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「幻の雑誌」(?)の表紙でたどる

2002年サッカー微苦笑ニュースダイジェスト

行く年、来る年、蹴る年
軽い苦笑いを導くサッカーニュースばかりを紹介する「微苦笑」という雑誌をご存じだろうか。エ、知らない? ならば見せて進ぜよう。これは、当学会員の脳内でのみ発行されたとかいう幻雑誌コレクション。2002年サッカー界、微苦笑的にはこんなことがありましたとさ。

主宰●大岡まさひ 副宰●高井ジロル 事務●宇野連 デザイン●古賀ゆきえ

これが幻の雑誌「微苦笑」らしいぞ!



W杯イヤー初頭のネット界を大微苦笑させたのは報知。俊輔公式サイトと間違われた「駿介」サイトのBBSには、中村本人とおぼしき人物からもお詫びが書き込まれたらしい。出場国の選手・監督ネタなどW杯関連がほとんどな中、水戸ののんびりしたネーミングが一際異彩を放っていた。



バナナ禁止令はカーンが敵サポーターから大量のバナナの皮を投げ込まれた事実に由来。後の大会MVPは大会前から話題を集めていたのだ。「こいつ、日本代表の色も知らねぇのか?」とサッカーファンを大いに微苦笑させた川口外相は、日本戦当日は青い服を着て答弁。事なきを得た。



ついに始まったW杯。ロナウド、カーンとスター選手が期待通りにネタを提供する中、微苦笑界にノーマークの新星が出現。アメリカ代表DFポープ
(推定/もしかしたらもう一人の黒人選手・ビースリーの方かも?)が練習中にベンチで堂々放尿、その様子をTVが克明に捉えていたのだ。大会八強に進んだUSAの勢いがほとばしる大尿流だった。



W杯韓国vsイタリア戦で時の人となったモレノ氏が今度は母国で疑惑の判定。ロスタイムを12分も取って地元チームの逆転勝利を見事に導いた。後に、自分が立候補していた市議会選挙の票稼ぎのためだったことが発覚。氏の微苦笑活動の前にはさすがの「キャプテン」も影が薄い。


KOREA/JAPANの熱狂も醒めやらぬ11月、次回ドイツ大会のエンブレムが決定。不屈のゲルマン魂やカーン兄貴のハードイメージとは裏腹のソフトでおちゃらけたデザインが、微苦笑に飢えた好事家を喜ばせた。一方で福田、大久保、水戸とJリーグ勢のネタ提供も好調。時代はWからJへ!


主宰と副宰の雑談コーナー
高●今年デカいのはやはりW杯。微苦笑サッカー界でも最大の出来事だった。
大■実際の大会と同様、微苦笑MVPもカーンかな。96年廃刊の女性誌「微笑」という古いネタ元を持つこの幻雑誌の表紙でも、5冊中4冊に登場している。バナナに歌に全裸に「SEXしなさい」。多彩な活躍ぶりだ。
高●認めるけど、俺は放尿のポープを推すね。あれは衝撃だったよ。アメリカが近い将来サッカー大国になることを暗示した感じ。
大■傷んだ芝に潤いを与えようという親心だったのかも…。芝生に尿を。顔に目線を。
高●今年は新聞の暴走も目立ったと思うね。報知は報知らしいって感じでまさに微苦笑だけど、朝日は微苦笑の域をこえていた感がなきにしもあらず。
大■中田英が代表引退を決意した、みたいなことをわざわざ大会最中に書いて、せっかくの盛り上がりに水を差したこともあった。だいぶ日がたってから実に切れ味の鈍い言い訳を載せていたのも、なんだかな〜。
高●W杯公式スポンサーになって舞い上がっちゃったんじゃないか、という意味では実に微苦笑だけど。
大■今後に目を向けると、試合観戦に来た藤原紀香のことを聞かれて「オバさんだから関係ない」と放言した大久保にさらなる期待。社会人として考えると苦笑の側面が強いが。
高●期待の大物といえば、次回W杯のマークだ。一番搾りの広告みたいな笑顔に、日韓大会のマークが亡霊のようについて…。今年のマークもかなり微苦笑だと思っていたが、甘かった。この微苦笑感は群を抜いているよ。
大■あのマークは今後も厳しくマークしておかないとな。2006年に向けてサッカー界はますます微苦笑化が進む、ということだろう。
高●ドイツのビールって微かに苦いのかな…。


**「現代サッカー様式学会」はフロム・エーで発表したものです(初出〜2002年12月)**

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