観賞鑑定データベース(各形状・名称・分類)

  焼物の分類(磁器と陶器など)


  焼き物は、原料や温度の違いによって、その素地の構造に違いができる。その違いは、堅さ、透明度、音、吸水性等の違いとなって表れ異なった焼き物となる。一般的には、それを、土器、陶器、せっ器、磁器の四つに分類されるが、最近では、工学的に分類された、いわゆる天然原料を全く使わないニューセラミックスも開発されている。  
 
  土 器 陶 器 せっ器 磁 器 ニューセラミックス
原料 有色粘土 有色粘土 有色粘土 白色粘土+長石+珪石、陶石
各種
酸化物
窒化物
炭化物
焼成温度 800度前後 10001300 12001300 13001400 16002000度(高圧)
特徴 有色で吸水性がある 有色で吸水性がある 有色で吸水性がない 素地の色は白く、透光性があり、かたい 各原料により、種々の高度な機能、特性をもつ
代表的製品 縄文土器  弥生土器植木鉢 ホーロクなど 唐津焼 薩摩焼 民芸品 衛生陶器など 須恵器 備前焼 かめ 土管など 有田焼 波佐見焼 日用食器 花瓶など 人工骨、宝石、エンジン、IC基板、記憶素子など
叩いた時の音 鈍い音 濁った音 かたい音 澄んだ金属音