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BACERS■ その1 |
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| 久々にテレビの前で大笑いしました。よりによってこんな回を見なくてもいいだろ、俺。 (一人称でお送りいたします) 以下、本屋の時の会話。 KYO「あれ?平台変えたんだ」 K(コミック担当)「うん。ランクリスト新しいのきたからね」 KYO「ふうん・・・最近は大きく動く商品ないからリストも当てにならないよねぇ(溜息)」 K「まあでも、場所変えたことで動き始める商品もあるし。あんな化物(金田一とかコナン)はそうはね」 KYO「まあね。あんなの次から次へと出られたらこっちも困るよ」 K「だよねーどんだけ苦労しても商品ロクに入らないし、店売も限界あるし」 KYO「(おもむろに台を眺めつつ)これ、売れてるの?今まで棚だったよね」 K「あー、なんか今回ランク入ってた。どうかな、今までそんなでもなかったけど」 KYO「これで売れればいいけどね」 K「うーん。それは微妙だな。ま、わたしはこれ読んでないからなんとも言えないけど」 という会話をかつて交わしたマンガがありました。本屋をやっていると、不思議なもので表紙を見れば 売れるか売れないかがわかるようになります。それは正直、平台の中ではちょっと不安な商品でした。 そのマンガのタイトルは「GET BACKERS」と言います。 以前にも一度、たまたま回したチャンネルでやっているのを見ました。はー、このマンガをねぇ。 と、かなり意外に思っていたのです。原作に似ていながらどこか遠い画面も意外でしたが。 しかしそれっきり、私の記憶からこのアニメは消え去っていました。 元々私はアニメ等の画像系には興味がありません。(映画は見ますが) 活字の世界で想像力をフルに働かせる方が楽しいからです。脳内トランス状態とも言います。 親戚の子供たちと話をあわせる為、たまに子供向けのアニメにチェックを入れるくらいです。 (じゃあ龍騎はなんだったんだと言われるでしょうが、実はこれにも理由があります。 3年に渡る執念の歴史なのですが、それはまた機会があったらという事で) そんな私が先日、他に見るものもなければやることもないし、せっかくだから通して見てみよう、と 思ってしまったことが全ての始まりでした。つかそんな事を思わなければあんな悪夢は見ず(以下略) さあ、先ずはオープニングです。 うろ覚えの表紙に出ていた主人公らしい二人しかわかりません。勿論名前も知りません。誰が敵で 誰が味方なのかも不明です。多分顔つきの悪い連中が敵なんだろうなと思いながら見ていると、 あら、こんな清楚なお姉ちゃんも出てるんだ。 お、小悪魔っぽいグラマーな姉ちゃんもいる。 ・・・いいねぇ。(何がだ) 私の脳内は相変わらず女性キャラにドリーム全開です。お前女だろとか言うんじゃない。 そしてオープニングのラストシーン。主人公を中心にして集うキャラ。 普通この手のシーンは味方が集まっているのがセオリーです。セオリーだろ。セオリーって言え。 この瞬間、あの顔つきが悪い奴も味方らしいことが判明。って、ええええっ?(錯乱) ああ、ここでやめときゃよかった・・・ 気を取りなおして本編。 喫茶店の店内らしい場所で、どうでもいいこの先の展開の伏線っぽいものを見せられた後、本題に 突入します。えーと、私この話の内容を知らないので、ここまでで得た断片的な知識で物事を判断する しか手段がないのですが、奪回(奪還?)屋というのは何かを取り戻すお仕事なんですよね?多分。 なんか命懸けの戦いをしているっぽいのは気のせいですか?ああ、気のせいですか。幻覚ですね。 んな訳ねぇだろっ! ・・・まあいい。昔から少年漫画が生き延びる方法として、無駄に戦わせるというのがあります。 それのないマンガが打ち切られないようにするのは至難の技です。