「ウコン」はショウガ科に属する亜熱帯原産の多年草(
2年以上生きる植物 )で、ショウガやミョウガなどの仲間で、世界中で約50種が認められています。高温多湿を好み、アジア・インド・中南米・各大陸の熱帯から亜熱帯にかけて広く自生分布し、栽培されています。日本では沖縄県本島・石垣島・鹿児島県本土・奄美大島などが主な産地となっています。
いわゆる「ウコン」とは、春に花が咲く春ウコン(日本名:キョウオウ 学名:Curcuma
aromatica Salisb )と、秋に花を咲かせる秋ウコン(沖縄名:うっちん 学名:Curcuma
longa L.)の2種類があります。近いものだと紫ウコン(ガジュツ)などがあります。
「ウコン」は琉球王朝時代には王府の専売品としており、王府の財源としていたと言われています。そのため、一般の栽培は禁じられていました。
沖縄だけのものというイメージが強いですが、薩摩藩の琉球侵攻後は薩摩藩によって全国に持ちこまれたそうで、大変珍重されたと言われています。しかし栽培するとなると、寒い冬では根が育たない為、本土で栽培は難しく、次第に沖縄独自の食品文化として形成されてきました。
今は昨今のブームの為初めて「ウコン」いう名前を耳にしたという方も少ないかと思いますが、日本人ならほとんどの人が食べているカレーライス、材料のカレー粉の黄色が実はウコンなのです。割合的には20%〜40%もウコンが含まれています。それは「ターメリック」、とのお声があがりそうですが、ターメリックとはウコンのことなんです。かなり身近に感じますね!
また、「たくあん」などの食品着色として使われていたり、「鬱金(ウコン)染め」「鬱金(ウコン)木綿」というように染料としても使われています。
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