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栃木県鹿沼市
updated 2005/06/07
性別記載欄85件削除へ/性同一性障害者に配慮/鹿沼市 (下野新聞 2005/05/25朝刊)
【鹿沼】阿部和夫市長は二十四日定例記者会見を行い、性同一性障害者に配慮した市発行の証明書や申請書などの性別記載欄の削除について、具体策を示した。現在の削除可能な八十五件の該当書類について、十二月末までには完了するよう作業を進めていることを明らかにした。
市民から提出される申請書や市が交付する証明書などで性別の記載欄があるものは、七部局で百八十七件。うち削除可能なものが四部局で八十五件あった。
主なものは印鑑登録証明交付申請書や奨学金貸付申請書、介護保険受給資格証明書。日常生活用具給付貸与申請書など。
これらのうち要綱・要領で規定しているものや特に規定のない事務処理上のもの六十三件については八月末までに、規則で規定され改正が必要なもの二十二件は十二月末までに削除する方針となっている。
また制度等の改正によって、新たに削除可能となるものについては、その都度、削除していくという。
性別記載欄の削除については、昨年七月の市議会一般質問で阿部市長が可能な限り削除する意向を示していた。
また阿部市長は、二十二日に粟野町で行われた鹿沼市との合併の可否を問う住民投票で賛成が上回ったことについて「町民の方が合併の必要性を認識し、良識ある判断をされた。新市建設計画とともに事務事業などを整理しながら進め、確実に来年一月一日(の合併)を迎えたい」と語った。
性同一性障害者の人権配慮/書類の性別欄削除へ (下野新聞 2004/07/14朝刊)
【鹿沼】市は、性同一性障害を抱える人たちに配慮し、市の扱う書類の性別欄を可能な限り削除する方向で検討することを明らかにした。今秋の知事選から投票所入場券の性別欄を廃止し、投票時の本人確認も性別に基づかない方式で行う。十三日の市議会一般質問で、公明党の荒井令子議員の質問に柴垣重司市民生活部長が答えた。
柴垣部長は「一人ひとりの人権が尊重され、当事者が安心して生活できる社会環境の整備を目指す」との考えを示した。
さらに性同一性障害への理解促進に向け、行政や教育、医療関係者に対する人権意識啓発が不可欠と指摘。公務員や教職員の研修課題に取り上げるほか、児童生徒への指導の在り方も検討する。