闘病(糖病)いろはカルタ へもどる


ある入院患者さんが、教育入院の感想を「いろはカルタ」にしたためて、投稿して下さいました。

 闘病生活4週間、血糖のコントロールに成功し、晴れて退院。待望の娑婆に戻れる事ができましたのも偏に、主治医西村治男先生並びに、治療方針を御示し下さり経緯を見守って戴いた前田先生のご指導の賜と心より感謝申し上げます。

 また、入院中糖尿病教室でご指導を戴きました、奥田先生・新谷先生、検査・薬剤・栄養のご担当の方々と、我侭な患者に笑みと献身で御世話を戴いた看護婦の皆々様に重ねて御礼を申し上げます。

 入院中には様々な出来事がありました。徒然なるままにその喜怒哀楽と申しますより悲怒哀締と云うに近い心境を、いろはカルタ夙に、故事・格言・コマーシャル・スローガン等になぞらえ作ってみました。病床に臥し、あるときは深夜の喫煙所で思いつくままに作ってみましたが四拾八を埋めたに過ぎぬものが多々あります。また、皆様からの秀作も御待ち申し上げております。 (辻野精三)


 
 インシュリン 一度打っても やめられる
 ※一度打ち始めたら、一生打たなければならないというのは迷信でした。
 運動の 折り返し点 立ち呑み屋
 論より節食 体が軽い  色々と 辛いがくさるな ご同輩
 腹八分は 葬儀屋 泣かせ  呑みません 食べもしません 逝くまでは
 逃げた女房 離れぬ糖尿  鬼に金棒 食・運療法
 欲しがりません 退院までは   喰ふも地獄 食わぬも地獄の この病
 ペン型の 可愛い注射器 我が相棒  やめよかな 摂生なんて やめよかな
 突然の 視力減退 要注意  まんじゅう恐い でもシメジれ・膜症・臓障害)のほうが もっと怖い
 ちょっと待て 医師の注意を 思い出せ  今朝も来ぬ 食パンニ枚が待ち遠しい
  ※朝の配膳が慢性的に遅れ、いらいらが募る情けなさ。
 律儀者 血糖気にしすぎ ノイローゼ  武士は 食わねば 戦えぬ
 糠に釘 蛙のつらよ 帰ったら  懲りよ これグルメ達
 類は類呼ぶ 肥満体  縁切ろう 医者とタバコとアルコール 
 老いてはインシュリンにしたがへ  手足の痺れは 赤信号
 我が辞書に 満腹の二文字はない  脚切って 透析はじめりゃ 天国だ
 眼底の 出血怖し 合併症  触らぬ病に 祟りあり
 夜目遠目 徐々に始まる 糖尿病  聞いてみて 地獄あじわう 合併症
 旅は道連れ 糖尿仲間  勇気と根気で ニッコリ退院
 レーザーは ごめん・かんにん・ゆるしてね  目の上のたん瘤 ドクターN
  ※大変失礼しました冗談です。
 袖すりあふも 糖尿の縁  身から出た糖 自業自得と 諦めて
 爪に火ともす 糖尿食  しあわせは コントロールの 後にあり
 寝耳に水の インシュリン宣言  AワンC 鳴呼AワンC AワンC
 AワンC センセ騙せぬ AワンC
 縁の下の 献身的な 看護婦さん
 なだ万や 吉兆・たん熊 夢のまたユメ  日々 是れ 飢餓(きが)
 楽と苦が 背中合わせの糖尿病  桃・栗三年 糖一生
 虫が舞う そんなときには すぐ眼科
 無芸大食 糖尿予備群
 贅沢は 糖尿病の敵だって
 
 雀百まで 粗食忘れず
 運がありゃ 明日があるさ 糖尿道
  
皆様も、いろいろと投稿して下さいね(コアラ先生より)


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