8:書籍の紹介

8−5:『統帥綱領』・『作戦要務令』

『統帥綱領』・『作戦要務令』(大橋武雄解説。建帛社)

 おすすめ度・「素人にはお勧めできない」。ただし大橋武雄氏の他の著作は、お勧め。

 私が持っているのは『統帥綱領』は、ハードカバー版で、昭和47年発行・昭和56年第9刷と記されている。ちなみにお値段は5000円(20年ほど前の価格)。

 そしてこれは、日本陸軍の指揮官向け教科書である。
 敗戦時、焼却されてしまったのだが、戦後、それを学んだ人々の記憶を頼りに、復刻された。

 ただし、現在の我々にとっては、それを読んでも、役に立つことは全くない。
 参考になるのは、個々の本文の後に記されている、大橋武雄氏の解説の方だろう。しかし、それを読むのであれば、他の著作の方が読みやすいし手頃である。

 なので、とにかく、お勧めはしかねる。



 なのだがしかし、私にとっては思い出の本なので、ここで紹介させて頂いた。

 というのは、今を去ること20ウン年前、まだ高校生だった頃の私は、それを読んでいたのである。
 我ながら、変わり者である。

 もっとも、どういうつもりでそれを読んでいたのか、また、読んで何を思ったのかは、今となっては全く思い出せない。
 こんなものを読むよりもっと楽しいことが有ったはずで、なんだか青春を浪費していたような気もするのだが……

 なのだがしかし、そういう経験を経ていたから、こういうホームページを運営する今の私があるのかもしれない。



(2006年5月2日)

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