
Intel815Eチップセットはノースブリッジ相当にIntel810と Intel820のあいのこのようなGMCH を採用し、サウスブリッジ相当にICH2を採用した最新 のP6バス用のチップセットです。正確にはハブアーキテクチャといってノース・サウスブリッジ を使用していたIntel4xx系とは違う 新しい思想のチップセットです。具体的にはノース(GMCH) とサウス(ICH)の間がPCIバス(133MB/sec) ではなく専用のバス(266MB/sec)で接続されるようになって います。近年進歩の著しいSCSIやIDEのHDDのデータ転送量でも余裕を持ってデータのやり取りが できるようになっているらしいです。まぁそんなことはどうでもよい のですが、このチップセットで重要なのは、まともに使える 初めての「FSB133+AGP」のチップセットであるということです。私は4月ごろにCPUを 買い換えようと思ったのですが、FSB133に対応したAGPのチップセットがなくて(言い過ぎですね) やめた経緯があります。ApolloPro133Aは メモリやIDE周り、AGP周りが脆すぎるのでちょっと遠慮したいですね。Intel820はMTHの思想とDRDRAMの価格が受け入れられなかったのでパスしました。何度かSDRAM+ 820でいこうかと思いましたが、思いとどまってよかったです。でもCC820だったら買っておいて もよかったかもしれないですね。VC820+DRDRAMへの交換は魅力的です。
価格はVIA系のマザーや440BX系のマザーよりも結構高いですが、インテル製の最新チップ使用 なんだからしようがないとあきらめました。
使用してみた感じでは、安定していてよい感じですが、 まったく問題がないわけではありません。それについては後述します。
まずこのGA-6OXM7Eについてですが、基本的にはジャンパレスな設定でBIOSでも設定項目はあまり 多くはありません。ジャンパで設定できることといったら、過電圧設定やオンボードサウンドの切 り替えといった程度でクロック設定等はできません。しかも、BIOSでもメモリクロックが100か133 か選べるだけです。オーバークロックはWindows上から行うようです。オーバークロックはしないか らまったく関係ない話ですが・・・。また、内蔵のビデオ機能はAGPカードを挿すと自動的にきられる 仕様になっているようでBIOSで該当の設定は認められませんでした。そのような点を除けば基本的に、 440BXと同様の使い勝手でした。ただし、最新のチップセットなので WIndows98(SE)のインストール後にINFファイルのアップデートが必要になります。 この点だけは要注意ですね(Meでは不要)。また、オンボードのサウンド機能はシステムビープ も鳴らしてくれるという変なおまけつきです。このせいで、どうやらLinuxやBeOSでは音源として は使用できません。チップ自体はES1371互換と認識しますが、どうやっても音が鳴りません。
さて、認識できた不具合についてですが、これはATAPIのCDRW試用できない事件です。具体的に は(Caravelle)Philips 428CDRWをB'sRecorder Gold1.71で動かそうとしたとき、Windows98では B's上でメディアにアクセスすると、Windows2000ではB's自体を立ち上げると固まります。これは、 Intel Ultra ATA Driverをインストールしたときに起こる現象で、Windows2000標準のバスマスタ ドライバでは、全く問題ありません。ただし、これだとATA100のHDDがUDMAでアクセスできなくな るので、注意が必要です。私は、IBMからIBMATASW.EXEを落としてきて、DTLA-305020の転送モード をUDMA-4に変えることで対処しました。Windows98では、今のところ、CDRWはあきらめています。
その他は今のところ問題もなく順調に使用できています。 (Windows98でのCDRWの使用方法がわかりました。これは、CDRWの転送モードをPIOにすれば良いという ものでした。Intel Ultra ATA Driverはインストール後の初期状態でDMAを有効にしてしまうようです。 IntelATA.exeで転送の上限をPIOxにしてやれば使用可能になります。 (訂正:メディアの認識は可能ですが、やっぱり書き込みには失敗します。) 同様のことをWindows2000でもやってみましたが、こちらは相変わらず、完全に固まります。 原因は違うところに有るようです。)