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栃木県佐野市
updated 2004/06/12
佐野市議会一般質問/投票時の性別欄削除へ/合併後、ミニ公募債を検討
(下野新聞 2004/06/10朝刊)
【佐野】定例市議会一般質問二日目の九日は、四人が質問した。市執行部は(1)性同一性障害者に配慮し、県知事選から投票所入場券の性別欄を削除する(2)合併後の資金調達に、合併特例債対象事業への住民参加型ミニ市場公募債発行も有効な方法−などと答えた。
(中略)
◇義本美智江氏(公明)
−性同一性障害者に配慮し、投票所入場券の性別欄を削除する考えは。
◇嶋田修一選挙管理委員会書記長
各投票所で本人確認のため、選挙人名簿抄本と投票所入場券と照合している。入場券に性別が記載され、投票に不安を抱かせる場合があると考えられる。次の県知事選までに削除する方向で検討したい。
(後略)
【さの市議会だより 5月1日号】PDFファイルのダウンロード
審議された議案等と結果(2) p8.pdf(約596Kバイト)
平成16年第1回定例会会議録 (性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書可決) (2004/03/22)
平成16年第1回定例会
3月22日(月曜日)
議事日程第6号
(中略)
日程第2 陳情第 1号 性同一性障害を抱える人々が、普通に暮らせる社会環境の整備についての国への意見書提出を求める陳情について
本日の会議に付議した事件
日程第1 議案第2号から第7号まで及び議案第12号から第31号までについて
(委員長報告、質疑、討論、表決)
日程第2 陳情第1号について
(委員長報告、質疑、討論、表決)
追加日程 意見書案第1号 性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書
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○議長(飯塚昭和君) 開議に先立ち、事務局長をして出席議員数並びに本日の議事日程について報告いたさせます。
事務局長。
◎事務局長(熊倉勝幸君) ご報告申し上げます。
ただいまの出席議員数並びに本日の議事日程についてご報告申し上げます。
ただいまの出席議員数は28名全員でございます。
なお、本日の議事日程につきましては、お手元に配布してございます議事日程第6号のとおりでございます。日程第1、議案第2号から第7号まで及び議案第12号から第31号までについて、日程第2、陳情第1号について、以上のとおりでございます。
次に、本日お手元に配布いたしました文書につきましては、ただいまご報告を申し上げました議事日程のほか、各委員会の審査報告書でございますので、お改めをいただきたいと思います。
以上で報告を終わります。
午前10時01分開議
○議長(飯塚昭和君) これより本日の会議を開きます。
○議長(飯塚昭和君) この際、申し上げます。3月18日予算審査特別委員会終了後に議会運営委員会を開催いたしましたので、議会運営委員会委員長よりその結果の報告を求めることにいたします。
議会運営委員会委員長、笠原敏夫君。
(委員長 笠原君登壇)
◎議会運営委員会委員長(笠原敏夫君) おはようございます。3月18日に開かれました議会運営委員会の協議の結果についてご報告申し上げます。
定例会会期中に、提出者小林勝治君外6名より意見書案第1号 性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書が追加提出されました。この取り扱いについては、本日の日程に追加し、議題とし、先例により提出者より提案理由の説明を求め、質疑後、委員会の付託は省略し、即決願うことに決定いたしました。
以上、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。
○議長(飯塚昭和君) 以上で議会運営委員会委員長の報告は終わりました。ご了承願います。
(中略)
午後 1時10分再開
○議長(飯塚昭和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議事を続行します。
○議長(飯塚昭和君) 日程第2、陳情第1号を議題といたします。
ただいま上程中の本件は、所管の常任委員会に付託された陳情でありまして、お手元に配布のとおり、委員長より審査報告書が提出されております。
提出された報告書の朗読はこれを省略し、要旨を会議録に登載のことといたします。
平成16年3月22日
佐野市議会議長 飯 塚 昭 和 様
厚生常任委員会
委員長 小 林 勝 治
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会は、平成16年2月27日付託された案件について、3月12日委員会を開会し審査の結果、次のとおり決しましたから、会議規則第102条の規定により報告します。
1 陳情第 1号 性同一性障害を抱える人々が、普通に暮らせる社会環境の整備についての国への意見書提出を求める陳情について
上記は、採択とすべきものとする。
○議長(飯塚昭和君) これより委員長より、委員会の審査の経過並びにその結果について報告を求めることにいたします。
厚生常任委員会委員長、小林勝治君。
(委員長 小林君登壇)
◎厚生常任委員会委員長(小林勝治君) ただいまから厚生常任委員会に付託されました陳情第1号 性同一性障害を抱える人々が、普通に暮らせる社会環境の整備についての国への意見書提出を求めるという陳情に対しまして、委員会としての審議を行いました。
それで、まずこの陳情を委員会にかけるに先立ちまして、委員協議会を開かせていただきました。非常になかなか難しい陳情でございますので、実は私も委員長という立場で何人かの議員と医師会の先生方とも話し合いをしたいきさつがありますが、いずれにしても中身を理解するということが第一段階でございますので、休憩中に協議会を行ったわけであります。それで、その中で陳情人の方から説明を受けることにいたしました。陳情人の方は、博士号を持つ先生でございまして、約20分程度るるご説明がございました。
そういうことで、昼食を挟みまして、正式に委員会を再開いたしまして、その協議会の中でのやりとりを踏まえて委員の皆さんにお諮りしたわけでありますが、まずこの問題につきましては、趣旨はよくわかったと、ただこの問題を採択した場合に執行部の方に負担がかかるのかどうかというふうな話なども話題になりましたが、それは別問題として陳情を出すということはよろしいのではないかと、こういう各委員からの意見でございました。そこで、お諮りいたしました結果、全員異議なく、陳情第1号は採択するということに決定したわけでございます。
以上の決定に対しましてご理解をいただきたいと思います。
以上です。
○議長(飯塚昭和君) 以上をもって委員長の報告は終わりました。
これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
この際、申し上げます。委員長の報告に対する質疑は、委員会の審査の経過並びにその結果に対する質疑でありますので、ご了承を願います。
ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和君) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
ただいまのところ通告はありません。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和君) 討論なしと認めます。
これより陳情第1号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(飯塚昭和君) 起立全員であります。
よって、陳情第1号は委員長報告のとおり決しました。
○議長(飯塚昭和君) お諮りいたします。
ただいま提出者小林勝治君外6名より意見書案第1号 性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書が追加提出されております。
この際、職員をして意見書案第1号を配布いたさせます。
(職員配布)
○議長(飯塚昭和君) この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和君) ご異議なしと認めます。
よって、意見書案第1号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
意見書案第1号を議題といたします。
本案は、この際朗読を省略し、直ちに提出者の提案理由の説明を求めることにいたします。
意見書案第1号 性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書、提出者、22番、小林勝治君。
(22番 小林君登壇)
◆22番(小林勝治君) それでは、ただいま提案されました意見書案第1号について提案の説明を申し上げます。
ただいまお配りいたしました提案でございますが、朗読いたします。
性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備を求める意見書
性同一性障害の人々は、全国におよそ2千人から7千人と推定されているが、表面的にオープンにできず苦しんでいる人たちを含めると、その10倍以上になるといわれ、医学的、心理的、社会的、家族的及び経済的に様々な問題を抱えている。
とりわけ、戸籍の性別と本人の社会生活上の性別が異なることにより、正規雇用による就労や家を借りることが極めて困難であり、国民の権利である選挙権さえ行使しにくく、また、性同一性障害の治療はほとんどが保険適用外であるため、経済的にも大きな負担となっている。
性同一性障害の人々に対する人権については、平成12年12月に制定された「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律」及び関連の答申「人権救済の在り方について」や「人権教育・啓発に関する基本計画」で、性同一性障害を抱える人々の差別を解消し、人権の擁護に資することをうたっているわけであります。多くの当事者の不自由さは何ら変わっていないのが実情である。また、平成15年7月に「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」が成立したが、実際には、裁判所で性別変更に係る審判を受けるための厳しい要件があり、実態とかけ離れた法律となっている。
よって、国においては、性同一性障害の人々に対し積極的な救済を図られるよう、次のとおり強く要望する。
(1) 治療に対する健康保険の適用及び診断・治療が可能な医療機関の拡充を図ること。
(2) 求職時の性別記載の撤廃と不当解雇、職場差別等を禁止するとともに職場での支援を図ること。
(3) 公文書の性別記載の再考と可能な限りの削除を図ること。
(4) 教育の充実、教育現場での理解及び若年患者に対する支援を図ること。
(5) 公務員、教育関係者及び医療従事者などの性同一性障害に係る専門職の人々への研修と育成を図ること。
(6) 戸籍の性別変更前の性同一性障害を抱える人々に対する性別記載を変更したパスポートの発給を図ること。
(7) 当事者の視点に立った「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の要件の見直しまたは緩和を図ること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成16年3月22日
提出先は記載のとおりであります。
佐 野 市 議 会
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(飯塚昭和君) 以上をもって提出者の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和君) 質疑なしと認めます。
この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和君) ご異議なしと認めます。
よって、本案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(飯塚昭和君) 討論なしと認めます。
これより意見書案第1号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(飯塚昭和君) 起立全員であります。
よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。
以上をもって本日の議事を了し、今議会に提出された全案件を議了いたしました。
これをもって平成16年第1回佐野市議会定例会を閉会いたします。
午後 1時21分閉会
市議会「性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備について国への意見書提出を求める陳情」採択、「性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備について国への意見書」全会一致で可決
(2004/03/22)
処理施設用地取得など可決/佐野市議会閉会 (下野新聞 2004/03/23朝刊)
【佐野】定例市議会最終日の二十二日、本会議を開き、総額二百八十九億八千万円の二〇〇四年度一般会計当初予算、市営住宅の明け渡しなどを求める訴えの提起や市一般廃棄物処理施設建設用地の取得など二十六議案を原案通り可決した。
(中略)
また「性同一性障害を抱える人々が普通に暮らせる社会環境の整備について国への意見書提出を求める陳情」を採択した後、議員七人の連名で「意見書」が追加提案され、全会一致で可決、閉会した。