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Matrox m3Dできゃ〜

これがうわさのm3Dだ!!

2000 6/28
 皆さんはMatroxm3Dを知っていますか? これはDirectX用(うそ:専用のAPIがあるらしい)の3Dアクセラレータで搭載されているチップは 悪名高きNECのPowerVRです。

 ちょうどVooDoo3Dと競合関係にあったチップで登場時期は1997年の下半期ですかね。

 このボードはSofmap8号店で購入しました。もちろんこんなものを今時新品で売ってるわけ もないので中古品ですが、マニュアル・Installation CD付きでした。(じゃんぱらとSofmapは中古 でも比較的よく動くものを売っているようです。)今回はGA-5AMMC のサブマシンに組み込んで3D性能を評価しようと思ったのですが…。サブマシンはビデオ機能が オンボードで、チップがATi RageIIcです。3D性能は高くはありませんがないわけではありません。

Matrox m3Dの仕様

チップNEC PowerVR
ビデオメモリ4MB SDRAM
対応OSWindows95
Windows98
必要システム空きPCIバス
2D表示可能なビデオカード


 さて、このカードはデータをすべてPCI経由でやり取りするため、コネクタ類のまったく付いていない すっきりとしたレイアウトになっています。早速カードを挿してシステムを起動します。BIOS上からは MultiMedia Cardと認識されています。Windowsが起動した後にカードは勝手に認識されドライバCDを入れる ように催されたのでいわれるがままにインストールしました。再起動の後ベンチマークでもとってやろうか と思ってFinal Realityを起動したところ、即フリーズ。ドライバのインストールに失敗したのかと思い、 今度はCDからユーティリティーとともにインストールしました。
  「ユーティリティー入れなきゃねぇ、そりゃだめだよな」
と自分を納得させてもう一度Final Realityを起動させました。すると、 即ハングアップ

なんでじゃ〜

と思いましたが少しばかり冷静になって考えてみました。…すると思いつきました。 そうですこのマシンにはDrectX7aが入っているのです。付属のドライバは1997年のだから 対応しているわけないですね。DirectXってやつは厳密に上位互換が保たれるわけではない ようなのでバージョンが違うと動かないことがあるのです。
  「仕方がないのでDirectX5を入れますか」
と思ってみたものの重大なことに気づきました。そうです
  「DirectX5なんて持ってないさ」
ということです。しかも、バージョンダウンはシステムの不安定要因となりえます。 それでなくとも動作に怪しいところのあるサブマシンでそんなことをする勇気なんてありません。 ここで選ぶべき道はOSの再インストールしかありませんね。
 ちゃちゃっとWindows98の再インストールを済ませてドライバのインストールを終えました。 今度こそ、うまく行くはずだと思って再びFinal Realityを立ち上げました。今度はOKです。 きちんと最後までべンチマークは完走しました。
  「画面の感じはRageIIcにそっくりだな。元のカードの画質がそのまま出るのかな?」
と思って、結果を見てみるとRageIIcと全く同じ結果です。いくら頭がボケボケでもここまで 来たら気づきますね。そうです
  「m3Dの3Dアクセラレーションが有効になってませんでした。」
というわけで、m3Dのアクセラレーションを効かせてもう一度Final Realityを実行してみました。
ミサイルの軌跡にこだわったソフトです  今度は明らかに先ほどと挙動が違いますがどう見てもRageIIcのほうが画面は美しく見えましたが、 結果はほとんど同じ値でした。これって3Dアクセラレータの意味なしってことでしょうか?実は RageIIcよりもm3Dのほうが明らかに結果のよくなるソフトウェアもあります。それは NekoFlight フライトシミュレータ(フリーウェア) です。 このソフトではRageIIcに比べてm3Dは3倍のフレームレートをたたき出します。 しかし、DirectXの機能をフルにサポートしていないのもこのソフトでわかります。 それは半透明表示のサポートでこれがないのでミサイルの噴射煙が黒っぽくなってしまいます。

 m3Dをつけるとシステムが不安定になるらしくてフリーズすることがあります。しかも BIOSが毎回m3Dを新たに認識しているらしくてUPdateがサクセスだとか言ってきます。ドライバも1997年末に マイナーバージョンアップしただけでその後更新されていません。だめじゃん。というわけで 使えないカードに決定しました。まぁ当時はまともなカードだったのかもしれないですけれどね。 今3Dカードを買うならVooDoo2あたりの中古がお勧めです。

 その後もちろんm3DとっぱずしてDirectX7aとRageIIcのDirectX7対応の最新ドライバをインストールしましたとさ。 おしまい


 駄目押しの一発としてm3DはIntel440BXと相性悪いらしいです。

教訓:m3Dは今ではコレクターズアイテムに過ぎない。


2000 8/09
 昨日までの旅行の途中で、京都のじゃんぱらに行きました。そこで、Matroxのm3DとしてBGA パッケージでMatroxの刻印の入ったチップを載せたボードを\777-で売っていました。ブラケット に入出力端子が見当たらず、メモリチップが2枚搭載されていたので、恐らくm3Dなので しょうが、Matrox製のチップの載ったものが出回っていたとは意外でした。
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