なので今回は目をつぶります。 んで、先ほど私が敵だとすっかり思いこんでいたお兄ちゃんが、何やら色っぽいお姉ちゃんに話を し始めます。ああ、先週この人の戦いが終わったところだったのかという事がわかり、今週に展開される 戦闘に関する予備知識も入手できます。ブラボー! そこ、なんてご都合主義なんだとか思わない! んで今週の戦いは香月VS十兵衛(これで合ってるのか知らん)。この十兵衛という男についての話を もっとよく聞いていれば、この先ショックを受ける事はなかったのにとか思っても後の祭なのですが、 ・奴がNo.2に甘んじていたのは実力がなかったからではない。 ・奴は○○(ここをちゃんと聞いておけよ、俺)を守る為にその座にいた。 ・つーことなので、相当の実力を持った男である。 ということらしいです。まあお約束だわな。きっとなんだかんだあった後にコイツが死ぬか仲間になるか とんずらこくかのどれかになるんだろ?この手の敵って大抵こっちは死なないわな。仮に死んだとしても、 忘れた頃に実は生きていたとかって登場するんだよ。あーミエミエだなぁ、畜生。 などと荒んだ考えを抱きながら画面を眺めます。大人って嫌だね。(お前だ) んで戦闘画面に突入します。ここからがツッコミの嵐です。 オープニングから5分も経っていないでしょう。第一の衝撃はロクに戦わないうちからやってきました。 そう、私が清楚なお姉ちゃんだと思っていたのは立派な男性だったのです。 おーのー。(/0`)゜。そら胸がないなとか思ったけどさ・・・ この話の展開になんだか嫌な予感がしてきます。(そらするわな普通は) ここで見るのを止めればよかったんですが、「こういうキャラは最近の少年漫画では基本だし」と 自分を無理矢理納得させてしまいました。嫌なものは嫌と言える勇気が私には足りないようです。 なんかぐだぐだ言い合いながら戦う二人。十兵衛の武器はなんだかさっぱり理解できませんが、 香月の武器はどっからどう見ても糸。それはもう立派な細い糸。この瞬間、以前見た一分間ばかりの シーンが脳裏によぎります。それは主人公の邪眼がその能力を発揮する瞬間・・・ (えーと、幽々白書ですか?) そうツッコミながらチャンネルを変えた記憶。 私は、あの時と似た思いを胸に抱いていました。 (こ、これはもしやチタンの糸?)いや、琴の糸らしいんですけどね・・・ (つーことは十兵衛のあの黒いのは針ですかぁぁぁぁぁ!?) あらゆるヒット作品のおいしいとこ総取りかよ。ケッ。 えーとどこまで話しましたっけ?なんか全然進まねぇ気がするなあ。 そうそう糸の話でしたっけね。まあこれは深読みとも言えなくもないので許します。ええ、許しますとも。 んで、この戦いの最中、不意に挿入される回想シーン。 流石に本能でチャンネルを変えました。 しかし、突き動かされるようにチャンネルを戻す俺。 「駄目だ・・・変えちゃ駄目だ、変えちゃ駄目だ、何かが起こる予感がする!」 勿論笑いの予感です。そしてこの後、期待を裏切らない崩壊が始まります。 こんな時ぐらい裏切って欲しいものですが、取り合えず回想シーンの内容から。ただし、私は耐え切れず 頻繁にチャンネルを変えていたので、所々本編とは合っていないかも知れません。 ・・・静視できるかこんなもん。 シーン1)石段を駆け上がる幼い十兵衛。 シーン2)幼い十兵衛、琴を弾く少女(香月)と出会う。 シーン3)少女が少年である事を知るが、綺麗ならどっちでもいいらしく(おーい)「君を守る」とか 力説しちゃう十兵衛。 シーン4)河原で語り合う二人。香月が指を切った瞬間のどう贔屓目に見たところで少女にしか 思えないリアクションにダメージ大。チャンネルを変えたが心の傷は癒えず、しばらく 中断。 シーン5)なんか知らんが香月の住む城が燃えていた。 手に手を取り合って逃げる二人。 ね?チャンネルも変えたくなるでしょ?わかるでしょ?このやりきれない気持ち。 せっかくだから、断片的な記憶を頼りにこの一連のシーンに突っ込ませて頂きますね。