スティールチャレンジを例に他の競技も合わせて説明します。
ホルスターやガンの準備をします。マガジンにガスとBB弾をつめておきます。この時点からは競技で撃つ瞬間までガンにマガジンを装填してはいけませんし、多くの場合ドロゥも禁止です。
開会式にて競技内容の説明がされます。
競技はスクワッドと呼ばれる数人のグループごとに分かれて行われます。また効率よくステージを消化できるようにスクワッドが各ステージに割り振られるのでステージ1、ステージ2という風に順番に廻るのではなく、その順序は当日になるまで分かりません。
各ステージでは先ず最初にスクワッドごとの点呼をします。
スクワッド内で最初に撃つシューターの名前がレンジオフィサー(ジャッジ)に呼ばれますので、呼ばれたシューターはシューティングボックスにその時点で入ります。
「ロードアンドメイクレディ」と合図が有りますのでガンにマガジンをいれて、チャンバーに初弾を装填します。
そしてガンをホルスターに納め、ハンズアップしてタイマーのブザーを待ちます。IPSC競技ではナチュラルスタンバイと言って両手をだらんと下げた状態で合図を待つ事が多い。
「シューターイズレディー・・・スタンバイ」の後、一瞬の間を置いてブザーが鳴ります。
ブサーが鳴ってからドロゥして撃ち始めます。
タイマーを止める為のセンサーの付いたストップターゲットを撃つ事でタイマーが停止します。
ハンズアップ、ブサーからストップターゲットを撃つ終えるまでの一連の行為を1ストリングと呼びます。
スティールチャレンジでは5回すなわち5ストリングスを各ステージで撃ち、その内のもっとも悪いストリングのタイムを引いた4ストリングス分のタイムを足したものをステージタイムとします。
また各ストリングの始まる前に「ファーストラン、セカンドラン・・・ラストラン」とそのストリングが何回目か分かるように言ってくれるし、もし言わない時も聞けば教えてくれる。
本格的なIPSC競技ではぶっつけ本番一回、1ストリングきりです。ローカルルールでは2回の内良い方のタイムを採るというのも有ります。
2ストリング目からはマガジンを入れ替えて再びハンズアップして合図を待ちます。
一応この時ジャッジの方を見てジャッジが待機状態か確認します。ローカルマッチではタイマー係とスコア記入係を兼任する事が殆どなので余り早くハンズアップしてもジャッジが焦ってしまいます。
全てのストリングが終わったら、「アンロード、ショウクリア」と合図が有ります。シューターはマガジンを抜き、スライドを引いてチャンバーの弾を抜く動作をします。
チャンバーをクリアしたらマズルをターゲットの方向に向け、ハンマーを落とします。
いま、ガンはマガジンが入っておらずハンマーが落ちている安全な状態になりました。
レンジオフィサーは安全を確認したら「ホルスタ」と言いますのでガンをホルスターに戻します。
この時「ホルスタ」の合図をしないレンジオフィサーも結構多いですし、かってにホルスターに戻してペナルティになるような事は有りませんので安心してください。ただ安全確認がなされなければ次の合図は出されませんしボックスを離れる事も許可されませんので注意してください。
最後に「ラインズクリア」の合図でシューティングボックスから出ます。
この合図は安全が確認されて初めて出されるものなので、逆に言うならこの時までは勝手にボックスから出てはいけません。
これで1ステージ終了です。
ローカルなマッチではほとんどの場合、撃ち終わったシューターが次のシューターのジャッジ兼タイマー係を行いますのでここまでのジャッジの行う一連の動作は覚えておかなくてなりません。タイマーの使い方やスコア表の記入の仕方を覚える事も必要ですが、そう難しい事ではないのですぐ覚えられるはずです。
次のシューターは名前を呼ばれるのでシューティングボックスに入り準備します。
速やかな運営の為、名前を呼ぶ前にボックスに入ってもOKです。
ただし、IPSC競技ではターゲットの採点の為この時点ではまだ前方に人がいるはずです。またフォウリングプレイトではジャッジが倒れたターゲットを起こしに行っていたりします。
ボックスに入っても、前方に人がいる限りガンを抜いてはいけません。
人が前方にいなくなった時点で初めてガンを抜き、ドロゥやサイティングの練習を始めます。
以下全てのシューターが同じ事を繰り返し全員がそのステージを撃ち終えたら、スクワッド単位で次の指定されたステージに移動します。
このようにして全てのステージを廻り終えたら競技終了です。
大きな大会では全ステージ終了後に上位の選手によるシュートオフが行われます。
ローカルマッチでは集計に手間取るので、大抵表彰式は無く、多くの場合次回に成績発表されます。