M83(南天の回転花火銀河)     NGC5236
うみへび座の銀河(タイプ Sc)
光度:8.2等/視直径:13x12'
M83

<撮影データ>
2005 03/13 27h16m〜 露出8分の4画像をコンポジット ビクセンR200SS反射+コマコレクター(F4) ニコンD70改
感度ISO800 タカハシEM-200赤道儀 D90mmガイド鏡(f1200mm)+オートガイダーVSTにて自動追尾
撮影地:山梨県大志戸林道
※トリミングをしています。

【 プロフィール 】
 フランスの天文学者ラカイユが1752年に発見した銀河です。見事な渦巻構造が特徴で、北天にあるおおぐま座の回転花火銀河M101に対して、「南天の回転花火銀河」("Southern Pinwheel")と呼ばれます。この渦巻構造を最初に見出したのはイギリスの天文家ウィリアム・ラッセルで、3つに枝分れした腕をスケッチに残しています。銀河系からは約1500万光年の彼方にあり、13度ほど南にある有名な電波銀河NGC5128などとともに小規模な銀河群を形成していることがわかっています。

【 観望ガイド 】
 近くに目印になるような明るい星が無いため、見つけ難い天体です。大雑把には、おとめ座のスピカから南南東へ辿った所にあるうみへび座γ(ガンマ)星とπ(パイ)星をまず探し出し、その中間点のややγ星寄りから真南に下がった辺りを口径5cmの双眼鏡で捜索すると見つかります。赤道儀式架台の望遠鏡でも同じ探し方が使えますが、遥か北にあるおとめ座ζ(ゼータ)星と赤経がほぼ同じなので、それを視野の西端に捉えてから目盛環を利用して一気に30度ほど南下する方法でも見つけ出せるでしょう。比較的明るい銀河ですが、低空に位置しているため口径8cm級までの小型望遠鏡では存在がわかるだけということもあります。腕までしっかり確認するには透明度の高い空と最低でも口径15cm級の望遠鏡が欲しいところです。口径30cm以上で壮観!

3時の南中日 0時の南中日 21時の南中日
2月25日 4月12日 5月27日