この馬鹿共め。 香月が言う「15歳までは振袖を着て〜」のくだり。何故15歳なのですか?7歳とか18歳とか20歳 の説得力のある年齢ではなく。その理由は今後語られるんですか?しかも琴を弾く時って言ってましたが 河原で語ってるときも逃げる時もあんた振袖着てんねん。どういう了見ですか。 「そのために僕は生まれてきたんだ」とか言っちゃう十兵衛。まあ色香に負けたんだろうが、今の 状況をどう説明するおつもりですか?随分安い忠誠心だと思ったのは私だけじゃないだろ。おいこら。 城を脱出する前の香月の婆さんは何故逃げなかったのですか?つーか他に男はいないの?この家。 この回想シーンの後、どういう理由があったのかはわかりませんが、香月が十兵衛を置いて<外>の 世界に出て行ったことも語られます。ようわからんが、十兵衛ついて行かないの?と思ったら負けです。 回想シーンの十兵衛の髪が茶色いのは何故だとか(今は黒)思っても負けです。 この先の大崩壊に備え、余計なことは考えるな。 つーか緊迫した戦闘シーンが、全然緊迫してるように見えなくなってきました。なんとか悲壮感を 漂わせようとしたんだけど、キャラ設定からして間違ってるのでどうにもならないっていうか、むしろ、 ここまでくると痴話喧嘩にしか見えないってもう止めます。次。 さて戦闘も佳境に突入。二人は次の一撃が最後の大技になる模様。香月は真正面からその攻撃を 受け止め・・・って、少しは手加減しようとか考えたりしないのかよ十兵衛。捨てられたのがそんなに 堪えたのか?恋の恨みはってだから止めろって言ってるだろ、この馬鹿。 次の瞬間、勝ち誇る十兵衛の体には無数の糸が絡み付いていました。うーん、予想通り。 とどめを刺さない香月に問い掛ける十兵衛。 「今でも君は・・・僕の親友だから」 それ絶対友情違う。 まあいいや。知らぬが仏って言葉もあるので見ないフリ。本気で言ってるなら君は相当幸せな人生を 送れると思うよ、香月くん。(はぁと)で、ちょっと私が目を離した隙に十兵衛は自爆してました。 どうやって背中にその物体を刺したのか見れなかったのが非常に残念です。 虫の息の十兵衛に駆け寄る香月。さあここで問題です。この時あなたならどうしますか? A.その体を抱えて泣く。 ・・・・・・・・・。 ・・・・・・。 すいません、ここは笑うところですか? つーか十兵衛はどうか知らんがお前にとっては大切な親友なんだろ香月。とっとと肩を貸すなり、君の 細腕じゃ無理っぽいが抱えあげるなりしてさっさとここから脱出したらどうなんだ。泣く暇があったら助ける 事を考えてくれ、頼むから。つーかそんな簡単にいいトシした男が泣くんじゃないっつーの。 んで、ぐだぐだ会話を交わした二人は無事に和解。身を寄せ合ってここから脱出するのでした。 もう勝手にして下さい。 その後、退屈だとかぬかす帽子をかぶった男が登場して終了。オープニングの時からどこかで見た 気がして心に引っ掛かっていたこの男。なんだろうと考えた末、ついに判明。 ああ、なんちゃらハンターの<D>さんですね! ・・・ふう。┐(´ー`)┌ パトラッシュ・・・ぼくもう疲れたよ・・・ どうです!このツッコミの嵐!もうこれはネタがふって |
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BACERS■ その2 |
