★問題だと思うこと
●最初の1Vの不具合の時、「すぐに交換になった」と書きましたが、考えてみれば、それも別にキヤノンがすぐに対応してくれたわけではなくて、販売店の売り場責任者の方の即断即決に助けられたわけです。それに引きかえ、より責任のあるはずのメーカー側の対応がこのありさまとは、どういうことでしょう。これでは安心して「キヤノン」ブランドの製品を買うことなど出来ません。
●今回の一連の問題の発端となったのは、「部品不良」によると思われるシャッターバウンドと、それを隠していたキヤノンの姿勢であります。
「川崎のサービス」というのは、同社のCS(コンスーマプロダクトサポート部)のことだったようですが、そこの人はこうした「部品不良」があったことを知っていたのに、故障などがあった時に、まずユーザーの窓口となる肝心のサービスセンターが「全く知らなかった」というようなことが、常識的に考えてあり得るのでしょうか?キヤノンという会社は、それほど風通しの悪い会社なのでしょうか?
私に電話をしてきたW氏は、私が「CPSにも、キヤノン内部にも知り合いがいて、信頼できる情報を聞いた上で話をしている」と言った為に、渋々事実を認めたのではないでしょうか?逆に、窓口の対応は、会社から「こういう問い合わせがあっても否定するように」とでも言われていた為のものだったのではないかとさえ思えるのです。
また、最初に電話をしてきたW氏が既に、「確かにそういうトラブルがあった」と言ってしまっているのに、その後を引き継いだ上司と思われるM氏は、「それが原因かどうかは分からない」と、また前言を翻すような発言をしたのです。これも不自然でしょう。どうして同じ会社の中で、ユーザーに対する説明が二転三転するのでしょうか?何か言ってしまってから、「あ、あれでは後で逃げが打てない」とでも思うと、平気で言い直してしまうのでしょうか?W氏は、M氏に「余計なこと言うな!」とでも怒られたのでしょうか?いずれにせよ、ユーザー側から見れば、無責任としか言いようがありません。
一体、この会社の体制はどうなっているのでしょうか?これでは、ユーザーは一体自分の所有物に本当のところ何が起こっているのか、全くわからないということになってしまいます。
●今回、私は情報を得てから検証し、窓口に出向いたので、「有償修理だ」と言われても拒否することが出来ました。しかし、知らないで「シャッターがおかしい」とだけ思って窓口に行ってしまった人はどうしたのでしょう?窓口であれほど、事実について知らぬ存ぜぬを押し通したということは恐らく、知らない人は有償修理であきらめさせられてしまったのではないでしょうか?
これらは大げさに言えば、詐欺行為にも相当するのではないでしょうか?(私については「未遂」ですが)
●川崎のW氏が電話をしてきた時に、「返品は勘弁してくれ」という言葉とともにした発言の中で、もう1つ気になったのが、「お持ちの他のレンズなども無料でメンテナンスさせていただきます。今後何かあった時にもいろいろ融通させていただきます。こういうお話をいただいたお客さんだということは、当然社内に記録が残りますから、今後も何かあった時にも言っていただければ…」という言葉です。
好意に解釈すれば、「迷惑をおかけしたので、今後とも優待させていただきます」とも取れますが、うがった見方をすれば、「うるさい客だということを、通常の修理記録とは別に個人情報ファイルに残す」という風にも取れます。大変に失礼な話ではないでしょうか?
●もし、今回M氏の言うように、3台目の1Vが異常がなかったとしましょう(あったのですけど)。そうすると、キヤノンのサービス窓口では、きちんとユーザーの不具合に付いての説明を聞かずに、適当な説明をして、「とりあえず預かる」という処理をしていることになります。
しかし、異常がないのに2週間も預かりになってしまうということは、場合によっては、一般ユーザーにとってもえらい事になります。例えば、「旅行に行くから」と、その予定にあわせて1、2週間前にカメラを買ったところが、何となく不調な気がして、サービスセンターに持ち込んだとします。そうしたが最後、本当は使い方が良く分かっていなかっただけだったとしても、そのことを説明してくれるのではなく、2週間預かられてしまうわけです。せっかく買ったカメラを旅行に持って行けなかったばかりか、帰ってきたら「おかしくありませんでした」と言われたら、普通のユーザーは気分を害してしまうのではないでしょうか?
●これだけ不愉快な思いをさせたユーザーに対して、その上、商品を返送するにあたって、細心の注意をはらわないというのはどういうことでしょう。全く神経を疑います。普通にビジネスの常識、良識のある人間なら、より以上の不快感をユーザーに与えないように注意するのが当然だと思います。そういう当たり前の気が使われていなかったことで、私の怒りは心頭に達したのです。
●今回の事以外にも、これまでに数回、EOS用のレンズに気になるところがあり、サービスセンターに持ち込んだ事があります。レンズ内部のホコリ、キズ、ズームリングやピントリングのトルクなどについてです(しかも全て新品購入の正規品Lレンズ)。
ほとんどその度に、サービスの窓口で言われたのが、「少々のことなら、放っておいた方がいい。メンテナンスと言っても、1度分解してしまうと出荷時の状態と同じには戻らない」ということでした。ユーザーにしてみれば、商品を買ったら目立つキズやホコリが、しかも自分の手の届くはずもないレンズ内部にあったりしたら気分はよくありません。しかし、それを保証期間中にサービスセンターに持ち込むと「いじらない方が」と返されるのです。
それにもかかわらず、今回のように、明らかに初期不良と分かっていても、保証期間内にユーザーが気が付かなかったものは「振り逃げ」とばかりに有料修理だと言うのはどういうことでしょう?
