伝説のボールを求めて

民間の浮きドック、「曙」にサラミス級宇宙艦がドッキングしたようすである。ドックの直径はサラミスとほぼ同じで200mを誇る。

前方には作業性と安全を確保するため展開可能な3重のリング、側面には8本の作業用大型アームを備える。通常2〜4本のアームで宇宙艦を固縛し、残りの腕にはさらにアタッチメントを装備して作業を行う。

有名なドック艦、ラビアンローズに引っかけて「ラビアンボール」と呼ばれたり、8本の腕から「オクトパス」「スパイダー」などの異名を持つ。実際には昇る太陽に見立てた「曙」が正解である。もちろん民間企業の所有物のため、一切の武装は持たない。

1年戦争末期、連邦軍はソロモン、ア・バオア・クー、ジオン本国との戦闘を予期し、民間企業より「曙」を徴用して改装を行った要塞戦闘艦である(艦といっても機動性は皆無である)。

16の武装デッキに各、マゼラン級主砲×1、サラミス級主砲×1、サラミス級ミサイルランチャー×1を装備する。作業用の大型アームはすべて取り外され、うち7本には超大型ミサイル各8機を搭載。残りの1機のあとには超大口径多弾頭弾を発射する無反動砲を取り付けてある。

前面の半球部には特殊コンクリートが充填され、連邦マークの部分では最大30mの厚さに達し、荷電ビーム・実体弾ともほとんど無敵と言って良い。急遽改装されたため、側面の塗装が残されたままなのが興味深い。なお、本艦が実戦に参加したかどうかは軍機のため不明である。

休戦後、超大型のマニピュレータを追加装備し、名実ともに「超弩級ボール」となった「改2型」。巨大なクローを生かし、破壊されたコロニーなどの処置に活躍した。

武装がそのままなのは、不規則な運動をする巨大なスペースデブリの排除など、意外に役に立ったためである。暗礁宙域において、一度ジオンの残存部隊のムサイ級と遭遇したケースがあったが、1斉射で撃沈した記録が残っている。

1年半後、すべての武装は取り外され、もとの作業用アームを復元しドック艦として下げ渡されたが、大型のクローはそのままであったという。

上記の、いわゆる「超弩級ボール」は存在が確認されているが、この画像の機種は詳細が定かではない。

形状こそ「RB−79」ボールに酷似しているが、「曙改」同様全高は200mを越える。この、通常のボールの10数倍もあるボールがいつ開発され、またどのように運用されたのかは定かではない。唯一これを記録したホワイトベースも、ア・バオア・クーで大破した際に本映像以外の記録を失ってしまっている。

右手に立つRX−78と比べても、その大きさが実感できるであろう。なお、見ての通り表面は朽ち果てており、この直後崩壊してしまったとの噂もある。

超弩級ボール:12時間(プロトタイプ・その他
伝説のボール:4時間

[PR]スピリチュアルで赤い糸占い:初回鑑定無料!明るい未来を占いましょう