散光星雲は主に星間ガスが近くの星に照らされて光って見えているもので、天の川の近くに多く見られます。発光のメカニズムによって反射星雲と輝線星雲(HU領域)の2つに分類されます。反射星雲は付近の恒星の光を単純に反射して光っているもので、プレアデス星団(M45=すばる)の星々に重なって見える青いガス星雲が代表例です。輝線星雲(HU領域)は主に水素で構成された星間ガスが、付近にある高温の恒星が発する紫外光により電離・加熱された結果、発光して見えるもので、オリオン大星雲(M42)が代表例です。散光星雲は不規則な形をしており、小さなものは数光年程度、大きなものでは百光年近い広がりを持っています。散光星雲はその発する光が微弱であり、輝線星雲では人間の目では感じにくい波長帯域の光で輝いているため、眼視で楽しめるものは少なく、写真によってはじめてその優美な姿を現すものが多いです。
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