~~~an academy of the another side of modern football~~~


〜当学会主宰がタイムマシンで4年後のドイツ大会を先取りレポート〜

2006年W杯の旅

2006:a worldcup odyssey
あ〜早く次のW杯見てぇよ…などと2002年の暮れにぽへら〜っとしててひらめいた。タイムマシンで未来に行きゃいーじゃん。早速、机のひきだしに入り、ゲルマンチックな熱狂の渦中へ。そう、ここは2006年W杯スタジアム! そんな感じの近未来的&ファンタジックな最終回。

主宰●大岡まさひ 副宰●高井ジロル 絵●小宮徹 事務●宇野連

●●2006年W杯マスコット ソーセージビール「踏襲」がテーマになっていた!

大会ロゴにも採用された「一番搾り」ライクな笑顔、片手にビアジョッキ、体はソーセージ、人面阻ぽいスフェリックス。そんな異様キャラが活躍。



●●2006年W杯スタジアム ピッチ上空に観客席が設置されていた!

ピッチ上方空間に設置された天蓋型観客席で客席数が倍増。床は透明化が施されていて、自分の股間から見下ろして観戦、という新機軸スタイルが当たり前になっていたぞ。



●●2006年W杯審判 コッリーナ型レフェリーロボが導入されていた!

誤審問題のゴタゴタと決別すべくFIFAが導入した最終兵器がこいつら。文句言うヤツを黙らせる正確無比かつ性格無慈悲なロボ審判だ。動力源はたこやき。


●●2006年W杯ヘア ベッカムが大五郎カット、
ロナウドがソフトモヒカンになっていた!

ヘアスタイルを模索し続ける男、ベッカムが今大会に行き着いた結論がコレ。ロナウドは今さらモヒカン。

●●2006年W杯ユニフォーム ドイツの「ベルリンの壁」模様が話題だった!

独チームのユニは、選手が並ぶとなんとなく壁に見えるという微妙デザイン。「ベルリンの壁」と呼ばれたいためだけに作ったとの噂。
●●2006年W杯ユニフォーム 日本のモチーフはまたも富士山だった!

日本は性懲りもなく富士山モチーフユニ。ただし、今回は葛飾北斎「凱風快晴」を採用、前回のよりはわかりやすいと評判で、「赤富士」ならぬ「青富士」と称された。オリエンタル風味が西洋人にも人気の的で、ユニフォーム売り上げはダントツの1位。
●●2006年W杯ユニフォーム 敵の接触を感知する電気システムが搭載されていた!
選手は手袋強制着用。ユニとの連動システムでユニを引っ張るとビリビリッと電気が走り、ロボ審判のセンサーが感知。悪質なファールが激減していた。雨天時は感電が心配されたが、幸い晴れ続きでめでたしめでたし。

●●2006年W杯ボール シンプルにドイツ国旗の3色デザインだった!
「フィーバーノヴァ」とは一転して、単純に独カラーをあしらった試合球に。見やすい。枠に当たると絶対入らないということもナシ。

●●2006年W杯水分補給 新ギア「水ガム」が人気を博していた!

いちいちピッチ脇まで水分補給に行かずともガムを噛めば用が足せる「水ガム」が普及。高度に圧縮した水分カプセルをガムに練り込む技術を開発したロッテの独壇場に。

●●2006年W杯ルール イエロー、レッドに続き、ブラックカードが導入されていた!
「ブラックカード」を出された選手はピッチ外へ。現地の地ビールをジョッキ一杯飲み干すことで再び試合に戻れるという新ルールが導入されていた。ローカル色が失われ、W杯のイメージが画一化しつつある、という批判にFIFAが出した解答がこれだった。ちなみに、黄、赤、黒で独カラーだから「黒」。

●●2006年W杯ルール セットプレー時のワンポイント代打がOKに!
フリーキック等のセットプレー時のみ代打選手を起用可という新ルールが導入されていた。野球やアメフトみたいだ、と批判も根強かったようだが、これで俊輔にも活躍の場ができた。

●●2006年W杯ルール フリーキックのカベに入る際の「股間に手当て」が禁止!
股間を手で防御するのは非紳士的とみなされ禁止に。紳士だから守るんだとの意見も出て紛糾。必然的に、太股の間に性器を挟み込んで守るスタイルが一般的となり、今度は「内股姿が情けない」との苦情が世論をにぎわせた。

●●2006年W杯ルール ロングシュートは点数が2倍になっていた!
ペナルティエリア外から蹴ったシュートが入った場合は点数倍。バスケのようだ、と批判も根強かったようだが、ドカンと一発逆転試合が続出してそれなりに盛り上がった。

●●2006年W杯大会運営 参加国枠に「宇宙枠」が追加されていた!
大会規模を宇宙レベルにまで拡大しようというFIFAの奇策が波紋を呼んだ。ただし、今大会では「宇宙枠」からの参加はまだナシ。論議は次大会に持ち越された。

●●2006年W杯大会運営 試合結果伝達禁止令が発令されていた!
日本は深夜中継なので、録画観戦の人のために試合後24時間は結果を伝えるなとの条例が施行されていた。

●●2006年W杯大会運営 1年13ヶ月の「W杯暦」が導入されていた!
2003年より全世界的に各月の日数を減らし、2006年は13ヶ月に。W杯期間中はW杯専用月に。これにより、過密スケジュールに起因する有力選手の疲弊問題が解決、世界最高の舞台が整った。

●●2006年W杯TV中継 ボールホルダー名表示システムが確立されていた!
テレビ中継でもサッカーゲームのように、ボール保持選手名がフキダシで表示されていた。倉敷、八塚といった実力派アナ陣からは「死活問題だ」と抗議が寄せられたが、これにより民放アナによる中継でもストレスなく観戦できるようになったため、スカパー未加入の視聴者からは大好評を博していた。

主宰と副宰の雑談コーナー
高●「2006年W杯ドイツ大会」の模様をどこよりもいち早くレポートする、というのが本記事の趣旨のようなのだが、一体誰がどのようにして上に書いてあるようなことを見聞してきたのか。
大■誰がと問われれば私だが? どうやってと問われれば、タイムマシンで行ってきたのだが?
高●あーそうですか。またアナタか。それで2006年はどうでしたか。
大■あらゆる意味で革命と進化が起きた大会だね。中でも前回=2002年の反省を元に改善された点が多いのが特徴だ。
高●反省を元にした改善とは?
大■たとえば、ロボ審判は誤審問題の完全解決のために導入。ピッチ上空観客席は観客席を増やしてチケット問題を軽減するためだし、ボールをシンプルにしたのも、前回の試合球が評判悪かった故の原点回帰と思われる。そんな感じだ。
高●マスコットや、ドイツの「ベルリンの壁」ユニ、ベッカムの大五郎などは、むしろ改悪では?
大■マスコットは大会ロゴも前回大会のマークがちらっと入ってるからね。だから前回マスコットの
スフェリックスたちも亡霊のように踏襲されたのだ。ベルリンの壁は、ゲルマンジョークは理解しにくいのだよ。ベッカムヘアは、浮気が発覚して愛妻ビクトリアに無理やり刈ったものらしい。
高●ところで優勝はどの国だったんです? そして日本の戦績は?
大■ああ、そのことか。それは次週お伝えするよ。
高●無理。今週で最終回だし…。


**「現代サッカー様式学会」はフロム・エーで発表したものです(初出〜2002年12月)**

 | 戻る |

[PR]横浜で超魅力価格の記念写真を:記念写真が大人気、結婚写真、成人式写真