しかも、この話をM氏にすると、「それはおかしいですね。お預かりしたものをできる限り元通りの状態にしてお返しするのが当たり前ですから」と、至極まともなコメントが返ってきましたが、事実、窓口ではそう言ってしまっているのですから仕方がありません。私以外の方でも、「そう言われた」という人は少なからずいるようです。ここでも、窓口とその他の部署での話の食い違いが出てしまっています。こういうことがまた、不信感をつのらせるのです。
●また、1度レンズを買ったら、前玉の裏側に微細ながらキズが付いていたことがありました(これも新品Lレンズ)。大きさ自体は小さいのですが、レンズ面に対して垂直に入っているらしく(つまり「キズ」というより「ヒビ」?)、真っ直ぐに見ると細い線ですが、角度を変えてみると幅が変化し、キラリと光ります。
購入直後だったため、サービスに持ち込んで、「これはおかしくないのか?」と尋ねたところ、「撮影に影響ありますか?」と逆に聞き返されました。「買ったばかりなのだからまだ分からない。逆に、『おかしいんじゃないか?』と聞いているのですが?」と言うと、「検品を通っているんだから大丈夫。これは基準内だということだ」と言われました(!)。その検品で見落とされているのではないか、ということを心配しているのに、このありさまです。
そして今回、その検品を通っているはずの1Vで、立て続けにこんな目に遭っているのです。
●検品という点では、もう1つ引っかかった事が、M氏の発言の中にありました。2台目が結局交換ということになった時、「私の方に代品が届いたら、機械テストをしてからお渡ししようと思いますので」と言うのです。
私「え!?代品て、新品と交換と言うことですよね?」、M氏「そうです」、私「ならば、工場から出る段階で、機械テストはしているんじゃないんですか?」、M氏「まあそうなんですけれども、万が一ということもありますので、シャッターについてだけは私の方でもう1度確認をしてからお渡ししようと思います」、私「・・・」。
全く理解に苦しむとまでは言わないものの、出荷直後のものについて、再点検をしないと不安が残るという話をされた方は、また不安になりました。で、結果、「不安的中」というわけです。
●「全ての製品の全ての機能について、出荷前に検品するのは難しい」と言う人もいるかも知れません。しかし、それならば全ての不具合に対して、一律に1年間の保証というやり方も改めるべきでしょう。何故なら、メーカーが、検証する為の機械があってさえ検品しきれないと言うのなら、いくら自分の1台〜数台とはいえ、ユーザーが購入後に全ての機能を検証することなど不可能だからです。1Vのような高機能・多機能モデルともなれば、カメラ単体での機能だけでなく、オプションが必要な機能も多々あります。全てのオプションまで1度に揃える人は、プロでも少ないでしょう。
買ってすぐには使わなかったが、しばらくしてある機能を使おうと思ったら、それまで気がつかなかった部品の不良で使えず、修理を頼んだら、原因は明らかに「製造上の不備」であるにもかかわらず、「買ってしばらく経っているので有料だ」と言われたのではたまりません。
●冒頭にも書いた通り、このサイトを公開する前に、このページの原稿(というほどのものではないですが、少なくとも経緯と2台目、更には「資料を返してしまったから」と説明のなかった3台目の症状はわかるはず)を、キヤノン関係者(責任ある立場の方)も目にしているはずなわけですが、結局、何の追加説明も何もなかった事が、いよいよ私の怒りを爆発させ、こういう状況に至らせたのです。
もし、あくまで「おかしくない」と言うのなら、「返してしまったから分からない」と言い訳した資料をまとめ直したものをわざわざ送ってもらったわけですから、少なくとも「ご説明が送れて申し訳ございません。ご指摘いただいた症状は…」と、向こうから進んで説明をしてくるのが「スジ」ではないでしょうか?(というか、正直、この話をHTMLにした時にはこの話を広めることが目的ではなく、そこまで言われれば、もう少し真剣に説明しよう、あるいは今後の製品のために原因を究明しようという姿勢を示すかと期待したのですが…。もっともいくら分かりやすいはずの資料を作ってあげても、元々の資料を手渡した時でさえ、口頭での説明を不要としたくらいですから分かりませんが…)
説明のできないことには触れず、果たすべき説明責任さえ全うしようとしなかったために、こういうページが公開されることになったわけです。
そして、未だに「資料とデータを返してしまったから分からない」と言われた部分については、今もって全く説明のないまま放置されているのです。もし、「基準内だ」とあくまで言い張るなら、そして本当にそうなら、「お話のケースはこれこれの理由で…」と、あくまできちんと、キヤノンの方から説明してくるべきではないでしょうか?そういう責任ある対応が全くないのです。
●何しろ、(2002年10月以来)もう2ヶ月以上も使用不能状態に陥っているわけですから、金銭的な実害も取り返しのつかないところへと行きつつあるわけです。「仕事で使用する」という話は、最初からしているわけですから、このような不当な対応の引き伸ばしは業務妨害でもあります。この点については、然るべき対処を検討中です。
●もしもですが、このまま彼らが謝罪も説明もしないまま、今このページのスペースを提供してくださっているTripodに圧力をかけて、一方的にページの削除を求めるようなことがあれば、いよいよ呆れてしまいますね。
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