95年PORSCHE 993 Carrera 4 Cabriolet 試乗レポート

取材協力 : ポルシェ・ショップ ゼネレイト社(兵庫県高砂市)
試乗サポート : メカポンさん
画像 :fujitaku
日時 : 2001年3月14日

走行距離 : 340km

5月に開催されるゼネレイト・ポルシェ・クラブのツーリング下見をするにあたり、ゼネレイト社の993カレラ4カブリオレ(6MT/4WD)を下見に使って下さい!とのありがたいお言葉に甘えて京都・舞鶴方面までメカポンさんと出かけてきました。お天気が心配されてましたが、素晴らしい快晴!気温も18℃まで上がりフルオープンで340kmを走り切りました。カブリオレと言うとどうしてもクーペと比較して重いとか剛性が...と言われますが、今回のドライビング実体験者としてはまったくの迷信であることが判りました。小生が普段乗っている993カレラクーペと比較してもストリートでは加速感、軽快感、剛性感に差は感じられませんでした。おそらくサーキットのような限界域でプロがテスターとして判断すれば多少の差は発見できましょうが一般ユーザーではまったく判らないでしょう。むしろ開放的な雰囲気を好むカブリオレ至上主義者にとってはそんなことは微々たることにすぎませんね。今回の試乗でさらに驚いたのはドライなオンロードでは4WDと2WDの差が判断できないほどナチュラルなハンドリングなんです。964C4とかはタイトな中速コーナーではプッシング・アンダーが強調されてましたが、993の4WDシステムは2WDと遜色ないですね。ですから雪、雨天の状況下を考えれば4WDがはるかに有利ですし、4WDはどうも....と敬遠すること自体もバカバカしいとさえ感じました。試乗車はノーマルのサスですが、しなやかで低中速域での突き上げ感もゴツゴツしてません。スポーツスプリングでローダウンした小生の993より快適です。ソフトトップを降ろしてフルオープンにした時の開放感はさすがに最高です。高速やトンネルを走った印象では風切り音とロードノイズでエンジン音が、かき消されますが一般道やワインディングでは空冷エンジンの息遣いが後方からダイレクトに感じられ、思わすニンマリですね。ダイレクトな空冷サウンドを味わうならカブリオレは最高です。雨さえ降らねばSHINさんが真冬でもフルオープンで走る気持がよく理解できました。風の巻き込みも少なくサイドウインドウを上げていれば助手席で地図を広げても飛んでいくようなことはないですね。ヒーターを装備されたシートも快適でこれなら真冬でもお尻の調子が良くない方もOKですよ。(笑)年中フルオープンにしてこそカブリオレの真髄があると思います。また今回のカブリオレの試乗によりクーペの良さも再発見できました。それはクーペの窓を閉め切った時の室内に轟くノイズの少ないクリアな空冷サウンドです。金庫のような、かちっとした室内で響くクーペの音も捨てたものではないです。クーペ乗りとして嬉し発見ですね。今回試乗させていただいたカブリオレは6MTであり2WDのTipが多い中、非常に渋い選択ではないかと思います。足回り、アライメントもしっかりしており、全天候型のカブリが欲しい方にとっては申し分ない仕様ではないでしょうか。色はシルバーです。画像では青空のブルーと同化して綺麗でしょ。これを買える資金とガレージがあればもう1台....とかなわぬ夢を持った小生はお馬鹿でしょうか?


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