~~~an academy of the another side of modern football~~~
the 総括 of 2002 |
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[W杯なんでもトーナメント] |
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巨大かつ複雑だった大会を勝ち抜き表で一発理解! |
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ヤツが去ってもう一ヶ月。「ワールドカップゥ〜!」と大声で叫んでも、4年後までヤツは戻ってこないのだ。ぐすん。でも、そろそろ現実を受け止めよう。イメージのみで作られたトーナメント・ドローの数々はヤツに贈る精一杯のはなむけ。ワールドカップよ、アゥフヴィーダーゼーエン!(またあうひまで)
主宰●大岡まさひ 副宰●高井ジロル
マルコス(額の禿げ上がり具合がロナウドの残り髪とほぼ同じ)とのGK対決を制したカーンだが、USAとは思えない垢抜けなさ満載のドノバンを蹴落とした大五郎には歯が立たず。マイコーの再来を思わすロナウジーニョを抑えたベッカムも衝撃度の点で得点王の後塵を拝した。モヒカン陣の頂点に立つウミトを身内対決で破ったイルハンの健闘は光るが、息子に判別されずガックリなど、大会後まで話題を提供した大五郎の優位は動かなかった。
アンニュイな風貌に似合わず日本戦で意味不明の大爆笑を繰り返したロマンツェフが快進撃。最初余裕ありげに振る舞うも結局TVカメラを遮る弱さを見せたルメール、コーチングエリアからのはみ出しを注意しに来た審判に「まぁまぁ水でも」と大人の対応を見せたヒディンクと、実力者に連勝。水色シャツを濃紺に変える脅威の発汗量で右ブロックを勝ち抜いたカマーチョとの決勝は接戦だったが、日本に負けて大暴動となった母国事情に同情して、ロマンツェフに軍配だ。なお、試合中にウルグアイベンチからどこかの誰かにいかにもプライベートっぽい電話をしていたのは監督ではないが、特別にベスト8に認定。
稲本対デルピエロの指立て対決、クローゼ対アガホワの空中回転対決、韓国対セネガルの集団技対決など、随所で熱戦が展開されたが、やはり真打ちはロビー・キーン。洗練とは対極のいかにも無骨でアイリッシュな連続技がサッカーファンの心を鷲づかみに。とても21歳とは思えぬあの風貌から繰り出される泥臭いモーションの発露の前には、ラウールの指輪キッスなどちょこざいな小細工に過ぎない。なお、ハカン・シュクルは何かやろうとして未遂に終わった感じのため、本当の意図は不明。
居合わせた日本人(筆者含む)が夢でうなされるほどのパワーを見せつけたレッドデビルもよかった。男なのにブラ装着で盛り上がっていたナイジェリアサポもよかった。期待通り乳首を露出してくれたブラジルのSEXYサポも勿論よかった。でも、ここでの優勝は、スペイン戦で最前列に陣取り、PK負け決定後も国旗を掲げ続けて「おまえらはワシの誇りじゃ…」という顔でしばらく動けなかった様子が国際映像に映し出されたアイルランドサポのおじさんに泣きながら決定。たかがサポーター。されどサポーター。
あんなところでバイシクルっちゃったDF(!)にも脱帽だが、完璧な一撃で日本代表の目を覚ましてくれたビルモッツの判定勝ちとする。
流出量ではココに一日の長があるが、ピッチ脇で頭の傷を縫ってすぐ試合に戻り、果敢にヘッドでゴ
ールを狙っていたウェストに栄冠。滅多に笑わないミョンボ兄さんがPK後に見せた笑顔は深かった。W杯を掲げるカフーの笑顔は無垢で、ブラジル人のガキのそれだった(あたりまえか)。
志半ばで去った二人のベテランエース対決は、フィーゴが韓国に引き分けを打診したと噂されたことを鑑みてバティの勝ち。決勝戦終盤に交替したロナウドがベンチで感極まっていた姿にグッとこなかった者は人非人。だが、あそこまで号泣できた若人の今後に期待を込めて市川の優勝と断定。なお、間宮はスカパー「ワールドカップジャーナル」でえのきどいちろうの隣にいたすぐ泣くアシスタント。
左ブロックには、稲本のゴールを無効にした彼に、スペインの2点を認めなかった彼に、イタリア全土を敵に回した彼と、不人気だった人物が集結。右ブロックには、スキンヘッドさんにノッポさんにダンディさんに笑顔さんと、人気だった人物が集結。最後はわざとらしく「正義は勝つ」的な展開になりました。…偽善的?
先に装着した宮本の勝ちとする! 日本の関係者を通じて後から装着したくせに、一人で赤黒2トーンにするなんてずるいじゃないか、キム!
ベンチで短パンのすそからイチモツを出して小便している様子が世界に配信された人が対象のドロー。エントリーは一人だけ。もしかしたらポープじゃなくてビースリー?
2002年大会最低のトーナメント。便宜上FIFAが「WINNER」となっているが本当は勿論「LOSER」だ。あの空席は忘れない。
**「現代サッカー様式学会」はフロム・エーで発表したものです(初出〜2002年7月)**
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