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WHAT'S V-MAX

V−MAXとは何ぞや!!

((( ̄□ ̄メ)))


《YAMAHA V−MAX1200》

 ヤマハ発動機が《最強・最速のアメリカン》を目指して開発し、1985年に海外向けに発売開始したビッグバイクです。

一般的には『アメリカンバイク』にカテゴライズされているようですが、『ストリート・ドラッガー』というジャンルがあれば正にそれに当て嵌まるのではないでしょうか。

 ボディーの大半を占める巨大な1198cc水冷DOHCV4エンジンは最大145馬力の怒涛のパワーを叩き出し、そのパワーを見事にビジュアル化した独特のフォルムは発売後20年近く経過した今なお色褪せる事を知りません。

 巨大なエアインテークから吸気された外気がキャブレータに流れ込み、混合気となって巨大なエンジンに飲み込まれ、そこでパワーへと転換されたのち、エキゾーストから排出される・・・。ヤマハの開発コンセプトである《パワーの表現》がそのデザインの中に完璧なまでに体現されております。

 私見ではありますが、V−MAXのフォルムは’85年の発売当時をもって、既に完成してしまっているのではないか――。そう確信してしまう程、完璧に練り上げられていると思います。(近々、ヤマハからV−MAX2000が発表されるというウワサがありますが、このフォルムは崩してもらいたくないな〜・・・)

 加えて、そのトルクフル&パワフルなエンジン特性、そして暴力的なまでの加速感がライダーの感性をエキサイティングに刺激する反面、街乗りやワインディングもこなせる器用さも持ち合わせており、そのポテンシャルの高さを感じさせます。

 何よりも、18年前の発売当初より、外観・スペック共に大幅な変更を加えられる事なく、数回のマイナーチェンジのみで現今に至り、今においても多くのファンの支持を受け、且つ市場において一定のシェアを獲得し続けている事実こそが、この異色のバイクの《魅力》と《完成度の高さ》を如実に証明していると言えるでしょう。

            

 ライディングポジションについては、ステップがシート最前部のちょうど真下辺りに位置しており(乗り手がシートに跨って自然に足を出したところにステップがある感じ)、車体の操安性を最大限に維持しつつも非常にラクな体勢でのライディングを可能としており、ロングツーリングでも疲れにくいです。

ただ、慣れるまでは足付きの際、ステップに脛を『カ〜ン!』と打ち付けて悶絶させられる事も多いです。

Σ( ̄◇ ̄;) < ・・・・・・!!

 旋回時に車体を深く倒しこむと、容易にステップやサイドスタンドを削ってしまう(!)ので注意が必要です。ワインディングロードの走行時においては、カーブの手前でしっかりブレーキングしつつ、そのトルクを生かした『立ち上がり重視』のライディングに徹した方が良いかと思われます。

 取り回しは、車体の乾燥重量が260KG(当然、それにエンジンオイルや燃料の重みが加われば・・・)もあり、且つ後輪のシャフトドライブ機構による抵抗も加わりますので、かなり重く感じます。(取り回しに慣れるまでは、立ちゴケに注意が必要です)

 フューエルタンクの容量は15L(予備タンク3L)と比較的少なく、加えて高燃費(リッター11〜12L位、ブースト作動時は7〜8L位)なので、旅先ではガス欠に陥らないよう気を付けなければなりません。

 タンクはシート下部に設置され、リアサスペンションの付根辺りにあるレバーを左右同時に引くと『ガパン!』とシート後部が前方にスライドし、給油口が現れます。ガススタンドの店員さんをビックリさせる為のギミック・・・ではないのですが、何故か皆さんいちいち驚きます・・・。

 使い勝手はともかく、こういった楽しいギミックが満載なんですね。このバイクは・・・。

(⌒-⌒;)

 車体フレームは若干(?)剛性に欠けているようで、急加速時・高速走行時にフレームがたわむような感覚があります。コレが気になる人はサブフレームやステアリングダンパー等で補強するとカナリ改善されますよ!

 そして皆さんご周知であろう《V−ブースト・システム》!!

 エンジンの回転が6000を越えると、キャブレータ内部ののバタフライバルブを開放し始め、2つのキャブを自動連結。8000回転超で全開となります。結果、シリンダー1つに対し2つのキャブから混合気を送り込む形となり、車体を歪ませんばかりの大加速を生じさしめるV−MAXの象徴とも言えるシステムですね。(これがあるからV−MAXは楽しいし、怖いんです)

            

 近年、技術的躍進の凄まじいスーパースポーツモデルのスペックは、総合的な性能において基本設計の古いV−MAXをことごとく凌駕しています。しかし、V−MAXの真の魅力はマシンスペック云々とは別の方向性にあるようです。それは、乗り手にとって“バイク体感する面白み”がある、という一点に尽きます!!

 暴れ馬を手懐け、乗りこなす楽しみとも言いましょうか・・・。(ちょっと違うかな・・・?)

 最大ポテンシャルを存分に引き出して乗る事の難しさは、まるで『乗りこなせるものなら見せてみろ』とバイクに挑発させられているような・・・。

 そんな乗り手に従順でないMAXが、次第に単なる《無機質な乗り物》ではなく、自分と対等のパートナーのように錯覚させられるのは果たして自分だけでしょうか・・・。(「そうだね」とか言わないでネ)

 誰が乗ってもアクセルを捻れば早く走れる、ワインディング走行もラクに車体を倒し込めスイスイこなせる、そんな現行スポーツモデルを尻目に孤高の道をひた走るV−MAX1200――。

 決して誰にでも扱いやすいバイクだとは思いませんが、『かつての自分が持っていたバイクに対する憧憬』のようなものを思い出させてくれるバイクである・・・・事は間違いありませんですね。ハイ。

\(⌒□⌒)/ <マックスイイヨー!!