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| さて、前回壊れまくっていた戯言の続きです。 前回の冒頭で登場したKと会うことが出来ました。彼女も私の後に本屋を辞めてしまったのですが、 今でも週間少年マンガ雑誌は全種購入しています。基本的にマンガ好きという私の周りでは稀有な 存在です。(私の周りは冬にスノボー、夏は海外旅行という一般ピーポーな友人しかいないので) と、いう事で前回の数々の疑問を彼女にぶつけてみることに。どうやら今では読んでるご様子。 その結果、更に恐ろしい真実にぶち当たることになろうとは、さしもの私も思わんかった。 つーかマジ責任者出て(略) えーと、私のあまりの壊れっぷりに同情したのか、彼女はこの先の二人の展開まで教えてくれました。 いやそれ自体がいらんことなんですが。まあともかく、先ずはこの間の素朴な疑問の答えから。 ・・・誰も期待してないのは分かる。分かっているがやらせてくれ。 俺の心の整理をつけるために。(泣) ・私がさっぱりわからんと言っていた十兵衛の武器。これは予想通り針でした。(泣) ・私を追いつめた例の回想シーンは原作にも登場するらしい。・・・確信犯だったのか。この馬(略) ・(香月の振袖姿について)残念ながら琴を弾く時という限定はなされてない模様。 ・十兵衛は無限城(当ってるかは不明)に姉がいるため香月について行けなかった。 あーそうかい。納得できるようで納得できない理由だな、畜生。 なんつーかもうお腹いっぱいデス。 さて前フリはここまでにして今日の本題。 ぶっちゃけこの二人少年誌における公認ゲイということでファイナルアンサー? (香月に男としての誇りが残っている事を信じて、ホモとは書かんでおいてやる。優しいね、俺) いや、真剣に。これ以上となく真剣に。 つーかもうカミングアウトして下さい。お願いします。その方がこちらも一気に楽になれます。こんな 煮ても焼いても食えないナマコのような扱いは、見ていて非常に苦誰か俺を助けてくれ。 特に目の見えなくなった十兵衛が香月を助けに行く辺りの話に到っては、聞いてるこっちが恥ずかしい つーか、はっはっは。渇いた笑いしか出てこねぇや、俺。心の傷が深いので損害賠償を請求します。 えと、確認しますがこれは少年マンガですよね? しかも割と真面目なお話ですよね。ギャグじゃない(まあ多少はギャグっぽい部分もあるようですが)。 仲間とは何か?友とは何か?それを語りかけるにしては、いささか設定が突飛過ぎるつーか、つまり 腐女子に媚びてるとしか思えんのだな、俺には。 あー大人ってやること汚いわ。 しかも今回私が一番驚いたのは、何の抵抗もなく友人Kがその事実を受け入れていることだったり しなかったりっておーまいがー。いや、彼女はそういうのに不快感と激しい抵抗を起こす人だったので、 少年マンガの力ってのは恐ろしいってゆーか。人はこうやって汚されていくのかと思ったり。 まあ妄想ロードを爆進しないだけマシなんですけどね。 しかし世の中ってのは不思議です。 彼女が力一杯拒否した為、ホモ&エロコミック担当にならざるを得なくなった私がこんな事でTKOされ、 それらに対し怒りにも近い感情をブチ撒けていた彼女が平然としている。この状況を見ていると、 自分は人として何か間違っているのかと思います。(笑) え?何?そんなことでめげるな? そら俺はホモコミック担当だったし、あれと比べちゃうと可愛気があるとか思ったりはしますが、 (大体世の中の何が一番不条理って、エロは18禁のくせにホモ&レディースコミックは何の規制も ないってかなり人をナメてるよな。そんな半端な規制は撤廃してすっきりしましょうや、皆さん) 少女マンガが夢も希望もなくなった今、せめて少年マンガくらいはその牙城を崩して欲しくないって 思ってしまう私はある意味ワンダラーですか?それともドリーマーですか? どっちにしてもすげぇ嫌な呼称なのはさておき。 まあそれだけぶっ壊れておきながら、余計に原作が読みたくなったのはここだけの秘密。 棘の道をわかっていながら突き進む俺は、いつか刺されるに違いないでしょう。でもねぇ・・・ いや、なんつーかね。こう、ね。俺の中のコア魂を揺さぶる何かがあるんですよ、コレ。 それが、「ほしをみるひと」なんかのクソゲーを求める気持ちと同一線上にあるっていうのは、 死んでも彼女には言えませんが。 |
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