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サッカー必殺技ハンドブック2 |
キャプテン翼編 |
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ジャパニーズサッカーマンガの金字塔『キャプテン翼』。日本代表においてもコレ読んでましたという選手多数。ということは、日本選手は今こそC翼の必殺技をマスターしとけ! である。トルシエ氏にも伝えたいなあ。
イラスト●小宮徹
主宰●大岡まさひ 副宰●高井ジロル
Killer technique 0001 【ビッグバンシュート】
稲本潤一(アーセナル)
+戸田和幸(エスパルス)
+伊東輝悦(エスパルス)組織力で3列目から
ゴールを狙え!2人が両脇からボールを押し潰し、ひしゃげたボールを3人目がシュートする。代表では地味めな戸田と伊東がサポート役、シュートは稲本に任せたい。トリプルボランチ戦術で。
Killer technique 0002 【ツインシュート】
小野伸二(フェイエノールト)
+中村俊輔(F・マリノス)ONコンビで
定番必殺技標準装備!同様のキック力を持つ2人が同時にボールを蹴ることでボールが分身する。となればジャパニーズファンタジスタ、小野と中村の右足と左足で同時に蹴れば夢の必殺シュート炸裂。
Killer technique 0003 【スカイラブハリケーン】
佐藤寿人(ジェフ)
+佐藤勇人(ジェフ)
ラブハリなら身長
170cmでも大丈夫1人がスライディングして踏み台となり、もう1人がそのスパイクの上に乗ってジャンプしつつヘディング! 空中戦を完全に制する。兄弟技なので市原の佐藤兄弟を大抜擢で。広島の森崎兄弟でも可。
Killer technique 0004【雷獣シュート】
高原直泰(ボカ)
ただし、爪が割れるため真似厳禁
地面をわざと蹴ることにより反動をつけてシュート。大木をも真っ二つにする破壊力がある。日向が恒例の沖縄特訓で会得。たまにすごいシュートを放つ高原の野獣性にフィット。
Killer technique 0005【トルネードショット】
鈴木隆行(アントラーズ)
銀狼鈴木に豪快フェイントを加味
2回転して蹴る。1回転目の空振りはどうもフェイントらしい。ドラゴンシュートの改造
版。体を張るプレーが持ち味の鈴木がこのテクニカルな技をマスターすれば怖いものナシ。
Killer technique 0006【レヴィンシュート】
久保竜彦(サンフレッチェ)
GK潰しの禁断技は秘密兵器久保に
トラップの瞬間にボールにスクリュー回転を与え、さらにスピンをかけて蹴ることによって相手キーパーの腕を破壊する。潜在的破壊力(だけ)は随一とされる久保にふさわしい。
Killer technique 0007【アローシュート】
中田英寿(パルマ)
ヒデの次の技は手も動員するコレ
自らの手で足を引っ張って反動をつけて放つシュート。バルボの無回転シュートを体得した中田の次の技はコレで。トルネードアロースカイウイングシュート等へ発展するのも吉。
Killer technique 0008【三角飛びディフェンス】
川口能活(ポーツマス)
当たってれば無敵の川口が魅せる
ゴールポストを利用して逆方向に飛び、飛距離を伸ばして、通常では間に合わないシュートを止める若島津のGK技。積極性と身の軽さと魅せるプレーがウリの川口ならできる。
Killer technique 0009【反動蹴速迅砲】
松田直樹(F・マリノス)
負けん気の強い松田にオススメ
相手シュートをいきなり近距離で撃ち返してゴールをも狙う肖俊光の超カウンター技。フラット3の一端を担う攻め上がり大好きっ子松田に、ドリブルではなくこちらを進呈。
Killer technique 0010【スカイダイブシュート】
中山雅史(ジュビロ)
いつものプレーでOKの必殺技だぜ
ドリブルで持ち込み、そのまま自分の体ごとゴールへなだれ込む翼の技。っていうかゴン中山は普段からコレやってるし。スカイと呼べるほど高さがないのは気にしない方向で。(その他の必殺技)
/タイガーショット/日向が沖縄で荒波に向かってボールを蹴る特訓で体得。実はただ思いっきり蹴るだけの技。
/イーグルショット/地面すれすれを低空飛行する松山の必殺シュート。最初は北国シュートなどのダサい名前だったらしい。
/ブーメランショット/岬が世界を放浪しながら身につけた。メチャ曲がる。ブーメランなのにアフリカでヒントを得たというのがミソ。
/ルチャ殺法/メキシコユースが使う必殺技。デカいヤツの背中を踏み台にして高くジャンプして攻撃。掟破り。
/ヒールリフト/かかとで引っ掛けて背中から頭上、前へとボールを移動させる。真似する小学生続出。
/直角フェイント/全速力で相手に突っ込み、直前で90度曲がる。ふーん、って感じ。
主宰と副宰の雑談コーナー 大■五輪開幕前にC翼の読み切り「特別編」というのを読んだ。中田や中村、稲
本ら五輪代表が実名で登場していたね。
高■彼らが少年時代にC翼を読んでいた
ことは間違いない。中田は高橋陽一と対談もしていたしね。けっこう必殺技も真
似して練習していたらしい。
大■サッカー少年はみんな真似していた。しかし、中には危険な技もあったね。と
くに雷獣シュートあたりは、手軽なだけに真似してケガしやすい。注意。
高■いつの世であれ、必殺技はリスクを伴うものなのだよ。
大■星飛雄馬の大リーグボール3号しかり、ね。そういえば、C翼の必殺技ネー
ミングはスカイラブとかビッグバンとか、「アストロ球団」っぽいものが多い。
高■同じジャンプ連載だったし。スカイラブは、そのまんま「スカイラブ投法」
ではないかとの説もあり。しかし、そもそもスカイラブとは何なのか、今ではわ
からない人も多いと思われるが。
大■NASAの作った宇宙ステーションの名前です。今でも飛んでいるかは不明。
一方、雷獣シュートなどの日本語系ネーミングは当時、意外と新鮮だったのでは。
高■あれは「ライジング」とかけているんだと思う。ホップするシュートだから。
大■あっそう。気づかなかった。
高■かけ声というか、必殺技を繰り出すときのセリフもなかなかジャンプ的だ。
大■「リングにかけろ」路線も当然入っているわけで。ただし、C翼は全体的に
かわいらしいけどね。同人誌世界では一時期、ヤオイの代名詞だった時代もあっ
たしなあ。
高■ところで今の「ROADTO2002」編では、翼はスペインに渡ってバル
セロナに入ってるようだね。
大■すごいことだよね。まだレギュラーにはなってないようだけど。岬はジュビ
ロだったかな。
高■小野や稲本や高原のことを否応なく彷彿とさせられる。海外組はこれからも
増えていきそうだし、現実と微妙にシンクロしてきているあたりも興味深い。
大■バイブルというより、C翼は予言書になるのやもしれないね。
高■その傾向にぜひとも期待したいところだ。究極の目標はW杯でブラジルを破
って優勝なのだから。
大■ブラジル、弱いじゃん。
高■じゃ、フランスで。
大■せめてマンガでジダンに地団駄を踏ませたい。
高■ねぇ。って、それ情けない結論だな。
**「現代サッカー様式学会」はフロム・エーで発表したものです(初出〜2001年9月)**
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