、甘かったようです。

実は、上述の2つのコネクタは今でこそ、ATX電源とAUXパワーコネクタと言う規格があります。DELLは かなり前からこの構成をとっていたので、
  「やるなDELL」
と思っていたのです。しかし、こうなると、電源が特殊であるといううわさが真実味を帯びてきます。

電源が起動すらしないのは納得がいかないので、DELLのWeb ページで探した結果、該当しそうなマザーボードを発見しました。そしてマニュアル等の資料を ダウンロードして参照したところ、電源はとてつもない独自規格でした。詳しくは下にあるように なっています。そのまま接続しても動作しないはずですね。

メイン電源
通常のATX電源
ピン定義定義ピン
10+12V+5V20
9+5V
スタンバイ
+5V19
8パワー
グッド
-5V18
7GNDGND17
6+5VGND16
5GNDGND15
45V電源オン
(ソフト on/off)
14
3GNDGND13
2+3.3V-12V12
1+3.3V+3.3V11
DELLの独自電源
ピン定義定義ピン
10GND+5V20
9GND電源ファン制御
欠ピン
19
8-12V+5V18
7+12V+5V17
65VFP
(SBと同じ?)
+5V16
5パワー
グッド
-5V15
4GNDGND14
3+5VGND13
2GNDGND12
1+5V電源オン
(ソフト on/off)
11


補助電源
AT電源コネクタと同じ格好
DELL
ピン定義
1GND
2GND
3GND
4+3.3V
5+3.3V
6+3.3V

全然違いますね。AUXコネクタのアサインも調べて掲載します。

変換ケーブルをそのうち作成します。


2001 01/14

早速、変換コネクタを作成するための材料を購入してきました。

材料はこれだけです。あとは、上の対応表の通りに配線を付け替えるだけです。

まずは、延長ケーブルのオス側のコネクタから、 ケーブルを抜かなくてはいけないんですが、これがまた苦労しました。 というより今回一番苦労したのはこの作業です。

端子側にある引っかかりを2ヶ所押しつつ、引っこ抜く必要がある のですが、この引っ掛かりを押すには、専用の治具が必要なようです。もちろん持っていないし、 買ってくる気にもなりませんので、適当なもので代用します。 今回は、カッターナイフの刃を金槌でたたいて砕き、長細い形状に して使用しました。最初はヤスリで削ろうと思ったのですが、その刃は、タングステン鋼を使用して いるため、硬くてとても削る気にはなれず、金槌で加工しました。

まずは全てのピンを抜き、ATX側 4〜10番ピンと 14〜20番ピンDELL側 1〜7と 11〜17番ピンに取り付けます。次に、 ATX側 12番ピンDELL側 8番ピンに 取り付けて、一応メインコネクタ側が終了です。

次に、補助電源用に、AT電源のコネクタをケーブルごと切り取り、配線を剥いておきます。 そこにATX側 3, 13, 1, 2, 11番ピンの配線を剥き、 DELL補助側 1, 2, 4, 5, 6番ピンに半田付けして、熱収縮チューブで 絶縁して終了です。

 早速DELLマザーボードに取り付けて、他もセットアップして起動すると…、POSTビープが 鳴って起動しません。鳴り方は1-3-2で、資料で調べたところ、 「DIMMがない」とのこと…。違うメモリも試してみましたが、 ダメでした。
う〜むなぜだろうか。

どうやら電源の変換だけはうまく行ったようです。


2001 01/16
変換ケーブル
変換ケーブルの写真です。
2001 01/16

衝撃の事実が発覚しました。というか、気が付くの遅すぎです。この430TXのマザーボードは
SDRAMをサポートしてないぞ〜 してないぞ〜 ないぞ〜 ぞ〜SDRAMサポートされてないのだ!

そりゃぁメモリがないよって言われますよね。


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