
『統帥綱領』・『作戦要務令』(大橋武雄解説。建帛社)
おすすめ度・「素人にはお勧めできない」。ただし大橋武雄氏の他の著作は、お勧め。
私が持っているのは『統帥綱領』は、ハードカバー版で、昭和47年発行・昭和56年第9刷と記されている。ちなみにお値段は5000円(20年ほど前の価格)。
そしてこれは、日本陸軍の指揮官向け教科書である。
敗戦時、焼却されてしまったのだが、戦後、それを学んだ人々の記憶を頼りに、復刻された。
ただし、現在の我々にとっては、それを読んでも、役に立つことは全くない。
参考になるのは、個々の本文の後に記されている、大橋武雄氏の解説の方だろう。しかし、それを読むのであれば、他の著作の方が読みやすいし手頃である。
なので、とにかく、お勧めはしかねる。
なのだがしかし、私にとっては思い出の本なので、ここで紹介させて頂いた。
というのは、今を去ること20ウン年前、まだ高校生だった頃の私は、それを読んでいたのである。
我ながら、変わり者である。
もっとも、どういうつもりでそれを読んでいたのか、また、読んで何を思ったのかは、今となっては全く思い出せない。
こんなものを読むよりもっと楽しいことが有ったはずで、なんだか青春を浪費していたような気もするのだが……
なのだがしかし、そういう経験を経ていたから、こういうホームページを運営する今の私があるのかもしれない。
(2006年5月2日)
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